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2020年9月 アーカイブ

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9/27銀河賞回顧

2020年9月28日(月)

メムロボブサップが4歳三冠に王手

 9月27日(日)は重賞・銀河賞(4歳オープン)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。3歳三冠を制した同馬が4歳シ-ズンでも三冠にリーチをかけました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ダイリンファイター(720) 93.4
 2.コマサンエース(710) 10.5
 3.ジェイエース(720) 112.6
 4.ギンノダイマオー(720) 144.8
 5.メムロボブサップ(750) 1.3
 6.コマサンブラック(720) 5.6
 7.アオノブラック(740) 5.6
 8.サクラドリーマー(720) 63.0
 9.インビクタ(730) 40.1

 2歳二冠、3歳三冠、そして4歳一冠目の柏林賞を制し、同世代同士では無類の強さを誇るメムロボブサップ。今回は最大40キロ差のトップハンデ750キロという条件でしたが、単勝オッズは1.3倍と大きな期待が掛かりました。最近5戦で3勝、2、3着各1回と地力強化がうかがえるコマサンブラックと、ヤングチャンピオンシップ、ポプラ賞と重賞2勝のアオノブラックが単勝5.6倍で並びましたが、票数の差でコマサンブラックが2番人気。しかし、連勝系ではメムロボブサップとアオノブラックの組み合わせが人気の中心になりました。

 先手を取ったのはギンノダイマオーで、メムロボブサップが差なく追走。アオノブラック、コマサンブラックらが続きました。馬場水分は2.2%と軽めの馬場で前2頭は軽快に歩を進めると、わずかにギンノダイマオーが先頭で第2障害下に到達。ここまで51秒というペースでした。
 第2障害に最初に仕掛けたのはギンノダイマオーでしたが、登坂途中でひと息。これを見るように後続が一斉に登坂を開始すると、そのなかでアオノブラックがひと腰先頭で障害をクリアします。メムロボブサップとインビクタも差なく通過し、コマサンブラックが4番手で続きました。
 前の争いは、残り30メートルほどで先頭のアオノブラックをメムロボブサップがとらえると、並ぶ間もなく突き放し、断然人気にこたえての勝利となりました。アオノブラックがそのまま止まることなく歩き切って2着。3着争いは接戦でしたが、インビクタが差を詰めてきたコマサンブラックをしりぞけました。

 メムロボブサップはトップハンデながら王者の走りで重賞7勝目。三冠最終戦となる1月の天馬賞は定量戦だけに当然最有力候補となるでしょう。もし勝てば史上初となる3歳、4歳の両三冠制覇の偉業達成となるだけに、今後も目が離せない存在です。

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阿部武臣騎手「宿敵のアオノブラックと10キロ差しかなかったので辛いかなと思いましたが、よく頑張ってくれました。(トップハンデで)後ろから行って届かないよりは、逆に引っ張るくらいで行ったほうが馬には余裕が持てていいかなと思いました。先にギンノダイマオーに障害をかけられた時は馬が少し力んでしまいましたが、上手く越えてくれました。(史上初の3歳、4歳の三冠がかかる天馬賞について)上手く獲れればいいですが、これからそこを目標に頑張っていきたいと思います」

銀河賞 予想結果

荘司さんが首位奪還!

今年度の予想対決第10Rは、単勝1番人気のメムロボブサップが障害2番手通過から抜け出して二冠達成。予想対決は4名が的中し、なかでも荘司さんが大幅なプラス収支で首位に返り咲きました。

荘司:3連単1,000円的中! 収支+16,600円
斎藤:3連単500円的中! 収支+5,300円
赤見:馬単2,000円的中! 収支+1,200円
矢野:3連単100円的中! 収支-3,740円

【集計】投資額 6,000円×10R=60,000円

 荘司  +30,170円
 須田  +13,790円
 斎藤  -16,530円
 赤見  -23,200円
 矢野  -24,490円
 目黒  -29,760円
---------------------------------------
 紅組  -22,790円
 白組  -27,230円

9/27銀河賞予想 荘司典子

2020年9月27日(日)

世代王者はメムロボブサップ

 馬券対決、最近の結果は・・・。はまなす賞は3連単でゴールドハンターを2着につけた買い目はあったものの、ゴールドハンターがわずかに突き抜けて惜敗。岩見沢記念は勝ったコウシュハウンカイとメジロゴーリキ(6着)を2頭軸にした3連複でハズレ。2着ミスタカシマにも印を打っていただけに非常に悔しいハズレ方でした。こんな感じで馬券の買い方がちぐはぐな戦いが続いています(汗)。しかし「予想は悪くない」と自分に言い聞かせて今回も頑張ります。

