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12/29ヤングチャンピオンシップ予想 目黒貴子

順調に使われているセンショウニシキ

 ムムム。強気な予想をしてみたら一気にプラス分が減ってしまった。これまでの収支が+420円と、もはや風前の灯火である。なんとかマイナスに転換する前に少しずつでもプラスを増やしていきたいものだ。

 これまでの戦績からすれば11戦8勝のホクショウムゲンといきたいところだが、ジェイワンだってこれまで12戦7勝と遜色ない成績。しかも馬券圏外となったことはゼロなのだから、安定感、信頼度はこちらが高いといえる。しかし、今回は約1ヶ月半ぶりのレース。もちろんこのレースを目標に調整されてきたはずだし、リフレッシュ効果にも期待できるのだが、ならば他にもチャンスのある馬はいるのではないか?
 と、ウダウダ書いてしまったが、ここは◎をセンショウニシキとしたい。ここ7戦で連対をはずしたのは4走前の1回。馬券にもからまない4着とはいえ、勝った馬とはそれほどの差ではなく10秒台。順調に使われている強みでこちらを本命に。少しずつ相手が強くなってきている中で、常に連をはずさないのは、この馬も力をつけていると理解したいし、安定度の高さを示している。3連複の軸としては最適の一頭だ。
 ◯は抜群の成績ながら今回間隔があいたジェイワン。前回これくらいの間隔の時は1番人気ながら2着。少々の不安もあり◯で。
 ▲にはゴールデンフウジン。ナナカマド賞では6番人気で1着。成績にムラがあるタイプかもしれないがしっかりと重賞を勝ちきるだけの力はあるのだ。前走は8着。これは間隔をあけた分と思いたい。ここは叩き2戦目で目標にしたレース。力を出し切れれば。
 △はホクショウムゲン。端枠が少し気になりこの印。そしてこちらも端枠だがミノルシャープまで。

 ◎センショウニシキ
 ◯ジェイワン
 ▲ゴールデンフウジン
 △ホクショウムゲン
 △ミノルシャープ

 3連複
 9-1,3,7,10 1000円 計6000円

12/29ヤングチャンピオンシップ予想 須田鷹雄

負担重量的にも軸はジェイワン

 年度によっては予選レースのレベル差が大きくなるばんえい甲子園だが、今年は好素質馬が各地区に分散し、勝ちあがってきた馬どうしについては差が小さいように思える。
 レースのレベル自体は十勝産駒特別が時計も含めて高かったように思えるが、今回は端枠どうしに入ってしまった。しかも△ホクショウムゲンはレースごとに障害のムラがかなりあり、人気になるときには疑ってかかりたいところだ。600キロとなればなおさらである。

 同馬を嫌うなら、軸は◎ジェイワンしかない。ここまですべて馬券圏内の成績。先着された馬のうちゴールドインパクトは権利がとれず、△ゴールデンフウジンは10キロ余計に貰う立場。そしてホクショウムゲンを疑う方向性の予想とくれば、ジェイワンが勝つという理屈になる。
 ナナカマド賞のときはゴールデンフウジンの大駈けに屈したが、重量については立場が逆転。ナナカマドが2着だったからこそここでは寸止め的な600キロになっているわけで、そのチャンスを生かしたい。

 2着候補には安定した走りを見せる○センショウニシキ、相手なりに走れる▲ミノルシャープ、▲と同様10キロ差を生かせれば面白い☆トモエハイセイコーを取る。こじれた時の3着用に△サカノイサムヒメまで押さえるが、◎の1着決め打ちなので3連単でも400円ずつ配分できる。

 ◎7ジェイワン
 ○9センショウニシキ
 ▲1ミノルシャープ
 ☆2トモエハイセイコー
 △10ホクショウムゲン
 △3ゴールデンフウジン
 △5サカノイサムヒメ

 3連単
 7→9,1,2→9,1,2,10,3,5 400円 計6000円

12/29ヤングチャンピオンシップ予想 矢野吉彦

調子に乗ってジェイワン浮上

 どや、どやどや。ばんえいダービーは人気サイドの堅い決着とはいえ、ほぼ完璧な予想だったではあ~りませんか! これでとりあえず安心して年を越すことができますよ。いやぁ、いい年末だなぁ~。
 「コラッ、調子に乗るんじゃねぇ!」?ハイっ、たまたまちょっといい当たりが(そんなに間を開けずに)続いたからって、そっくりかえっていられるようなガラじゃないですよね。では、気を引き締めてヤングチャンピオンシップの予想を。

 11戦8勝のホクショウムゲンには障害の不安がつきまとう上、今回は端枠を引いちゃいました。これはマイナス材料でしょう。そして、ナナカマド賞を勝ったゴールデンフウジンには、当時あった10㎏分の有利がなくなり、逆に10㎏背負う形になりました。これを考え合わせれば、ジェイワンが浮上するのは当然の成り行き。素直にこれを中心にします。
 過去のこのレースでは、馬体重1トンを超える牡馬が活躍しているので、不安な点はあってもホクショウムゲンとゴールデンフウジンは外せません。他では、トモエハイセイコー、センショウニシキ、ミノルシャープ、カネサスペシャルをピックアップしました。馬券は、まず1着=ジェイワン、2着=ホクショウムゲン+ゴールデンフウジン、3着=△を付けた4頭の3連単フォーメーション(計8点)を300円ずつ。次に、その2、3着を入れ替えたものを200円ずつ。そして、1着=ジェイワン、2+3着=ホクショウムゲン、ゴールデンフウジンの3連単を1000円ずつとします。
 さぁ、これでさらに貯金を殖やすことができるでしょうか?では、今回はこのへんで。みなさんよいお年を!
 
