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2011年10月 アーカイブ

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今週の見どころ(10/15~10/17)

 ばんえい十勝は、今週から昼間開催になります。これに伴いスカパー!(795ch)の放映時間は、10:30~13:00が有料放送、13:00~18:00が無料放送に変更となります。
 16日(日)のメインには4週連続重賞の第2弾・クインカップが組まれています。また、15日(土)、16日(日)には、帯広競馬場で今年で5回目となる「とかちばん馬まつり」も行われます。ぜひ競馬場へお越しください。

※各直営場外所でのイベントはこちら

 10月15日(土)のメイン第11レースは山鳩賞(4歳オープン・17:10発走予定)
 ファーストスターに注目します。2番人気だった3走前の4歳重賞・銀河賞では、勝ち馬(今回は不出走)からは離されましたが、2位入線しようかというところで転倒し、無念の競走中止。しかし、前々走のB1級-1組で勝利し、初の古馬A級相手だった前走の特別でも僅差3着に差しています。しっかり立て直された今回は銀河賞の雪辱を期します。
 銀河賞では1番人気で2着だったのがリキエイ。こちらは続く前走のオープン決勝混合でも2着。勝ったニシキセンプーは末脚自慢のオープン経験馬で、その馬に2秒1差まで迫り見せ場を作りました。ファーストスターとは銀河賞と同じく同重量での争いで、ここも上がり馬の勢いをみせつける場面がありそうです。
 立て直してくれば柏林賞馬レットダイヤ、今季A2級で勝ち星があるミスタートカチも侮れないところ。3歳時にばんえい大賞典3着があるフェイの最軽量を利しての一発もあるかもしれません。

 10月16日(日)のメイン第11レースには4歳女王決定戦・第36回クインカップ(17:15発走予定)が行われます。
 ツジノコウフクヒメが一歩リードといえます。4歳三冠の初戦・柏林賞3着、第2弾・銀河賞4着と、牡馬相手でも一歩も引かない戦いぶりを披露。3走前の紅バラ賞(4歳牝馬オープン)では、第2障害でヒザをついてしまい7着に敗れましたが、もともとは障害巧者。前走を見る限り立ち直りつつある印象で、8月のはまなす賞以来となる重賞2勝目の期待が高まります。
 同世代のオープン特別初挑戦で紅バラ賞を制したのがキタノサクラヒメ。今季すでに7勝を挙げている上がり馬です。その後2戦は勝利がありませんが、紅バラ賞のほぼ再戦である今回は当然有力視できそう。あとは一気の負担重量増を克服できるかです。
 紅バラ賞ではゴール寸前まで先頭を守ったものの3着だったのがダイリンビューティ。ばんえいオークスを制したあとは低迷していましたが、復活気配が漂います。トップハンデでも地力上位だけに軽くは扱えません。
 タケノビジンは、紅バラ賞では、勝ち馬とのゴール前の競り合いからわずかに遅れ2着でしたが、今年7月の復帰戦から13戦連続して複勝圏をキープ。使いづめでも馬体が増加傾向にあるのは充実している証拠でしょう。障害巧者で慣らした馬で、初の重賞制覇を狙えるデキにあります。

  10月17日(月)のメイン第11レースは茜空特別(オープン・17:10発走予定)。10月30日に行われる重賞・北見記念の前哨戦で、ニシキダイジン、キタノタイショウが回避したものの、それでも豪華なメンバーが揃いました。
 まずは、8月14日のばんえいグランプリ6着以来の実戦となるカネサブラック。前々走まで、シーズンをまたいで重賞4勝を含む6連勝していた、ばんえい現役ナンバー1ホースです。前走ばんえいグランプリでは第2障害でヒザをつき、勝ったニシキダイジンから20秒以上も離される、この馬らしくない負け方でしたが、もともと夏場はあまり得意ではなさそうなタイプ。今季3走すべてでトップハンデを課せられており、今回も同様ですが、負担重量差は楽になっています。実力馬の復活に期待したいところです。
 カネサブラックが不在だった岩見沢記念(9月25日)でフクイズミの2着に踏ん張ったのがギンガリュウセイ。こちらも夏場よりは涼しい季節のほうが成績が安定するタイプ。ハンデ的には有利なだけに、昨年2着だった北見記念へ向けて、ここで勝って勢いをつけたいところでしょう。
 前開催のカラフルカップでは1番人気を裏切ったフクイズミも、オープン馬同士の戦いならハンデ的にはやや楽になります。当然巻き返しが視野に入りそうです。
 本格化したフクドリ、今季特別では大崩れのないホクショウダイヤも侮れません。スピードの生きる馬場になれば連対圏突入も考えられます。

ナナカマド賞 予想結果

2011年10月11日(火)

須田氏、3連単見事的中で2位に浮上!

須田:3連単4-8-7 200円的中! 収支+19,680円
矢野:馬単4-8 300円的中! 収支+1,410円
斎藤:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円


【ここまでの集計】
投資額 6,000円×10R=60,000円

斎藤  修  +4,260円
須田 鷹雄 -23,800円
矢野 吉彦 -24,520円
山崎エリカ -56,250円

10/9ナナカマド賞回顧

2011年10月10日(月)

ブラックボスが重賞一番乗り!

