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2010年12月 アーカイブ

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12/12ドリームエイジカップ予想 山崎エリカ

2010年12月12日(日)

チャンスだ! キタノタイショウ

 新設重賞のドリームエイジカップ。3歳から6歳世代と7歳以上の各世代から、通算獲得賞金で上位2頭を選抜しての一戦となります。負担重量は710kg~790kgで、上下80kgもハンデ差があります。その80kg差がこのレースを難しくしていますね。

 ◎には3走前の狩勝賞でカネサブラックを下して勝利したキタノタイショウを抜擢します。今回のキタノタイショウとカネサブラックはその時と同じ20kgのハンデ差。それならば巻き返しの余地は十分あります。前々走の釧路湿原特別は8歳2強とハンデ差が詰まり、慎重に乗りすぎた印象。前走のイルミネーションカップは4歳限定で、勝ち馬と50kgも差があるトップハンデ730kgを背負わされては、4着でもしかたなしと言える結果でした。

 ○には狩勝賞の2着馬で、常に安定した走りを見せているカネサブラック。今回はトップハンデ790kgを曳きますが、同馬にとっては手慣れた重量なので、ここも上位争いに加わってくると見ました。

 ▲にはどれも一長一短あるメンバー構成ですから、メンバー中で最軽量のホクショウバトルに望みを託します。同じ3歳馬のトレジャーハンターが前走B1・B2決勝混合(とかち雪灯り賞)を勝利した時に記録したタイムは1分36秒4(馬場水分2.9%)。それに対してホクショウバトルが前々走のB1クラス(キタキツネ賞)を勝利した時に記録したタイムは1分21秒6(馬場水分3.0%)。出走メンバー比較でもキタキツネ賞のほうが層が厚く、同じ710kgを曳くならホクショウバトルのほうが上と見ました。問題は今シーズン結果が出ていない10番枠ということでしょうか。

 △には前記したトレジャーハンター。ここへ来ての地力強化は魅力ですが、前走比55㎏増の重量克服が課題です。他では前走のちほく高原特別は10番枠だったこともあり、テンに置かれてしまいましたが、釧路湿原特別勝ちの実績を見直してナリタボブサップ(ただし、テンが早いライデンロックのいるレースではいつも苦戦が強いられている)。あとは個人的には前走のちほく高原特別を目標にした感があるのですが、休養明け3戦目の今回で更なる上積みを見せれば浮上のライデンロック。

 ◎ (2)キタノタイショウ
 ○ (5)カネサブラック
 ▲ (10)ホクショウバトル
 △ (4)トレジャーハンター
 △ (6)ナリタボブサップ
 △ (1)ライデンロック

 馬複
 2-5 2700円
 2-10 200円
 2-4、2-6、1-2 各700円

12/12ドリームエイジカップ予想 矢野吉彦

時計勝負でホッカイヒカル

 いわゆる"ドツボ"にハマっている4人の予想。これが麻雀なら、誰か1人は大勝ちしているハズなんですが、そうはいかないのが競馬の難しいところかもしれません。こういう時って、頭の中が硬直化していくんですよね。で、流れを変えようと思って、いつもと違うことをすると、ますます"ドツボ"を抜け出せなくなります。こういうときは、焦らず慌てず、「なるようになる。なるようにしかならない」と腹をくくりましょう。

 で、そんな時に、よりによって過去のデータが全くない新設の重賞を迎えちゃうわけです。しかも、クラスと今季成績によって重量に差をつけたレースだなんて。どうやって予想しましょうか。
 まずは各馬の今回の重量と、その重量、またはそれに近い重量での過去の成績、そして天気予報などを大ざっぱに考えあわせたところ、私の結論としては、走破タイム2分くらいの勝負になりそうだ、ということになりました。
 そして、そのタイムで走れそうな馬をピックアップすると、ライデンロック、キタノタイショウ、ホッカイヒカル、トレジャーハンター、カネサブラック、ナリタボブサップ、オレワスゴイが浮上しました。ただし、2分を切るようだと、カネサブラック、ナリタボブサップ、キタノタイショウ、トレジャーハンターにはちょっとキツイかも。そこで今回は、残った3頭の中からホッカイヒカルを狙ってみることにします。
 ここ2戦、740㎏のソリを曳いて2分を切るタイムで連勝。過去には、750㎏のソリでも2分を切って走った実績があります。今の調子なら、20㎏の増量もこなしてしまいそうです。何かに負けても、2着には残ってくれることを期待して、この馬から馬複を流してみましょう。
 相手は先に名前を挙げた6頭なので、オレワスゴイとトレジャーハンターには500円で、あとの4頭には1000円ずつを流します。これで計5000円の勝負です。

 馬複
 3-1,2,5,6 各1000円
 3-4,9 各500円

 とにかく、誰でもいいからそろそろ当ててほしいですね。そうしないと、あの快進撃は何だったの?ってことになっちゃいますから。私以外のみなさん、頑張ってください!? では、今回はこのへんで。

12/12ドリームエイジカップ予想 須田鷹雄

2010年12月11日(土)

2強に割り込む馬は...

