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今週の見どころ(12/13~12/15)

2025年12月11日(木)

 12月1日付で免許を取得した新人騎手3名が、揃って6日にデビュー。阿部優哉騎手(坂本東一厩舎)が勝利一番乗りを果たしました。ほかの2名も初騎乗のレースで、吉田理人騎手(久田守厩舎)2着、臼杵龍美騎手(金田勇厩舎)3着と初勝利まで一歩に迫っています。
 15日(月)のメインに組まれている師走特別(オープン)には、メムロボブサップが出走予定。人気が予想されますが、勝って正月の帯広記念に弾みをつけたいところでしょう。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…1109万6,610円
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【第18回開催4日目】
 12月13日(土)のメイン第11レースには、冬月特別(B1級-1組・19:25発走予定)が行われます。

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 前開催の1組・摩周湖特別から勝ち馬を含む7頭が出走しています。
 注目は1着◎コウシュハハリアー。B2級、B1級、B1級と1組の特別戦3連勝をやってのけました。摩周湖特別は障害7番手から、はかったような差し切り。ゴール寸前まで先頭だったリュウセイウンカイが不在なら連勝を伸ばせそうです。
 ○ネオキングダムは、単勝最低人気で3着に粘り込み。重賞・ポプラ賞2着やA1級で上位争いしていた、かつての輝きを取り戻せるかどうか。今回は新人・阿部優哉騎手へ乗替わりとなります。
 ▲アサゾラは、2開催前の三国山特別がコウシュハハリアーの2着。前走の平場戦5着から巻き返しが見込めます。
 3歳馬△ラポピージュニアは、摩周湖特別では3番人気で6着。いつもの切れ味を生かすスタイルで終いが甘くなりましたが、2度目の同条件で前進が見込めます。

【第18回開催5日目】
 12月14日(日)のメイン第11レースには、シリウス特別(A2級・19:25発走予定)が行われます。

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 前開催の北見富士特別はA1級混合でしたが、格上はミチシオ(8着)1頭のみで相手関係は大きく変わりません。
 ◎ヤマトタイコーは、A2級相当の特別戦で続けて2着と安定感上位。北見富士特別では、粘るジャパントップをとらえられずも1秒0差まで迫りました。渡来心路騎手と手が合うようで今度こそ勝利をつかむか。
 ○アオノソルテは、A2昇級後勝ち星がありませんが、勝ち馬とは最大9秒3差で大崩れがありません。北見富士特別は障害に手間取ったぶん不発でしたが、ここも上位争い候補です。
 ▲リュウセイウンカイは、B1昇級後の特別戦を1、2、3、2着でまとめ今回がA2昇級初戦。ヒーターが入ってからの近2走でも安定しており、いきなり通用しても。
 △キタノミネは、なかなか自分のかたちに持ち込めませんでしたが、北見富士特別は逃げて4着。現在の馬場が合うようなら軽視できません。

【第18回開催6日目】
 12月15日(月)のメイン第11レースには、師走特別(オープン・19:30発走予定)が行われます。

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 ◎メムロボブサップは、今季2戦2勝。言わずもがな、ここでは実績断然の存在です。主戦の阿部武臣騎手が前の週から復帰していますが、今回は息子である優哉騎手が初騎乗。それでも人気に推されそうです。
 ○ツガルノヒロイモノは、4、5歳シーズンにもオープン-1組特別戦を勝っている実力馬ですが、6歳シーズンの今季は前走のドリームエイジカップで古馬重賞で初の馬券絡みとさらに力をつけています。メムロボブサップとは今季初対戦でどこまでやれるか楽しみです。
 ▲オーシャンウイナーは、ドリームエイジカップが4着。メンバー最先着の3着ツガルノヒロイモノと一緒に末脚を伸ばしており、3秒9というタイム差以上の接戦でした。上位2頭以外との比較では優位感があります。
 △クリスタルコルドは、前開催のA1級-1組混合・知床賞が、6月の旭川記念以来となる勝利でした。これで勢いに乗るか注目。

今週の見どころ(12/6~12/8)

2025年12月 4日(木)

 8日(月)のメインには、4歳以上馬齢選抜による牝馬準重賞・レディースカップが行われます。サクラヒメは4歳での初挑戦から3連覇中。前回までは渡来心路騎手の手綱でしたが、今季から今井千尋騎手に乗替わり。今井騎手にとって初の特別戦制覇はこの馬で成し遂げおり、初の準重賞勝ちにも期待がかかるところです。
 12月1日付で騎手免許を取得した阿部優哉騎手(坂本東一厩舎)、臼杵龍美騎手(金田勇厩舎)、吉田理人騎手(久田守厩舎)が今週からデビュー。通算50勝未満の男性騎手には普通競走で10キロ減の特典があり、思い切った騎乗に期待したいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…234万0,030円
5重勝単勝式…なし

