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2/11黒ユリ賞予想 斎藤修

2024年2月 9日(金)

ここは負けられないスマイルカナ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5スマイルカナ
 ◯4クリスタルイプセ
 ▲1マルホンマユヒメ
 △3アアモンドミヤビ
 △6ヤマノヒメ
 △7ジェイミユウ

 3連単
 5→4→1,3,6,7 1000円 計4000円
 5→1,3,6,7→4 500円 計2000円

今週の見どころ(2/10~2/12)

2024年2月 8日(木)

 11日(祝・日)のメインには、明け3歳の牝馬ナンバーワンを決める黒ユリ賞が行われます。近年、3歳のばんえいオークスを制した馬は、2歳シーズンにタイトルとは縁がなかった馬が多く、2018年の黒ユリ賞馬で、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスも制したミスタカシマのようなケースは稀。ただ、ばんえいオークス馬は7年連続で黒ユリ賞出走馬から出ており、たとえここでの着順は良くなくても、馬たちの名前は憶えておきたいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…22万3,020円
5重勝単勝式…271万3,620円

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【第23回開催1日目】
 2月10日(土)のメイン第11レースには、鈴木ファーム20周年記念(A1級-1組・18:40発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催には、4歳の白雪賞、5歳のダイヤモンドダスト賞と世代ごとのオープン戦や、4歳以上牝馬によるBG1・ヒロインズカップが組まれており、A1級単独での特別戦は行われず。今季の収得賞金が多い馬はオープン混合の六花特別を使われました。
 注目は◎オールラウンダー。六花特別でA1級馬として最先着の5着に健闘しています。ダイヤモンドダスト賞組も出走していた2開催前の山羊座特別(A1級-1組)では、メンバー最先着の3着ホクセイウンカイに差されたとはいえ4着と実績上位です。
 その○ホクセイウンカイが相手です。ダイヤモンドダスト賞ではしぶとく歩いて、オープン馬ヘッチャラの2着と充実しています。
 ▲ジェイホースワンは、山羊座特別では、オールラウンダーとコンマ2秒差の5着。当時とハンデ差は変わらないだけに展開ひとつといえます。
 △スイは、3連勝でA1昇級初戦です。ダイヤモンドダスト賞には出走していないため5歳同士の力量比較が難しいものの、勢いでは一番。

【第23回開催2日目】
 2月11日(祝・日)のメイン第11レースには、第49回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催には、牡馬による重賞・翔雲賞が行われたため、3歳A級-1組は牝馬主体。唯一、賞金ハンデ10キロを課されながら差し切った◎スマイルカナが主役です。6勝は同世代の牝馬として最多勝で、重賞・ナナカマド賞では紅一点で5着。翔雲賞馬ライジンサンに先着を果たしています。ハンデ差がつかない定量640キロなら負けられません。
 ○クリスタルイプセは4勝馬で、同じ前走2着。スマイルカナより1つうしろの4番手で障害を越えると、じわじわ迫ってコンマ3秒差の惜敗でした。9月の牝馬オープン・いちい賞ではこちらが差し切っているように5キロ差あれば互角に戦えていますが、定量では勝ち切るまではどうか。
 やや離れて▲ジェイミユウが続きます。前走1組が9着など年が明けてからは精彩を欠きますが、A級-2組で勝利があるのはアピールポイントです。
 △マルホンマユヒメは、前走が3歳A級-2組でしたが、重めの馬場でしぶとく2着まで脚を伸ばし見どころがありました。3番手以下は力量接近なだけに、押さえておいて損はありません。

【第23回開催3日目】
 2月12日(振・月)のメイン第11レースには、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜・18:35発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

今季の特別戦1着がある通算収得賞金上位馬(18日のチャンピオンカップ出走予定馬を除く)から選抜された馬たちが争います。いずれもオープン格付で今季の収得賞金220万円につき10キロ増ですが、770~790キロとハンデ差は最大20キロしかつきません。
 ◎コマサンエースは、春のオープン昇級後未勝利ですが、旭川記念、岩見沢記念で3着。前開催のミツウマオーセンティック杯(オープン-1組)ではメムロボブサップに差されたとはいえ逃げて2着に粘りました。賞金ハンデ20キロを課されトップハンデ790キロですが、前走をはじめ普段の1組より相手は楽で勝機十分です。
 ○コウテイも、11月のオープン昇級後は勝ち星に恵まれませんが、正月の帯広記念では優勝争いに加わって3着と力を示しました。ミツウマオーセンティック杯は5着でしたが、コマサンエースとの重量差が5キロから10キロに開くことで巻き返しがありそう。
 明け5歳の▲ヤマカツエースは、10月のオープン-1組特別戦でメムロボブサップの2着など、夏あたりから成績が上昇。780キロは初ですが、ここで結果を出せれば来季が楽しみになります。
 △オーシャンウイナーは、ミツウマオーセンティック杯4着。コウテイと同様、今回はコマサンエースとのハンデ差が広がっています。

2/4翔雲賞回顧

2024年2月 5日(月)

