ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2022年10月 | メイン | 2022年12月 »

2022年11月 アーカイブ

<<前へ 123456

11/13クインカップ回顧

2022年11月14日(月)

オークス馬サクラヒメが完勝

 11月13日(日)には重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、サクラヒメが断然人気に応えて勝利。3歳時にばんえいオークスを制し、4歳でも女王の座を不動のものにしました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ブルーレジーナ(690) 24.0
 2.アバシリサクラ(690) 26.5
 3.ニュクス(690) 54.7
 4.ミソギホマレ(720) 7.9
 5.チハヤブル(690) 22.1
 6.アアモンドカズミ(690) 13.6
 7.サクラシュンカ(700) 8.8
 8.サクラヒメ(720) 1.3
 9.ミラクルクイーン(690) 45.6
 10.ジェイマリア(690) 43.9

 単勝1番人気は前哨戦・紅バラ賞を圧勝したサクラヒメ。紅バラ賞より重量面で恵まれたここは単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めました。紅バラ賞は10着も牡馬相手の銀河賞を制しているミソギホマレが2番人気。今季7月から掲示板を外さない成績で、紅バラ賞も2着だったサクラシュンカが3番人気、7戦連続で連対中と地力強化がうかがえるアアモンドカズミが4番人気で続きました。

 第1障害を越えてまず先行したのはチハヤブルで、アバシリサクラが差がなく追走。ブルーレジーナ、サクラシュンカ、アアモンドカズミも位置取りを上げ、断然人気のサクラヒメはその後ろにつけます。中間点を過ぎたあたりでブルーレジーナが先頭に立ちますが、これをチハヤブルがすぐ交わすとそのまま先頭で第2障害下に到達。ここまで41秒と比較的速いペースで流れました。
 チハヤブルはひと息入れてすぐに障害に仕掛けますが、天板に差し掛かったところで膝をついてしまいます。続いたアアモンドカズミ、サクラシュンカ、ブルーレジーナも障害で苦戦するなか、5番手で仕掛けたサクラヒメがすんなりひと腰先頭でクリア。アバシリサクラと立て直したサクラシュンカが続き、そのうしろは少し離れてジェイマリア、ニュクス、ミソギホマレの順で障害を越えていきます。
 先頭のサクラヒメは障害を降りてからも力強く歩を進めると、後続を寄せ付けず圧巻のゴール。2番手のアバシリサクラは懸命に粘りますがゴール前で一杯になり、6番手から一気に追い上げたミソギホマレがこれを交わして2着。立て直したアバシリサクラが3着に入りました。

 勝ったサクラヒメは、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスに続いて重賞3勝目。今シーズン、3連勝で臨んだ柏林賞ではゴール前で転倒し、競走中止となりましたが、その後再び3連勝。同世代の牝馬同士では圧倒的な強さを見せています。牡馬相手にも引けを取らない実績だけに、年明けの天馬賞でも注目となりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

渡来心路騎手「ここを目標にしていたので(勝てて)ホッとしています。馬場が軽かったので流れがすごく速くなるなとは思っていましたが、馬に任せてレースができれば勝てると思っていたので良かったです。ハンデも結構あったので少し息を入れて、降りてからいい脚があるので焦らずにいきました。馬体が成長してますし、レースを馬自身が組み立ててくれるので、馬に任せていればいいと思います」

クインカップ 予想結果

今週は5名が的中!

今年度の予想対決第14Rはクインカップ。サクラヒメが障害を先頭で越えると、その後は後続を引き離し、断然人気に応えて勝利。2着には2番人気のミソギホマレが入り、今週の予想対決は5名が的中。特に馬複、3連複を的中させた荘司さんが大幅なプラス収支となりました。

荘司:馬複2000円&3連複1000円的中! 収支+23,400円
斎藤:馬複1000円&3連単200円的中! 収支+4,980円
須田:3連単200円的中! 収支+980円
目黒:馬単1200円的中! 収支-720円
矢野:ワイド700円&600円的中! 収支-2,050円

【集計】投資額 6,000円×14R=84,000円

 荘司  +63,280円
 矢野  -3,090円
 須田  -10,670円
 目黒  -48,040円
 斎藤  -58,240円
 赤見  -62,700円
---------------------------------------
 紅組  -47,460円
 白組  -72,000円

11/13クインカップ予想 荘司典子

2022年11月12日(土)

サクラヒメとミソギホマレの2頭軸で

 この世代の牝馬では頭ひとつ抜けている印象のサクラヒメ。牡馬相手でも十分戦える力がある馬。前走・紅バラ賞の勝ちっぷりを見れば、引き続き牝馬限定のここでは連勝可能と見ます。

 とはいえ2走前、オーシャンウイナーらを相手に銀河賞を制したミソギホマレも力上位。紅バラ賞はトップハンデで後方からと厳しい競馬になっての敗戦。仕切り直して本来の姿を見せてくれれば逆転可能。

 今季の急成長株、サクラシュンカも引き続き好調で注目。昨年11月、牝馬ワンツースリーだったばんえい菊花賞でサクラヒメ、ミソギホマレに次ぐ3着だったアバシリサクラ。調教師免許試験合格の発表があったばかりの松田道明騎手のニュクスまでおさえて。

 馬券はサクラヒメとミソギホマレの馬複と、2頭軸で3連複を買ってみようと思います。

◎8 サクラヒメ
○4 ミソギホマレ
▲7 サクラシュンカ
△2 アバシリサクラ
△3 ニュクス

馬複
4-8 2000円
3連複
4-7-8 2000円
4,8-2,3 各1000円 計6000円

11/13クインカップ予想 須田鷹雄

馬券は変則的な買い目で

 同世代の戦いならサクラヒメが地力は一枚上、しかも連勝してきてのここなので普通は逆らえないが、この馬はたまに大敗があるので、初経験の720キロだけが気になる。
 第2障害で転倒した4月の青葉特別は640キロだが0.7%の重い馬場。ゴール前で力尽き転倒した柏林賞は700キロ。前年度の話になるが人気に応えられなかったばんえいダービーは710キロ。強い負荷がかかるときにネガティヴサプライズが起きてしまう可能性はある。逆に、なにも起きなかった場合は勝ち切るだろう。

 そこで考えた。サクラヒメ以外にアタマを取れる馬といえば、近況で2番目に評価できる◎サクラシュンカと、元々の地力が上の○ミソギホマレ。○のほうはハンデ差はともかく銀河賞を考えると720キロという絶対値はこなせる。

 ▲サクラヒメは、勝つかどこにもいなくなるかのどちらかと見る。そこで3連単フォーメーションの◎○1着で2、3着に▲無し(▲が消える前提なので100円ずつでも配当はつく)という馬券と、▲が勝って2着は◎○という馬券、いささか変則的ではあるがそういう組み立てでいく。

◎7 サクラシュンカ
○4 ミソギホマレ
▲8 サクラヒメ
☆1 ブルーレジーナ
△2 アバシリサクラ
△3 ニュクス
△6 アアモンドカズミ

3連単
4,7→1,2,3,4,6,7→1,2,3,4,6,7 各100円
8→4,7→1,2,3,4,6,7 各200円  計6000円

11/13クインカップ予想 斎藤修

同世代牝馬同士では断然サクラヒメ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8サクラヒメ
 ○4ミソギホマレ
 ▲6アアモンドカズミ
 △7サクラシュンカ
 △1ブルーレジーナ
 △2アバシリサクラ

 馬複
 8-4,6 1000円 計2000円
 3連単
 8→1,2,4,6,7→1,2,4,6,7 200円 計4000円

<<前へ 123456
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.