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2017年10月 アーカイブ

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10/15ナナカマド賞予想 目黒貴子

安定感抜群オレワチャンピオン

 当てなきゃ当てなきゃと思うばかりで結果が伴わない虚しさを感じつつ、今週も予想します。いつもこれを書いている時は自信たっぷりなのに...みなさんはいいも悪いもうまく参考にしていただければと思います。

 ◎はオレワチャンピオン。前走こそ4着と馬券に絡めなかったものの、敗因には端枠だったこともあげられるのでは? それまではデビュー以来常に3着以内を確保(うち4勝)しており、安定感はバツグンの馬。今回は端枠ではなく、実力を発揮できれば充分に勝ち負けできる存在とみます。
 ◯にはハマノダイマオー。こちらも大きく崩れないタイプの馬。3走前のA-1で4着という成績はありますが、勝ち馬とはたった0.8秒差。着順ほど負けているわけではないのです。6月以来勝ち星からは遠ざかっていますが、いつも着差僅かの惜しいレース続き。しかしやはり馬券としての信頼度は高く◯とします。
 ▲は牝馬のミスタカシマ。デビューして7戦、そのうち5勝を挙げている実力馬です。今回一気に斤量も重くなって相手も揃った中でどこまでできるのか注目したいですね。かなり厳しい条件とは思いますが個人的な応援としてはこの馬です。
 △はジェイコマンダー。前走でしっかり勝ちきったあたりは力のある証拠。ただ2走前の青雲賞は10番ゲートで1番人気ながら9着に敗退。今回も端枠でやはり気になり評価を落としました。そしてその青雲賞を勝った△カネサダイマオー。成績にムラがあるタイプで△まで。
 どの買い方がいいか考えましたが、まずは当てることが大事なので3連複でいきたいと思います。

 ◎オレワチャンピオン
 ◯ハマノダイマオー
 ▲ミスタカシマ
 △ジェイコマンダー
 △カネサダイマオー

 3連複
 9-1,4,5,6 1000円 計6000

10/15ナナカマド賞予想 矢野吉彦

2017年10月14日(土)

重量有利なハマノダイマオー

 相変わらす白組の黒字化を阻んでいる(つまり足を引っ張っている)私。ズーッと何とかしたいと思ってはいるんですけどね。

 さて、今回はナナカマド賞。2歳の初重賞ですから、獲得賞金の多い順に買えばいいんじゃないですか?なんて言っておいて、私が狙うのはハマノダイマオー。ここではオレワチャンピオンがいちばん強いんでしょうけど、青雲賞のときに同じ重量で走ってわずか0.8秒遅れただけ。今度は両馬の間に10㎏の重量差がつきました。
 また、ミスタカシマはいちい賞に勝って賞金を上乗せしたので、その分、ここでは重量を背負うことになります。さらに、青雲賞ではカネサダイマオーよりハマノダイマオーのほうが5㎏重いソリを曳いていましたが、
今回は同重量。両馬を比較しても、今回のハマノダイマオーの条件は有利になっているはずです。
 というわけで、馬券は同馬が軸。そろそろ重賞で波乱が起きる頃と考えて、まずは1頭軸3連複総流し(36点)を1点100円で買ってみましょう。残った2400円で、相手をオレワチャンピオン、ミスタカシマ、カネサダイマオー、ジェイコマンダーの4頭にした1頭軸3連複流し(6点)を1点400円で買い足します。
 ほんとうはもう少し絞った買い方にしたいのですが、6000円で収めるにはこれがベストなので・・・。では、今回はこのへんで。

 ◎ハマノダイマオー
 〇オレワチャンピオン
 ▲ミスタカシマ
 △ジェイコマンダー
 △ジェイフラワー
 △カネサダイマオー

 3連複
 6-総流し 100円 計3600円
 6-9,5,4,1 400円 計2400円

10/15ナナカマド賞予想 斎藤修

実績上位も増量のないハマノダイマオー

 詳しくはオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6ハマノダイマオー
 ○9オレワチャンピオン
 ▲5ミスタカシマ
 △1ジェイコマンダー
 △4カネサダイマオー

 3連単
 6→1,4,5,9→1,4,5,9 400円 計4800円
 9→6→1,4,5 400円 計1200円

今週の見どころ(10/14~10/16)

2017年10月13日(金)