 さて銀河賞。4歳世代の実績上位馬たちの力関係はほぼ形成されているとみて◎○は順当に印を打ちました。メムロボブサップは最重量750kgがポイントですが、昨年のキタノユウジロウ、2017年のマルミゴウカイ、2016年のセンゴクエースも750kgでこのレースを制覇。メムロボブサップも今後さらに上を目指すためには斤量差の克服は大事なこと。ここは1着固定で。

 成長著しいコマサンブラックが▲、柏林賞2、3着のインビクタとサクラドリーマーが△。

 馬券は3連単で2、3着を裏返して6点。さあ、久しぶりにビシッと的中なるか?楽しみな戦いです。

◎5 メムロボブサップ
○7 アオノブラック
▲6 コマサンブラック
△8 サクラドリーマー
△9 インビクタ

3連単
5→7→6,8,9 各1000円
5→6,8,9→7 各1000円 計6000円

9/27銀河賞予想 目黒貴子

2020年9月26日(土)

実力を示すかメムロボブサップ

 前回の岩見沢記念、また当てられず・・・。しかも好きな馬であるミスタカシマを軽視している時点でもう・・・と自己嫌悪に陥りそうな結果でした。気を取り直してといきたいところですが、果たして・・・!?

 世代重賞であるここは◎メムロボブサップ。はまなす賞ではまさかのゴールドハンターに先着を許して2着。馬券も当たらずガッカリでしたが、続くマロニエ賞では完勝の内容でホッとしました。さらに状態を上げて臨める今回は取りこぼしのできないレース(と勝手に思っています)。トップハンデは実力の証として堂々と克服して勝ってほしいですね。

 ○はアオノブラック。この馬は本当に端枠が多いですね。その中でも堅実な成績をあげています。今回は久々の中枠で本来の力を発揮できるかがポイント。相手は強くてもこの馬の存在感も上がるレースを期待します。

 もともと期待が大きかった▲コマサンブラックがいよいよ力をつけてきた印象です。山鳩賞ではメムロボブサップを相手に斤量差はあれど勝っています。前走も古馬相手に互角の競馬で差のない3着と充実、ここは勢いからも楽しみになりました。

 △コマサンエースも最近は安定したレースぶりをみせています。また涼しくなって改めての△ダイリンファイターにも期待。3連単でどう組み合わせるかがポイントですね。

◎5 メムロボブサップ
○7 アオノブラック
▲6 コマサンブラック
△1 ダイリンファイター
△2 コマサンエース

3連単ボックス
5,6,7 各500円
3連単
5→7→1,2,6 各1000円 計6000円

9/27銀河賞予想 赤見千尋

実績断然メムロボブサップ

 この世代の重賞6勝と圧倒的な力を見せて来たメムロボブサップに期待しています。今回も最も重い750キロを曳きますが、この重量はすでに経験済み。他の馬との重量差を比較しても、アオノブラックと10キロ差、インビクタと20キロ差、サクラドリーマーと30キロ差であれば、強いメムロボブサップが見られると思っています。

 対抗は、勢いのあるコマサンブラック。これまで2度挑戦した重賞では歯が立ちませんでしたが、着実に力を付けて来て、3走前の山鳩賞では30キロ差があったメムロボブサップを抑えて勝利。今回もその時と同じ重量差ですし、コンビを組むのは今季大ブレイク中の島津新騎手。近走の内容からも、上位争いに食い込む可能性があると考えます。

 メムロボブサップの印象が強いこの世代で、ナンバー2と言えるのがアオノブラックでしょう。重賞2勝の実績があり今シーズンは4歳オープンを勝っています。今回も740キロとメムロボブサップに次ぐ重量ですが、大崩れせずに安定して力を発揮してくれるのでは。

 柏林賞2着だったインビクタ、最も軽い重量710キロを曳くコマサンエースまで。

◎5 メムロボブサップ
○6 コマサンブラック
▲7 アオノブラック
△9 インビクタ
△2 コマサンエース

馬複
5-6 2000円
馬単
5→7 2000円
5→9,2 各1000円 合計6000円

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