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2020年1月 アーカイブ

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1/2帯広記念回顧

コウシュハウンカイ今季重賞3勝目

 1月2日(木)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝5番人気のコウシュハウンカイが優勝。近3戦では思うような結果が残せていませんでしたが、実績馬として力を見せつけました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.オレノココロ(910) 1.6
 2.ミノルシャープ(900) 4.4
 3.コウシュハウンカイ(920) 13.7
 4.シンザンボーイ(900) 5.5
 5.センゴクエース(900) 7.7
 6.ゴールデンフウジン(900) 36.7
 7.ソウクンボーイ(890) 35.7

 16、17年そして19年とこのレースを3勝している王者オレノココロが1.6倍と断然の人気。初の900キロも北見記念2着馬ミノルシャープが4.4倍で2番人気、北見記念で重賞初制覇となったシンザンボーイが5.5倍で3番人気、ドリームエイジカップを2着と復調気配のセンゴクエースが7.7倍の4番人気で続きました。

 ミノルシャープが先行しますが、7頭がほぼ横一線の展開。900キロ前後の高重量を曳くだけに各馬慎重に刻んで歩を進めます。中間点を過ぎたあたりでシンザンボーイが上がってきましたが、ミノルシャープが最初に第2障害下に到達。ここまで89秒というペースでした。
 障害下で全頭が横並びになると、各馬じっくりと脚を溜めます。そして、オレノココロ、ミノルシャープがほぼ同時に仕掛けると、他の馬も登坂を開始。高重量戦だけに各馬苦戦を強いられるなか、他の馬を見るかたちで最後に仕掛けたコウシュハウンカイがスムーズにひと腰先頭でクリア。立て直したミノルシャープも差なくクリアし、オレノココロがやや離れた3番手で続きます。
 ミノルシャープが残り30メートルで苦しくなり、コウシュハウンカイが押し切りを図るところ、じわじわとオレノココロが詰め寄ります。脚色は完全に優勢だったオレノココロでしたが、残り10メートルほどで脚が止まり、その間も歩き続けたコウシュハウンカイが先頭でゴール。オレノココロが2着で、離れた障害5番手から追い上げてきた最軽量のソウクンボーイが3着に入りました。

 勝ったコウシュハウンカイは、今季重賞ではばんえいグランプリ、岩見沢記念に続く3勝目で、帯広記念は18年に続いて2度目の制覇。北見記念4着以降精彩を欠いており、出走取消明けでトップハンデと厳しい条件でしたが変わり身を見せました。まだタイトルを手にしていない年度末の大一番に向けて期待が持てる一戦になりました。

成績はこちら
映像はこちら

藤本匠騎手「高重量戦でトップハンデ、今日の馬場状態で、障害を降りてからゴールまでよく我慢してくれました。調教師とは普段どおり、この馬らしいレースをしようと話して騎乗しました。いつものパターンだと、ゴール前でオレノココロに差されると思いましたが、逆に相手が止まったので後はゴールまでもってくれと祈っていました。今季はBG1を2つ勝利したので、あと1つ(ばんえい記念)をなんとかこの馬に獲らせてあげたいです」

天馬賞 予想結果

2020年1月 3日(金)

コウシュハレガシーが重賞初制覇!

レースは、障害を先頭でスムーズにクリアしたコウシュハレガシーが、後続を寄せ付けずに押し切って勝利。4歳シーズン最後の一冠で見事重賞初制覇となりました。
予想対決は矢野さん、荘司さんの2名が的中。なかでも矢野さんは3連単を当て大幅なプラス収支となりました。

矢野:3連単100円的中! 収支+43,960円
荘司:3連複700円的中! 収支+12,480円

【集計】投資額 6,000円×19R=114,000円

 荘司  +24,220円
 須田  +1,250円
 矢野  -41,970円
 斎藤  -68,570円
 赤見  -72,600円
 目黒  -72,940円
---------------------------------------
 白組  -109,290円
 紅組  -121,320円

