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5/3ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

コウシュハウンカイがオッズパーク杯3勝目

 5月3日(祝・日)は今シーズン初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のコウシュハウンカイが優勝。今季初戦から連勝で重賞制覇と幸先の良いスタートを切りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.センゴクエース(720) 5.4
 2.アアモンドグンシン(720) 24.4
 3.シンザンボーイ(720) 47.9
 4.コウシュハレガシー(720) 82.3
 5.コウシュハウンカイ(720) 3.1
 6.ソウクンボーイ(720) 74.4
 7.ミノルシャープ(720) 7.2
 8.キタノユウジロウ(720) 52.7
 9.オレノココロ(720) 3.5
 10.ホクショウマサル(720) 4.5

 過去5年でコウシュハウンカイが2勝(17、18年)、オレノココロが3勝(15、16、19年)と勝利を分け合っている10歳馬2頭の馬複が3.3倍と今年もこの2頭に人気が集まりました。これに昨季地方競馬最多連勝記録を更新したホクショウマサル、今年のばんえい記念で2着のセンゴクエースが続き、今季初戦で伏兵ながら2着と好走したミノルシャープまでが単勝ひと桁台に推されました。

 まず、5歳馬アアモンドグンシンが勢いよく第1障害を越えて先行。これに並んできたのはミノルシャープで、コウシュハウンカイ、オレノココロらも続きましたが、ホクショウマサルは行き脚がつかず、少し置かれる展開となりました。前は7頭がほぼ同時に第2障害下に到達。わずかにシンザンボーイが先頭でここまで60秒というペースでした。
 全馬が第2障害下に揃う前にアアモンドグンシンとミノルシャープがほとんど同時に仕掛けますが、ともに登坂途中でひと息。続いて仕掛けたコウシュハウンカイがスンナリひと腰で上がり先頭でクリアします。同時に仕掛けたコウシュハレガシーがふた腰で障害2番手、その後にオレノココロが続くかたちとなりました。
 障害で後続に大きな差をつけたコウシュハウンカイは、力のいる馬場を懸命に歩を進め、十分にリードを保ったまま逃げ切りました。
 障害3番手のオレノココロは差を詰めたものの4秒6差2着で、このレース4勝目はならず。障害5番手からじわじわと脚を伸ばしたセンゴクエースが3着という結果になりました。

 勝ったコウシュハウンカイは、15年から6年連続でこのレースに出走し、3勝、2着3回とオール連対。昨年はオレノココロの2着でしたが、見事そのリベンジを果たしました。またこの勝利で重賞14勝目となり、10歳を迎えた今年もまだまだ活躍が期待できそうです。

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藤本匠騎手「(前走に続いて)強い勝ち方でホッとしています。体調は年明けぐらいからずっと良い状態で、今日もパドックからスタート地点に向かった段階でかなり元気が良かったです。それほど速くもない流れでミノルシャープをマークしながらレースを進めました。今日は障害を降りた後もしっかり歩いてくれて、後ろからオレノココロの気配を感じましたが、思ったよりも楽に逃げ切ることができました。10歳になってもまだまだ進化し続けていると思います。新型コロナウイルスの影響で無観客競馬が続いていますが、いつかは必ず終わりが来ると思うので、収束したら帯広競馬場に足を運んでいただき応援のほどよろしくお願いします」

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