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2022年6月 アーカイブ

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6/19北斗賞予想 荘司典子

アオノブラックの重賞連勝に期待

 ばんえい古馬重賞戦線の中心的存在となったメムロボブサップとアオノブラック。2頭の同世代対決の今季2戦目。対する7、8歳馬がどこまで食い込めるかという見解です。

 障害が安定しているメムロボブサップに対し、アオノブラックは手間取ることもあってそこがウィークポイント。しかしそこさえクリア出来れば実力は拮抗。負担重量が重くなれば、馬体が大きなぶんアオノブラックの方が有利。今回の重量780kgの実績からもこちらを本命にしました。

 もちろん好調メムロボブサップは今季の重賞初勝利を狙っているでしょうし、おそらく1番人気ではないでしょうか。馬券から外すことはできません。

 この2頭を上位とするならば馬券の点数は絞らないといけません。オッズパーク杯3着のあとさつき特別を勝ったアアモンドグンシン、昨年の北斗賞で8番人気2着だったマツカゼウンカイまでにとどめておきます。

◎7 アオノブラック
○2 メムロボブサップ
▲3 アアモンドグンシン
△6 マツカゼウンカイ

単勝
7 2000円
3連複
2,7-3,6 各2000円 計6000円

6/19北斗賞予想 目黒貴子

アアモンドグンシンの巻き返しに期待

 ばんえい久々の重賞ですね。少しあいたということで、気持ち的にはリスタート。しっかり当てて勢いをつけたいものです。

 古馬一線級の戦いとなる今回。これまで何度もこのほとんどのメンバーとの戦いを見てきた気がします。それでも毎回難しいなと思うのは、勝つ馬はやっぱり毎回違うから。一筋縄ではいかないのがばんえいの面白さでもあるのかなと考えたりしています。

 さて今回の◎はアアモンドグンシンとします。前走はタイミングが合わなかったということで、7着に終わっていますが、当然力負けではありません。スムーズな競馬ができれば充分にチャンス有りとみます。少々ムラな印象もありますが、今回はいい方にはまってくれるのでは?と期待します。

 ○はメムロボブサップ。このところの安定ぶりは流石の存在ですね。前走の勝ちっぷりも圧巻でした。重い印も当然ですね。

 アオノブラックは▲に。正直、この3頭はどの順番にするか非常に悩ましいですね。

 △にはメジロゴーリキ、キョウエイリュウ、マツカゼウンカイを。

 問題は買い方ですね。3連単ボックスと3連複をうまく組み合わせてみます。

◎3 アアモンドグンシン
○2 メムロボブサップ
▲7 アオノブラック
△1 メジロゴーリキ
△5 キョウエイリュウ
△6 マツカゼウンカイ

3連単ボックス
2,3,7 各400円
3連複フォーメーション
2,3,7-2,3,7-1,5,6 各400円 計6000円

6/19北斗賞予想 赤見千尋

好レース続くメムロボブサップが中心

 ばんえい十勝オッズパーク杯上位組が揃って出走。ここも再戦ムードと考えています。

 本命はメムロボブサップ。とにかく安定感がすごいです。現状メムロボブサップが崩れるというのが想像出来ないくらい、常に好レースを見せてくれますね。積載重量もアオノブラックとともに780キロですから、このくらいの重量であればまったく問題ないと思います。

 対抗は同世代のライバル、アオノブラック。ばんえい十勝オッズパーク杯では久しぶりの勝利を挙げ、改めて強さを証明しました。昨年はばんえい十勝オッズパーク杯勝利後、長らく勝てない時期が続いたのですが、今季は前走の大雪賞で大接戦を制してシーズン2勝目。昨シーズン以上のパワーアップを感じるので、重賞連勝もあるかもしれません。

 3番手評価はアアモンドグンシン。
 前走は第2障害で苦戦してしまい7着でしたが、力のある馬なので巻き返しを期待します。

 ばんえい記念を制したメジロゴーリキはそろそろ状態がアップして来るのではないかと注目しています。着実に力を付けているカイセドクターまで。

◎2 メムロボブサップ
○7 アオノブラック
▲3 アアモンドグンシン
△1 メジロゴーリキ
△4 カイセドクター

馬単
2→7 3000円
2→1,3,4 各1000円 計6000円

6/19北斗賞予想 斎藤修

安定感抜群メムロボブサップ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2メムロボブサップ
 ○3アアモンドグンシン
 ▲7アオノブラック
 △6マツカゼウンカイ
 △8キタノユウジロウ
 △4カイセドクター

 3連単
 2⇔3,6,7→3,4,6,7,8 200円 計4800円
 馬複
 2-3,6,7 400円 計1200円

今週の見どころ(6/18~6/20)

2022年6月16日(木)

