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2013年2月 アーカイブ

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今週の見どころ(2/23~2/25)

2013年2月22日(金)

 カネサブラック(牡11、松井浩文厩舎)、ナリタボブサップ(牡11、槻舘重人厩舎)、スーパークリントン(牡11、平田義弘厩舎)が今季限りで現役をしりぞくことが発表されました。カネサブラックとナリタボブサップは、3月24日のばんえい記念がラストランとなる予定。その走りを目に焼き付けたいところです。なお3頭とも、種牡馬として第2の馬生を送る予定となっています。

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 2月23日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A1級-2組・17:15発走予定)。3戦連続連対中と好調だったミサキスペシャルが回避し、混戦模様です。
 ひとまず中心はクロフネオーザンでしょう。昇級初戦の前走A1級-1組特別では6着でしたが、最後はしっかり差を詰めていました。2組のメンバーに入れば、上位の力量がありそうです。
 コマクインは障害巧者。昨年11月から12月にかけ4戦連続で3着以内に好走していた頃の勢いはありませんが、終いさえ踏ん張れれば上位食い込みもありそう。
 昨年9月にはA1級混合特別で勝利があるトカチタカラも昇級初戦とはいえ侮れません。

 2月24日(日)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組混合・17:05発走予定)
 オープン勢は手薄な印象なため、7頭いるA1級馬が中心となりそう。うち6頭は、深雪特別(A1級-1組)に出走していました。
 前々走の如月特別(A1級-1組混合)、前走深雪特別と2連勝中なのがマルモスペシャル。ともに早めに障害を越えて抜け出す安定したレース内容が光りました。今回から賞金別定重量が5キロ増え、15キロとなるのは心配ですが、それでも狙ってみたくなる充実ぶりです。
 インフィニティーは、如月特別3着で、別定15キロ増となった深雪特別でも4着と大崩れがありません。ここも上位争いに加わるでしょう。
 深雪特別では2着に踏ん張ったシベチャタイガーは、前走のA1・A2級決勝混合は5着でしたが、今回は障害力の生かせる特別だけに巻き返しの期待がかかります。

 2月25日(月)のメイン第10レースは、ウィナーズカップ(4歳以上選抜・17:05発走予定)。今季実施された特別(軽量戦を除く)の優勝馬による選抜戦です。
 現役生活も残り少なくなりましたが、ナリタボブサップが注目を集めそうです。今季、重賞では勝ち星こそありませんが、旭川記念、ドリームエイジカップでの2着をはじめ惜しいレースが多数あります。近走と同様、ゴール前でひと踏ん張りできるかがカギですが、力量的には断然といえます。
 フクドリも、今季重賞では岩見沢記念2着、北見記念3着などがあります。こちらはナリタボブサップとは逆で、障害で甘さを見せることもありますが、末脚は確かなタイプです。
 昨年のこのレース2着でスピードのあるアオノレクサスや、末脚切れるホクショウダイヤも障害次第では侮れないでしょう。

黒ユリ賞 予想結果

2013年2月18日(月)

矢野:3連単1-6-3 100円的中! 収支+70円
斎藤:馬複1-6 400円的中! 収支-680円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×21R=126,000円

斎藤  修  +32,840円
須田 鷹雄  -65,650円
矢野 吉彦  -96,930円
山崎エリカ -113,420円

2/17黒ユリ賞回顧

ナナノチカラが激戦を制す!

 17日(日)は重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気に推されたナナノチカラが優勝。この世代初となる牝馬重賞を制しました。

 馬場水分は2.1%と重めでしたが、各馬630キロの重量をものともせず、軽快に第1障害を突破。コウシュハクィーン、ミドリユーあたりが先行し、速めのペースで進みます。センショウエースがやや集団から水をあけられたものの、他馬はほぼ一団で第2障害を迎えました。
 ひと呼吸置いて仕掛けたのはミドリユー。それに呼応するようにして、コウシュハクィーンも登坂を開始します。遅れてアグリナデシコ、フジノルビーあたりも仕掛けますが、どれも今ひとつ決め手を欠く展開。しかし、さらに遅れて仕掛けたクインフェスタがひと腰で天板まで上がりきり、他馬を尻目に先頭で突破。立て直したアグリナデシコもクリアし、以下コウシュハクィーン、1番人気のナナノチカラの順で障害を下りていきました。
 単独先頭はクインフェスタ。ゆうゆうと歩みを進めますが、その後方で4番手クリアのナナノチカラがギャロップで2番手まで浮上。さらに脚を伸ばして、残り20メートルでクインフェスタを射程圏に捉えます。徐々にその差を詰め残り5メートルで並び掛けると、2頭が並んだままゴールイン。手に汗握る攻防は、わずかに0秒2だけ、ナナノチカラが先着。クインフェスタもよく粘ったものの、最後はナナノチカラの決め手に屈しました。この2頭から遅れること25秒差の3着には、コウシュハクィーンが入線しました。

