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2013年2月 アーカイブ

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2/17黒ユリ賞予想 矢野吉彦

ナナノチカラ軸でお許し下さい。

 お寒うございます。前回のヒロインズカップから少し間が開きましたが、お変わりありませんか?

 さて、久々の重賞、黒ユリ賞です。去年のレースはばんえい史上に残る大激戦でしたが、今年はどうなるでしょう。なにしろまだ3歳になったばかりの牝馬限定戦ですからね。ハッキリ言ってよくわかりません。
 こういう時は、今季トップ独走中の斎藤さん風に、軸馬を1頭決めての3連単マルチにするしかないですね。その軸馬はナナノチカラ。当たり前すぎるかもしれませんが、マルチにするってことでお許し下さい。
 相手はセイコークイン、コンシュウハクィーン、アグリナデシコ、センショウエース、クインフェスタの5頭にしました。この決断が吉と出るか凶と出るか、それが問題だと思うんですけど。

 3連単1頭軸マルチ
 1→2,3,4,5,6 100円 計6000円

 後の3頭をなぜ外したかと言えば、ただなんとなく。つまり、5頭を選んだのにもこれといった理由はありません。とりあえずナナノチカラは3着以内に来てくれるのではないか、という考え方が元になっています。こんな予想でいいんでしょうか。
 考えれば考えるほど悩みそうなのでこういう予想にした次第。そう、自信がないんです。重ね重ねお許し下さい。では、今回はこのへんで。

2/17黒ユリ賞予想 斎藤修

勢い、実力ともナナノチカラ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1ナナノチカラ
 ○4アグリナデシコ
 ▲3コウシュハクイーン
 △2セイコークイン
 △6クインフェスタ

 3連単
 1,3,4→1,3,4→1,2,3,4,6 200円 計3600円
 馬複
 1-3,4 800円 
 1-2,6 400円 計2400円

今週の見どころ(2/16~2/18)

2013年2月15日(金)

 2月11日(月)の帯広7重勝単勝式馬券(オッズパークLOTO)にて、717万3310円(的中3口)の高額払い戻しがありました。ばんえい史上最高払戻額である1022万2930円(2010年1月31日・5重勝単勝式)には届きませんでしたが、キャリーオーバー次第では、今後も高額の払い戻しが期待できそうです。

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 2月16日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン・17:15発走予定)
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン)は、1番人気に推されたカネサブラックが8着とまさかの大敗を喫しましたが、別定50キロ増のトップハンデが堪えたと見るべきでしょう。
 中心はそのレースで2着だったホッカイヒカル。第2障害離れた4番手から1秒9差まで追い込んできました。障害も切れており、目下絶好調といった感じです。前走の1着馬に加え、3着馬も不在のここは勝機十分でしょう。
 ゴール前でひと押しがきけば4着ナリタボブサップの巻き返しや、障害では詰まったもののいざ越えればさすがの末脚を見せた5着ホクショウダイヤ、7着キタノタイショウも障害次第では上位に食い込める力は十分持っています。

 2月17日(日)のメイン第10レースは、明け3歳女王決定戦・第38回黒ユリ賞(17:10発走予定)。630キロの定量で争われます。
 力量接近で混戦模様ですが、ひとまず、アグリナデシコが中心でしょう。牡馬混合の重賞・ヤングチャンピオンシップ(12月30日)で、紅一点ながら2着に入った実力を誇ります。11月の北央産駒特別では牡馬を一蹴して勝利を収めています。
 同世代の牝馬の番組賞金順でトップなのはナナノチカラ。特別では実績がないので微妙な感はありますが、目下3歳(2歳)A級-1組で1、2、1着の好調さは侮れないところです。
 2歳牝馬オープン特別2、1着で、重賞・ナナカマド賞でも3着があるコウシュハクィーンも上位争いできそうです。
 とはいえ、全馬にとって初となる負担重量だけに、7番人気が勝った昨年と同様、伏兵の台頭もあるかもしれません。

