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7/3柏林賞予想 斎藤修

2022年7月 1日(金)

急上昇イワキダイヤに期待

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10イワキダイヤ
 ○4オーシャンウイナー
 ▲3サクラヒメ
 △1ネオキングダム
 △9マサタカラ
 △8アバシリサクラ

 3連単1頭軸マルチ
 10→1,3,4,8,9 100円 計6000円

今週の見どころ(7/2~7/4)

 7月3日(日)のメインには、重賞・柏林賞が実施されます。各世代の三冠レースの先陣を切って行われる4歳の一冠目。出走予定馬の格付は、オープン2頭、A2級1頭、B1級7頭。この構成は、A1級がおらず、オープンの2頭メムロボブサップ、アオノブラックの実績が抜けていた20年と似ています。ちなみにその年は、勝ったのがメムロボブサップ、2着がA2級、3着B1級で、アオノブラックは4着。両雄並び立たずという結果でした。
 なお7月18日(月)までの期間、ばんえいグランプリのファン投票を実施中です(詳しくはこちら)。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第6回開催4日目】
 7月2日(土)のメイン第11レースには、わし座特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催のムーンストーン特別は、格下B1級との混合だったとはいえ、コウテイが逃げ切って完勝しています。
 注目はその◎コウテイです。2走前のA2級-1・2組決勝混合(7着)はA1級との混合だったため単純比較はできませんが、特別戦の前走で一変の走りを披露しています。ここ1年ほどは1組での出走が多いため、自然と特別戦を走ることが増えますが、B1以上の格付での戦績(世代限定戦除く)は、平場戦では4戦して4着が最高なのに対し、特別戦は17戦して4勝、2着6回、3着1回とこちらのほうが向くようです。今回はA2級同士ですが、そこまで相手強化はなく連勝に期待します。
 ○ホクトシンバは、B1級-3組を勝っての昇級初戦ですが、昨年7、8月には、同条件で3着2回とむしろ実績上位。減量がある4歳馬が翌日の重賞・柏林賞と、A2級-2組混合戦にまわって不在なのも歓迎です。
 ▲ニセコヒカルは、近4走がコウテイと一緒。3走前の黒岳特別(A2級-1組)ではこちらが2秒5先着し、ムーンストーン特別は4秒9差で2着と力量は互角。前走から引き続き紅一点だけに、軽量の利をいかせるでしょう。
 △ダイリンファイターは、4走前の五月雨特別(A2級-1組)で、コウテイ(5着)、ニセコヒカル(6着)より先にゴールして3着。今季の収得賞金が少ないためそれ以来の1組ですが、実力的にはヒケを取りません。

【第6回開催5日目】
 7月3日(日)のメイン第11レースは、BG3・第16回柏林賞(4歳・20:10発走予定)。4歳三冠路線の第1弾となっています。

※出馬表はこちら

 今回のメンバー10頭すべてが出走していたライラック賞(6月6日・4歳オープン)は、障害を降りた順で決着し、1着サクラヒメ、2着イワキダイヤ、3着リアンドノール。勝ち馬のみ50キロ増で、その他は40キロ増となっています。
 4着◎オーシャンウイナーの巻き返しに期待します。ばんえいダービーを制している3歳チャンピオン。ライラック賞は最大50キロ差のトップハンデが懸念されたか3番人気に甘んじましたが、障害ひと腰から、3着リアンドノールにタイム差なしまで迫りました。ばんえい菊花賞大敗後は休まず使われ、ばんえいダービーを勝利。また、4歳混合のポプラ賞は、前2開催を調整にあて勝利しており、重賞へ向けての仕上がりは心配なさそうです。
 ○イワキダイヤは、ライラック賞2着を含め、シーズンをまたいで7戦連続連対中。前開催は格上相手の特別戦を回避しており、勢いが途絶えなかったのも歓迎でしょう。3歳8月のばんえい大賞典では極端に軽い馬場でハンデに恵まれたとはいえ3着があり、ハンデ差がつく条件なら侮れません。
 ▲サクラヒメは、ライラック賞後にオープンへ昇級したため重量面で厳しくなりますが、重賞2勝はオーシャンウイナーに次ぐ実績。前日の第2レースには半妹のアオイソラノシタが出走し、障害2番手から一杯になったものの立て直して2着を確保しており、この馬も先行力を生かせれば勝ち負けが期待できます。
 △リアンドノールは、世代限定の特別戦に良績があります。今回は重賞ですが690キロなら苦にしないはず。1月の白雪賞(1着)や5月のすずらん賞(2着)では、直行ぎみに障害で仕掛けて好結果だっただけに、ここも同じ走りができるかでしょう。

【第6回開催6日目】
 7月4日(月)のメイン第11レースには、天の川特別(A1級混合・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープンとA1級の混合戦。オープン馬では、20年のばんえいグランプリ馬ミノルシャープが、昨年10月以来の出走となります。メンバーは、前開催に行われた同条件・シルバーカップから6頭と多くなっています。
 注目は前開催の北斗賞が9着だった◎ゴールドハンター。新シーズンになり重量が軽くなっても障害ではムラな面を見せていましたが、近走は腰入りが良化。2走前の同条件・大雪賞ではスムーズに障害を越えると、身上の末脚を爆発させ、勝ち馬アオノブラックとは8秒0差でした。重賞だった前走は度外視で狙いたいところ。
 ○ゴールデンフウジンも直線勝負タイプ。近走は障害が良化し、前走シルバーカップではゴール前で抜け出し今季初勝利を挙げています。8枠に入った差し馬2頭の対決に注目です。
 ▲コウシュハレガシーは、オープンからA2へ降級した今季初戦から6戦連続連対でA1へ昇級。その初戦シルバーカップは5頭ほぼ横一線の優勝争いからわずかに後れて4着と上々の走りでした。
 △ミノルシャープは、夏から秋にかけてが稼働期。鈴木恵介騎手には現在オープン格付のお手馬がおらず、初騎乗となるこの馬と新たにタッグ結成となるのでしょうか。

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