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2020年1月 アーカイブ

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1/2帯広記念予想 赤見千尋

復調うかがえるオレノココロ

 いよいよ900キロ台の荷物を曳く高重量戦に突入。帯広記念からは、シーズンファイナルのばんえい記念が見えて来るので重要な一戦です。

 本命にしたのはオレノココロ。
 帯広記念は2016年、17年と19年に勝利。昨年のばんえい記念は惜しくも2着で3連覇は逃しましたが、現在のばんえい競馬をけん引する存在です。
 今シーズンは、シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯と旭川記念を勝って好調な滑り出し。このまま無双状態が続くのかと思いきや、シーズン中盤は勝てないどころか馬券に絡むことすらなく...。
 どうしたんだオレノココロ!と心配していましたが、12月に入ってドリームエイジカップで3着に入り、復活の兆しが見えて来ました。

 17年、19年と920キロを曳いて勝っているオレノココロにとって、910キロでの出走というのはプラス材料。状態さえ戻ってくれば、ばんえい記念に向けても好レースをしてくれると思います。

 今シーズンから古馬重賞戦線に参戦している6歳馬ミノルシャープは、旭川記念と北見記念で2着に健闘しています。今回は自身初の900キロを曳きますが、初めての860キロだった北見記念を好走しているので、なんとかこなしてくれるのでは。

 実力馬コウシュハウンカイ、昨年のばんえい記念を勝ったセンゴクエースまで。

◎1 オレノココロ
○2 ミノルシャープ
▲3 コウシュハウンカイ
△5 センゴクエース

馬単
1→2 4000円
1→3,5 各1000円 計6000円

2020年始開催の見どころ(1/2~1/6 1/3・天馬賞)

2020年1月 2日(木)

1/2(帯広記念)の見どころはこちらから

【第20回開催2日目】
 1月3日(金)は12レース編成で、メイン第11レースは第13回天馬賞(5歳・16:40発走予定)
 4歳シーズン三冠のラストで、牡馬760キロ、牝馬740キロの定量戦。アアモンドグンシン、ミスタカシマ、キタノユウジロウらオープン馬が5頭。もっとも格下でもA2級のオールラウンダー、マツノタイガーで10頭が争います。
 ◎ミスタカシマは、世代最多の重賞6勝。牡馬との混合でも3勝を挙げています。4歳一冠目の柏林賞を実質トップハンデで勝利。二冠目の銀河賞は回避したため、最近の牡馬との力関係は不明ですが、今回も手綱を取る鈴木恵介騎手は、天馬賞5勝と相性抜群。唯一牝馬が勝った16年キサラキクにも同騎手が騎乗しており、牝馬として2頭目の制覇に期待です。
 ○キタノユウジロウは、銀河賞の勝ち馬。同じく定量だった3歳三冠目のばんえいダービーでは、アアモンドグンシンに逃げ切られ2着でしたが、当時アアモンドグンシンにはセン馬10キロ減がありました。しかし4歳になり、同馬の減量がなくなってからは、9月のはまなす賞(3歳混合)、銀河賞と続けて破っており、立場は逆転しています。
 ▲アアモンドグンシンは、12月のドリームエイジカップでは20キロ差でキタノユウジロウを下しています。とはいえ今季休みなく使われここまで19戦。16戦のキタノユウジロウ、12戦のミスタカシマら同期のオープン馬と比べて出走数が多く、上積みの面でどうか。
 △コウシュハレガシーは、ばんえいダービー3着、柏林賞2着、銀河賞3着。オープン昇級後の4戦では善戦までですが、世代限定戦では警戒が必要でしょう。

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