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今週の見どころ(2/3~2/5)

2024年2月 1日(木)

 2月4日(日)のメインには、3歳牡馬による重賞・翔雲賞が組まれています。三冠の第2弾・ヤングチャンピオンシップは賞金順ではなく、予選の産地別特別戦で2着以内に入らないと出走できないため、必ずしも当時の力関係を反映した結果とはなりません。今季は、三冠の第1弾・ナナカマド賞を1番人気で制したホクセイポルシェが予選の十勝産駒特別で3着に敗退。ナナカマド賞6着だったライジンサンがヤングチャンピオンシップで直線突き抜けて快勝しています。ここは非三冠重賞ですが、チャンピオン決定戦の三冠目・イレネー記念へ向け、改めて勢力図を確認したいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…9万5,340円
5重勝単勝式…なし

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【第22回開催4日目】
 2月3日(土)のメイン第11レースには、六花特別(オープン-2組混合・18:35発走予定)が行われます。

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 オープン馬7頭の前走は、帯広記念9着コマサンブラックを除く6頭が平場のオープン-3組、A1級の3頭は前走が1組の山羊座特別でした。
 ◎コマサンブラックは実力断然。負担重量900キロの前走はスムーズさを欠いたものの、3走前の師走特別(オープン-2組)で今回のオープン馬をすべてしりぞけて勝利しています。今開催から基礎重量が10キロ増えるのは障害巧者のこの馬にとって有利で、自己条件3連勝が期待できます。
 ○ヤマトタイコーは、師走特別ではコマサンブラックとの差を徐々に縮めて5着。こちらが5キロ重かったことを考えれば悪くない内容でした。格下相手のここは有力馬の1頭です。
 ▲ブラックサファイアは、師走特別2着。前走のオープン-3組では障害で苦戦しているようにアテにならない面はありますが、ハマると一発逆転があります。
 A1級では△オールラウンダーが筆頭格。昨秋には同条件で逃げてヤマトタイコーの3着があります。今回のオープン馬には逃げにこだわるタイプがおらず、見せ場は作れそうです。

【第22回開催5日目】
 2月4日(日)のメイン第11レースには、重賞・第4回翔雲賞(3歳牡馬・18:30発走予定)が行われます。

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 収得賞金220万円につき賞金別定10キロ増となり、ヤングチャンピオンシップ1着ライジンサンのみ他馬より10キロ重い20キロを課され660キロでの出走となります。
 注目はその◎ライジンサン。釧路産駒特別、2歳A級-1組、ヤングチャンピオンシップと3連勝中。好位から中位で障害を降りると末脚をしっかり使っており、展開に左右されにくいタイプのように見えます。ライバルのホクセイポルシェが出走取消明けで順調さを欠いており、トップハンデでも好勝負が期待できます。
 ○ウルトラコタロウは、十勝産駒特別1着、ヤングチャンピオンシップ3着とエリート街道を進んでいます。逃げたときに好成績を残しており、ここも気分良く運べるかどうか。
 ▲ホクセイポルシェは、牡馬オープンの青雲賞、ナナカマド賞と勝利した実力馬。十勝産駒特別3着はトップハンデが影響した感があり、あとは状態次第でしょう。
 △ミチシオは、青雲賞2着、北見産駒特別1着と活躍。精彩を欠いた時期もありましたが、目下2連勝と復活しています。

【第22回開催6日目】
 2月5日(月)のメイン第11レースには、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:20発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープンからA2級までの10頭立て。1クラス下がるごとに10キロ減ですが、オープン馬は今季の収得賞金220万円につき10キロ増となります。
 ◎ヘッチャラは、4歳シーズンの三冠では2、3、3着とすべて馬券絡み。三冠目の天馬賞は定量760キロでも逃げて、早めにツガルノヒロイモノ、キングフェスタに交わされたものの、4着ヤマカツエース以下を寄せつけませんでした。1着キングフェスタは当時から30キロ増の790キロ、2着ツガルノヒロイモノも780キロなのに対し、この馬は据え置き760キロと有利。同世代限定のオープン初勝利が期待できます。
 天馬賞4、5着馬も据え置き760キロ。6着は牝馬で、7着だった○ホクセイウンカイを相手に取ります。天馬賞は厳しい条件とあってか、一、二冠目(ともに4着)よりためて運ぶと障害最後の仕掛けからひと腰でまとめ、4着とは5秒2差でした。格下A1級で賞金ハンデがなく、当時より20キロ軽い740キロ。1~3着馬と20~50キロ差つけば狙って面白そうです。
 天馬賞4着▲ヤマカツエースは、柏林賞3着、銀河賞2着があり、別定重量戦なら反撃が期待できます。
 △キングフェスタ△ツガルノヒロイモノは、ハンデ差の克服がカギでしょう。