 マイナスゾーンに定住しつつあるいま、予想を出すなら少しでも配当のつくところを狙わざるをえない。......こうやって人は自分の首を絞めていくんですね。

 このメンバーで、▲カネサブラックと△ナリタボブサップが強いのは分かり切っている。しかし、そこに割り込む馬を探さないことには好配当にはならない。
 1頭は◎ライデンロック。前走がカネサブラックと15キロ差で5.5秒差。障害のデキにムラのある馬だが、ライデンロック的にベストのレースができれば逆転まであってもおかしくない。
 もう1頭は○キタノタイショウ。こちらは3走前に今回と同じ20キロ差でカネサブラックに先着。同じ重量差でも絶対値が違うのでこの馬にとって楽ではないが、きわどい競馬くらいはできるだろう。

 馬券は、◎○からカネサブラックへ馬複を1500円ずつ、ナリタボブサップへ700円ずつ。残った600円を◎-○に。◎○からの馬単フォーメーションも考えたが、リアルなところで2着までかなと思い、馬複で。

 馬複
 1,2-5 各1500円
 1,2-6 各700円
 1-2 600円

12/12ドリームエイジカップ予想 斎藤修

重量味方にライデンロック

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎(1)ライデンロック
 ○(4)トレジャーハンター
 ▲(5)カネサブラック
 △(2)キタノタイショウ
 △(10)ホクショウバトル

 馬複
 1-4、1-5 各1500円
 1-2、1-10 各1000円

今週の見どころ(12/11~12/13)

2010年12月10日(金)

 12月12日(日)のメインには新設重賞・ドリームエイジカップが行われます。3、4、5、6歳、7歳以上の各世代から通算収得賞金順に2頭ずつ選抜。集まった精鋭10頭が世代代表の意地をかけ激突します。
 当日、帯広競馬場ではさまざまなイベントが実施されます。ぜひお越しください。

 12月11日(土)のメイン第11レースはサンタランド特別(A1・A2級混合-2組・17:05発走予定)
 前走のサホロ岳特別(A2・B1決勝混合)で3着(1番人気)のヒロノドラゴンが巻き返しを期します。前走は激しい先行争いとなり、やや障害で手こずりましたが、最後まで踏ん張ったのは力がある証。使いづめでも馬体減はなく、引き続き好勝負が期待できそうです。
 同じ前走で4着だったのがクロフネオーザン。後方で体力を温存したのがよかったのかもしれません。近3走が6、5、4着ですが、勝ち馬からはそれほど離されていないだけに、今回も上位争いに加わりそうです。
 ハマカツもサホロ岳特別こそ9着ですが、それまでの7戦で6連対の安定度から、巻き返しが期待されます。
 トカチタカラは前走オープン・A1決勝混合を使われ6着。今回は相手関係が楽になっており、首位争いに加わること必至です。

 12月12日(日)のメイン第11レースは重賞・第1回ドリームエイジカップ(3歳以上馬齢選抜・17:10発走予定)
 クラス別定重量で、オープンクラス(負担重量区分)は本年度の収得賞金80万円ごとにさらに10キロが課され、カネサブラックナリタボブサップが790キロでトップハンデ、3歳のホクショウバトルトレジャーハンターが最軽量710キロです。
 力量上位なのはカネサブラックナリタボブサップですが、賞金加増がないオープン馬(760キロ)のなかで、ホッカイヒカルライデンロックに期待します。
 オープン-2組で2連勝と好調なホッカイヒカルは、後方追走のイメージがありますが、勝つときは意外と積極策が多く、近2走も先行して押し切っています。通算27勝中の21勝をエスコートしている阿部武臣騎手が今回も手綱。重賞初挑戦となった08年の柏林賞(4歳限定)では阿部騎手とのコンビで単勝最低人気を覆し勝利しています。障害さえスムーズならしっかり歩ける脚がある馬。一気に相手強化した感はありますが、今回は古馬混合重賞初Vのチャンスといえそうです。。
 ライデンロックは、近走、同重量から15キロ差でカネサブラックと差のない競馬を披露。今回は30キロ差にひらくだけに、俄然有利でしょう。こちらも柏林賞(09年)の覇者で、古馬混合重賞初制覇を狙っています。
 カネサブラックナリタボブサップもハンデは苦しいですが、大負けするシーンは想像しにくいところです。

  12月13日(月)のメイン第11レースはシリウス特別(A1・A2級混合-1組・16:45発走予定)です。
 出走9頭中、4歳が5頭を占めるメンバー構成ですが、なかでも期待は4歳牝馬ホクショウマドンナ。近2走は4歳限定戦を使われ3、1着。その両レースで今回出走の4歳馬すべてに先着しています。軽量710キロも有利だけに、5歳以上の古馬相手でも互角以上の戦いが可能でしょう。
 5歳以上の古馬4頭は、すべて11月29日のふるさと銀河特別(A1級-1組)に出走していました。2着ニシキセンプーはそのレースを含む近6戦が5連対、3着1回の好成績。差し脚質のため勝ちみに遅いですがここも大崩れは考えにくいところ。ふるさと銀河特別で1番人気を裏切り5着だったシベチャタイガーは、前走で立て直されておりよい状態でここに臨めそうです。

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