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2019年8月 アーカイブ

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8/11ばんえいグランプリ予想 斎藤修

2019年8月 9日(金)

コウシュハウンカイの出番

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2コウシュハウンアイ
 ○3センゴクエース
 ▲7オレノココロ
 △4メジロゴーリキ

 3連単
 2,3→2,3→7 2000円 計4000円
 2,3→2,3→4 1000円 計2000円

8/11ばんえいグランプリ予想 須田鷹雄

前走5着オレノココロの巻き返しを期待

 ここ10年かそれ以上、古馬重賞はトップクラスの数頭が勝ったり負けたりという関係性を繰り返してきた。どんな馬でも一線級で連勝を続けることは珍しく、それがばんえいの面白さでもある。

 逆に言うと、負けたレースの次は買いのタイミングということでもある。◎オレノココロは北斗賞で久々にやらかしてしまったが、今回は重量面から前走よりペースも落ちるし、じっくり仕掛けられれば真価を発揮できるだろう。

 この馬が重賞で2回連続馬券圏内を外したのは2017年北見記念(4着)→2018年帯広記念(4着)まで遡るはず。それ以降も重賞で3回馬券から外れているが、その次の重賞は1、1、2着と連対してきた。また、特別以下も含めた全レースだと昨シーズン以降で10秒以上負けたレースが3回あるが、こちらも次走は1、2、1着と復活している。

 この馬の場合負けてもなお人気になるので、買い目を絞るために馬券は1着固定でいく。2、3着候補も近況を考えると○▲△の3頭にせざるをえないし、今回は堅い予想にした。

◎7 オレノココロ
○2 コウシュハウンカイ
▲4 メジロゴーリキ
△3 センゴクエース

3連単1着固定
7→2,3,4→2,3,4 各1000円 計6000円

今週の見どころ(8/10~8/12)

 8月11日(祝・日)のメインには、ファン投票選抜による夏の大一番・ばんえいグランプリが組まれています。クラスハンデ以外に重量差がつかないため、実力馬が人気どおりの走りを見せ、堅く収まる傾向にあります。昨年は単勝2番人気でファン投票2年連続1位のオレノココロが、2度目のばんえいグランプリ制覇を果たしました。

 ※ばんえいグランプリの投票結果についてはこちら
 ※今週のイベントはこちら

【第9回開催1日目】
 8月10日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(A2級-1組・20:05発走予定)。前週のばんえい大賞典で2、3着に入った3歳馬ギンノダイマオーとアオノブラックの参戦で盛り上がりそうです。
 ◎アオノブラックは、前走の3歳重賞・ばんえい大賞典で3着。ほぼ同時に先頭で障害を越えたギンノダイマオー、メムロボブサップから離れた3番手で通過すると、じわじわと伸びて、10キロ軽い2着ギンノダイマオーを2秒9差まで追い詰めています。今回はこちらが5キロ軽く重量面で有利。逆転も十分です。
 ○ギンノダイマオーは、今季1勝だけですが、着外も1度のみと大崩れが少ないのは魅力。昇級初戦になりますが、降雨の予報もあり、馬場が軽くなるのは詰めが甘いこの馬にとって歓迎。引き続きの上位争いが期待できます。
 同じく降雨を歓迎とするのは▲ヤマノホシ。前走のビッグウエイトカップ(B1級以上選抜)では、3頭立ての3着に敗れましたが、今季は準重賞・カーネーションカップでミスタカシマの2着や、水無月特別(A1・A2級決勝混合)で2秒9差の4着があり、このメンバー構成なら実績上位の存在です。先行力、登坂力はあるだけに踏ん張りが利けば上位争いに加わるでしょう。
 △ココロノタカラは、A2昇級後初の特別挑戦だった前走ルビー特別(A2級-1組)では8着。しかし、重量とペース慣れが見込めるここは、巻き返しに期待です。