 9日(日)は今季最初の2歳重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝1番人気のブラックボスが優勝。通算成績を6戦5勝とし、世代の頂点に名乗りを上げました。

 馬場水分は3.1%と標準からやや軽め。各馬初の負担重量でしたが道中はハイペースで進み、ニシキウンカイ、ブラックボス、ヤマノウンカイらが先行。あとは横一線という隊形で第2障害を迎えました。
 先行3頭がほぼ同時に仕掛け、なかでも抜群の登坂を見せたのはブラックボス。ひと腰で荷物を上げきり、ゆうゆうと障害を下りていきます。ニシキウンカイはヒザを折ってしまい苦しい展開。2番手クリアはヤマノウンカイで、少し遅れてオメガグレートとニシキエーカンが続きました。
 ここから目を見張る末脚を発揮したのがニシキエーカン。残り20メートル付近でヤマノウンカイを捉えると、先頭のブラックボスの脚が止まった隙に先頭へ。しかし残り10メートルあたりで一気に脚いろが鈍り、立て直したブラックボスが逆襲。両馬とも力を振り絞っての攻防となりましたが、結局は半馬身差ほどの差でブラックボスが先着しました。ニシキエーカンは苦しみながらも2着を確保。3着にはジリジリ差を詰めてきたオメガグレートが入線しました。

 ブラックボスは8月に遅れてデビューし、2戦目に3着に敗れたものの、それ以外は全勝。前走の特別戦・青雲賞で世代上位の力を示し、そして今回の一戦でその評価を不動のものとしました。しまいに甘くなった面はありますが、きっちり立て直して勝ったあたりは、この馬のレースのうまさを示すもの。今後の成長次第で、大きな飛躍も期待できそうです。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「(きわどい結果となり)ちょっと疲れましたね(苦笑)。馬場が少し軽めでしたし、切れのある馬ではないので、なるべく前での競馬を意識していました。後半の伸びを欠きましたが、登坂力や先行力からは素質を感じますね」

10/9ナナカマド賞予想 山崎エリカ

2011年10月 9日(日)

3連勝の勢い魅力のブラックボス

 前回の岩見沢記念は、フクイズミが障害先頭で抜け出して、勝利したのには(⌒▽⌒;) オッドロキー。そういうレースができるなら「フクちゃん、事前に教えて♪」と思ったレースでした。馬は何も教えてくれないから、馬券が外れるし、それゆえ競馬は面白いんですけど...(´ー`A;) アセアセ。

 さて、今週は2歳限定重賞のナナカマド賞。◎にはデビュー2戦目こそ3着に敗れたものの、それ以外はすべて勝利で5戦4勝のブラックボスを推します。前走の青雲賞も逃げて楽勝でしたから、青雲賞と牝馬限定のいちい賞の再戦図式のここなら最有力でしょう。キャリアの浅さからも更なる上昇の余地があります。

 ○は近2走では10着、7着に敗れていますが、デビューから3連勝を果たしたミヤビクィーン。3走前となる8月の白菊賞ではいちい賞の勝ち馬ニシキウンカイを破って勝利しているように、順調でありさえすればニシキウンカイと同じくらいの力で走れる馬です。前走のいちい賞は障害を軽々と上げて勝ちに行った分の負けで、内容の濃い敗戦でした。今回での巻き返しの可能性は高く、穴中の穴は同馬でしょう。

 ▲は前走の青雲賞は1番人気に支持されながらも、障害で苦戦して8着に敗れましたが、前々走のA1クラスでは、青雲賞やいちい賞の上位馬相手に勝利しているヤマノウンカイ。障害で苦戦しての敗戦は次走で容易に巻き返せないものですが、人気急落のここは巻き返しを期待してみたいです。

 あとは△に常に僅差の安定したレースぶりが魅力のオメガグレートとタカラハヤヒメ。両馬ともに障害巧者なので、高重量の条件はプラスに転じる可能性があります。

 ◎ (4)ブラックボス
 ○ (10)ミヤビクィーン
 ▲ (2)ヤマノウンカイ
 △ (7)オメガグレート
 △ (9)タカラハヤヒメ

 馬複
 4-10,2,7,9 各1500円

10/9ナナカマド賞予想 矢野吉彦

2011年10月 8日(土)

馬格のある馬で穴を狙う

 なんとまぁ、岩見沢記念は、わざわざ「(この馬に)走られちゃったらどうしよう」と書いたギンガリュウセイに本当に走られちゃいました。Oh, My God!これは、ますます深みにはまり込んでいくような気がします。今週から始まる4週連続の重賞開催、どうすれば乗り切れるんでしょうか?

 それはさておき、今週はナナカマド賞。毎年、馬体重の重そうな馬を買うことにしているレースです。何しろ2歳馬初の重賞。どの馬も初めての重量を曳くわけで、馬格がモノを言うはずです。馬体重はその目安。重ければいいということもないのですが、この作戦が功を奏せば、おいしい穴馬券にありつけるかもしれません。
 今回のメンバーの中で、最も重い馬体重で出てきそうなのがミヤビクィーン。2歳牝馬ながら、過去5戦、1トンを超す馬体重で出走しています。前々回、前回と大敗が続いていますが、デビューから3連勝を果たした馬ですから、軽視は禁物でしょう。
 ほかでは、ブラックボス、ニシキウンカイ、ニシキエーカンあたりが、950㎏を超える馬体重で好走しています。ここは、これら4頭の馬券を買ってみたいですね。
 とりあえず、4頭の馬単ボックスを300円ずつ(計3600円)。それに3連単ボックス(100円ずつ、計2400円)を買い足します。

 馬単ボックス
 4,5,8,10 300円
 3連単ボックス
 4,5,8,10 100円

 今回もほかに何頭か気になる馬がいますが、名前を挙げると、岩見沢記念のようにその馬に走られてしまいそうなのでやめておきましょう。そろそろ当たってくれないかなぁ。では、また来週。

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