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4/30ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

2017年4月28日(金)

好調持続コウシュハウンカイ

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5コウシュハウンカイ
 ◯10ニュータカラコマ
 ▲7センゴクエース
 △4オレノココロ
 △1キサラキク
 
 3連単
 5→1,4,7,10→1,4,7,10 300円 3600円
 1,4,7,10→5→1,4,7,10 200円 2400円

今週の見どころ(4/29~5/1)

 4月30日(日)のメインには、今季第1弾の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦。3月のばんえい記念を制したオレノココロをはじめとするオープン馬を相手に、A級馬たちがどのような戦いをするのかも見どころのひとつでしょう。

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【第2回開催1日目】
 4月29日(祝・土)のメイン第10レースは、春駒特別(B1級-2組・20:10発走予定)
 前開催で卯月特別(B1級-1組)を使われていた3頭が有力。なかでも注目は3着だった◎ワールドピサでしょう。昨季は2月にA2級の特別戦を勝利しており、ここでは実績上位。逃げられなかった卯月特別でも崩れなかったのは、成長を感じさせます。前走1、2着馬が不在だけに、主役は譲れません。
 ○ライデンティダは、卯月特別ではこの馬なりには伸びて4着。悪くないレースでした。こちらもA2級からの降級馬で、相手関係は有利。前々でレースを進めたいところです。
 ▲オメガグレートは、卯月特別の5着馬。流れが落ち着くことであまり離されずに追走できれば、決め手発揮の場面もあるでしょう。
 △チヨノタカラは、今季2戦が平場戦で4、4着とピリッとしません。しかし障害には絶対の自信を持っており、特別戦に替わるのは歓迎のタイプ。
 △メムロコマチは先行馬が揃って展開は厳しそうですが、うまく流れに乗れれば無抵抗では終わらないはずです。

【第2回開催2日目】
 4月30日(日)のメイン第10レースは、重賞・第11回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)
 ◎オレノココロが、このレース3連覇を目指します。昨季はこのレースを制すと、年度末のばんえい記念も勝ち、まさに「オレノココロの1年」でした。今季初戦の青葉特別(オープン混合)は3着に敗れましたが、障害に重点を置いた慎重な競馬といった印象。ここへ向けての叩き台としては十分な内容でした。今年もここを勝ち、勢いをつけたいところです。
 ○コウシュハウンカイは、昨年のこのレース2着馬で、6月には旭川記念を制覇。800キロ台前半までの重量なら、抜群の安定感を誇っています。デビューから122戦してうち121戦が藤本匠騎手の手綱。今季も黄金コンビがばんえい十勝を盛り上げてくれそうです。
 世代限定重賞10戦全勝の▲センゴクエースにとって、5歳の今季が古馬重賞路線へ本格参入となります。青葉特別は4着でしたが、オレノココロと同重量で互角の追い比べを演じてみせ、やはり実力があるところを披露。試金石の一戦です。
 △ニュータカラコマは、前走青葉特別が5着。馬券圏内を外したのは昨季の初戦・ばんえい十勝オッズパーク杯(4着)以来で、堅実さには頭が下がります。今回も手堅くまとめてくるでしょう。
 上記オープン馬4頭の争いとみます。

【第5回開催3日目】
 5月1日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 ばんえいダービーの2着馬◎ホクショウディープは、昨季最終出走のクリスタル特別(4歳オープン)では、今回と同じく10キロ差でマルミゴウカイとの追い比べを制しています。開幕週を使われたぶんの上積みもありそうで、同世代限定戦なら中心視できそうです。
 3歳二冠馬○マルミゴウカイは、開幕週のオープン混合特別戦を回避してここに臨んできました。当然トップハンデを課されていますが、最大40キロ差なら克服可能。ホクショウディープとの一騎打ちが予想されます。
 ▲タカラシップは、3月に行われた5歳との混合重賞・ポプラ賞で6着。ハンデ差はありましたがマルミゴウカイ(9着)に先着しています。昨季最終出走のB2級-1組特別戦では逃げ切って楽勝。上がり馬の勢いでどこまでやれるか注目でしょう。
 ばんえい大賞典2着馬△キタノリュウキ、クリスタル特別3着△プレザントウェーは、春先の軽めの重量ならスピードを生かして上位争いできそうです。

