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今週の見どころ(5/9~5/11)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 5月10日(日)のメインには、春の女王決定戦・カーネーションカップが組まれています。創設された07年と、10~19年は特別戦(準重賞)で、重賞としては11年ぶりの実施。これで、春の軽量でスピードを競うこのレース、高重量でパワーが試される年明けのヒロインズカップと、古馬牝馬にとっての重賞は2つとなります。
 さて今週からは、2歳新馬戦がスタート。初週は5鞍が実施されますが、初戦にあたる10日第2レースには、第1回能力検査を、牝馬トップタイム(全体では2番目)でパスしたニュクス(松井浩文厩舎・父レットダイヤ)が登場(予定)します。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第2回開催4日目】
 5月9日(土)のメイン第10レースは、菖蒲特別(A2級・20:10発走予定)
 2歳シーズン12戦11勝(うち重賞2勝)の大器◎キョウエイリュウが今季初戦を迎えます。唯一の敗戦は三冠がかかる3月のイレネー記念で単勝1.1倍に推されたものの障害で転倒し競走中止。力負けではなく、底は見せていません。近年2歳時にこれほどの実績を残した馬と言えばセンゴクエース(15年イレネー記念を9戦全勝で制覇)が思い出されます。同馬は3歳シーズン初戦が同じA2級でしたが、7月の平場戦で6着に敗れています。はたしてキョウエイリュウは? 若馬の挑戦に興味津々です。
 前開催のA2級-1組・ミズバショウ特別は先行した3頭による決着で、今回は1~4着が不在。5着○ミノルシンザンに巻き返しが期待できます。引き続き5歳が多い組み合わせだけに、流れに乗ってしぶとく歩いてきそうです。
 ▲ブチオは、オープンからの降級で相手関係が有利。前走2組の卯月特別では障害がイマイチでしたが軽視は禁物です。
 △カネサスペシャルは、前走でブチオに先着。昨季は開幕からオープン格付で未勝利でしたが、A2までクラスが下がれば見直せます。

【第2回開催5日目】
 5月10日(日)のメイン第10レースは、BG3・第13回カーネーションカップ(3歳以上牝馬・20:10発走予定)。別定重量戦で、オープンのミスタカシマが690キロで最大40キロ差のトップハンデを課されています。
 出走馬10頭中、7頭が2月のヒロインズカップで対戦し、最軽量760キロのアフロディーテが重賞初制覇。今回出走する中では780キロのフェアリースズが3着、シンエイボブが6着 790キロのナカゼンガキタが5着で、トップハンデ800キロのミスタカシマは7着でした。
 ◎ナカゼンガキタは、ヒロインズカップが4秒9差の惜敗。オープンからA2と今回のメンバーで昨季からの降級幅が最も大きく、重量面で恵まれています。今季初戦では、障害ひと腰2番手クリアから抜け出し快勝と状態面もよく、ばんえいオークス以来となる重賞制覇が期待できます。
 ○シンエイボブは、今季初戦のB1級-1組平場戦を障害ひと腰から抜け出しての快勝でした。これで昨季最終戦から連勝と勢いに乗っていることから上位争いが十分です。
 ▲ミスタカシマは、昨年のこのレースの勝ち馬。出走メンバー中、唯一のオープン馬で、ここまで重賞を6勝しています。出走取消明けでトップハンデと条件は厳しいですが、力量的には上位だけに侮れない存在です。
 そのほかに、ヒロインズカップ3着の実績がある△フェアリースズにも警戒が必要でしょう。

【第2回開催6日目】
 5月11日(月)のメイン第10レースは、スーパージョッキー賞(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディング上位騎手がB級馬に騎乗し争います。
 ◎ココロノタカラは、昨季最終戦の蛍の光賞(A1級-1組)で勝ち馬から3秒2差の3着と好走。今季はB1級スタートの利をいかし、初戦の2組を逃げ切ると、続く前走の1組では、障害3番手から残り20メートル手前で抜け出して連勝しています。トップハンデ640キロとなりますが、最大20キロ差なら対応できそう。連勝継続に期待です。
 ○バウンティハンターもA1からの降級馬で、今季はB4級スタート。こちらも開幕初戦から2連勝を挙げています。前走を勝ったことでB3へ昇級しましたが、それでもココロノタカラより20キロ軽く3連勝のシーンまで。
 ▲ホクトシンバは、開幕初戦のB2級-3組を勝利し、続く前走の1組では2着に敗れたものの、障害はひと腰で勝ち馬とは1秒7差と僅差のレースでした。しぶとい差し脚があるだけに障害を早めに越えられれば出番はありそう。
 決め手勝負に持ち込めれば△キタイノホシにもチャンスはありそうです。

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