ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2015年 | メイン | 2017年 »

2016年 アーカイブ

<<前へ 7891011121314151617

11/6ばんえい菊花賞予想 目黒貴子

ここを目標にホクショウディープ

 前回は本命のオレノココロがなんとか3着を確保してくれて3連複を的中、ホッと一息の巻。

 さあ今回はばんえい菊花賞、3歳3冠の第1戦をマルミゴウカイが快勝し、今回はその第2戦目。メンバーもあまり変わらない再戦となることから、またもマルミゴウカイに注目が集まるだろう。しかし、あえて◎はホクショウディープとしたい。春から夏を休養にあて、復帰してこれまで3戦連続3着という成績である。叩き4戦目で徐々に状態を上げ、ここを目標に仕上げてきたということで勝負に出たいと思う。マルミゴウカイが勝ったばんえい大賞典には出走しておらず、現時点での力量差はまだわからない。この世代としては2歳時の重賞ヤングチャンピオンシップを1番人気で1着、3歳になってからもイレネー記念で1番人気におされ(結果は4着だったが)、そして続く若草特別も1番人気1着となって、実力としても充分トップレベルとみていい。この馬を軸に考えたい。
 ◯は菊花賞の前哨戦ともなる秋桜賞を勝ったツルイテンリュウへ。正直成績にムラがあり、あてにはならないが、ヤングチャンピオンシップ2着もあるようにここぞのレースで実力を発揮するタイプなのかもしれない。
 そして▲には大賞典を勝って1冠目を手に入れたマルミゴウカイ。あの強さなら◎も...だが、今回は端枠なので印を軽くしてみる。それでも勝つようなら次は本命にしようかな?とここは慎重にいきたい。
 ほとんどの馬が馬体重1トンを超えるなか、900K台前半の小柄な体で頑張っているムサシブラザー、そしてキタノリュウキを△に。

 ◎ホクショウディープ
 ○ツルイテンリュウ
 ▲マルミゴウカイ
 △ムサシブラザー
 △キタノリュウキ

 3連複
 9-1.2.4.8 1000円 計6000円

11/6ばんえい菊花賞予想 斎藤修

ここを狙ってホクショウディープ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9ホクショウディープ
 ○1マルミゴウカイ
 ▲4キタノリュウキ
 △2ツルイテンリュウ
 △7プレザントウェー

 3連単
 9⇔1,4→1,2,4,7 500円 計6000円

今週の見どころ(11/5~11/7)

2016年11月 4日(金)

 11月6日(日)のメインには、3歳三冠の第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。一冠目のばんえい大賞典(7月31日)には重賞勝ち馬が不在で、重賞初挑戦だったマルミゴウカイが圧勝。今回は同レースから7頭が参戦し、再戦模様です。恐らく1番人気が予想されるマルミゴウカイが二冠を果たすことができるのか。ご注目ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら
ハロンズ名寄場外発売所でのイベントはこちら

【第15回開催4日目】
 11月5日(土)のメイン第10レースは、霜月特別(A1級混合・20:10発走予定)
 ◎セイコークインは、昇級後、オープン馬同士では善戦が一杯ですが、A1級時代は、オープンとの混合戦を含め特別戦で3連勝していた実績があります。今開催には、重賞・北見記念が組まれたため、今回はA1級混合と相手関係が大幅に楽になりました。障害を早めに抜けられれば、勝機も十分でしょう。
 ○トレジャーハンターも、今季の勝ち星はすべてA1級時代に挙げたもの。オープン昇級後、前走の狩勝賞(10月17日・オープン)こそ大敗を喫したものの、障害で崩れたわけではありません。格下A1級が相手のここなら、ペースも楽になるはず。巻き返しを期します。
 ▲シンザンボーイは、前走のペルセウス特別(10月22日・A1級混合)がA1昇級初戦。いきなりオープン馬が相手で、しかも特別戦でしたが、第2障害ひと腰3番手クリアから2着と、目途の立つ走りを見せました。今回もオープン混合で、相手は揃いましたが、どこまでやれるか注目です。
 △ハクタイホウは、オープンの壁に当たっている印象ですが、前走の狩勝賞では、4着セイコークイン、5着トレジャーハンターに先着しての3着。課題の障害がスムーズだったことには評価が必要かもしれません。

【第15回開催5日目】
 11月6日(日)のメイン第10レースは、3歳三冠の第2弾・第41回ばんえい菊花賞(20:10発走予定)。10頭すべてが牡馬で、ハンデ差は最大10キロしかつきません。
 前哨戦のオッズパーク杯秋桜賞(10月2日・3歳オープン)で1番人気・3着の◎ホクショウディープに注目します。半年の休養明け後を3走してすべて3着。障害、末脚ともキレはよく、秋桜賞は、逃げ切り勝ちを収めたツルイテンリュウに走られ過ぎた印象もあります。2歳シーズンでは、釧路産駒特別、重賞・ヤングチャンピオンシップを含む6連勝を飾った実力馬。休養明け初戦で大幅に減っていた馬体も、前走で1トンの大台に乗っています。重賞2勝目のチャンスでしょう。
 ○マルミゴウカイは、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典(7月31日)が重賞挑戦で圧勝すると、続く4歳との混合重賞・はまなす賞でも僅差の2着に入っています。近2走の自己条件戦はともに大敗していますが、B4からB1へ一気の相手強化に加え、賞金ハンデ(特別戦では15キロ増)も堪えた様子で、あまり気にしなくてもよさそう。二冠制覇の可能性もあります。
 ▲キタノリュウキは、自己条件戦では結果が出ませんが、ばんえい大賞典2着、ヤングチャンピオンシップ、イレネー記念3着など世代限定戦では安定しています。
 △ツルイテンリュウは、秋桜賞では単勝最低人気ながらあっさり逃げ切って快勝。ここも一発の魅力を秘めています。
 秋桜賞4着△プレザントウェー、ばんえい大賞典で1番人気・7着の△ムサシブラザーの両障害巧者が押さえです。