ライジンサンが重賞連勝を決める

 2月4日(日)には重賞・翔雲賞(3歳牡馬オープン)が行われ、ライジンサンがゴール前3頭の争いを制し、見事1番人気に応えました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アヤノダイマオー(650) 9.1
 2.ミチシオ(650) 4.9
 3.ホクセイポルシェ(650) 17.0
 4.フレイムファースト(650) 4.9
 5.ショータイム(650) 42.6
 6.ライジンサン(660) 2.6
 7.ホクセイハリアー(650) 15.9
 8.ユーフォリア(650) 14.8
 9.ウルトラコタロウ(650) 8.6
 10.コトブキテンザン(650) 39.4

 単勝1番人気に推されたのは12月のヤングチャンピオンシップを含め3連勝中のライジンサン。ほか9頭より10キロ重い660キロを課されましたが、単勝2.6倍の支持を集めました。ヤングチャンピオンシップ2着のフレイムファーストと3歳A級-1組で連勝中のミチシオが4.9倍で並びましたが、票数の差でフレイムファーストが2番人気。以下、ヤングチャンピオンシップ3着のウルトラコタロウ、ナナカマド賞2着のアヤノダイマオーが人気で続きました。

 第1障害を越えて全馬ほとんど横一線のなかからホクセイハリアーがわずかに先行し、コトブキテンザン、ミチシオらが追走。中間点を過ぎても出走全馬がほとんど差なく進んでいきます。第2障害下にはわずかにコトブキテンザンが先頭で到達。ここまで52秒というペースで進みました。
 出走全馬が第2障害下に揃うと、外の4頭が一斉に仕掛け、そのなかからホクセイハリアーとウルトラコタロウがすんなりひと腰、ほとんど同時に先頭でクリア。ミチシオが続き、そのあとはユーフォリア、ライジンサン、フレイムファーストの順で障害を通過します。
 障害を越えた勢いでホクセイハリアーが1馬身ほど抜け出しますが、ライジンサンが徐々に前との差を詰めると残り20メートルで先頭に立ちます。内からミチシオ、外からウルトラコタロウが懸命に追走しますが、ライジンサンがわずかにしのいで先頭でゴール。ミチシオがコンマ6秒差で2着。ウルトラコタロウはさらに1秒7差の3着でした。

 勝ったライジンサンはトップハンデを克服し、ヤングチャンピオンシップに続いて重賞2勝目。この4連勝では馬体を40キロ以上増やして充実を見せました。定量で争われる三冠最終戦、イレネー記念でも注目となりそうです。

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鈴木恵介騎手「10キロのハンデを背負っていたので、それをどういうふうにカバーするかを考えながら騎乗していました。道中もいい位置を取れていたので、障害はいい馬なのであとは降りてからどこまで保てるかと思って乗っていました。前にいた馬の脚色が悪くなっているのが見えたので、そこは差せるなと思っていましたが、最後までミチシオは頑張っていました。(ライジンサンも)止まらないでよく頑張ってゴールしてくれました。この荷物でこのタイムを出せるということは(大河原調教師が)最高の仕上げをしてくれたおかげです」

翔雲賞 予想結果

今週も3名が的中!

今年度の予想対決第22Rは翔雲賞。障害を5番手で越えたライジンサンがじわじわと脚を伸ばすと、残り10メートルで抜け出し、単勝1番人気に応え重賞2連勝を飾りました。予想対決は3名が的中。なかでも赤見さんが馬複を3000円的中させ、大幅なプラス収支となりました。

赤見:馬複3000円的中! 収支+12,300円
須田:3連単200円的中! 収支+2,400円
斎藤:3連単100円的中! 収支-1,800円

【集計】投資額 6,000円×22R=132,000円

 須田  -26,180円
 荘司  -35,850円
 矢野  -62,920円
 赤見  -64,550円
 斎藤  -76,090円
 目黒  -99,790円
---------------------------------------
 白組  -165,190円
 紅組  -200,190円

2/4翔雲賞予想 赤見千尋

2024年2月 3日(土)

復活の兆し見せるミチシオ

 明け3歳世代は最初に世代を引っ張って行きそうだったミチシオが低迷、ナナカマド賞を勝ったホクセイポルシェも低迷期に入り、年末のヤングチャンピオンシップはライジンサンが3連勝で初重賞制覇。中心になる馬が明確ではなく、時期によって波があるという印象です。

 しかしここに来て、デビュー当初から期待値の高かったミチシオが2連勝と復活の兆し。いよいよ初重賞制覇をして、イレネー記念に弾みを付けたいところです。

 対抗はヤングチャンピオンシップを勝ったライジンサン。
 他の馬より10キロ重量が重いことは気になりますが、ここに来ての勢いと成長力は一番でしょう。

 ホクセイハリアーは馬体重がどんどん増え、昨年12月には1トン超え。馬体重の増加と共に成績も上がっているし、初めての重賞挑戦でも侮れません。

 近走大きく崩れていないウルトラコタロウ、前走接戦を制したコトブキテンザンまで。

◎2 ミチシオ
○6 ライジンサン
▲7 ホクセイハリアー
△9 ウルトラコタロウ
△10 コトブキテンザン

馬複
2-6 3000円
2-7,9,10 各1000円 計6000円

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