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今週の見どころ(6/25~6/27)

 今開催後半の7月3日(日)には4歳重賞・柏林賞が組まれています。出走予定馬の格付はオープンからB1級。そのため、例えば6月27日(月)メインのB1級-1組・こと座特別は、イワキダイヤ(今開催のB1級内での今季収得賞金順1位)、マサタカラ(同5位)らが不在で5歳以上のみのメンバー構成となっています。減量ある若馬がいないことで予想が難しくなりそうです。
 なお今週より、日曜、月曜に加え土曜も12レース編成(メインは第11レース)となっています。

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【第6回開催1日目】
 6月25日(土)のメイン第11レースには、スキカメ岡本出版記念(B2級-1組・20:10発走予定)が行われます。
 ばんえい十勝【公式】YouTubeチャンネル内『ばんば塾』にて、メインレース予想を行っているスキンヘッドカメラ(札幌よしもと興業)岡本雄矢さんの『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』出版を記念したレースです。

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 B2級-1組の特別戦は、2開催前の水無月特別以来。なお、勝ち馬と2着馬はすでB1へ昇級しています。メンバー最先着は3着△ブラックテーオーですが、差しタイプのため展開次第の面はありそう。
 前走1組の平場戦を逃げ切った◎ロングビユウテイに注目します。B2昇級初戦の2開催前が、格上相手でも先行して2位入線寸前で一杯になっての4着と中身の濃いもの。B2級同士の前走勝ちは当然ともいえます。今回は特別戦ですが、前走が自身の最高体重だったようにパワーアップしているのは間違いないところ。
 ○ツガルタイショウは、水無月特別が昇級初戦で5着。ブラックテーオーに差されたとはいえしっかり歩いて、いきなりクラス通用のメドを立てました。前走のジュノー特別(B1、B2級の混合)は障害で手間取ったのもありますが、強力メンバー相手の特別戦。結果は度外視できます。
 ▲ドラゴンボーイも水無月特別が昇級初戦4着で、ジュノー特別3着。特別戦に良績がなかった馬が続けて結果を残しているということは、よほど充実しているのでしょう。
 △ツガルノヒロイモノは、今季2走目から4連勝中の3歳馬。自己条件は2走前のB3級勝ちが最高ですが、伸びしろある若馬だけに、初のB2級でも要警戒です。

【第6回開催2日目】
 6月26日(日)のメイン第11レースには、ミントスポット杯(オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催の重賞・北斗賞から8頭、シルバーカップ(A1級混合)から2頭の10頭立てですが、北斗賞組上位の見立てが妥当でしょう。
 なかでも◎メムロボブサップに注目。北斗賞は障害を先頭で越えたものの、同世代のライバル・アオノブラックに差し切られコンマ9秒差の2着。しかし、開幕からの連続連対は4に伸ばしています。2勝とも特別戦ということを考えると、ここは当然巻き返しに期待がかかります。アオノブラックと5キロ差つくのも有利で、次開催に控える重賞・旭川記念に向けても勝って弾みをつけたいところ。
 ○アアモンドグンシンは、北斗賞3着。障害で真っ先に仕掛けるスタイルは重賞でも変わらず。しかし、手間取ったぶん優勝争いには絡めませんでした。2走前の大雪賞(オープン・A1級混合)では今回と同じ695キロ、格下A1級相手でも7着に敗れているように、障害が切れるかがすべて。続けての騎乗となる松田道明騎手がどう立て直すか。
 ▲アオノブラックは、昨季の北斗賞は障害をふた腰でまとめたものの伸びを欠き5着敗退。旭川記念へはぶっつけで臨んでいたことを考えれば、間に1戦挟んできた今季は順調といえそう。今季5戦3勝ですが、重賞は2戦2勝、2度の着外は特別戦という成績はメムロボブサップと対照的です。大雪賞が辛勝で、当時から相手強化や10キロ増の賞金ハンデ克服がカギでしょう。
 △カイセドクターは、5歳の今季5戦すべて掲示板内。大雪賞、北斗賞とも障害をスムーズにまとめ5着でした。有力馬の一角が崩れれば、割って入る余地はあります。

【第6回開催3日目】
 6月27日(月)のメイン第11レースには、こと座特別(B1級-1組・20:15発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催のジュノー特別はB2級との混合で、当時B2級のオレノタイショウが障害3番手から突き抜けて勝利。しかし、今回がB1昇級初戦となります。
 注目は別路線組で、◎フナノダイヤモンド。3走前の昇級初戦・旭岳特別(1組)、続く2組とも4着でしたが、前走のB1級-1・2組決勝混合では一転の積極策から、コンマ3秒という着差以上に余裕ある逃げ切りでした。この走りが特別戦でもできれば主役の資格十分です。
 前述の○オレノタイショウが相手です。昇級のためジュノー特別から重量が10キロ増えますが、2着サクラダイチを7秒2もちぎった走りは強いの一語。好勝負必至といえます。
 ▲ピンチハチャンスは、前走のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)では3番人気で10着。しかし、勝ったオープン馬サクラヒメをはじめ相手が揃いすぎて、流れに乗れなかったのは仕方ありません。相性がいい鈴木恵介騎手が引き続き騎乗しての自己条件なら変わっても不思議ありません。
 △サクラダイチは、旭岳特別、ジュノー特別とも2着という現級の安定勢力。競走除外明けでも侮れません。

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