12月12日(日)のメインには新設重賞・ドリームエイジカップが行われます。3、4、5、6歳、7歳以上の各世代から通算収得賞金順に2頭ずつ選抜。集まった精鋭10頭が世代代表の意地をかけ激突します。
当日、帯広競馬場ではさまざまなイベントが実施されます。ぜひお越しください。
12月11日(土)のメイン第11レースはサンタランド特別(A1・A2級混合-2組・17:05発走予定)。
前走のサホロ岳特別(A2・B1決勝混合)で3着(1番人気)のヒロノドラゴンが巻き返しを期します。前走は激しい先行争いとなり、やや障害で手こずりましたが、最後まで踏ん張ったのは力がある証。使いづめでも馬体減はなく、引き続き好勝負が期待できそうです。
同じ前走で4着だったのがクロフネオーザン。後方で体力を温存したのがよかったのかもしれません。近3走が6、5、4着ですが、勝ち馬からはそれほど離されていないだけに、今回も上位争いに加わりそうです。
ハマカツもサホロ岳特別こそ9着ですが、それまでの7戦で6連対の安定度から、巻き返しが期待されます。
トカチタカラは前走オープン・A1決勝混合を使われ6着。今回は相手関係が楽になっており、首位争いに加わること必至です。
12月12日(日)のメイン第11レースは重賞・第1回ドリームエイジカップ(3歳以上馬齢選抜・17:10発走予定)。
クラス別定重量で、オープンクラス(負担重量区分)は本年度の収得賞金80万円ごとにさらに10キロが課され、カネサブラック、ナリタボブサップが790キロでトップハンデ、3歳のホクショウバトル、トレジャーハンターが最軽量710キロです。
力量上位なのはカネサブラック、ナリタボブサップですが、賞金加増がないオープン馬(760キロ)のなかで、ホッカイヒカル、ライデンロックに期待します。
オープン-2組で2連勝と好調なホッカイヒカルは、後方追走のイメージがありますが、勝つときは意外と積極策が多く、近2走も先行して押し切っています。通算27勝中の21勝をエスコートしている阿部武臣騎手が今回も手綱。重賞初挑戦となった08年の柏林賞(4歳限定)では阿部騎手とのコンビで単勝最低人気を覆し勝利しています。障害さえスムーズならしっかり歩ける脚がある馬。一気に相手強化した感はありますが、今回は古馬混合重賞初Vのチャンスといえそうです。。
ライデンロックは、近走、同重量から15キロ差でカネサブラックと差のない競馬を披露。今回は30キロ差にひらくだけに、俄然有利でしょう。こちらも柏林賞(09年)の覇者で、古馬混合重賞初制覇を狙っています。
カネサブラック、ナリタボブサップもハンデは苦しいですが、大負けするシーンは想像しにくいところです。
12月13日(月)のメイン第11レースはシリウス特別(A1・A2級混合-1組・16:45発走予定)です。
出走9頭中、4歳が5頭を占めるメンバー構成ですが、なかでも期待は4歳牝馬ホクショウマドンナ。近2走は4歳限定戦を使われ3、1着。その両レースで今回出走の4歳馬すべてに先着しています。軽量710キロも有利だけに、5歳以上の古馬相手でも互角以上の戦いが可能でしょう。
5歳以上の古馬4頭は、すべて11月29日のふるさと銀河特別(A1級-1組)に出走していました。2着ニシキセンプーはそのレースを含む近6戦が5連対、3着1回の好成績。差し脚質のため勝ちみに遅いですがここも大崩れは考えにくいところ。ふるさと銀河特別で1番人気を裏切り5着だったシベチャタイガーは、前走で立て直されておりよい状態でここに臨めそうです。