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2009年9月 アーカイブ

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9/6銀河賞予想 斎藤修

近走好調のウメノタイショウが逆転を狙う

 ◎ウメノタイショウ
 ○オレワスゴイ
 ▲ライデンロック
 △アカダケキング
 △ニシキボス

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

9/6銀河賞プレビュー

2009年9月 4日(金)

 9月6日(日)のメインは4歳三冠の第2弾・第17回銀河賞。クラス別定重量戦で、オープンのライデンロックが730キロ、270万円条件で牝馬のユーファンタジーが680キロで上下50キロ差がつきました。
 5月31日に行われた一冠目・柏林賞は、ライデンロックウメノタイショウアカダケキングとのゴール前横一線の争いから抜け出して優勝しました。
 柏林賞は馬場水分8.6%と超軽馬場でしたが、今回は当時よりは乾いた馬場が予想されます。重い馬場の高重量戦で勝負を分けるのが障害の巧拙。その点から、ライデンロックを中心視します。近2走の世代限定戦では、はまなす賞5着、3歳4歳オープン4着でしたが、ここより30キロ以上も軽い重量での争いだっただけに、参考外。引き続きトップハンデですが中心は揺るぎません。
 柏林賞でコンマ7秒差2着のウメノタイショウは2番人気に推されたはまなす賞は第2障害で転倒し4着でしたが、続く3歳4歳オープンでは立て直されていました。ライデンロックよりも重い馬場への適性は上だけに、そこにつけ込みたいところです。
 オレワスゴイは柏林賞は8着でしたが、徐々に調子が上向いている感があります。もともとは障害巧者でならした馬だけに、高重量戦のここで巻き返しがあっても驚けません。
 700キロとハンデ的に面白そうなのがニシキボス。柏林賞は無念の出走取消(左前肢捻挫のため)でしたが、その後は順調に使われています。今回、ニシキエースが出走回避したことで主戦の松田道明騎手が引き続き騎乗。平地の競馬以上に騎手の力量がモノをいうばんえいだけに、一発の期待もできそうです。
 ニシキエースの回避で繰り上がり出走となったホクトタイガーは障害巧者。実績的に劣勢なのは否めませんが、軽量と、大口泰史騎手起用は不気味です。

出走表はこちら

【参考レース】

 5/31 柏林賞(勝ち馬:ライデンロック)
 7/12 ライラック賞(勝ち馬:ウメノタイショウ)
 8/15 はまなす賞(3着馬:オレワスゴイ)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

今週の見どころ(9/5〜9/7)

 9月6日(日)のメインは4歳馬による重賞・第17回銀河賞です。
 当日、第11レース銀河賞と最終第12レースの場外発売が行われるスパーキングナイター開催の川崎競馬場では「ばんえい十勝 in スパーキングナイター2009」と題したイベントが行われます。矢野吉彦アナとタレントの立花優美さんに中山直樹林義直両騎手を交えてのトークショー(17:55ころ、19:10ころからの2回、ウィナーズサークルにて)や、現役ばん馬によるデモンストレーション(18:40ころから)、ばん馬とお子様による綱引き対決(13:30ころから)などのほか、人気沸騰中のばんえいキティストラップの販売も予定されています。お近くの方はぜひお立ち寄りください。

 9月5日(土)のメイン第11レースはふるさと銀河線りくべつ鉄道賞(350万円未満・20:00発走予定)
 10頭中6頭が8月17日の同条件・納涼特別からの出走。そこで上位人気を裏切ったグレートサンデーに再度期待します。そのレースでは真っ先に仕掛けたものの腰が入らず最下位でした。しかしこのところ2走続けて凡走することはなく、力量からして今回は巻き返してきそうです。
 相手は近2走の3歳4歳オープンで連勝中の3歳馬キタノタイショウ。7月6日に同じ350万円条件の特別を勝利した実績もあります。当時より相手関係が楽になった今回は勝ち負け必至でしょう。
 ブランドボーイは障害さえまともなら納涼特別(3着)くらいは走れる実力があります。平場戦2連勝で再び特別挑戦のキョウエイボーイも侮れません。

 9月6日(日)のメイン第11レースは重賞第17回銀河賞(20:05発走予定)です。このレースは別掲の銀河賞プレビューをご覧ください。

 この日の第6レースに2歳A-1が組まれています。
 前開催には牡馬、牝馬それぞれのオープン特別が行われました。牝馬のいちい賞を差し切ったメンコイワタシは回避しましたが、牡馬の青雲賞を逃げ切ったテンマデトドケが出走。今回は唯一の別定10キロ増が克服できるかがカギとなりそうです。
 青雲賞で1番人気に推されたホクショウバトルはゴール前で一杯になり5着でしたが、勝ち馬と実力差はないはず。巻き返しの期待がかかります。

  9月7日(月)のメイン第11レースに日本一寒い町!陸別町杯(270万円未満・20:00発走予定)が行われます。
 ここは近走の安定感を買ってスギノディアスに期待します。近5走が3、3、1、4、3着で、負けたレースも勝ち馬とは僅差。障害のキレも悪くないだけに、少しの展開利があれば、再び勝利をものにしてもおかしくありません。
 アサヒセンショウは前開催の同条件・夕焼特別こそ8着でしたが、障害での多少のロスは挽回できる末脚の持ち主。夕焼特別2着のマックスセンプーは以前より最後の踏ん張りがきくようになっており、引き続き上位をうかがう存在です。
 平場戦で2連勝中の3歳馬アオノレクサスは、荷物を積まれる特別戦だと苦戦気味。勝ち切るにはさらなるパワーアップが必要でしょう。

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