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【第18回開催1日目】
 12月6日(土)のメイン第11レースには、射手座特別(B2級-1級・19:25発走予定)が行われます。

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 2開催前(11月8日)の暑寒別岳特別以来となるB2級(1組)の特別戦です。注目は同4着から前走1組の平場戦5着◎ヤマノキングです。5、3走前には格上B1級相手に3着と特別戦が合うタイプ。暑寒別岳特別の勝ち馬が不在なら上位が狙えます。
 ○マルホントーマスは、暑寒別岳特別の2着馬で、特別戦で続けてヤマノキングに先着しています。1開催空きましたが、出走してきたのなら勝ち負けです。
 ▲ココロノニダイメは、暑寒別岳特別の5着馬。前走は8着でしたが、3歳馬は年内いっぱい古馬相手の特別戦では20キロ減になります。反撃があっても。
 △クロコトブキは、走路にヒーティングが入ってから、B3、B2級と1組の平場戦を連勝中。特別戦は未知数ですが、冬馬場への適性は高そうです。

【第18回開催2日目】
 12月7日(日)のメイン第11レースには、ターコイズ特別(A1級-1組・19:30発走予定)が行われます。

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 前走がオープン混合の知床賞だった3頭に、重賞から参戦の3、4歳馬、A1級-2組・トドワラ特別からの2頭など比較が難しいメンバーです。
 ◎ローランドは、A1級-1組の特別戦2、1着から、相手強化の知床賞でも3着と地力強化をうかがわせます。近3走で3、4歳馬と昇級初戦馬以外にはすべて先着しており勝機が十分。
 相手は4歳馬○ホクセイハリアー。B1級の特別2戦、重賞・銀河賞と3連勝。前走の世代選抜重賞・ドリームエイジカップはさすがに相手が強く8着でした。銀河賞を勝ったことでA1まで飛び級しましたが通用する可能性にかけたいです。
 ▲アアモンドキーマンは、2開催前のA1級-1組・ティワイネット杯でローランドの3着ならここも上位争いできそう。同6着だった△ジェイライフが押さえ。
 取捨に迷うのは3歳馬。ただ、ばんえい菊花賞1着ラポピージュニアが前週のB1級-1組特別戦で善戦までだったことから、2着スーパーシン、3着スターイチバンともここでは厳しそうです。

【第18回開催3日目】
 12月8日(月)のメイン第11レースには、レディースカップ(4歳以上牝馬選抜・19:30発走予定)が行われます。

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 重量差がつきやすい重量区分の別定戦ですが、賞金ハンデがつかないことから、格上位馬に有利。
 ◎サクラヒメは、昨季古馬牝馬の主要タイトル(カーネーションカップ、レディースカップ、ヒロインズカップ)を同一シーズンで全制覇する快挙を成し遂げました。前走の世代選抜重賞・ドリームエイジカップは結果、ゴール前で転倒し競走中止でしたが、キングフェスタと死闘を繰り広げており牝馬同士なら実力は一枚も二枚も上。当レース4連覇に期待できます。
 4歳馬○カフカは、今春のカーネーションカップでサクラヒメを破る金星を挙げています。当時B2級でハンデ差は40キロありましたが、その後さらに重賞を2勝し今回からオープンへ昇級。サクラヒメとハンデ差が10キロに縮まって、カーネーションカップ以来となる注目の対戦です。
 ▲シンエイアロイは、カーネーションカップでは4着でしたが、昨年の当レース2着があり、重量が増える舞台では侮れません。
 △ダイヤカツヒメは、23年の当レース3着から、ヒロインズカップを制している実力馬。本格化したサクラヒメと同重量は厳しいですが、食い下がるシーンがあっても。

ばんえいオークス 予想結果

2025年12月 1日(月)

今週は2名が的中も……

今年度の予想対決第16Rはばんえいオークス。障害を先頭で越えた1番人気ホクセイヒラリが、差なく2番手で越えた2番人気パワフルクィーンとの一騎打ちをゴール前で引き離して勝利。3着に4番人気プロサングエが入りました。予想対決は斎藤さんと矢野さんが的中するも、堅い決着でともにマイナス収支となりました。

斎藤:3連単100円的中! 収支-270円
矢野:ワイド600円ダブル的中! 収支-2,640円

【集計】投資額 6,000円×16R=96,000円

 荘司  -11,350円
 目黒  -20,650円
 赤見  -21,930円
 矢野  -24,760円
 斎藤  -37,140円
 須田  -53,190円
---------------------------------------
 紅組  -53,930円
 白組  -115,090円