  2月18日(月)のメイン第10レースは、スピードスター賞(4歳以上選抜・17:05発走予定)。定量500キロで争われる一戦で、昨年(馬場水分1.7%)は、オイドンが47秒6という破格のタイムで逃げ切りました。
 サマーダッシュ、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各予選での着上位馬に出走権がありますが、今年も中心はオイドンでしょう。稲妻賞1着馬で、若馬の10キロ減で昨年と同じ490キロで出走できるのも好材料。2連覇へ向け視界良好といえます。
 ホクショウバトルはサマーダッシュの優勝馬。昨年のこのレースでは3着でしたが、11年の地吹雪賞(馬場水分2.5%)では44秒3という勝ち時計をマークしています。近走不振でも、500キロのここでは主力視できるでしょう。
 最軽量480キロで出走できるコマクイン(稲妻賞3着)、ワタシハスゴイ(サマーダッシュ3着)の両牝馬や、疾風賞1着で490キロのニュータカラコマも上位をうかがう存在といえます。

今週の見どころ(2/9~2/11)

2013年2月 8日(金)

 2月10日(日)、11日(祝・月)のメインには4歳オープン、5歳オープンの特別がそれぞれ組まれています。3月17日に行われる重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)の前哨戦ともいえ、見逃せません。

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 2月9日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(A1級-1組・17:15発走予定)
 さまざまな路線から出走馬が集まり混戦模様ですが、前走A1・A2級決勝混合(2月4日)で8着(1番人気)だったキンノカミの巻き返しに期待します。5番手での障害クリアでしたが、決め手上位のこの馬にとっては十分挽回可能と思われたものの、いつものような伸び脚が見られませんでした。とはいえ、それまで2連勝しており、昨年8月にはA1級-1組混合特別で、現オープン馬のアオノレクサスらを破って勝利している実績もあります。2戦続けての凡走は考えにくいものがあります。
 ウメノタイショウは、オープンとの混合だった前走の如月特別(A1級-1組混合)4着を含め22戦連続して掲示板確保(12連対)の堅実さが光ります。
 如月特別で接戦を制したマルモスペシャルや、同3着で障害巧者のインフィニティー、ガーネット特別(1月13日・A1級-1組)ではウメノタイショウインフィニティーらを負かしているスギノハリアー、障害次第では重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)2着ユーファンタジーの一発も見込めそうです。

 2月10日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・17:05発走予定)
 昨年の3歳三冠の勝ち馬、ばんえい大賞典のブラックボス(720キロ)、ばんえい菊花賞のニシキウンカイ(690キロ)、ばんえいダービーのアサヒリュウセイ(720キロ)が揃い踏みしましたが、ハンデ差も考えて注目はワールドピサ(710キロ)。8月のばんえい大賞典では2着に好走し、近10戦が7勝、2着3回の快進撃を続けています。障害巧者だけに、特別の負担重量も歓迎でしょう。来季の4歳三冠へ向け賞金を加算する意味でも勝っておきたいレースといえます。
 ニシキウンカイは牝馬ながら、11月のばんえい菊花賞では2着ニシキエーカンに9秒8もの差をつけ圧勝を収めました。その後、同世代の牡馬相手では、12月のばんえいダービー(定量・牡馬より20キロ減)は7着でしたが、今回はトップハンデ馬(ニシキエーカン・730キロ)より40キロ軽く、ばんえい菊花賞と同じ重量差となります。近走不振でも侮れません。
 B3と下級ですが5戦連続連対中エビスダイチ(700キロ)は障害力で勝負するタイプ。ばんえい菊花賞9着以来の同世代限定戦で、成長した姿を見せるかもしれません。
 3歳三冠では6、4、3着だったテンカムソウ(710キロ)も大崩れは考えにくいところでしょう。