 19日(日)のメインには、3歳以上による重賞・北斗賞が実施されます。5月1日に行われたばんえい十勝オッズパーク杯は、『4歳以上馬の令和3年度収得賞金順に編成』という条件で、古馬のオープン重賞はここからスタート。昨年の上位5頭を含む10頭が出走を予定しています。
 オッズパークLOTOのセレクト7重勝単勝式で、430万9830円のキャリーオーバーが発生しています(13日の開催終了時点)。オッズパークLOTOについてはこちら

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【第5回開催4日目】
 6月18日(土)のメイン第10レースには、ムーンストーン特別(A2級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦。実績上位のマルミゴウカイ、7戦連続連対の上り馬イワキダイヤが回避し大混戦の様相です。
 注目は◎オールラウンダー。強力メンバーだった今季初戦のミズバショウ特別(A1級とA2級の混合)を逃げ切っている実力馬。A2級同士の近3走も勝ち切れていないのは不満が残りますが、今回は格下相手で、A2級馬は近況の差があまりありません。一歩前進がありそうです。
 ○コウテイは、ミズバショウ特別の2着馬。3走続けてオールラウンダーと対戦し、特別戦だった3、2走前に先着を果たしています。前走はひと息でしたが、特別戦に替われば反撃必至といえます。
 格下B1級では▲レジェンドボスに期待。前走旭岳特別が昇級初戦ながら障害を天板までひと腰で上げると、3着に踏ん張っています。
 穴は△ニセコヒカル。牡馬との対戦では善戦までですが、特別戦のほうが走れている印象があります。今回は詰めが甘い馬が多数の組み合わせだけに、紅一点の牝馬20キロ減を生かせば前残りも一考です。

【第5回開催5日目】
 6月19日(日)のメイン第11レースは、BG3・第30回北斗賞(20:10発走予定)。5月1日に行われたばんえい十勝オッズパーク杯(オープン720キロ)上位3頭が有力でしょう。ただ、今回は賞金別定重量戦のため、1、2着のアオノブラック、メムロボブサップより、3着アアモンドグンシンが10キロ軽くなっています。

※出馬表はこちら

 ◎アアモンドグンシンは、昨季は重賞で8戦して3着4回、5着1回とあと一歩のレースも多数。ただ、10月の北見記念、11月のドリームエイジカップ、1月の帯広記念と重賞ではなぜか端コースに縁があり、5月のばんえい十勝オッズパーク杯も1コースに入り障害はひと腰で越えたものの届かず3着でした。二強がベストの走りをすれば、10キロ差あっても割って入ることは難しいでしょうが、今回はベテランの松田道明騎手へ乗り替わっており新味発揮が期待できるかも。前回、松田騎手が騎乗したのは4歳シーズンのばんえい記念(20年3月)で競走中止だっただけに、約2年3カ月ぶりの騎乗は期するものがあるはずです。
 ばんえい十勝オッズパーク杯で一騎打ちの末、1秒8差で1、2着だった▲アオノブラック○メムロボブサップは賞金ハンデ10キロを課されてもヒケを取りません。メムロボブサップのほうがシーズンをまたいで7戦連続連対と充実しているぶん上位視します。
 △カイセドクターは5歳シーズンでも、すべて掲示板内と堅実。軽めの馬場になり、アアモンドグンシンが台頭する流れになれば、同型であるこの馬にもチャンスが生まれそうです。

【第5回開催6日目】
 6月20日(月)のメイン第11レースには、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。昨季1着が多かった3歳以上による選抜戦です。

※出馬表はこちら

 オープンの4歳牝馬サクラヒメからB2級の4歳牡馬ショウリノホシまで格付の差が大きい組み合わせ。
 今年は5歳が5頭と多いものの、例年と同様、若馬10キロ減がある4歳が強そうです。
 なかでも期待は◎サクラヒメ。2走前のエメラルド特別(オープンとA1級の混合)では古豪ウンカイタイショウの追撃を振り切って、前走のライラック賞(4歳オープン)は今回と同じ650キロで逃げ切り2連勝中。ともに中身の濃い走りでした。ここがオープン昇級初戦で実質トップハンデとはいえ、牝馬20キロ減+4歳10キロ減のため最軽量馬とは20キロ差しかつきません。
 ○コウシュハハリアーは、ライラック賞では6着でしたが、シーズン当初と比べ障害のカカリはだいぶ良くなっています。前走より10キロ軽い640キロは願ってもない条件のはずで、積極的に仕掛けていけば前進が見込めます。
 ▲マルモタイショウは、今季初勝利となった2走前のB2戦、B1昇級初戦だった前走を含め、近走は常に身上の切れ味を発揮。ライラック賞に出走できなかったぶん格下といえますが、馬場や展開に恵まれればアッサリあっても不思議ありません。
 5歳以上では△ピンチハチャンスに注目。今季5戦が1、6、1、6、7着と成績にムラがあるものの、2度の1着は鈴木恵介騎手だけに、今回は軽視できません。

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