今週の見どころ(4/21~4/24)

2017年4月19日(水)

 いよいよ平成29年度のばんえい十勝が開幕。来年3月25日(日)までの26開催150日間に渡り熱戦が繰り広げられます。4月23日(日)のメイン・青葉特別には、早速オープン馬たちが登場。30日(日)に行われる今季第1弾重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯へ向けても見逃せない一戦です。

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【第1回開催1日目】
 4月21日(金)のメイン第10レースは、スプリングカップ(A1級・20:10発走予定)
 シーズン序盤のセオリーとして、狙いは降級馬。オープンから下がってきた馬のなかから、まず注目は◎トレジャーハンター。昨季は今季と同じくA1級スタートでA1級混合の特別戦を2連勝していた実績馬。先行力があり、障害も巧者。今季も好スタートを決めたいところでしょう。
 牝馬○セイコークインも差がありません。8月に行われた定量500キロでのスピード勝負・稲妻賞を制しているスピード自慢。特別戦といえども今回は650キロなら、障害で手こずる心配はなし。末脚のキレも生かせそうなので好勝負必至でしょう。
 ▲サクラリュウにとって、昨季は、正月の帯広記念で見せ場を作る(4着)と、ばんえい記念へも初挑戦(6着)するなど充実のシーズン。もちろんA1級戦(混合戦含む)では、多数の好走実績があります。こちらも降級馬ですが決め手比べになると厳しそうなので3番手。
 △アサヒリュウセイは、昨季、A1昇級初戦の準重賞・ばんえい十勝金杯(1月5日)で長くいい脚を使って快勝。そこでトレジャーハンターとセイコークインを下しており実力は確かです。ただクラス据え置きでアドバンテージがないので、勝つまではどうでしょうか。
 △ホクショウディープは、3月18日のクリスタル特別(4歳オープン)で、ばんえいダービー馬マルミゴウカイとの追い比べを制しシーズンを締めくくりました。A1級の特別戦は1戦のみ(しかも雪馬場)で未知数ですが、若馬の成長力に期待です。

【第1回開催2日目】
 4月22日(土)のメイン第10レースは、卯月特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 降級馬が多数いる組み合わせですが、唯一A1から2クラス下がる◎ホクショウメジャーに注目。障害力を生かして、年明けには、A2級-1組の特別戦1着、A1級の特別戦2着という実績を考えれば、ここでは一枚上の存在。相手探しの一戦です。
 ○ワールドピサは、2月にはA2級の特別戦で逃げ切って勝利。気温が高い時期は成績を落とす傾向にあるので、いまが稼ぎ時。マイペースで先行できれば、ホクショウメジャーを苦しめるシーンがあるかもしれません。
 ▲サカノテツワンは、昨季終盤は精彩を欠きましたが、1月にはアサヒリュウセイ、ニシキエーカン(ともに現A1)、前述ホクショウメジャーらと好勝負を繰り広げており実力は確か。シーズンオフを経てのリフレッシュ効果に期待です。
 前述3頭は詰めにやや課題があり、決め手勝負になれば△ライデンティダ△オメガグレートが浮上してきそう。2月27日のうお座特別(A2・B1級決勝混合)では、ともにしっかり伸びて3、4着を確保しています。

【第1回開催3日目】
 4月23日(日)のメイン第10レースは、青葉特別(オープン混合・20:10発走予定)。オープン7頭とA1級1頭が争います。
 世代限定重賞で10戦10勝の◎センゴクエースが開幕週に登場します。昨季終盤は重い賞金ハンデを課され、2月11日の然別賞(オープン)ではプラス40キロのトップハンデでしたが、3着まで押し上げて崩れませんでした。5歳シーズンでは若馬の減量がありませんが、年度替わりで賞金ハンデがリセットされたことが何よりのプラス。古馬重賞戦線に本格参入となる今季、初戦をまず勝利で飾ることができるでしょうか。
 昨季のばんえい記念馬○オレノココロも、シーズン後半は重いハンデに苦しんでいた(3月4日のとかちえぞまつ特別では55キロ増)だけに、重量差がつかないここでは貫録を示したいところ。次開催の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4月30日)へ向けての叩き台でも、いきなり勝ち負けが期待できます。
 ▲ニュータカラコマは、昨季、開幕2戦目から15戦連続で3着以内をキープしていた堅実派。当然、ここも崩れるシーンは想像しにくいです。
 △コウシュハウンカイは、昨季、重賞では勝ち味に遅く1勝のみでしたが、前述の然別賞で勝利を含め、特別戦では13戦5勝、2着4回、3着2回(着外1回)と動けている印象。近2年のシーズン初出走ではともに2着と、仕上がりの早いタイプといえそうです。

