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3/12ポプラ賞予想 斎藤修

2017年3月10日(金)

負けようがないセンゴクエース

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1センゴクエース
 ◯10ホクショウディープ
 ▲4キンメダル
 △5アスリート
 △8タカラシップ
 △6ツルイテンリュウ

 3連単
 1→4,5,6,8,10→4,5,6,8,10 300円 計6000円

今週の見どころ(3/11~3/13)

 3月12日(日)のメインには、4歳・5歳混合による重賞・ポプラ賞が組まれています。昨年、4歳でこのレースを制したセンゴクエースが今年も出走。1979年に第1回が行われたこのレース史上初の連覇なるか、ご注目ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
船橋競馬場(3/13)でのイベントはこちら

★★ばんえい記念★★(3/20)特設サイトはこちら
新橋・Gate J.(3/17)でのイベントはこちら

【第25回開催4日目】
 3月11日(土)のメイン第10レースは、花月特別(B1級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B1級-1組(3月6日)、B1級-2組(5日)の両予選上位馬による一戦です。
 1組予選は、メムロコマチが逃げ粘るところ、第2障害4番手から追ってきたフクトクが差し切って快勝しています。注目は、障害2番手クリアから3着だった◎アアモンドロシア。3連勝はなりませんでしたが、障害巧者らしい安定したレースぶりが光ります。今季、B1級の特別戦(混合戦含む)では2戦して3、2着と実績もあります。
 2組予選の3着馬○シンエイパワーも好調で、近3走が1、3、3着。今季、B1級の特別戦(混合戦含む)では、5戦して3着3回、4着2回と崩れがありません。こちらも障害巧者で、ソツなくまとめてくるでしょう。
 ▲ニシノキングは、1月28日のみずがめ座特別(B1級-1・2組決勝)の勝ち馬。障害次第というタイプですが、近走は、ひと腰で切れなくても、安定感が出ています。1組予選では、障害離れた6番手から、3着アアモンドロシアをコンマ5秒差(4着)まで追い詰めている決め手自慢です。
 △メムロコマチは、1組予選の2着馬。マイペースで逃げられたときは、しぶとさを発揮します。B1級の特別戦には今回が初出走ですが、障害力には自信を持っており、あっさりクリアしても不思議ありません。
 △ライデンマックスは、B1級-1組平場戦、2組予選とも2着と好走。差はありません。

【第25回開催5日目】
 3月12日(日)のメイン第10レースは、重賞・第38回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:05発走予定)。センゴクエースの800キロから、アスリート、シリウス、タカラシップの740キロまでハンデ差は最大60キロつきます。
 注目は◎センゴクエース。昨年4歳時のこのレースでは、790キロで逃げ切り快勝しています。当然、昨季より成長しており、さらに重い、初めての800キロでも、ハンデ差は前回と同じ最大60キロなら、障害で大きなアクシデントでもない限り、負けるシーンは想像しにくいものがあります。
 焦点は相手探しで、その筆頭は4歳馬○ホクショウディープ。3歳チャンピオン決定戦・ばんえいダービーで2着の実績馬です。3走前には730キロで快勝し、2走前には降雪による軽めの馬場とはいえ750キロを経験。今回の760キロは初でも十分こなせそう。初対戦となるセンゴクエースを相手にどこまで食い下がれるでしょうか。
 △バウンティハンターは、4歳重賞・柏林賞の2着馬。前走の重賞・チャンピオンカップは7着でしたが、780キロで障害はふた腰で切っており、着順ほど悪い内容ではありません。今回は20キロ軽い760キロ。しかも世代限定戦だけに、前進がありそうです。
 △アスリートは、4歳重賞・銀河賞の3着馬。その銀河賞では、センゴクエースと60キロ差で敗れていますが、先行力と障害力を生かし、ハナを奪うことができれば、あわやのシーンがあるかもしれません。
 △キンメダルは、重賞で11戦して2、3着各4回という堅実派です。世代限定重賞で負けなしの怪物センゴクエースと同世代でなければ、いくつかタイトルを獲っていたであろう実力馬。連争いでは互角の存在です。

