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11/27ドリームエイジC予想 斎藤修

重量有利なニシキエーカン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎5ニシキエーカン
 ◯6センゴクエース
 ▲7フジダイビクトリー
 △1コウシュハウンカイ
 △2カイシンゲキ
 △9アスリート

 3連単
 5→1,6,7→1,2,6,7,9 300円 計3600円
 1,6,7→5→1,2,6,7,9 200円 計2400円

11/27ドリームエイジC予想 矢野吉彦

運を天に任せてカイシンゲキ

 だんだん"定位置"に収まりつつある私。でも、前回のハズレは本望ですよ。みんな当てちゃったらおもしろくないじゃないですか? 人と違う路線を歩むのは私の得意とするところ。他の5人が当たって私だけハズレというのはある意味"快挙"だと思うんですが・・・。

 さてドリームエイジカップは、理屈だけではなかなか当てられないでしょう。岩見沢記念、北見記念に比べるとかなりの軽量で、重賞というより特別戦に近い一戦。それに加えて上下70㎏もの重量差があります。これこそ、馬券を買う人の勝負運が試されるレースかもしれません。
 となると、私は・・・。もう始めから当てることをあきらめちゃってるみたいですが、ここは運を天に任せてカイシンゲキから馬券を買います。岩見沢記念3着、北見記念4着と、古馬一線級の中で健闘を続けてきました。5歳馬ですから、このくらいの重量は得意なはず。もうちょっと上の着順に来てもおかしくないと思います。
 馬券は、印を付けた馬への1頭軸3連複流し。相手が5頭(10点買い)なので、600円ずつです。

 ◎カイシンゲキ
 〇フジダイビクトリー
 ▲キサラキク
 △センゴクエース
 △オレノココロ
 △コウシュハウンカイ

 3連複1頭軸流し
 2-1,3,4,6,7 600円 計6000円

 さぁ、ちょっとヤケ気味になってきた私の予想ですが、はたして・・・。では、今回はこのへんで。

11/27ドリームエイジC予想 須田鷹雄

安定味のあるフジダイビクトリー

 出走馬それぞれに一長一短があって面白いメンバー構成となった。トップハンデのオレノココロは最近の内容がいまひとつ、重量面で有利かつ近走安定しているニシキエーカンは古馬重賞での実績が不足。コウシュハウンカイは前走の障害を別にすればマイナス面が少ないが、1番とはいえ端枠になった。

 ここは◎フジダイビクトリーが連対する前提の3連単でいきたい。前走は差し構えだったこの馬にとってどうにもならないレース展開で、ノーカウントにできる。他馬との重量差でやや不利になる面はあるがもともと安定味はあるタイプだし、じっくり進む重賞ならば、よほど障害で失敗しない限り上位に食い込む可能性は高い。むしろ今回は障害にリスクを抱える有力馬がいるぶん、相対的に有利でもある。

 ○に障害すんなりなら勝ち切ることも十分のコウシュハウンカイ、▲にいまの好調を高いレベルでのレースにもつなげたいニシキエーカン。さらにいきなりの復活はありうる☆オレノココロ、5歳では古馬重賞で3、4着と来ている△カイシンゲキとヒモは4頭にシルシを回す。◎が2着のほうをやや厚めに配分する。

 ◎7フジダイビクトリー
 ○1コウシュハウンカイ
 ▲5ニシキエーカン
 ☆4オレノココロ
 △2カイシンゲキ

 3連単
 7→1,2,4,5→1,2,4,5 200円 計2400円
 1,2,4,5→7→1,2,4,5 300円 計3600円

今週の見どころ(11/26~11/28)

2016年11月25日(金)

 今週から12月29日(火)までの期間、ばんえい十勝は準ナイターで開催を実施。先週までよりレース発走時刻が繰り上がっていますのでご注意ください(詳しくはこちら)。
 11月27日(日)のメインには、重賞・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の各世代の通算収得賞金上位馬2頭ずつによる選抜戦。過去6回で連覇はありませんが、キタノタイショウは、2010年の第1回(4歳時)から10歳の今回まで7年連続で出走中。同馬の走りにも注目です。