【第1回開催4日目】
 4月24日(月)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 降級馬が多数の組み合わせ。A1から下がってきた◎カゲホウトウに注目。昨年の夏以降は障害で苦戦の連続。スランプに陥っていましたが、よくやく立て直された終盤2戦で連勝を収めました。特に評価できるのは、昨季最終日・3月27日の大平原特別(A1級-1・2組決勝混合)。現役屈指の決め手を誇るキサラキク(当時も現在もオープン格付)との差し比べを制し、この馬らしさが戻ってきました。1カ月ほど間隔は空きますが、いい状態で出てくれば、シーズンをまたいでの連勝が期待できます。
 ○イノリノチカラは、4歳シーズン三冠では3、5、4着とすべて掲示板を確保しており力はあります。今季はA2級のままクラス据え置き。テンに置かれる面があるため成績が安定しませんが、ハマると強烈な決め手を使うタイプ。負担重量が軽くなるここはチャンス到来でしょう。
 ▲キタノサムライは、障害さえまともなら、相手は関係なく一気の末脚で決着をつけてしまう決め手自慢。当然負担重量は軽いほうがよく、今回の660キロは大歓迎。障害のキレ次第では大勝も大敗もあり得るでしょう。
 △カンシャノココロは、大平原特別では5着でしたが、A1級の特別戦で3着に入った実績もあります。積極策からうまく流れに乗れれば、見せ場以上がありそうです。

今週の見どころ(3/25~3/27)

2017年3月24日(金)

 3月20日に実施されたばんえい記念は、オレノココロが初挑戦での制覇を成し遂げました。父ウンカイは昨年のフジダイビクトリーに続く2度目の勝利。同じ父を持つ別の産駒が2頭以上ばんえい記念(農林水産大臣賞典)を勝つのは、1973年カツタロー、74、76年ダイニミハル(父オナシス)、91年ヒカルテンリユウ、95、97、98年フクイチ、2007~09年トモエパワー(父マツノコトブキ)以来となります(73年以降の記録)。
 今週の3日間で平成28年度のばんえい十勝は終了。来季は、4月9日(日)に第1回能力検査が実施され、4月21日(金)からの4日間連続開催でスタートします(詳しくはこちら)。

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【第26回開催4日目】
 3月25日(土)のメイン第10レースは、陽炎特別(B2級-1組・18:05発走予定)
 ◎タカラシップは、昇級初戦のB2級-1組戦(3月4日)で逃げ切って快勝。今回の出走メンバーのほとんどを破っています。2着にしりぞけたアラワシキングは、続くB2級-1組戦(3月13日)を早め先頭から押し切って、今開催からB1へ昇級。タカラシップにとってB2級はもはや通過点といえそうです。前走の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)では740キロでもひと腰で天板まで上がっている障害力があり、特別戦の荷物も苦にしないでしょう。
 ○アースパワーは、賞金別定5キロを課されて以降、勝ち味に遅くなっていますが、毎回ひと脚は使っています。前走のB2級-1組戦(3月4日)は3着。今回は初の特別戦ですが、目下の障害のキレなら心配なし。久々に決め手炸裂なるでしょうか。
 善戦止まりが続く▲ヤマノホシは、前走のB2級-1組戦(3月13日)でアラワシキングから2秒1差の2着に健闘。詰めの甘さも見せない好内容でした。障害巧者で特別戦へ替わるのは歓迎のタイプ。重めの馬場なら前残りに警戒が必要です。
 △コウシュハローヤルは、昇級後の自己条件戦では、終いに踏ん張れず5、6着、続く前走の2組戦では詰めを欠いて7着と結果が出ていません。しかし障害のキレは良好だけに、流れが落ち着く特別戦に替わっての変わり身に期待したいところです。
 今回が昇級初戦となる△ビュウティハートは、牝馬らしい切れ味が武器。一気の負担重量増を克服できれば連争いに加わってくるかもしれません。

