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10/30北見記念回顧

フジダイビクトリーが圧倒的な力を示す!

 30日(日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のフジダイビクトリーが優勝。岩見沢記念に続く連勝を果たし、重賞9勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ホクショウユウキ 90.3
 2.カイシンゲキ 28.8
 3.ニュータカラコマ 4.7
 4.オレノココロ 6.4
 5.キタノタイショウ 11.8
 6.フジダイビクトリー 2.8
 7.キサラキク 31.1
 8.オイドン 出走取消
 9.コウシュハウンカイ 2.6

 5連続連対中と好調のコウシュハウンカイが1番人気に推され、こちらも2連勝中のフジダイビクトリーが差なく2番人気。ニュータカラコマ、オレノココロと、実績のある2頭もチャンス十分という戦前評価となりました。多少のハンデ差もあるだけに、馬場水分0.9%と乾いた砂がどう作用するか。注目のスタートが切られました。

 高重量戦らしく、序盤はゆったりした流れ。ニュータカラコマ、フジダイビクトリーあたりが先行しますが、ほぼ横一線。他馬の出方をうかがいながら進みます。大きく遅れる馬もおらず、そのままの態勢で第2障害を迎えました。
 じっくりためたのちに動いたのはニュータカラコマ。ひと呼吸置いてフジダイビクトリーが仕掛け、コウシュハウンカイ、ホクショウユウキ、オレノココロも登坂を開始します。なかでもフジダイビクトリーのかかりが良く、早くも第2障害を突破しました。大きく離れた2番手でニュータカラコマがクリアし、オレノココロもこれに続きます。コウシュハウンカイはヒザを折るなどして苦戦を強いられました。

 それを尻目にゆうゆうと脚を伸ばすのはフジダイビクトリー。セーフティーリードを保ち、余裕のレースを演じます。しまいの脚いろも確かで、25秒近い差をつけてゴールする圧倒的なレース運びで勝利しました。
 激しくなったのは2着争い。ニュータカラコマ、オレノココロはともに2度脚を止め、カイシンゲキとホクショウユウキがこれを追撃。最後は4頭が入り乱れるかたちとなりました。結局はニュータカラコマが粘り切って2着。0秒4差の3着にオレノココロが入り、以下カイシンゲキ、ホクショウユウキと入線しました。コウシュハウンカイは障害で手間取り、最下位の8着に敗れました。

 前走の岩見沢記念も圧勝でしたが、それ以上の圧巻のレースぶりで連勝を飾ったフジダイビクトリー。今年のばんえい記念を制した実績馬が、いよいよ軌道に乗ってきた印象です。シーズン後半も、さらなる活躍が期待できるでしょう。
 しまいに苦しんだニュータカラコマでしたが、しぶとく粘って2着を確保。持ち前の先行力を生かし切った藤野俊一騎手の好騎乗が光りました。これで8連続連対と充実している印象で、今後も要注目です。

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松田道明騎手「岩見沢記念後は牧場で調教を積んでいたので、出来は十分だったと思います。障害を越えてから1度も止まらなかったのも稽古の賜物。これからも連勝できるよう頑張ります」

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