11/30ばんえいオークス回顧

3歳女王はホクセイヒラリ

 11月30日(日)にばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、ホクセイヒラリが1番人気に応える逃げ切りで3歳女王に輝きました。

 1.キョウエイカスミ(670) 34.1
 2.ジェイオージョ(670) 13.5
 3.ウンカイマジック(670) 7.5
 4.クリスタルスペリオ(670) 20.5
 5.パワフルクィーン(670) 3.6
 6.ホクショウサクラ(670) 41.4
 7.ホクセイヒラリ(670) 3.2
 8.トマランサーヨウコ(670) 50.5
 9.プロサングエ(670) 7.1
 10.サッコ(670) 5.0

 B4とC1クラスのフルゲート10頭が揃った今年のばんえいオークス。2歳シーズンの重賞・黒ユリ賞を制し、前走ばんえい菊花賞で670キロを経験しているホクセイヒラリが単勝3.2倍で1番人気に支持されました。調教師試験に合格し最後の重賞騎乗となる藤本匠騎手のパワフルクィーンが3.6倍、2歳シーズンに牝馬特別・福寿草特別の勝利があるサッコが5.0倍、7戦連続3着以内と安定感を見せるプロサングエが7.1倍、黒ユリ賞2着馬ウンカイマジックが7.5倍と続きました。

 第1障害はキョウエイカスミ、ジェイオージョ、パワフルクィーン、ホクショウサクラ、プロサングエが並んで先頭で下りますが、他の各馬もスムーズに差なく越えて行きます。各馬息を入れつつ歩を進め、中間点を過ぎた辺りではホクセイヒラリ、サッコも先行集団に追い付きます。僅かに抜け出したホクセイヒラリとプロサングエが前半60秒で第2障害に到達。差なくパワフルクィーンも続きました。
 第2障害下でひと息入れたパワフルクィーン、ホクセイヒラリ、プロサングエがほぼ同時に仕掛けると、3頭ともにすんなりクリア。少し離れてジェイオージョ、さらに遅れてクリスタルスペリオと続きますが、先に下りた3頭が後続を引き離しにかかります。残り30メートルでプロサングエの脚が止まると、ホクセイヒカリ、パワフルクィーンの一騎打ちに。2頭の追い比べは、残り20メートルからじわじわ引き離したホクセイヒラリが先頭でゴール。パワフルクィーンは必死に食い下がるも2着。立て直したプロサングエが3着となりました。

 今季ここまで1勝と自己条件ではやや苦戦していたホクセイヒラリですが、2月の黒ユリ賞以来の重賞2勝目で見事に世代女王の座を守りました。3歳牝馬ながらすでに1100キロを超える大きな馬体で、今後のさらなる成長が注目されます。

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鈴木恵介騎手
本当にほっとしています。前回のレースで障害を失敗していたのでそこを修正することと、水分が上がっているので流れが速くなるのか、遅くなるのかを考えていました。馬体重があり大きい馬なので重量は心配していませんでした。もともとハナの遅い馬で、マイペースな馬なので道中は少し押し気味にレースを運びました。障害はひと腰で上がると思っていましたが、きれいに上がってくれました。ホクセイヒラリはマイペースな馬で、まわりの馬が詰まって苦しくなる感じのレースでした。この馬の良いところは障害力だと思います。これからもホクセイヒラリとばんえい十勝の応援をお願いします。

11/30ばんえいオークス予想 荘司典子

2025年11月28日(金)

牝馬重賞なら黒ユリ賞馬ホクセイヒラリに期待

 いまだ混線模様の3歳牝馬。抜けた存在不在ではあるけれど、重賞の舞台では、ここまでの実績重視で狙ってみることにします。

 黒ユリ賞を勝ったホクセイヒラリ。前走のばんえい菊花賞は牡馬相手、唯一の牝馬での挑戦で結果を出せませんでしたが、ひと開催休んで疲れを取り、ここ目標に態勢を整えてきているとみての本命。本来は障害力がある馬なので、巻き返しに期待します。

 相手筆頭は着実に力を付けているパワフルクィーン。最後の重賞騎乗となる藤本匠騎手の手腕も、目に焼き付けたいと思います。

 混線ゆえに手を広げればきりがないので、馬券的には絞って勝負。上記2頭を軸にして3連複でウンカイマジック、ジェイオージョ、サッコを相手に3点で。

◎7 ホクセイヒラリ
○5 パワフルクィーン
▲3 ウンカイマジック
△2 ジェイオージョ
△10 サッコ

3連複
5,7-2,3,10 各2000円 計6000円

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