1/3天馬賞予想 斎藤修

オープン上位3頭の争い

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9ミスタカシマ
 ○10アアモンドグンシン
 ▲8キタノユウジロウ
 △1ジェイコマンダー
 △4コウシュハレガシー
 △6オレワチャンピオン

 3連単
 9,10→8,9,10→1,4,6,8,9,10 300円 計4800円
 馬複
 9-10 1200円

1/3天馬賞予想 荘司典子

2020年1月 2日(木)

牡馬相手でもミスタカシマ

 明け5歳のチャンピオン決定戦・天馬賞。オレノココロもセンゴクエースもこのレースを勝っているスターへの登竜門。今年も好メンバーが揃いました。中でも注目はキタノユウジロウ、ミスタカシマ、アアモンドグンシンの三強。世代トップスリーで決まるのか?成長力を見せる馬はいるのか?今後につながる一戦ですね。

 イチオシは牝馬・ミスタカシマ。天馬賞のこれまで12回の歴史の中で牝馬が制したのは2016年のキサラキクのみ。戦歴を比較すると柏林賞を制しているミスタカシマの方が現時点で実績上位。当然牡馬相手でも1着を狙える存在。もちろん相手のあることですから単純な比較はできませんが、世代女王としてタイトルを手にして欲しいですね。

 ついついミスタカシマには期待が大きくなりがちですが、アアモンドグンシンとキタノユウジロウの力は承知の上。まずこの2頭が相手の3連複1点を厚めに。

 さらに、好調ジェイコマンダー、柏林賞2着のコウシュハレガシー、2歳時にヤングチャンピオンシップを制しているオレワチャンピオンの3頭も買い目に入れて、3連複のフォーメーション6点も加えて。合計7点で勝負です。

◎9 ミスタカシマ
○10 アアモンドグンシン
▲8 キタノユウジロウ
△1 ジェイコマンダー
△4 コウシュハレガシー
△6 オレワチャンピオン

3連複
9-8-10 1800円
9-8,10-1,4,6 各700円 計6000円

1/3天馬賞予想 目黒貴子

勢いもある実績馬アアモンドグンシン

 年明け第二弾の天馬賞は5歳の世代限定重賞。帯広記念同様に川崎ロジータホールの場立ち予想をやりながらみなさんと一緒にモニターでレースを観戦しましたが、やはりあまり当たった記憶がないのです。3日は私も場立ちに参戦しますので、当てて堂々と笑いたいですね。

 昨年の夏はいまひとつの結果だったアアモンドグンシン。そういえば一昨年の東京競馬場でのイベントで、「この馬の名前は覚えていてください」なんて言ってたなぁ。それだけ3歳時のグンシンは連勝を重ねて勢いがあったのです。それを考えると、かなり物足りなかった今季。ところがこの11月くらいから本来の強さが戻ってきた気がします。特に世代代表戦のドリームエイジカップを勝利。これはばんえい一線級が相手ですから、大きな自信になるでしょう。勢いもあり、今回は同世代が相手となるので、当然の◎となります。

 ○はミスタカシマ。牝馬限定なら、2走前のように女王らしいレースを見せてくれますが、どんどん力をつけてきた牡馬を相手にすると、近走はなかなか勝ちきれないレースも多い印象です。しかし今回はここを目標にひと開催を調整に充てて本来の力を発揮できる期待が。となれば女王の風格を示してほしいですね。

 ▲にはジェイコマンダーを。2歳重賞では2、3着に入るなど結果を残してきましたが、3歳以降は少々物足りない成績が続きました。しかしこちらも近走は安定してきてまた注目度が上がっています。

 はまなす賞、銀河賞を制覇と今季好調のキタノユウジロウを△に。他にオールラウンダーとオレワチャンピオン。

◎10 アアモンドグンシン
○9 ミスタカシマ
▲1 ジェイコマンダー
△3 オールラウンダー
△6 オレワチャンピオン
△8 キタノユウジロウ

3連単
10→1,3,6,8,9→1,3,6,8,9 各300円 計6000円

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