【第15回開催6日目】
 11月7日(月)のメイン第10レースは、サロマ湖特別(A2・B1級決勝混合・20:10発走予定)。A2級-2組混合(10月29日)、B1級-3組(30日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-2組混合予選2着の◎ニシキエーカンに期待します。アアモンドセブンに逃げ切りを許したものの、前々走の秋雲特別(10月24日・A2級-1・2組決勝混合)では、同馬を早めにとらえて突き放す完勝を収めています。今回は基礎重量が増える特別戦だけに、追走でも大きく置かれることはなく、秋雲特別の再現が濃厚でしょう。
 ○アアモンドセブンは、3戦連続でニシキエーカンと対戦し、秋雲特別(2着)以外の平場2戦では、同馬を2着にしりぞけ優勝しています。ニシキエーカンとの決め手比べでは厳しいので、障害でどれだけ差をつけられるかがカギになりそうです。
 ▲ホクショウメジャーは、秋雲特別3着、A2級-2組混合予選4着。決め手の差が出ただけで、ともに見どころの多いレースでした。障害巧者なので、特別戦でも大崩れは考えられません。
 B1級-3組予選勢では、5着△テルシゲに注目。大外10コースに入って追走にスムーズさを欠きましたが、障害での腰の入りには進境を示しました。昨季最終開催の特別戦では、イッキフジ(A2級-2組混合予選3着馬で今回は回避)を競り落とし、あっさり突き放している実力を考えれば、ノーマークにはできません。

北見記念 予想結果

2016年10月31日(月)

須田:3連単500円的中! 収支+7,150円
目黒:3連複1000円的中! 収支+1,200円
荘司:馬複1000円的中! 収支-1,800円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
矢野:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円


【集計】投資額 6,000円×11R=66,000円

斎藤  +15,550円
目黒  +4,120円
須田  -14,900円
矢野  -27,220円
山崎  -47,300円
荘司  -52,920円

白組  -26,570円
紅組  -96,100円

10/30北見記念回顧

フジダイビクトリーが圧倒的な力を示す!

 30日(日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のフジダイビクトリーが優勝。岩見沢記念に続く連勝を果たし、重賞9勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ホクショウユウキ 90.3
 2.カイシンゲキ 28.8
 3.ニュータカラコマ 4.7
 4.オレノココロ 6.4
 5.キタノタイショウ 11.8
 6.フジダイビクトリー 2.8
 7.キサラキク 31.1
 8.オイドン 出走取消
 9.コウシュハウンカイ 2.6

 5連続連対中と好調のコウシュハウンカイが1番人気に推され、こちらも2連勝中のフジダイビクトリーが差なく2番人気。ニュータカラコマ、オレノココロと、実績のある2頭もチャンス十分という戦前評価となりました。多少のハンデ差もあるだけに、馬場水分0.9%と乾いた砂がどう作用するか。注目のスタートが切られました。

 高重量戦らしく、序盤はゆったりした流れ。ニュータカラコマ、フジダイビクトリーあたりが先行しますが、ほぼ横一線。他馬の出方をうかがいながら進みます。大きく遅れる馬もおらず、そのままの態勢で第2障害を迎えました。
 じっくりためたのちに動いたのはニュータカラコマ。ひと呼吸置いてフジダイビクトリーが仕掛け、コウシュハウンカイ、ホクショウユウキ、オレノココロも登坂を開始します。なかでもフジダイビクトリーのかかりが良く、早くも第2障害を突破しました。大きく離れた2番手でニュータカラコマがクリアし、オレノココロもこれに続きます。コウシュハウンカイはヒザを折るなどして苦戦を強いられました。

 それを尻目にゆうゆうと脚を伸ばすのはフジダイビクトリー。セーフティーリードを保ち、余裕のレースを演じます。しまいの脚いろも確かで、25秒近い差をつけてゴールする圧倒的なレース運びで勝利しました。
 激しくなったのは2着争い。ニュータカラコマ、オレノココロはともに2度脚を止め、カイシンゲキとホクショウユウキがこれを追撃。最後は4頭が入り乱れるかたちとなりました。結局はニュータカラコマが粘り切って2着。0秒4差の3着にオレノココロが入り、以下カイシンゲキ、ホクショウユウキと入線しました。コウシュハウンカイは障害で手間取り、最下位の8着に敗れました。

 前走の岩見沢記念も圧勝でしたが、それ以上の圧巻のレースぶりで連勝を飾ったフジダイビクトリー。今年のばんえい記念を制した実績馬が、いよいよ軌道に乗ってきた印象です。シーズン後半も、さらなる活躍が期待できるでしょう。
 しまいに苦しんだニュータカラコマでしたが、しぶとく粘って2着を確保。持ち前の先行力を生かし切った藤野俊一騎手の好騎乗が光りました。これで8連続連対と充実している印象で、今後も要注目です。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「岩見沢記念後は牧場で調教を積んでいたので、出来は十分だったと思います。障害を越えてから1度も止まらなかったのも稽古の賜物。これからも連勝できるよう頑張ります」

<<前へ 7891011121314151617
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.