ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2016年 | メイン | 2018年 »

2017年 アーカイブ

<<前へ 1314151617181920212223

9/24銀河賞予想 斎藤修

能力差は断然マルミゴウカイ

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎2マルミゴウカイ
 ◯7フウジンライデン
 ▲9ホクショウディープ
 △4コウシュハローヤル
 △5ツルイテンリュウ

 3連単
 2→4,5,7,9→4,5,7,9 300円 計3600円
 4,5,7,9→2→4,5,7,9 200円 計2400円

今週の見どころ(9/23~9/25)

2017年9月22日(金)

 9月23日(祝・土)、24日(日)の両日は普段より時間を早めて開催が行われますのでご注意ください(詳しくはこちら)。
 24日(日)のメインには、4歳シーズン三冠の第2弾・銀河賞(17時35分発走予定)が組まれています。7月に行われた一冠目・柏林賞を圧勝したマルミゴウカイが二冠制覇なるのか注目を集めそうです。

【第12回開催4日目】
 9月23日(祝・土)のメイン第10レースは、富士宮市長賞(A2級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)
 A2級-1組混合予選を快勝した◎カネゾウに期待します。先行策から障害ひと腰先頭で抜けて押し切るという、王道の競馬を披露。馬体も戻りつつあり、復調を印象づけました。もともとA2級では実績上位の存在で、今回も出走しているA1級の2頭は予選で下しています。ここも勝ってA1昇級を決めそうです。
 ○ホンベツイチバンは、1組混合予選の3着馬ですが、それまでA2級の特別戦で2連勝していた実績馬。その2走にはカネゾウは不在だっただけに、ここが真価を問われるレースになるでしょう。
 A2級-2組予選勢の筆頭格は▲スーパータイトル。こちらも8月にはA2級の特別戦を制しています。障害でもたつく面も見せますが、基本的には巧者なので、前々で運べれば粘り込みもあるはず。
 △フェアリードールは、1組混合予選ではやや離されましたが、障害もスムーズでこの馬なりに伸びてはいました。状態は引き続き良さそうで、近走好相性の特別戦に替わるのは歓迎といえます。

【第12回開催5日目】
 9月24日(日)のメイン第10レースは、4歳シーズン三冠の第2弾・第25回銀河賞(17:35発走予定)
 7月に行われた一冠目・柏林賞は、◎マルミゴウカイが最大50キロ差のトップハンデを課されながら2着ホクショウディープに14秒差もつける圧巻の走りを見せました。今回は750キロでの出走で、一冠目に出走していた馬とはさらに10キロ、差が広がり最大60キロ差となりますが、相手探しとみて間違いありません。
 ○フウジンライデン(720キロ)は、柏林賞が競走除外で、2走前のはまなす賞では、4歳世代としては3着マルミゴウカイに次ぐ5着。障害はひと腰で越えており、着差ほど力のひらきは感じませんでした。3走前の山鳩賞(4歳オープン)も5着でしたが端の1コースだった影響もあったはず。3歳3月のイレネー記念以来、久々となる勝利の可能性も秘めています。
 ▲コウシュハローヤル(690キロ)は、メンバー中で最多となる今季4勝を挙げている好調馬です。山鳩賞では、マルミゴウカイに差され3着とはいえ、同馬より前の2番手で障害を越え見せ場十分。牡馬も出走できる重賞には初参戦のため、マルミゴウカイと勝負づけが済んでいない不気味さがあります。
 △ホクショウディープ(730キロ)は、ばんえいダービー2着、柏林賞2着のこの世代ナンバー2。当然ここも2着はあるはず。
 前走が今季初の連対と復調のきざしがある△アラワシキング(710キロ)も無視できません。