【第9回開催2日目】
 8月11日(祝・日)のメイン第10レースは、BG1・第31回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)。A1級のカンシャノココロが800キロ、それ以外のオープン7頭が810キロで争われる真夏の大一番です。
 ◎コウシュハウンカイは、北斗賞では先頭で障害をクリアし2着。3番手で通過した勝ち馬センゴクエースに早めに交わされたものの、脚色が鈍ることなく歩き切って連対を確保しています。続く前走のサマーカップ(オープン)では、相手に恵まれた面はありましたが、障害ひと腰から逃げ切って完勝。詰めが甘い面があるだけに、降雨により脚抜きの良い馬場になるのは歓迎。グランプリは過去4回挑戦して2度の2着が最高順位。悲願の初制覇に邁進します。
 ○オレノココロは、前走北斗賞では障害で手間取り5着。トップハンデが響いた印象でした。今回、オープン馬同士では差がつかない810キロ。昨年のばんえいグランプリでは障害2番手通過から抜け出して勝利しており、立て直せれば連覇も十分です。
 ▲ミノルシャープは、前走サマーカップ(オープン)で5着。敗れはしたものの、障害をひと腰2番手通過と見せ場ある内容でした。810キロに重量が増えますが、スピードで押すタイプだけに脚抜きの良い馬場に替わるのは歓迎。障害を早めにクリアできれば粘り込みが期待できます。
 △センゴクエースは、2走前の北斗賞では、障害を3番手で通過後、すぐに先頭へ抜け出し今季初勝利。続く前走ビッグウエイトカップ(B1級以上選抜)では、トップハンデをものともせず差し切って2連勝。今回は前走から120キロ増と一気に重量が増えることから障害がカギになりそうです。

【第9回開催3日目】
 8月12日(振・月)のメイン第10レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:05発走予定)
 前回実施された4歳オープン戦は7月7日の重賞・柏林賞。ほぼ同時に先頭で障害を通過した負担重量700キロの2頭から、まず抜け出したのはコウシュハレガシーでしたが、残り20メートルを切って一杯に。対照的に力強く歩いた紅一点のミスタカシマがあっさり交わして完勝。今回は不出走のオレノタイショウが3着で、離れた障害6番手から追い込んだトップハンデ720キロのアアモンドグンシンが4着に入っています。
 ◎ミスタカシマは、続く前走サマーカップ(オープン)では4着も、キャリア豊富な年長馬も相手だったことを考慮すれば上々の内容。世代限定戦では重賞で5勝と実績上位。しかも、コウシュハレガシーが柏林賞後に昇級したことで、今回は10キロ差つくだけに、ここも勝利が期待できます。
 ○コウシュハレガシーは、柏林賞2着後に2走して、天の川特別(A1級-1組混合)、しし座特別(A1級-1組)とも3着。A1へ昇級後も好勝負を演じています。障害をひと腰でまとめていた柏林賞と同じ700キロなら、今回も好勝負になるでしょう。
 ▲アアモンドグンシンは、前走サマーカップ(オープン)では2着と4着だったミスタカシマに先着。苦戦が続いていた障害をひと腰でまとめる好内容のレースでした。3歳時にはばんえい大賞典、ばんえいダービーの二冠を制しており、同世代相手なら実績上位の存在。復調がうかがえるだけに、トップハンデ710キロでも上位争いを期待します。
 △キタノユウジロウは、柏林賞を競走除外となり、続くA1級-2組混合平場の2戦とも2着。特に前走では、障害2番手から一旦は先頭に立つ見せ場十分の内容。定量730キロのばんえいダービーで2着がある実力馬。4歳同士の別定700キロなら侮れない存在です。

8/4ばんえい大賞典回顧

2019年8月 5日(月)

メムロボブサップ、まず一冠!