帯広競馬場でのイベントはこちら
※11/27の尾ヶ瀬馨騎手引退セレモニーについてはこちら

【第17回開催1日目】
 11月26日(土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(B2級-1組・19:05発走予定)
 前開催の羊蹄山特別(11月19日・B2級-1組)を制した3歳馬◎キタノリュウキに引き続き期待。第2障害をひと腰2番手で越えると、障害5番手から鋭伸し残り20メートルで先頭に立ったオレモスゴイをゴール線上で差し返すしぶといレースぶりが光りました。相手は強化しますが、連勝のチャンスも十分と見ます。
 ○ヤマノホシは障害巧者で、能取湖特別(10月29日)4着、羊蹄山特別5着と、ここ2開催のB2級-1組特別戦で上位争い。ともに早めに障害を越えながら詰めを欠く内容でした。しかし、今開催から本走路のヒーティングが稼動したことで、重めでパワーの要る馬場になるはず。ゴール前の砂障害も撤去されたことで、前残りがあるかもしれません。変わり身に警戒です。
 ▲オレモスゴイは、2カ月半ぶりの実戦だった羊蹄山特別でコンマ1秒差の2着に好走。障害さえ切れれば、今回も楽しみな存在といえます。
 羊蹄山特別が1番人気・6着だった△ブラックテーオーは、置かれずに追走できれば、巻き返し劇がありそうです。

【第17回開催2日目】
 11月27日(日)のメイン第10レースは、重賞・第7回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19:05発走予定)
 重量格による別定重量戦で、オープン馬は、基礎重量760キロ(牝馬740キロ)から今季の収得賞金120万円につき10キロの加増があるため、重賞好走馬にとってはハンデがきつくなっています。
 注目は5歳世代から◎カイシンゲキ。9月にオープンへ昇級して以降、勝ち星こそないものの、岩見沢記念(3着)、北見記念(4着)の2重賞を含む5戦すべて4着以内と善戦を続けています。850キロだった北見記念のレースを見た感じ、高重量戦で勝ち負けするには、もっと障害力をつけなければならない印象ですが、条件を問わず毎回、ひと脚使ってくるのが崩れが少ない要因でしょう。今回は普段のオープン特別戦より相手が楽になっており、重賞にしては軽い重量なのもスピードタイプのこの馬にとってプラス。昨年のオレノココロに続く5歳馬による制覇を目指します。
 ○フジダイビクトリーは、前開催の北海道競馬記者クラブ特別(11月14日・オープン)で6着に敗れ、岩見沢記念、北見記念を含む連勝が3で止まりました。とはいえ、積極的に仕掛けていかず、勝ちを意識したレース運びではなかっただけに、負けてもダメージは少ないはず。700キロ台の重量では、障害の巧拙に差が出にくいかもしれませんが、現役屈指の障害巧者らしい先行策で押し切りを狙います。
 今季、旭川記念を制している▲コウシュハウンカイは、前走の北見記念が1番人気で8着と大敗でしたが、障害で転倒したため。力負けではありません。今回は前走より90キロも軽い舞台だけに、巻き返しが期待できそうです。
 △オレノココロは今季、重賞を2勝。しかし、勝ったのがばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリと、ともに賞金額の大きいレースだったため、790キロとトップハンデを課されてしまったのがやや懸念されるところ。
 4歳二冠馬△センゴクエースは前走のオープン特別戦が失格(タイムオーバー)と不本意な結果。今回の770キロは苦にしないだけに、力さえ出せれば差のないレースが可能でしょう。

【第17回開催3日目】
 11月28日(月)のメイン第10レースは、知床賞(オープン・A1級-1組混合・19:05発走予定)。重賞・ドリームエイジカップに不出走のオープン馬は、今開催(前半戦)では、このレースか、27日(日)第11レースでA1級馬と戦います。
 注目は、A1昇級初戦の前走オータムカップ(11月20日・A1・A2決勝混合)も難なく突破した◎ダイコクパワー。これで2連勝。ともに、あまり得意とはいえない決め手比べで勝っており、充実ぶりをうかがわせます。今回は相手強化ですが、オープン馬とのハンデ差を考えると、この馬にチャンスが十分にありそうです。
 前開催の北海道競馬記者クラブ特別(11月14日・オープン)は、トレジャーハンターが逃げましたが、第2障害2番手から追ってきた○ニュータカラコマが残り30メートルでとらえてからは、ゴールまでほぼ持ったまま、着差以上の完勝を収めています。今回は賞金別定25キロ増のトップハンデですが、相手有利は明らかでしょう。
 オープンの牝馬▲セイコークインは、北海道競馬記者クラブ特別が出走取消でした。オープン昇級後、軽量戦の稲妻賞以外は勝ちきれませんが、今回、オープンの一線級といえるのはニュータカラコマくらいのもの。ここなら連争いに加わってきそうです。
 北海道競馬記者クラブ特別がオープン昇級後、初の連対だった△トレジャーハンターは、今回から特別戦では賞金ハンデが10キロになるのが微妙なところ。
 A1級の△アアモンドセブンは、A1昇級2戦目のオータムカップが7着とはいえ、障害で崩れたわけではありません。今回は最軽量ハンデなので、前残りに警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(11/19~11/21)