【第12回開催6日目】
 9月25日(月)のメイン第10レースは、デイリースポーツ杯(B1級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎コウシュハサマーは、ばんえい大賞典3着、はまなす賞2着と夏の世代限定重賞で好走。B1級の特別戦へ初挑戦だった前開催のフォーマルハウト特別(B1級-1・2組決勝)ではゴール前4頭による優勝争いの末、僅差2着。力負けの印象はなく、B1級卒業はもはや時間の問題といえます。
 ○アサヒカツヒメは、平場戦で3連勝と絶好調。今回も強敵となりそうなライデンティダとは3走前に対戦し、1秒8差で振り切っています。B1級では特別戦に良績はありませんが、現状ならクリアできそう。コウシュハサマーとは初対戦ですが、先輩牝馬の意地を見せつける場面もありそうです。
 ▲ライデンティダは、昨季はA2級の特別戦で3着があるなどこのメンバーなら実績上位。しかし、今開催からA2へ昇級したことでハンデが不利になっており、やや評価を下げます。
 △ホクショウマックスは、8月26日のアルタイル特別(B1級-2・3組決勝)が僅差の2着で、現在3戦連続連対と好調キープ。そのアルタイル特別を勝った△チヨノタカラも当然争覇圏内の1頭です。

9/17岩見沢記念回顧

2017年9月18日(月)

オレノココロが貫禄の勝利!

 17日(日)は重賞・岩見沢記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。旭川記念に続く今シーズン2度目、通算15度目の重賞制覇を果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.セイコークイン 55.4
 2.カイシンゲキ 53.5
 3.オレノココロ 2.2
 4.フジダイビクトリー 3.6
 5.サクラリュウ 11.7
 6.コウシュハウンカイ 2.6
 7.キサラキク 36.5

 7頭立てとなったものの、上位勢は力が拮抗。1番人気はばんえい記念馬オレノココロで、堅実なコウシュハウンカイが差のない2番人気。復調気配を示しているフジダイビクトリーも3.6倍で続き、この3頭による三つどもえの戦前評価となりました。これに割って入る馬が現れるか、馬場水分1.5%のなかスタートが切られました。

 さすがに歴戦のオープン馬だけあって、800キロオーバーの重量でも第1障害を難なく突破。わずかにフジダイビクトリーが前に出るも、極端に遅れる馬はなく、横一線の攻防を繰り広げます。サクラリュウ、オレノココロ、フジダイビクトリーが代わるがわる先頭に立つような展開で第2障害を迎えました。
 最初に動いたのはサクラリュウとフジダイビクトリー。これに呼応してコウシュハウンカイも登坂を開始します。オレノココロもスムーズに天板まで駆け上がり、この4頭が一団となって第2障害を突破しました。
 残り30メートル地点で敢然と抜け出したのはコウシュハウンカイ。重賞での3連続2着にピリオドを打つべく、懸命に脚を伸ばします。しかし、オレノココロとサクラリュウが食い下がり、この3頭が並んだまま残り20メートル。激しい追い比べは残り10メートルを切っても続きましたが、ここで前に出たのはオレノココロ。持ち前の末脚を誇示し、1馬身ほど抜け出て先頭ゴールを果たしました。しぶとい粘りを発揮したコウシュハウンカイでしたが、ゴール手前で失速。サクラリュウがこれをかわして2着となりました。

 障害をスムーズに越えられれば、やはりオレノココロの勝ちパターン。コウシュハウンカイには最後まで粘られましたが、レースぶりには余裕さえ感じられました。今後は高重量戦が増えてくるだけに、よりこの馬の持ち味が発揮できそう。引き続き要注目の存在です。
 2着のサクラリュウは重賞勝ちこそありませんが、オープン戦線で堅実な走りを見せています。昨年もこの時期から成績が上向いており、今後も重賞での好勝負が期待できそうです。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「僕自身、岩見沢記念を優勝できたのは初めてなので、とても嬉しいです。オレノココロはもともと障害に不安がある馬ですが、ひと腰で上げられたらなんとかなると思い、様子を見ながら仕掛けました。障害を降りてからは一生懸命進んでくれましたが、他の馬も結構走っていたので、ギリギリかわせるかと思いながら追っていました。これからも重賞戦線で活躍していきますので、ばんえい競馬とオレノココロの応援をよろしくお願いします」