【第25回開催6日目】
 3月13日(月)のメイン第10レースは、白樺賞(A1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A1級-1組混合(3月5日)、A1級-2組混合(6日)の両予選上位馬による一戦です。
 A1級-1組混合予選の3着馬◎サクラリュウに注目します。決め手あるニシキエーカン(1着)、アサヒリュウセイ(2着)にこそ差されたとはいえ、第2障害をひと腰先頭で越えると、最後までしっかりと伸びる力強い走り。オープン昇級初戦としては十分評価できます。前述両馬は障害次第の面があり、A級馬がほとんどというメンバー構成は恵まれました。落とせないレースといえます。
 ○ヤマノウンカイは、A1級-2組混合予選では2着に敗れたものの、勝ち馬に走られ過ぎた印象もあります。今季の初勝利は1月で、それ以降は6戦して、2勝、2着2回、3着1回と調子が出てきました。昨季終盤はオープン格付だったキャリアを考えれば、今回のメンバーに入っても見劣りなし。ハンデ差を生かし上位を狙います。
 ▲ニシキエーカンは、前々走の準重賞・ウィナーズカップ(2着はサクラリュウ)では、久々に障害をひと腰で切って4着と善戦。今回は、当時より10キロ重い780キロですが、流れが向けば、引き続き好勝負が可能でしょう。
 ウィナーズカップ5着、1組混合予選2着の△アサヒリュウセイが押さえです。

イレネー記念 予想結果

2017年3月 6日(月)

3名的中も、堅すぎる決着で収支は全員マイナス。

矢野:3連単100円的中! 収支-4,820円
目黒:3連複1000円的中! 収支-3,200円
斎藤:3連単100円的中! 収支-4,820円

【集計】投資額 6,000円×23R=138,000円
須田  -5,180円
矢野  -9,610円
目黒  -34,780円
斎藤  -49,240円
山崎  -60,900円
荘司 -106,000円
---------------------------------------
白組  -64,030円
紅組 -201,680円

3/5イレネー記念回顧

2017年3月 5日(日)

ホクショウムゲンが頂点奪取!

 5日(日)は重賞・イレネー記念(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のホクショウムゲンが優勝。ヤングチャンピオンシップに続く重賞2勝目を挙げ、世代の頂点に君臨しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ナカゼンガキタ 31.8
  2.ウンカイタイショウ 34.9
  3.ゴールドインパクト 4.0
  4.キタノミサキ 17.4
  5.ゴールデンフウジン 12.7
  6.ジェイワン 4.7
  7.カネサスペシャル 12.2
  8.ミノルシャープ 45.8
  9.ホクショウムゲン 2.1
 10.センショウニシキ 46.4

 2月19日の3歳A-1戦の上位3頭が人気の中心。その一戦では3着だったホクショウムゲンが、ヤングチャンピオンシップ制覇などの実績と素質を買われて1番人気。そのA-1戦勝利を含め、4連続連対中のゴールドインパクトが続き、A-1戦2着で、重賞でも好勝負を演じているジェイワンが3番人気となりました。

 馬場水分は1.2%と若干重めの状態でスタート。全馬未経験の690キロ(牝馬20キロ減)ではありましたが、勢いよく第1障害を突破します。その後は刻みながら、慎重に中間点を通過。ゴールドインパクトとキタノミサキがわずかに遅れたものの、ほぼ横一線といえる状態で第2障害を迎えました。
 少し息を整えたのち、ジェイワンが登坂を開始。ホクショウムゲンとミノルシャープがこれに続き、ゴールデンフウジン、センショウニシキも仕掛けます。ただ、最初に動いたジェイワンが抜群のかかりを見せ、先頭で難なく突破。センショウニシキとミノルシャープが2番手で下り、いったん体勢を崩しかけたホクショウムゲンもこの一角でクリア。以下ナカゼンガキタ、ウンカイタイショウ、カネサスペシャルが続き、ゴールドインパクトは8番手から。
 最後の平坦路ではジェイワンが軽快な逃げ脚を見せますが、それを上回る脚いろでホクショウムゲンが肉薄。残り20メートル付近から2頭のたたき合いとなりました。手に汗を握る展開となりましたが、残り5メートルを切って大勢有利はホクショウムゲン。わずか0秒9差ではありましたが、そのままの差を保って重賞2勝目を挙げました。障害を越えてから猛然と追い上げたゴールドインパクトが、さらに5秒9差の3着に入りました。

