6月23日(日)のメインには、今季の古馬重賞第2弾・旭川記念が組まれています。第1弾のばんえい十勝オッズパーク杯は1着オレノココロ、2着コウシュハウンカイと人気2頭による決着でしたが、今回も順当な結果になるのでしょうか。楽しみな一戦です。
また、6月22日(土)から、ばんえいグランプリのファン投票が実施されます。8月11日(日)に行われる真夏の大一番・ばんえいグランプリの出走馬を選んでみてはいかがでしょうか。
※今週のイベントはこちら
※ばんえいグランプリ特設ページはこちら
【第5回開催4日目】
6月22日(土)のメイン第10レースは、層雲峡特別(B1級-1組混合・20:05発走予定)。B1級がカクセンキング、ココロノタカラの2頭。それ以外の5頭がA2級で、7頭立てで争われます。
◎ヤマノホシは、前走水無月特別(A1・A2級決勝混合)では、障害を先頭で通過すると勝ち馬とは2秒9差の4着に健闘。決め手勝負になると分が悪いですが、今回は同型の逃げ馬が不在と展開の利がありそう。加えて、他の出走馬が前走から重量が加増されるのに対し、引き続きの650キロで臨めるのも好材料。逃げ切りに期待です。
○センショウニシキは、前走スタリオンカップ(3歳以上選抜)では、勝ち馬から差のある8着も、勝ち馬のオレノココロをはじめ強敵揃いで仕方のない結果でした。今回は格下との混合戦と条件が大幅に緩和。巻き返しも十分でしょう。
▲カクセンキングは、目下4連勝と充実一途。前走A2級-1組混合平場戦では、障害3番手通過から脚を伸ばし、格上のA2級馬を差し切っています。勝ちっぷりは良かったものの、障害クリアに時間を要しましたが、25キロの重量増に対応できるかが鍵となりそうです。
△シンエイボブは、前走A2級-2組平場戦では、2走前に崩れた障害をひと腰と修正。勝ち馬ホクショウマサルとは差のある3着でしたが、2着馬をコンマ2秒差まで追い詰めています。決め手比べに持ち込めればチャンスはありそうです。
【第5回開催5日目】
6月23日(日)のメイン第10レースは、BG3・旭川記念(20:10発走予定)。オレノココロがトップハンデの780キロ、4歳馬アアモンドグンシンが760キロで、それ以外の8頭が770キロで行われる古馬重賞第2弾です。
◎コウシュハウンカイは、前走ばんえい十勝オッズパーク杯では、オレノココロから3秒3差の2着。敗れはしましたが、この馬の持ち味は出ていました。今回は同馬とは10キロのハンデ差があり、重量面で有利。また、週末は降雨が予想されることから馬場もこの馬にプラスに作用しそう。リベンジに期待です。
旭川記念3連覇がかかる○オレノココロは、ばんえい十勝オッズパーク杯、スタリオンカップ(3歳以上選抜)と連勝中。ばんえい十勝オッズパーク杯の敗戦から立て直すのに2戦を要した昨年より臨戦過程は上々という印象です。問題は賞金ハンデの10キロ。一度叩かれた上積みも期待できるだけに、障害を早めにクリアできれば、偉業達成も十分です。
▲センゴクエースは、今季古馬重賞第1弾のばんえい十勝オッズパーク杯は不出走。今季開幕から2走は障害で悩まされましたが、前走スタリオンカップ(3歳以上選抜)でしっかり修正。結果は2着でしたが、勝ち馬オレノココロと1秒6差なら復調がうかがえる好内容のレースといえます。今年のばんえい記念馬と地力は十分あることからチャンスは十分にあるでしょう。
△メジロゴーリキは、今季未勝利もばんえい十勝オッズパーク杯3着を含め、4戦すべて4着以内。安定感があるのは魅力だけに、同型との兼ね合い次第では粘り込みもありそうです。
【第5回開催6日目】
6月24日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:05発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦です。24連勝中のホクショウマサルも登録はあったものの、出走を回避。9頭立てで争われます。
◎ミノルシンザンは、相手が揃っていた前走ライラック賞(4歳オープン)で3着と健闘。今季6戦すべて3着以内と充実ぶりがうかがえます。前走から10キロ減も魅力だけに首位争いも十分でしょう。
○サンシルクラポピーは、同じ前走では障害で苦戦して7着。今回は前走から10キロ軽くなり出走メンバー中最軽量の610キロ。加えて、週末の降雨で馬場の脚抜きがよくなることは、この馬にとってプラスに作用しそうなだけに巻き返しに期待です。
▲オレノタイショウは、前走B2級-3組戦を障害ひと腰先頭通過から押し切って勝利。特別戦になりますが、前走より10キロ増の630キロなら対応できるはず。スムーズに運べれば上位争いに加わるでしょう。
△フナノダイヤモンドは、前走B2級-1組平場戦では障害で手間取り最下位。決め手は上位だけに、障害次第では浮上の余地がありそうです。