1/28ヒロインズカップ回顧

2024年1月29日(月)

ダイヤカツヒメが古馬牝馬重賞連勝

 1月28日(日)には重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のダイヤカツヒメが優勝。春のカーネーションカップに続き、古馬牝馬重賞を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ナカゼンガキタ(780) 14.2
 2.ピュアリーナナセ(760) 9.9
 3.ヒメトラマジック(780) 110.6
 4.ブルーレジーナ(770) 122.7
 5.シンエイボブ(790) 114.6
 6.ダイヤカツヒメ(770) 6.9
 7.サクラヒメ(810) 1.3
 8.ミソギホマレ(790) 15.5
 9.アローリキヒメ(770) 28.9
 10.シンエイアロイ(770) 23.7

 11月のドリームエイジカップを制し、前哨戦・レディースカップも勝つなど目下4連勝のサクラヒメが1番人気。昨年は820キロを課されて5着に敗れましたが、10キロ軽い今回は単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めました。レディースカップは3着でしたが、5月のカーネーションカップを制しているダイヤカツヒメが単勝6.9倍で2番人気。カーネーションカップ3着で最軽量760キロのピュアリーナナセが9.9倍で3番人気。以下、昨年の覇者ナカゼンガキタ、レディースカップ2着のミソギホマレが人気で続きました。

 第1障害を先頭で越えたのはダイヤカツヒメで、サクラヒメが差なく続き、アローリキヒメ、シンエイアロイらも先行。力のいる馬場に、出走全馬がほとんど差なく先頭が入れ替わりながら進んでいきます。第2障害下にはアローリキヒメがわずかに先頭で到達し、前半は71秒とゆったりとしたペースで流れます。
 第2障害下に続々と揃うなか、アローリキヒメが最初に仕掛けますが、登坂途中でひと息。連れて仕掛けたなかからダイヤカツヒメが止まりかけながらもひと腰先頭で越え、サクラヒメが差なく続きます。ピュアリーナナセがやや離れた3番手で通過し、以下は離れます。
 障害を越えた勢いでダイヤカツヒメが1馬身ほど抜け出すと、サクラヒメがすぐに交わして先頭に立ちますが、2頭は残り30メートル手前でひと息。その間にピュアリーナナセが前2頭との差を詰めると、その後は3頭が進んでは止まるの繰り返しになります。残り10メートルからサクラヒメが後続を突き放しにかかりますが、ゴール線上で止まると、立て直したダイヤカツヒメが差し切って勝利。サクラヒメはなかなか歩けず、この間にピュアリーナナセも交わして2着。ようやく立て直したサクラヒメは3着でした。

 勝ったダイヤカツヒメはばんえいオークス、カーネーションカップに続いて重賞3勝目。明け5歳とまだ成長も見込めるだけに、来季の古馬牝馬重賞でも活躍が大いに期待できそうです。また、管理する久田守調教師は2012年のエンジュオウカン以来、ヒロインズカップ7勝目となりました。

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赤塚健仁騎手「勝ったなという感じです。サクラヒメがすぐに降りてきたので『ああ、駄目だなあ...』と思いましたが、一緒の位置で止まったりして、最後頑張ってくれたので良かったです。ちゃんと騎手の言うことを聞いてくれて、だいぶ性格が大人になったと思います。(今後も)牝馬のレースは勝てるように頑張ります」

ヒロインズカップ 予想結果

今週は3名が的中も......