 10月15日(日)のメインには、2歳シーズン三冠の初戦・ナナカマド賞が組まれています。牡馬の前哨戦・青雲賞が接戦での決着だったように今年の2歳世代は上位拮抗といった感も。波乱に終わることも多い重賞だけに、実績だけでなく上昇度も考慮して臨みたいところです。

【第14回開催1日目】
 10月14日(土)のメイン第10レースは、北海道競馬記者クラブ特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎アサヒリュウセイは、先行しての競馬が板につき条件を問わず崩れなくなっています。今回からオープンへ昇級していますが、A1級との混合ならさほどの相手強化もなし。主役は譲れません。。
 ○トレジャーハンターは、7月のオープン昇級後、今回と同様の格下との混合戦では2着2回、3着1回とすべて馬券圏内を確保。前走の桔梗特別(オープン)では障害をひと腰でまとめても詰めを欠きましたが、ここならひと押しききそうです。
 ▲キンメダルは、前走の桔梗特別ではテンに置かれてしまい7着と、オープン限定戦では経験不足を痛感させられる結果に。しかし3走前のA1級混合戦は3着で、2着アサヒリュウセイに差された(コンマ3秒差)もののゴール寸前まで2番手をキープする好内容。障害のキレもよく、ここなら巻き返しが見込めます。
 △オイドンは今季初戦を叩かれたあと、またレース間隔が空きますが、実力通りならまとめて差し切る場面があっても不思議なし。
 △キサラキクは、超軽量戦の前走疾風賞を使われての変わり身があるかもしれません。

【第14回開催2日目】
 10月15日(日)のメイン第10レースは、第40回ナナカマド賞(2歳・20:10発走予定)
 ◎ジェイコマンダーは、牡馬の前哨戦・青雲賞(9月24日)では1番人気に応えられず9着でしたが、敗因は障害で転倒したためとハッキリ。立て直された前走の2歳A級-1組(10月1日)では、青雲賞2着オレワチャンピオン、同3着ハマノダイマオーらを破って勝利とやはり力があります。青雲賞時より賞金ハンデが5キロ増え10キロとなるのはやや心配ですが、父カネサブラックに初重賞タイトルをプレゼントしそうです。
 ○カネサダイマオーは、人気馬の凡走に恵まれたとはいえ、青雲賞を勝利。5番人気と伏兵評価でしたが、その前2走の2歳A級-2組ではともに障害ひと腰から2、3着と復活気配を見せていました。青雲賞2着オレワチャンピオンや、前述ジェイコマンダーとのハンデ差が5キロから10キロにひらくのも有利で、持ち前の息の長い末脚で抜け出すシーンもありそう。なおこちらもカネサブラック産駒です。
 その青雲賞2着馬▲オレワチャンピオンは、続く前走の2歳A級-1組(10月1日)では大逃げに出た結果、終い一杯になり4着も、それまでの10戦で4勝、2着4回、3着2回と安定感抜群。前走のように押していっても上がる抜群の障害力は重賞の舞台でさらに生きそうです。
 △ミスタカシマは、9月3日の2歳A級-1組戦では、ジェイコマンダー、オレワチャンピオン、ハマノダイマオーとの4頭での追い比べを制して快勝。10キロの賞金ハンデは微妙ですが、実力は牡馬にも劣りません。
 青雲賞3着、10月1日の2歳A級-1組戦2着△ハマノダイマオーも安定感があり押さえには必要でしょう。

【第14回開催3日目】
 10月16日(月)のメイン第10レースは、狩勝賞(オープン・20:10発走予定)。次開催の10月29日に行われる重賞・北見記念の前哨戦です。
 ◎コウシュハウンカイは、前開催の桔梗特別(オープン)ではトップハンデでしたが、障害ひと腰4番手から3着と崩れず。今季開幕からの連続馬券絡みを10へ伸ばしました。今回はオレノココロがおり、トップハンデから解放されます。桔梗特別で追い込みを決めたセンゴクエースの賞金ハンデが5キロ増え計15キロとなることを考えれば同馬との2秒4差は逆転可能とみます。
 ○フジダイビクトリーは、桔梗特別では2着に踏ん張りました。詰めの甘さが出なかったあたり、よほど体調が良いのでしょう。引き続きハンデが有利なのも歓迎材料。
 ▲オレノココロは、9月の岩見沢記念で今季重賞2勝目を飾ったあとひと息入れての参戦。30キロの賞金ハンデを課されるのは厳しく、北見記念を控えてのレースだけに目いっぱいの仕上げではないかもしれませんが、絶対能力の違いで勝ち負けに持ち込んでくるでしょう。
 △センゴクエースは、桔梗特別での追い込み劇は見事。ここも展開次第で再現がありそう。
 桔梗特別4着△サクラリュウは、終いの踏ん張り次第といえます。