2016年11月18日(金)

 11月13日(日)に実施された4歳女王決定戦・クインカップは、アスリートが逃げ切って重賞初制覇を成し遂げました。今後は、レディースカップや、年明けの重賞・ヒロインズカップなど、5歳以上の牝馬との戦いで、どのようなレースを見せてくれるのか注目です。

帯広競馬場でのイベントはこちら

【第16回開催4日目】
 11月19日(土)のメイン第10レースは、羊蹄山特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 前開催に行われた能取湖特別(10月29日・B2級-1組)は8頭中7頭を4歳(うち牝馬が5頭)が占めていましたが、今開催には4歳牝馬限定重賞・クインカップが組まれたため、同じB2級-1組戦でも、メンバーに変動があります。
 注目は唯一の4歳牝馬◎ヤマノホシ(クインカップに繰り上げで出走し7着)。能取湖特別では第2障害を2番手でクリアして4着でしたが、詰めに課題があるこの馬なりに粘って、3頭横一線の2着争いを演じました。今回は唯一の4歳牝馬でハンデが有利。ペースも握りやすいはずで、逃げ切りが期待できそうです。
 能取湖特別が競走除外だった○フクトクは、7月にはB2級-1組の特別戦で逃げ切り圧勝を収めています。このレースには減量がある3歳、4歳、牝馬が計6頭参戦。あまり速いペースになると置かれる心配はありますが、流れに乗れれば自慢の末脚が炸裂するかもしれません。
 ▲オレモスゴイも決め手が武器。2カ月半ぶりの実戦となりますが、今季B2級の特別戦で5戦して、5着以内が3回とまずまず善戦。障害さえまともなら、一発の魅力十分です。
 △ギンガノホシは、能取湖特別では2番人気で7着。末脚不発に終わっていますが、障害での腰の入りは良く、2度目のB2級特別戦なら変わり身がありそう。
 能取湖特別が1番人気・8着△ユウユウヨーイドンも、重量への慣れが見込める今回は見直しが必要かもしれません。

【第16回開催5日目】
 11月20日(日)のメイン第10レースは、オータムカップ(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1級混合(11月13日)、A2級-1組(14日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-1組予選の勝ち馬◎ダイコクパワーに引き続き注目。カツオーカンとの息詰まる一騎打ちをコンマ8秒差で制し、前々走の端野峠特別(10月31日・A2級-1組)の借りを返しました。今季唯一ともいえる惨敗を喫した3走前の秋雲特別(10月24日・A2級-1・2組決勝混合)も、出遅れが響いたためと敗因はハッキリ。今回はカツオーカンに加え、格上のオープン、A1級馬もおり、相手強化となりますが、昨季オープンで連対していた底力に期待でしょう。
 10月22日のペルセウス特別(A1級混合)、同レースの上位3頭が出走してきたA1級混合予選とも制したのは○キサラキク。いずれも第2障害2番手クリアから鮮やかな抜け出しを決めています。障害次第の面は否めませんが、実績的には最上位の存在です。
 ▲シンザンボーイは、ペルセウス特別が2着で、A1級混合予選が4着。夏を越しての成長が感じられる5歳馬で、先行して流れに乗れたときは、粘りを発揮します。
 A2級-1組予選が惜敗だった△カツオーカン、A1級混合予選2着を含め5戦連続連対中△アアモンドセブンには、予選ではなかった賞金ハンデがあります。ともに勢いはあるものの、押さえまで。

【第16回開催6日目】
 11月21日(月)のメイン第10レースは、五稜郭特別(B1級-2・3級決勝混合・20:10発走予定)。B1級-2組(11月13日)、B1級-3組(11月14日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選3着◎ワールドピサは障害巧者で、メンバー中で唯一、今季B1級の特別戦(混合戦含む)で勝利しています。例年、夏場は調子を落とす傾向があり、今年も気温が下がって成績が上向いています。前回の勝利が5月の春駒特別(B1級-2・3組決勝混合)。その時と比べ、今回は大幅に相手が下がっており、今季2勝目のチャンスです。
 ○テンカムソウは詰めの甘さが解消して、2連勝後のB1級-3組予選では2着。早めに障害を越えることができれば、ワールドピサを苦しめるシーンもありそう。
 ▲シンエイパワーは、B1昇級初戦の2組予選が5着も、障害3番手から見せ場がありました。クラス2戦目で上積みがあるはずです。
 2組予選4着の△スーパータイトルも展開次第では上位をうかがいます。

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