今年度の予想対決第21Rはヒロインズカップ。第2障害を先頭で越えたのは単勝2番人気のダイヤカツヒメで、断然人気のサクラヒメが差なく続くと、残り30メートルからは一進一退。先に抜け出したのはサクラヒメでしたが、ゴール直前で詰まったところをダイヤカツヒメが差し切って勝利。2着には3番人気のピュアリーナナセが入り、サクラヒメは3着という結果でした。予想対決は荘司さん、斎藤さん、矢野さんの3名が的中となりましたが、プラス収支はピュアリーナナセを本命に挙げた荘司さんのみ。その荘司さんは3万円近くのプラス収支で首位須田さんと僅差の2位に浮上しました。

荘司:馬複1000円的中! 収支+30,600円
斎藤:3連複600円的中! 収支-900円
矢野:ワイド800円&600円的中! 収支-2,900円

【集計】投資額 6,000円×21R=126,000円

 須田  -28,580円
 荘司  -29,850円
 矢野  -56,920円
 斎藤  -74,290円
 赤見  -76,850円
 目黒  -93,790円
---------------------------------------
 白組  -159,790円
 紅組  -200,490円

1/28ヒロインズカップ予想 目黒貴子

2024年1月27日(土)

トップハンデ810kgでもサクラヒメ

 天馬賞から少し間隔があきました。相変わらずの低迷状態ですが、なんとかプラスにもっていきたいものです。

 ヒロインズカップ。牝馬限定でハンデ差は最大50K!実力に加えて他の要素もしっかり考えないといけませんね。

 ◎サクラヒメはトップハンデの810K。しかしながら今季は素晴らしい成績を続けており、充実の期に達している印象。今なら重量差も克服できるものと思います。昨年のこのレースでは820Kで5着。10K減と力をつけたプラス材料で◎とします。

 ○にはミソギホマレ。近走は着順だけ見ればいまひとつですが、牡馬を相手のレースなので仕方のないところ。しかしやはり牝馬同士となれば4走前のレディースカップで2着があるように存在感を示しています。調整も順調で、この馬の決め手を駆使できればと思います。

 ▲はナカゼンガキタ。昨年の勝ち馬です。当然無視はできません。順調さを欠いたこと、端枠など気になりますが、ここぞの力は上位のはずです。

 △は760K最軽量のピュアリーナナセ。そして前走好感触2着のダイヤカツヒメとします。

 今回は馬単で勝負します。

◎7 サクラヒメ
○8 ミソギホマレ
▲1 ナカゼンガキタ
△2 ピュアリーナナセ
△6 ダイヤカツヒメ

馬単
7→1,2,6,8 各1500円 計6000円

1/28ヒロインズカップ予想 赤見千尋

女王の座に輝くかサクラヒメ

 昨年は820キロを曳いて5着に敗れたサクラヒメですが、今年は810キロ。今年こそ、勝ち切ってくれるのではないかと期待します。昨年のヒロインズカップで負けてからはしばらく不調気味でしたが、11月のドリームエイジカップを勝ってから軌道に乗り、現在4連勝中と勢いがあります。連勝中でもころりと負けるところがあるので、1着固定だとちょっと不安ですが......。実力的には申し分ない馬ですから、ぜひ女王の座に輝いて欲しいです。

 対抗は迷いましたが、ミソギホマレにしました。
 2022年9月の銀河賞以来、しばらく勝ち星を挙げていないわけですが、戦っている相手は古馬一線級の馬たちですから、ここに入れば経験値が違います。12月のレディースカップでは、サクラヒメと同じ730キロを曳いて2着。今回は20キロ差があるというのもポイントでしょう。

 ナカゼンガキタは昨年の勝ち馬。
 ただ今シーズンは長期休養があり、使いつつ調子を上げている最中という印象です。勝った昨年と同じ重量で戦えるというのは好材料ですね。

 前走久々の勝利だったピュアリーナナセ、力を付けて来たダイヤカツヒメとシンエイアロイまで。

◎7 サクラヒメ
○8 ミソギホマレ
▲1 ナカゼンガキタ
△2 ピュアリーナナセ
△10 シンエイアロイ
△6 ダイヤカツヒメ

3連単
7,8→7,8,1→7,8,1,2,10,6 各300円
馬複
7-8 1200円            計6000円

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