岩見沢記念 予想結果

2017年9月17日(日)

斎藤:3連単400円的中! 収支+11,400円
矢野:3連単100円的中! 収支-1,650円

【集計】投資額 6,000円×8R=48,000円

須田  +12,170円
斎藤  +8,360円
矢野  -27,550円
山崎  -27,600円
荘司  -36,300円
目黒  -40,440円
---------------------------------------
白組  -7020円
紅組  -104340円

9/17岩見沢記念予想 山崎エリカ

今度こそ、オレノココロ

 昨年のこのレースは、ばんえいグランプリ上位で主役の立場のオレノココロとニュータカラコマが不在。センゴクエースは翌週の銀河賞出走により7頭立てと寂しいレースになりました。しかし、今年もまたニュータカラコマが休養で、センゴクエースの回避により7頭立てと寂しいレース。

 ばんえいグランプリがBG1に昇級して以来、2013年のホクショウダイヤ、2014年のフジダイビクトリーなど、ばんえいグランプリの勝ち馬がことごとくこのレースではぶっ飛んでいるので、昨年のオレノココロもニュータカラコマも消して、それなりの配当をゲットする予定でしたが、最近、ばんえいグランプリの勝ち馬がここに出走してこない傾向があるのが本当に残念。

 ばんえいグランプリを目標にして、そこで好走した馬が、このレースで派手にぶっ飛び続けたことで、重量増で挑むリスクというのを思い知らされたのかもしれません。近年は岩見沢記念をスキップして、帯広記念を目標に北見記念前後から始動することが本当に多くなりました。

 また、ばんえいグランプリの2着の馬はこのレースで善戦している傾向がありますが、同レース2着のコウシュハウンカイは、3着のオレノココロに2.0秒差まで迫られた上に、トップハンデを背負うとなると、割引が必要でしょう。

 そこで今回の◎にはライバルのコウシュハウンカイよりも重量が10kg軽いオレノココロを推します。この馬は旭川記念を優勝して以来、やや調子を落としていましたが、ここへ来て復調。オープン特別の前走でも序盤から流れに乗れていたし、障害もひと腰でクリア。

 障害上手でハンデにも恵まれた勝ち馬フジダイビクトリーには2.3秒差ほど及ばなかったものの、前走でフジダイビクトリーと15㎏差あった重量が、今回で10㎏まで詰まること。さらにこの馬は、障害の捌きが上手くなり、最近は時計の掛かる高重量戦のほうが向くようになっていることを考えると、今回の本命馬にもっとも相応しいでしょう。

 ○は、昨年のこのレースの覇者フジダイビクトリー。年齢を重ねてどんどん決め脚が使えなくなっているものの、障害の上手さは現役馬では随一。当然、高重量戦は合うし、ばんえいグランプリの2着馬、3着馬に比べて重量が軽い点もプラス。また、テンに置かれなかった前走も上々。さらにこの馬は障害を先に越えられるニュータカラコマが不在だと、好戦している傾向があり、ここは対抗評価。

 ▲は、前記したように積極的には狙いたくありませんが、今シーズンの重賞では4戦して1勝、2着3回の善戦マンのコウシュハウンカイ。ここも善戦の可能性が十分ありますが、トップハンデを背負う今回は、間違いなくこれまでよりも不利でしょう。それでも勝つようならば、この馬がこの路線を引っ張る立場となるでしょう。

 また、ばんえい記念やばんえいグランプリなどで大レースで常に4強の直後にしぶとく突っ込んでくるサクラリュウは怖い存在ですが、重量のメンバーが相手となると、連対まではまだ足りない感。よって、ここは馬複2点でまとめることにしました。

◎3 オレノココロ
○4 フジダイビクトリー
▲6 コウシュハウンカイ

馬複
3-4 4000円
3-6 2000円

<<前へ 1314151617181920212223
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.