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2020年8月 アーカイブ

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8/2ばんえい大賞典回顧

2020年8月 3日(月)

コマサンダイヤが3歳一冠目を制す

 8月2日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のコマサンダイヤが優勝。ゴール前の接戦を制し、イレネー記念に続いて重賞2勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.サロマタイショウ(670) 106.4
 2.コウテイ(670) 115.1
 3.キョウエイリュウ(700) 2.1
 4.エンゼルフクヒメ(650) 66.2
 5.ダイナマイト(670) 16.1
 6.ゴールドハンター(670) 11.9
 7.コマサンダイヤ(690) 2.6
 8.トワトラナノココロ(680) 49.0
 9.ブラックサファイア(680) 10.7
 10.カイセドクター(680) 8.6

 昨季ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップの二冠を制したキョウエイリュウは、6月のとかちダービーをトップハンデで制し、今回もトップハンデながら単勝1番人気に支持されました。イレネー記念馬コマサンダイヤはA2級で連勝中と好調で差のない2番人気。2頭の一騎打ちムードとなり、目下3連勝のカイセドクターが3番人気で続きました。

 第1障害を越えた勢いでキョウエイリュウが先行しますが、すぐにトワトラナノココロが交わして先頭に。コウテイ、コマサンダイヤが追走し、ブラックサファイアも徐々に位置取りを上げていきます。前はキョウエイリュウを除く4頭がほぼ横一線で第2障害に到達。ここまで62秒というペースでした。
 全馬が第2障害に到達する前にコマサンダイヤが最初に仕掛けますが、差なく続いたコウテイが先頭でクリア。ブラックサファイアが2番手で通過し、コマサンダイヤも止まりかけながらもひと腰で続きます。少し離れてトワトラナノココロ、カイセドクターも障害をクリアして、キョウエイリュウは6番手からという展開となりました。
 ブラックサファイアは障害を越えた勢いで先頭に立つと、続いたコマサンダイヤとの差を徐々に広げ、押し切りを図ります。しかし、残り10メートルで一杯になると、コマサンダイヤと脚を伸ばしてきたカイセドクターが差を詰めてきます。ブラックサファイアはすぐに立て直しますが、ゴール上でまたしても一杯に。3頭の接戦になりましたが、最後まで歩き切ったコマサンダイヤが勝利。カイセドクターがコンマ4秒差の2着で、なんとか立て直したブラックサファイアが3着。単勝1番人気のキョウエイリュウは持ち味の決め脚発揮とはならず、6着に敗れました。

 勝ったコマサンダイヤは、昨季のイレネー記念に続いて3歳一冠目を奪取。これで目下3連勝と確実に力をつけており、障害巧者といえるレースぶりから重量が課されても同世代同士では中心的存在となるでしょう。また、島津新騎手はミノルシャープでの北斗賞、旭川記念に続いて今季早くも重賞を3勝。人馬とも今後の活躍が楽しみになる一戦になりました。

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島津新騎手「(3月以来の騎乗でしたが)落ち着きも出てきて成長を感じました。この馬が一番強いと思って騎乗しました。折り合いも苦にすることなく、馬と一緒にリズムよく第2障害下まで行けました。(障害の)天板では苦労しましたが、その後はゴールまでしっかり頑張ってくれました。これからまだまだばんえい競馬は大きなレースが続きますので応援のほどよろしくお願いいたします」

ばんえい大賞典 予想結果

須田さんが連続的中で2位に浮上!

今年度の予想対決第6Rは、単勝2番人気のコマサンダイヤがゴール前の接戦を制して勝利。同馬を本命にした須田さんが2週連続のプラス収支で2位浮上となりました。

須田:3連単300円的中! 収支+16,200円
荘司:馬複200円的中! 収支-4,100円

【集計】投資額 6,000円×6R=36,000円

 荘司  +29,070円
 須田  +14,190円
 矢野  -7,550円
 目黒  -8,760円
 赤見  -21,800円
 斎藤  -27,950円
---------------------------------------
 紅組  -1,490円
 白組  -21,310円

8/2ばんえい大賞典予想 荘司典子

2020年8月 2日(日)