 これでホクショウムゲンは2歳シーズン二冠を達成。障害で軽く詰まったものの、それをものともせず、ゴール前で力強く抜け出しました。デビューから7連勝をマークした好素材。今後もこの世代を牽引していってくれることでしょう。
 惜しくも2着に敗れたジェイワンでしたが、これでデビューから【7・9・2・1】。世代上位の力を有していることは明らかです。父カネサブラック、母ウィナーサマーという良血だけに、これからの成長が楽しみです。
 ゴールドインパクトは障害で手間取った分、3着でしたが、この馬らしい末脚を発揮し、存在感を示しました。馬場や展開次第で、タイトル奪取の可能性も十分でしょう。

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鈴木恵介騎手「二冠達成は素直に嬉しいです。道中の位置取りは思った通り前方を取れたと思います。障害では天板で甘いところを見せてしまいましたが、ほとんど上まで上がっていたのですぐに立て直すことができました。以前ゴール直前で止まったことがあったので、最後の接戦もどうなるかと思いましたが、馬が頑張って持ちこたえてくれました」

3/5イレネー記念予想 山崎エリカ

ゴールドインパクトが鬱憤を晴らす

 明け3歳馬の頂上レースとなるイレネー記念。昨年こそ8番人気のフウジンライデンが勝利したものの、2006~2015年は1~2番人気馬が勝利しています。定量戦で行われるからでしょう。昨年のフウジンライデンも休養の影響で直前の成績が悪かっただけで、遡ればナナカマド賞の勝ち馬でした。基本的に実績馬が勝つレースと考えて良いでしょう。

 また、今年はホクショウムゲンというエースが出走していますが、この馬は勝つときは問答無用の強さを見せますが、負けるときは脆く、ナナカマド賞で障害ミスをして8着に凡退したのは、忘れられません。ヤングチャンピオンシップでも膝を着く場面があり、このあたりが2年前のセンゴクエースとは違うところです。この馬の取り扱いが今回のポイントになるでしょう。

 個人的にホクショウムゲンに不安要素がある以上は、本命にするのが怖いので◎は、近走充実のゴールドインパクトを推します。この馬は、ナナカマド賞では有力視されながらも障害でモタついて9着に凡退しましたが、それ以外は堅実でこれまで21戦して4着以下はわずか2回。ヤングCSは、ハイレベルな予選の十勝産駒特別で惜敗したために出走権を逃しましたが、その鬱憤をここで晴らすというストーリーに期待しました。この馬が勝てば、若手・渡来騎手の初重賞制覇とのこと。思い切った騎乗で上位争いを願いたいです。

 ○は、前記した世代ナンバー1のホクショウムゲン。前走はゴール手前で詰まってしまいましたが、トップハンデの影響もあったでしょう。ヤングCSの勝ち馬であり、前々走でトップハンデを背負って今回のメンバーで最先着しているとなるとさすがに評価を下げられないものがあります。

 ▲は、十勝産駒特別で番狂わせの2着に入線し、ヤングCSでは積極的な競馬で5着に粘ったミノルシャープ。3走前には◎ゴールドインパクトと1.5秒差の2着に健闘しており、その後の2戦も悪くありません。立ち回り次第では十分チャンスがあるでしょう。

 あとは△にナナカマド賞・2着、ヤングCS・3着のジェイワン。この馬もこれまでに17戦して4着以下は前々走のみ。詰の甘さがこの馬の弱点ですが、障害はとても得意。ペースが落ち着いて障害でじっくりと構えることの出来る高重量戦でこその馬なので、警戒しなければなりません。

 他ではヤングCSの2着馬カネサスペシャル。重賞クラスのメンバーが相手となるとスピード負けするところがありますが、ヤングCSやその前哨戦の北央産駒特別のときのように、後方からじっくりと構えて乗れば、この馬の出番もありそうです。前々走でもホクショウムゲン、ゴールドインパクトに次ぐ3着に好戦しているだけに侮るのは危険でしょう。

 ◎ (3)ゴールドインパクト
 ○ (9)ホクショウムゲン
 ▲ (8)ミノルシャープ
 △ (6)ジェイワン
 △ (7)カネサスペシャル

 馬複
 3-9 3000円
 3-8,6,7 各1000円 計3000円

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