 8月4日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。2歳シーズン二冠を制した実力馬が、トップハンデを物ともせず3歳三冠の初戦を制しました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.アオノゴッド 24.6
  2.ジェイエース 11.7
  3.ジェイカトレア 73.7
  4.インビクタ 8.3
  5.アオノブラック 5.3
  6.ギンノダイマオー 4.0
  7.メムロボブサップ 2.0
  8.サクラドリーマー 40.4
  9.アポロン 30.9

 ナナカマド賞、イレネー記念と2歳シーズン二冠を制したメムロボブサップが2.0倍で1番人気。2歳シーズン三冠すべて2着のギンノダイマオーが4.0倍の2番人気で、ヤングチャンピオンシップの覇者アオノブラックが4.6倍の3番人気、今季5勝と充実のインビクタが8.3倍の4番人気。以下は10倍以上で、実績通りの人気になりました。

 馬場水分は0.5%と乾いた馬場の中、レースはスタート。ギンノダイマオーが勢いよく第1障害を通過しますが、インビクタが交わして先行します。メムロボブサップ、アポロン、ジェイエースらが続き、ギンノダイマオー、アオノブラックも差なく追走。各馬刻みながら歩を進めます。多少ばらけた展開になりましたが、先頭のインビクタが第2障害下に60秒で到達しました。
 ひと呼吸入れてインビクタが最初に仕掛けましたが、障害の天板で膝を折ってしまいます。続いて仕掛けたジェイエースも障害で止まり、溜めて仕掛けたメムロボブサップとギンノダイマオーがほぼ同時に障害をクリア。3番手で通過したアオノブラックとは大きく差があり、この2頭の争いに持ち込まれました。ギンノダイマオーは、障害を越えた勢いで先頭に立ったメムロボブサップに懸命に食らいつきますが、残り30メートルを過ぎたあたりで詰まってしまいます。メムロボブサップはこの間に差を広げ、ゴール前で一度は止まりましたが、余裕を持って立て直して勝利しました。

 ギンノダイマオーは、ゴール前でも詰まりますが、9秒差で2着を確保。2歳シーズン三冠に続いてまたしても2着という結果になりましたが、どんな条件でも安定した結果を残せるのは力がある証拠でしょう。さらに2秒9差の3着にはアオノブラックが入り、2歳シーズン三冠に続いて、3歳三冠初戦も上位3頭の顔ぶれは同じという結果になりました。

 2歳シーズンは惜しくも二冠に終わってしまったメムロボブサップは、まず3歳の一冠目を奪取。ハンデ差最大50キロのトップハンデ700キロで完勝した内容から、3歳シーズンこそはと期待がかかる結果になりました。

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阿部武臣騎手「素直に嬉しいです。昇り調子ではありましたが、夏バテしないように体調管理するのが大変でした。思っていたより元気があって良かったです。スタートダッシュも良く、第2障害までは息を入れながら先行できました。トップハンデで、障害を降りてからどこまで歩けるのかとは思いましたが、しっかりと歩いてくれました。(今後について)ゆくゆくはばんえい記念に出られるよう育っていって欲しいです。これからもメムロボブサップ共々、応援よろしくお願いします」

ばんえい大賞典 予想結果

メムロボブサップが3歳一冠目を制す!

レースはギンノダイマオーとメムロボブサップが障害をほぼ同時に通過し、2頭の争いになりましたが、ギンノダイマオーが詰まり、その間に差を広げたメムロボブサップが勝利。見事3歳一冠目を制しました。
予想対決は的中者は多くも、上位人気での決着のため、的中者全員がトリガミという結果になりました。

須田:3馬単500円的中! 収支-750円
赤見:3馬単400円的中! 収支-1,800円
目黒:3馬複600円的中! 収支-3,840円
斎藤:3馬単100円的中! 収支-4,950円
矢野:3馬単100円的中! 収支-4,950円

【集計】投資額 6,000円×5R=30,000円

 荘司  +36,740円
 須田  -7,230円
 矢野  -12,250円
 目黒  -15,390円
 赤見  -25,800円
 斎藤  -28,950円
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 紅組  -4,450円
 白組  -48,430円

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