 ◎ジェイワン
 〇ホクショウムゲン
 ▲ゴールデンフウジン
 △ミノルシャープ
 △トモエハイセイコー
 △カネサスペシャル
 △センショウニシキ

 3連単
 7→3,10→1,2,4,9 300円 計2400円
 7→1,2,4,9→3,10 200円 計1600円
 7→3,10→3,10 1000円 計2000円

12/29ヤングチャンピオンシップ予想 斎藤修

レースぶり安定のジェイワン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7ジェイワン
 ◯10ホクショウムゲン
 ▲8キタノサカエヒメ
 △1ミノルシャープ
 △9センショウニシキ
 △5サカノイサムヒメ

 3連単1頭軸マルチ
 7→1,5,8,9,10 100円 計6000円

今週の見どころ(12/28・12/29)

2016年12月27日(火)

 12月29日(木)のメインには、2歳シーズン二冠目・ヤングチャンピオンシップが組まれています。11月から12月にかけて5レース実施された産地別(北見、釧路、南北海道、北央、十勝)特別戦の上位2頭に出走権がある重賞で、一冠目・ナナカマド賞の1、2着馬も参戦してきました。「ばんえい甲子園」の決勝戦にご注目ください。

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☆1/2・3の川崎競馬場でのイベントについてはこちら

【第19回開催4日目】
 12月28日(水)のメイン第10レースは、地吹雪賞(3歳以上選抜・19:05発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減)でのスピード比べで、年明けに実施されるスピードスター賞の予選でもあります。
 昨年度のスピードスター賞で、鮮やかな抜け出しを決めた◎ナナノチカラに注目。その時にマークした50秒3という時計も、メンバー中では上位だけに、連覇へ向けここは負けられないところでしょう。
 ○ホクショウサスケは、昨年のこのレースの2着馬。逃げ切り圧勝したオイドンには敵いませんでしたが、混戦の2着争いを制しています。同条件で上位争いしているのが強みです。
 この条件では、前述2頭をはじめ、オイドン(12、14年スピードスター賞1着)、キタノサムライ(15年稲妻賞1着、今年10月の疾風賞1着)など決め手ある馬の活躍が目立ちます。▲ブラックニセイは初挑戦ですがこの条件に当てはまります。ハイペースに戸惑わなければ好勝負に期待でしょう。
 同条件の走破時計で、メンバー中最速なのが△フクドリ。5年前のこのレースで、雪が降っていたとはいえ46秒8というタイムはなかなか出るものではありません。昨年度のスピードスター賞の3着馬でもあり、警戒は必要でしょう。

【第19回開催5日目】
 今年最後の開催となる12月29日(木)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠の第2弾・第18回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:05発走予定)。基礎重量590キロ(牝馬20キロ減)から今季の収得賞金70万円につき10キロ増となる別定重量戦。一冠目・ナナカマド賞(10月16日)を逃げ切り圧勝したゴールデンフウジンが610キロでトップハンデ、ジェイワン、ホクショウムゲン、センショウニシキが600キロでの出走です。
 デビューから4連勝していた◎ジェイワンは、賞金別定5キロ増になってから勝ち切れなくなりましたが、特別戦に出走するようになって勢いを取り戻しています。持ち味は障害力で、12戦して7勝、2着4回、3着1回という安定感がそれを証明しているようです。青雲賞と北見産駒特別で1着、一冠目・ナナカマド賞(10月16日)2着と実績上位なのにもかかわらず、賞金別定10キロ増の600キロで出られるのは有利です。
 ナナカマド賞は、3~10着までが十勝産駒で、今年も層の厚さを感じさせます。○ミノルシャープは、ナナカマド賞の5着馬。2歳A級-1組戦では勝利まで届いていませんが、レベルの高い十勝産駒特別で、第2障害ひと腰クリアから2着というのは力がなければできません。ナナカマド賞ではゴールデンフウジンと同重量だったのが今回は20キロ差、十勝産駒特別での1着ホクショウムゲンとの5キロ差が10キロ差にひらく今回は当然上位争いできそうです。
 ▲ホクショウムゲンは、ここまでの11戦すべてで単勝1番人気に支持され、デビューから7連勝をマークしていた素質馬。十勝産駒特別ではあっさり逃げ切っているものの、4走前のナナカマド賞、3走前の2歳A級-1組戦と続けて惨敗と、障害にムラが出てきたのは懸念材料。大勝と大敗のどちらも考えられます。
 △カネサスペシャルはテンに置かれる傾向があり、勝ち切れない面が目立ちました。しかし、北央産駒特別ではあっさり逃げ切って、ナナカマド賞1着馬ゴールデンフウジンを寄せつけなかったところを見ると、重量増は歓迎のタイプと見るべきでしょう。兄姉にはカネサブラックをはじめ活躍馬がおり、大舞台で強さを見せつけるかもしれません。
 △センショウニシキは障害巧者で、南北海道産駒特別1着、2歳A級-1組戦で1勝、2着3回なら通用の余地は十分。
 ナナカマド賞馬△ゴールデンフウジンはハンデを考えて押さえまで。

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