今週の見どころ(10/7~10/9)

2017年10月 6日(金)

 10月9日(祝・月)のメインには、疾風賞が組まれています。年明けに実施されるスピードスター賞の予選第2弾。8月14日に行われた予選第1弾の稲妻賞は、過去に同条件の定量500キロの特別戦で3着以内があった2頭が1、3着で、2着はこの条件初出走だった馬。基本的には実績がモノをいうレースですが、未経験馬の適性推理も重要となります。

【第13回開催4日目】
 10月7日(土)のメイン第10レースは、寒露特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 ◎フナノクンは、B1級-2組予選で逃げ切って圧勝。前々走の4歳重賞・銀河賞では6着とはいえ、710キロで逃げて見せ場を作っており、自己条件のB1級なら力量上位で通ります。今季、特別戦では、6月19日に行われたクラス混合のゴールドトロフィーで2着があり、A1級のアサヒリュウセイをはじめ格上馬に先着しています。もっと上のクラスでも活躍できるでしょう。
 ○アサヒカツヒメは、同じ予選の3着馬。2走前のデイリースポーツ杯(B1級-1組混合)では、格上A2級のチヨノタカラにちぎられたものの、それでも2着としぶとい走りを見せました。同レースは障害で苦戦しましたが、今回ひと腰で越えれば際どい勝負が期待できます。
 ▲ホクショウマックスは、特別戦の流れが合うタイプ。デイリースポーツ杯では、ゴール寸前でアサヒカツヒメに差されたものの、2着の同馬からコンマ3秒の僅差3着に踏ん張っています。2組予選4着からの巻き返しがありそうです。
 B1級-1組混合予選勢では、4着△タカラシップが筆頭格。今季、B1級の特別戦では3、4着でもともに勝ち馬とは僅差で重量増も苦にしません。

【第13回開催5日目】
 10月8日(日)のメイン第10レースは、桔梗特別(オープン・20:10発走予定)
 ◎コウシュハウンカイは、前走の重賞・岩見沢記念で3着。最大40キロ差のトップハンデながら障害を先頭でクリアすると、オレノココロに差し切られたとはいえ2秒6差に踏ん張りました。今回もハンデは厳しいものの、ニュータカラコマに加え、オレノココロまで不在なら、負けられません。
 2開催前の朱雀賞(5歳オープン)の1、2着馬も有力。差し切り勝ちを収めたのは▲センゴクエースですが、障害にムラが出ている近況を考えると、ゴール前まで先頭をキープしていた障害巧者○キンメダルのほうが信頼できそう。両馬とも高重量の岩見沢記念を回避し、リズムよくここに臨んでいます。
 △サクラリュウは、前走の岩見沢記念で2着に好走し、高重量への慣れを感じさせるところ。特別戦では今回から賞金ハンデが5キロ増え10キロとなりますが、前述のとおりニュータカラコマ、オレノココロがおらず、引き続き勝ち負けが期待できるでしょう。

【第13回開催6日目】
 10月9日(祝・月)のメイン第10レースは、疾風賞(3歳以上選抜・20:10発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、3歳20キロ減、4歳10キロ減)でのスピード比べで、決勝戦・スピードスター賞の予選第2弾となります。
 今回の出走馬のうち、昨年度のスピードスター賞に出ていた2頭が有力でしょう。◎キサラキクは、昨年のこのレースが軽量の特別戦へ初挑戦ながら、障害3番手からいい脚を使って2着。決勝戦では2着キタノサムライにコンマ2秒だけ競り負けての3着と同条件での適性上位といえます。
 ○セイコークインは、決勝戦では5着だったとはいえ、昨年の稲妻賞を逃げ切っているように、予選レベルでは実力上位でしょう。
 4歳牝馬▲ヒカルナナヒメは、この条件初参戦ですが、スピードと切れ味が身上なので期待できそう。最軽量470キロというのも魅力に映ります。
 △ハクタイホウは、2015年の疾風賞では、2着セイコークインから2秒3差の3着。当時は4歳10キロ減の490キロで、今回は減量がありませんが、好走経験があるのは強み。
 △アアモンドネムロは、障害次第の面があり精彩を欠いていますが、決め手があるので、この条件で一変があるかもしれません。

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