 ナナノチカラはこれで5連続連対。目下のデキのよさと、持ち前の決め手の鋭さを生かして、初タイトルを手にしました。牡馬相手のA-1で好勝負を演じ続ける力はダテではなく、今後も牝馬限定戦はもちろん、重量面で恵まれる牡馬相手の重賞でも勝ち負けが期待できそうです。

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鈴木恵介騎手「スタートしてから1コースを嫌がって逃げた動きをみせましたが、障害を降りてから歩く馬なので信じて乗っていました。ゴール際は本当にきわどかったですね。これから期待できる馬だと思いますので、今後も応援をお願いいたします」

2/17黒ユリ賞予想 山崎エリカ

2013年2月17日(日)

高重量戦ならアグリナデシコの出番

 ナナノチカラが断然1番人気のムードですが、A1クラスの前走では勝ち馬ナナノチカラよりも障害スムーズで速いタイムでまとめたアグリナデシコを◎に推します。アグリナデシコはヤングチャンピオンシップのときにもヒモ穴で推奨し、2着と好走したように障害上手の馬。末脚勝負のナナノチカラが障害で手間取るようであれば、チャンスが巡ってくるでしょう。630㎏は初めて背負う重量ですが、いちい賞2着、北央産駒特別1着、前記したヤングチャンピオンシップ2着など、特別戦での強さを評価します。

 ○はA2クラスの前走では隣のミドリユーを意識したのか(?)、道中で後手を踏んでしまい、流れに乗り損って完全アウトのパターンから、障害で盛り返して5着と好走したクインフェスタ。同馬も障害上手で、本命候補にも考えた1頭です。

 ▲は4走前にA2クラス勝ちの実績がある(8)ミドリユー。前走は、勝ち馬はもとより、○クインフェスタにも完敗の9着と人気を裏切りましたが、前々走で転倒したことを意識したのか(?)、道中ゆっくり行き過ぎたことも確か。前走もキッチリ障害をまとめていたように、障害巧者と言える1頭だけに巻き返しを警戒します。

 △にA1クラスに昇級の前走ではナナノチカラに完敗でしたが、障害は◎アグリナデシコ同様にキッチリまとめていたセイコークイン。他では前走では全く見せ場がありませんでしたが、前走の勝ち馬は4走前に破った相手であること、もともと障害巧者であることから一考したいフジノルビー。

 あとは、特別戦での経験がないこと、末脚勝負の馬であることから、個人的には1番人気に支持されるほどの馬ではないと思っていますが、A1クラスで3連対という実績、充実度は褒められるナナノチカラ。

 ◎ (4)アグリナデシコ
 ○ (6)クインフェスタ
 ▲ (8)ミドリユー
 △ (2)セイコークイン
 △ (9)フジノルビー
 △ (1)ナナノチカラ

 馬複
 4-6,8 各1500円
 4-2,9,1 各1000円

2/17黒ユリ賞予想 須田鷹雄

2013年2月16日(土)

充実のナナノチカラから

 とりあえず、軸は◎ナナノチカラで仕方ないだろう。A1を人気で勝ち負けしている馬と、コウシュハクィーンを除けばA2掲示板レベル以下の戦い。しかも定量戦だ。馬体もここにきて増え充実ぶりを感じる。
 相手も普通なら▲コウシュハクィーンなのだが、この2頭の絡みだけだと、どれが当たっても低配当。点数を絞りつつ、中にある程度の配当がつく組み合わせも入れたいところだ。
 そこで○にアグリナデシコ。ヤングチャンピオンシップでヒモ穴をあけたあたり、重量増が相対的にプラスに働く可能性もあるし、今回松田騎手に替わるのも魅力。この馬を2、3着候補とし、◎を1着に決め打つ3連単でいきたい。

 ◎1ナナノチカラ
 ○4アグリナデシコ
 ▲3コウシュハクィーン
 △2セイコークイン
 △5センショウエース

 3連単
 1→4→2,3,5 各500円
 1→2,3,5→4 各1500円

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