世代チャンピオンはキョウエイリュウ

 2017年生まれ世代によるここまでの重賞戦線。自分の馬券成績を振り返ってみました。最初に行われた昨年10月のナナカマド賞は1着◎キョウエイリュウ、2着△ゴールデンペガサス、3着○コマサンダイヤで3連単的中(印は当時のばんえい競馬情報局でのもの)。12月のヤングチャンピオンシップは1着◎キョウエイリュウ、2着○ブラックサファイア、3着△カイセドクターで3連単的中。今年2月の牝馬限定・黒ユリ賞は1着▲エンゼルフクヒメ、2着無印アヴエクトワ、3着◎アバシリルビーでハズレ。3月のイレネー記念は1着○コマサンダイヤ、2着▲トワトラナノココロで馬単的中。ということで4戦3勝。牝馬限定重賞を除けば3連勝中なので「今年の3歳世代の牡馬たちとは相性が良い」と勝手に思っています。相性の良さがいつまで続くかはわかりませんが・・・。

 本命はキョウエイリュウ。今回のメンバーのうち7頭が出走していた6月のとかちダービーでトップハンデをものともせず快勝。それ以来の登場となりますが、2歳シーズン二冠馬の名にかけて調整は十分と信じて。他馬より斤量が重いのは実力馬の宿命ゆえ今回も克服可能とみています。世代限定戦なら負けられない戦いです。

 相手筆頭はとかちダービー未出走組からブラックサファイア。5月のとかち皐月賞でキョウエイリュウ、コマサンダイヤらを相手に1着。その後古馬相手に2戦して6着→2着。同世代相手ならヤングチャンピオンシップ2着の実績からも上位を狙える存在。

 カイセドクターはヤングチャンピオンシップ、イレネー記念ともに3着で、3連勝中の勢いもあって見逃せない1頭。イレネー記念の勝ち馬コマサンダイヤ、鈴木恵介騎手と初コンビが楽しみなダイナマイトまで。馬券はキョウエイリュウからの馬単と、イレネー記念の時のようなことがあった場合を考えて○以下の馬複BOXを保険でおさえてみました。

◎3 キョウエイリュウ
○9 ブラックサファイア
▲10 カイセドクター
△7 コマサンダイヤ
△5 ダイナマイト

馬単
3→5,7,9,10 各1200円
馬複BOX
5,7,9,10 各200円 計6000円

8/2ばんえい大賞典予想 斎藤修

2020年8月 1日(土)

A2連勝好調コマサンダイヤ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7コマサンダイヤ
 ○3キョウエイリュウ
 ▲4エンゼルフクヒメ
 △10カイセドクター
 △5ダイナマイト
 △6ゴールドハンター

 3連単1頭軸マルチ
 7→3,4,5,6,10 100円 計6000円

8/2ばんえい大賞典予想 目黒貴子

一冠目奪取なるかキョウエイリュウ

 小さいプラスですが、連勝できて素直に喜んでおります。なかなか絞りきれないことが大きなプラスに繋がらないわけですね。さてこのレースはどうしようかと悩みながら書いています。

 ◎はキョウエイリュウ。そうです。イレネー記念でも当然のように◎にした馬です。残念ながら競走中止。デビュー以来それまで負けなしできた馬にもこういうことがあるんだと改めて教えてくれた馬でもあります。以降、ベテラン勢との対戦で敗戦も経て前走は力を示す1着!今回の有力馬とされるコマサンダイヤも負かしています。重量も10K重い中での勝利は完全に復活したと言えるのではないでしょうか。今回も1頭だけ700Kの大台となりますが、前走からも不安はありません。ここに向けての調整は順調に進んだようで、再びの重賞奪取に期待します。

 イレネー記念を圧勝したのは○コマサンダイヤ。そして近走は古馬の実力ある馬たちを相手にも勝利するなど、確実に力をつけてきている馬ですね。勢いもあり、怖い存在です。

 上記2頭を相手にとかち皐月賞で勝利したのは▲ブラックサファイア。前走も2着とはいえ内容もよく、ここも侮れない1頭と言えます。

 △にはダイナマイト、カイセドクターを。

 結局、今回も絞りきれなかった・・・。本当はまだ印をつけたい馬もいるのです。馬券は◎○が少し抜けた存在として考えました。あ~、荘司さんのようなプラスが欲しい!

◎3 キョウエイリュウ
○7 コマサンダイヤ
▲9 ブラックサファイア
△5 ダイナマイト
△10 カイセドクター

3連単
3→7→5,9,10 各1500円
7→3→5,9,10 各500円 計6000円

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