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2020年8月 アーカイブ

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8/30はまなす賞回顧

2020年8月31日(月)

ゴールドハンターが接戦を制す

 8月30日(日)は重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、単勝4番人気、3歳のゴールドハンターが優勝。見事4歳馬を撃破し、重賞初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.アオノブラック(710) 5.8
 2.ダイリンファイター(690) 51.6
 3.エンゼルフクヒメ(640) 80.5
 4.ゴールドハンター(660) 8.5
 5.メムロボブサップ(710) 1.7
 6.インビクタ(700) 12.5
 7.キョウエイリュウ(690) 出走取消
 8.サクラドリーマー(690) 45.2
 9.カイセドクター(670) 3.8

 2歳シーズン二冠、3歳三冠、そして4歳シーズン一冠目の柏林賞を制したメムロボブサップ。3歳馬との混合戦なら実績は断然で単勝1.7倍と高い支持を集めました。ばんえい大賞典2着など近走の充実ぶりがうかがえるカイセドクターが単勝では2番人気でしたが、連勝系ではメムロボブサップ、アオノブラックのトップハンデ馬2頭が人気の中心になりました。

 ゴールドハンターが先行しますが、アオノブラック、ダイリンファイター、エンゼルフクヒメが差なく追走。メムロボブサップも位置取りを上げて先行争いに加わってきます。中間点を過ぎたあたりでアオノブラックが先頭に立つと、メムロボブサップとほぼ同時に第2障害下に到達。ここまで43秒、雨の湿った馬場で速いペースでレースが進みました。
 ひと息入れたアオノブラックが最初に仕掛けると、これを見たメムロボブサップも登坂を開始。ともにすんなりとひと腰、アオノブラックが先頭で、すぐにメムロボブサップも続き、その後、ゴールドハンター、インビクタと続きます。
 逃げるアオノブラックにメムロボブサップが追いかけるところ、鋭く脚を伸ばしてきたのがゴールドハンター。残り20メートルあたりで先頭に立って押し切りを図ります。しかしメムロボブサップが食い下がり、ゴール手前で盛り返すと2頭がほぼ同時にゴールを通過。走破時計はともに1分31秒8という接戦となりましたが、写真判定の末、ゴールドハンターがわずかに先着。アオノブラックが4秒3差で3着に入りました。

 重賞初制覇となったゴールドハンターは、これが今季7勝目で、そのうち6勝は7月以降に挙げたもの。ばんえい大賞典は8着でしたが、夏場に入って着実に力をつけており、残る二冠での活躍に期待が持てる結果となりました。
 また、コンビを組んだ島津新騎手はこれで7月の旭川記念から重賞4連勝。今季ここまで8つの重賞で5勝を挙げています。ばんえいの騎手としては2番目に若い30歳の活躍にも注目です。

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島津新騎手「馬が最後まで走り切ってくれて嬉しいです。(ゴールの瞬間は)たぶん勝ったなというくらいでした。ハンデもあったので馬場は軽いほうがいいかなと思っていました。展開は当然速くなると思っていたので、第2障害下に着いたときに前を射程圏に入れて乗っていました。障害を(3番手で)通過した時は勝てると思いました。(自身今季重賞5勝目は)出来過ぎなので自分でも驚いています。これで少し名前を憶えてもらったかなと思います」

はまなす賞 予想結果

今季2度目の的中者なし

今年度の予想対決第8Rは、キョウエイリュウが出走取消となり、単勝4番人気のゴールドハンターが障害3番手から差を詰めると先に越えたメムロボブサップとの競り合いを制して勝利。的中者はなしという結果になりました。

須田:返還3,000円 収支-3,000円
矢野:返還2,400円 収支-3,600円
荘司:返還1,000円 収支-5,000円
赤見:返還1,000円 収支-5,000円

【集計】投資額 6,000円×8R=48,000円

 須田  +22,790円
 荘司  +18,070円
 矢野  -17,150円
 斎藤  -18,830円
 目黒  -20,760円
 赤見  -22,400円
---------------------------------------
 白組  -13,190円
 紅組  -25,090円

8/30はまなす賞予想 荘司典子

2020年8月30日(日)