  2月11日(祝・月)のメイン第10レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・17:10発走予定)。前日の4歳に続き、この日は5歳オープン特別がメインです。
 昨年末あたりから走りが安定してきた牝馬アグリコトブキ(710キロ)に注目します。1月3日の重賞・天馬賞(5歳・定量)ではしぶとく3着(9番人気)に差してきました。ここは、当時の1着馬オイドン(750キロ)、2着馬フジダイビクトリー(740キロ)とハンデ差がひらくのに加えて、負担重量が軽くなるので、スピード勝負のこの馬には願ってもない条件といえます。
 同じく牝馬のアアモンドマツカゼ(710キロ)も天馬賞では差し脚を伸ばして4着。この馬も堅実な走りが持ち味です。近走、アグリコトブキにはなかなか先着できませんが、先に障害を降りれば勝機が訪れるかもしれません。
 牡馬では、マルニセンプー(720キロ)に魅力があります。同世代限定のオープン戦は昨年4月のすずらん賞以来ですが、その時には今回出走のほとんどの馬をしりぞけ勝利しています。前走のB1級-1組特別では8着と久々に大敗を喫しましたが、障害で崩れていたわけではないので、さほど心配はいらないでしょう。

今週の見どころ(2/2~2/4)

2013年2月 1日(金)

 2月4日(月)、船橋競馬場(及び南関東各場外発売所)にて、帯広第8レースと、メイン第9レース・六花特別発売されます。当日、船橋競馬場では、当情報局の重賞予想でもおなじみの山崎エリカさんによる場立ち予想や、抽選会などが行われます、お近くの方はお越しください。

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 2月2日(土)のメイン第10レースは、如月特別(A1級-1組混合・17:05発走予定)。オープン勢がこのところやや精彩を欠く顔ぶれだけに、A1級馬にもチャンスがありそうです。
 A1級の5頭はいずれも1月13日のガーネット特別(A1級-1組)を使われており、メンバー中の最先着が2着だったウメノタイショウ。スギノハリアーとの第2障害を降りてからゴールまで続いた追い比べの末、わずかコンマ4秒先着されました。障害巧者らしい安定した走りが光る近況で、ここも優勝争いの先頭を走りそうです。
 3着だったインフィニティーは障害での腰の入りもよく、末脚もしっかり伸ばしていました。ウメノタイショウとの5秒9差は位置取りの差だけという感があります。引き続き上位争いに期待がかかります。
 フジダイビクトリーも6着とはいえ障害は切れており、展開次第で巻き返し可能でしょう。

 2月3日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン・17:10発走予定)
 1月20日に行われた睦月特別(オープン)のほぼ再戦といえます。勝ったのはホッカイヒカルでしたが、現役屈指の決め手を誇る同馬に2番手で障害を越えられては、他馬に出番はありませんでした。とはいえ、流れが向いたという面は否定できず、連続して好走できるかは疑問です。
 注目は2着だったキタノタイショウ。トップハンデながら、課題の障害も問題なくクリアすると、しっかり追い込んできました。近走の安定感は目立ち、勝ち切る場面がありそうです。
 第2障害先頭クリアのナリタボブサップは、またしてもゴール前で失速して4着でした。勝利するためには、馬場や展開など注文がつきそうですが、底力で馬券圏内には入れるでしょう。
 障害には自信を持っている5着ホリセンショウや、ゴール前が混戦になれば3着だったホクショウダイヤが再度の好走を果たすかもしれません。

 2月4日(月)のメイン第9レースは、六花特別(B1級-1組・16:25発走予定)
 前走ベテルギウス特別(1月19日・B1級-1組)が圧巻の勝ちっぷりだったスーパーオーサンに期待します。第2障害をひと腰先頭で越えると、後続に影をも踏ませぬ逃げ切りでした。前走と同じ負担重量で出走できるここは、連勝のチャンス。テン乗り・竹ケ原茉耶騎手の騎乗ぶりにも注目です。
 相手筆頭は目下2連勝と勢いに乗るスギノファントム。前々走が1秒9差、前走がコンマ1秒差での勝利ですが、レース内容的にはともに危なげのないもの。5走前のB1級-1・2組決勝特別でも3着に善戦しており、ここも上位をうかがいます。
 ベテルギウス特別が1番人気で5着だったペガサスプリティーは障害への不安が出た格好。とはいえ、息の入る流れになれば巻き返してきそうです。

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