【第26回開催5日目】
 3月26日(日)のメイン第10レースは、十勝川モール温泉杯(A2・B1級決勝混合・18:05発走予定)。A2級(3月18日)、B1級-1組(19日)の両予選上位馬による一戦です。
 近2走の弥生特別(3月6日・A2級)、A2級予選とも2着だった◎ホンベツイチバンに注目します。ともに第2障害を先頭で越えながら勝ち馬の決め手に屈したもので、この馬のレースはできていました。今回はB1級混合で相手も有利。勝機がありそうです。
 ○オメガグレートは、A2級予選では障害を2番手で越えると、勝ったテルシゲと1秒0差、2着ホンベツイチバンとはコンマ6秒差の3着に好走。A2昇級2戦目のうお座特別(2月27日・A2・B1級決勝混合)では離れた障害4番手からそのまま4着でしたが、逃げ切り勝ちを収めたテルシゲの4秒5差まで迫っていました。ここも差のない争いが可能でしょう。
 ▲ライデンティダは、うお座特別3着のあとA2へ昇級。その初戦弥生特別でも3着と善戦すると、A2級予選は4着。切れる脚も持っているので、早めに障害をクリアできれば楽しみはありそうです。
 △テルシゲは、弥生特別こそ障害で苦戦し5着でしたが、その前後のうお座特別、A2級予選では接戦をモノにしています。実績的には上位だけに、うまく流れに乗れれば連勝も十分といえます。

【第26回開催6日目】
 今季最終日・3月27日(月)のメイン第10レースは、大平原特別(A1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A1級-1組混合(3月20日)、A1級-2組混合(19日)の両予選上位馬による一戦で、オープン3頭、A1級5頭、A2級1頭が争います。
 A1級-1組混合予選4着のオープン馬◎ニシキエーカンに注目します。前々走の白樺賞(A1級-1・2組決勝混合)は、第2障害で時間がかかったものの、ふた腰大きく離れた6番手でクリア。鋭く伸びて、5頭による2着争いに加わって3着と見せ場を作りました。同レース、1組混合予選と連勝したのはアサヒリュウセイですが、同馬と今回は同重量になることで、逆転が期待できそうです。
 その○アサヒリュウセイは、白樺賞、1組混合予選とも快勝。ハンデはきつくなりますが、障害でニシキエーカンを引き離すことができれば、3連勝も十分ありえます。
 A2級戦の上位常連▲ワールドピサは、A1級-2組混合予選で逃げて2着。格上A1級との対戦でも見どころ十分の走りでした。今回はさらなる相手強化でも、前述両馬とは20キロ差つく(最軽量ハンデ)ので、逃げに持ち込むことができれば、前残りに警戒が必要かもしれません。
 △トレジャーハンターは、1組混合予選が5着でも、安定した障害力は魅力。ここも障害を降りての踏ん張り次第でしょう。
 1組混合予選2着の△キサラキクは、特別戦に替わるのは歓迎ではありませんが、流れに乗れれば末脚発揮の場面がありそうです。

ばんえい記念 予想結果

2017年3月21日(火)

ほとんど印上位馬での決着ではあったものの、最後ということもあって買い目を絞った人が多く、残念ながら全員ハズレでした。

【集計】投資額 6,000円×25R=150,000円
須田  +25,660円 回収率117.1%
矢野  -21,610円 回収率85.6%
斎藤  -29,110円 回収率80.6%
目黒  -46,780円 回収率68.8%
山崎  -72,900円 回収率51.4%
荘司 -118,000円 回収率21.3%
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白組  -25,060円
紅組 -237,680円

2017年度もがんばりましょう!

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