4歳二強の間に3歳馬を挟んで

 3歳と4歳の世代対決重賞・はまなす賞。重賞6勝と断然の実績を誇るメムロボブサップがさらにタイトルを積み重ねる可能性大の組み合わせ。そして同世代のライバル・アオノブラックも今季【2-1-3-2】と大崩れ無し。この2頭を中心に考えたいと思います。

 そしてこのレース、近年の1着~3着馬の年齢を確認してみると・・・2015年は3歳→4歳→3歳の順。2016年は4歳→3歳→4歳、2017年は3歳→3歳→4歳、2018年は4歳→3歳→4歳、昨年2019年も4歳→3歳→4歳の順。3歳だけや4歳だけのワンツースリーは無く、過去5年のうち3回も4歳→3歳→4歳で決まっています。

 ということで今回も馬券的には3歳馬にも注目。近走の充実著しいカイセドクター、660kgで斤量差に期待したいゴールドハンター、2歳重賞2勝馬のキョウエイリュウまでおさえて。

 馬券は◎○の馬複1点と、3連単フォーメーションで4歳→3歳→4歳になるように2着のところに3歳馬を置いた買い方をしてみます。

◎5 メムロボブサップ
○1 アオノブラック
▲9 カイセドクター
△4 ゴールドハンター
△7 キョウエイリュウ

馬複
1-5 3000円
3連単
1,5→4,9,7→1,5 各500円 計6000円

8/30はまなす賞予想 須田鷹雄

2020年8月29日(土)

軽馬場歓迎インビクタの2着固定で

 日曜の帯広は雨予報。一時出ていた豪雨に近い予報に比べると降水量は少ない予報に修正されたが、それでも軽い馬場にはなりそうだ。

 予報通りになれば、◎インビクタにとって理想的な馬場になりそう。買いたいタイミングであるのは確かだ。ただ、○メムロボブサップとの重量差は柏林賞の20キロから10キロになるし、これまで特別戦、重賞での着度数が【2-10-2-14】、本年度1着無しという善戦マンタイプ。ここは「◎なのに2着固定」という奇策でいく。1着が○なら配当はしれているが、他の順番になったら大きく跳ねる。

◎6 インビクタ
○5 メムロボブサップ
▲9 カイセドクター
☆1 アオノブラック
△7 キョウエイリュウ

3連単
5,9,1,7→6→5,9,1,7 各500円 計6000円

8/30はまなす賞予想 目黒貴子

大舞台で力発揮となるかメムロボブサップ

 ムム。また負けがこんできた。そろそろ当てないと昨年のようになってしまう・・・。とあえてプレッシャーをかけつつ予想したいと思います。

 ◎はメムロボブサップ。前回の重賞・柏林賞では、それまでの成績がいまひとつにもかかわらずしっかりと勝ちきってくれました。やはり大舞台に強いという見方は間違っていないんだと実感できました。今回はその時よりもさらにいい状態で臨めそうです。前走は2着でしたが、とても惜しいコンマ6秒差とほぼ勝ちに等しい結果。この馬の力を最大限に出せればここでも当然の主役候補です。

 勢いを感じるのは○カイセドクター。今季は9戦6勝。2走前のばんえい大賞典も2着となり、実力を上げてきている印象です。今回は端枠が気になりますが、6月のとかちダービーを2秒3差の3着と健闘しており、うまく導ければそれほどのマイナスにはならないかと思います。

 ▲にはアオノブラック。こちらも実績上位で侮れない存在。近走は勝てないまでも成績は安定しています。特に2走前のコウシュハウンカイの2着が光りますね。ただ、またもや1番枠で、これをどう克服するかがポイントでしょう。

 △にゴールドハンター。ここ6戦で5勝。特に後半の脚は見どころがあり、ここでどこまでできるのか注目ですね。もう一頭はダイリンファイター。こちらは逃げてどこまで粘れるかがカギ。

◎5 メムロボブサップ
○9 カイセドクター
▲1 アオノブラック
△2 ダイリンファイター
△4 ゴールドハンター

馬単
5→1,2,4,9 各1500円 計6000円

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