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2009年1月 アーカイブ

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1/4天馬賞予想 山崎エリカ

アアモンドヤワラの勢いに期待

 帯広記念は忘れた頃のニシキダイジンで、高重量戦でうまく逃されると厄介だとは思っていたけれど、本当にうまく逃げちゃうんだもんなぁ〜。勝ったフクイズミも強かったけど、私の中でばんばは直線のスピードよりも登坂力があってこそだと思っているので、マイペースで逃げて2着だったニシキダイジンは素晴らしい内容だったと思います。ニシキダイジンみたいなタイプは常に安定した結果は残せないだろうけど、またいつか大穴を演出してくれるんじゃないのかな? おそらく私が忘れた頃にね(笑)。

 さて外れた馬券のことなぞ忘れて、明け5歳限定戦の天馬賞の予想。◎にしてみたいのは目下3連勝と絶好調のアアモンドヤワラです。昇級で特別戦となった前走も障害をひと腰でまとめていることから、760kgの重量も難なくこなせると思います。

 ○には前々走のオープンを楽勝したアローファイター。同馬は4歳限定の柏林賞、銀河賞ともに重量に泣きましたが今回は定量戦。前走時、障害でスムーズさを欠いたあたりに一抹の不安を感じますが、同馬の力を出し切れれば勝ち負けでしょう。▲には近走1着、2着、1着と成績が安定しているホッカイヒカル。今回は定量戦ですが、力を付けた今ならここで通用しても不思議ではないはずです。

 以下△に軽馬場巧者とはいえ、400万未満特別、500万未満特別でを連勝のペガサスプリティー。あとは約1カ月の休養明け初戦だけに、あまり馬場が重たくなるとガス欠を起こしそうですが、2〜3走前の内容が悪くなく、立て直した効果を考慮すれば浮上の余地があるコーネルフジ。

 ◎アアモンドヤワラ
 ○アローファイター
 ▲ホッカイヒカル
 △ペガサスプリティー
 △コーネルフジ

1/4天馬賞予想 矢野吉彦

2009年1月 3日(土)

切れ味勝負でペガサスプリティー

 いやいや、帯広記念は完敗でした。いろいろ理屈をつけてフクイズミを切っちゃったんですが、恐れ入りました。ニシキダイジンもグランプリホースとはいえ、ここでは足りないかなぁと思っていましたし……。赤見サン、お見事でしたね!

 さて、天馬賞。私が予想の参考にしたのは、アローファイターが勝った12月14日のレースとアアモンドヤワラが勝った12月15日のレース、それにペガサスプリティーが勝った12月8日のレースです。馬場水分はいずれも4%台でほぼ同じ。3頭の荷物の重さで勝ち時計に差がつきましたが、今回、アローファイターはそこから60キロ増、アアモンドヤワラは45キロ増、ペガサスプリティーは40キロ増。これを加味すると、3頭ほぼ横並びになると考えられます。
 それらのレースで、アローファイターとアアモンドヤワラは第2障害に真っ先に到達。先に仕掛けてすんなりクリアし、そのまま逃げ切りました。一方、ペガサスプリティーは第2障害まで小刻みに止まって息をいれながら、他馬よりやや遅れて坂下に到達。後から仕掛けたものの、アッサリ障害をクリアして先頭に立ち、末脚衰えることなく悠々ゴールしました。牝馬らしい切れ味を見せたわけです。
 ムムッ、これって、ナリタボブサップ、カネサブラック対フクイズミという構図に似ていると思いませんか? 今回、アローファイターとアアモンドヤワラがグングン行って、行った行ったのゴールということも十分考えられます。でも、やや重くなりつつある馬場で2頭が無理にやり合ったら、どちらかの末脚が鈍ることがあるかも。そうするとペガサスプリティーの切れ味の餌食になってもおかしくありません。逆に、アローファイターとアアモンドヤワラが牽制しながらスローペースに落とせば、ペガサスプリティーにとっては追走がさらに楽になるはずです。どっちにしても、ペガサスプリティーには好都合。銀河賞やレディースカップで大崩れしているので、絶対的な信頼を置くのはどうかとは思いますが、ここへきての好調ぶりを評価して狙ってみることにします。
 馬券は、ペガサスプリティーを頭に馬単流し。アローファイターとアアモンドヤワラを厚めに、あとはシベチャタイガー、コーネルフジへ。押さえに馬複も買っておきます。
 みなさんも、うすうすお気づきでしょうが、私が考えているのは、終わったばかりの帯広記念のようなレース。大外から切れ味鋭い牝馬が一気に伸びて牡馬を蹴散らすという結末です。さぁ、どうなりますか?
 では、今回はこのへんで。

1/4天馬賞予想 斎藤修

格上位のシベチャタイガー

 ◎シベチャタイガー
 ○ペガサスプリティー
 ▲アローファイター
 △カネサリュウ
 △アアモンドヤワラ

 詳細は、オッズパークのブログをご覧ください。

1/4天馬賞プレビュー

 1月4日(日)のメインは4歳(明け5歳)三冠の最終関門・第2回天馬賞。一冠目・柏林賞(6月1日)、二冠目・銀河賞(9月7日)はクラス別定戦でしたが、このレースは牡馬760キロ(牝馬740キロ)の定量で争われます。
 ハンデ差がつかないので、格付上位馬が有利なのは明白。となればオープンクラスのアローファイターシベチャタイガーカネサリュウの3頭が中心となりそうです。
 今回はこの3頭からカネサリュウに注目します。2歳から3歳春にかけて、ホクレン賞、定量で争われたイレネー記念の2重賞を制した実績馬ですが、その後は第2障害に苦戦の連続で長らく低迷。しかし前々走オープンでは6着も、ふた腰目がしっかり入っていました。そして前走オープンでは障害をひと腰クリアから久々の掲示板確保で4着と、良化著しい近況です。障害のキレさえ戻ればしっかり歩ける脚があるだけに好勝負が期待できそう。道中おかれる面があるだけに、他馬のスピードが削がれる重い馬場も歓迎材料です。
 銀河賞を制している障害巧者のシベチャタイガー、重馬場なら最後まで踏ん張りがきくアローファイターのオープン勢に、大レースでの勝負強さが光る牝馬ニシキガール(500万円条件)を加えた3頭は、3歳時に定量戦の重賞を制していた実力馬。同条件のここも上位進出の可能性が高いでしょう。
 そのほか、柏林賞馬ホッカイヒカル、連勝中のペガサスプリティーアアモンドヤワラらもいますが、ここは勢いより格を重視したいところです。

出走表はこちら

【参考レース】

 6/ 1 柏林賞(勝ち馬:ホッカイヒカル)
 9/ 7 銀河賞(勝ち馬:シベチャタイガー)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

正月開催・後半戦の見どころ(1/3〜1/5)

 正月のばんえい競馬も5日(月)まで残り3日間。後半戦では、4日(日)に、4歳(明け5歳)三冠の最終戦・第2回天馬賞が行われます。
 ところで、1月1日付で、貝羽(かいわ)智生(19歳・大友栄人厩舎)、菊池一樹(22歳・大橋和則厩舎)、長澤幸太(20歳・服部義幸厩舎)、林義直(21歳・今井茂雅厩舎)の新人騎手4名が誕生しました。3日(土)にお披露目(13:20ころと13:55ころの2回)がありますので、帯広競馬場パドック横表彰台前にお集まりください。
 なおこの3日間のスカパー!の放送チャンネルは795chとなっています。

 1月3日(土)のメイン第11レースばんえい十勝金杯(混合500万円未満・16:40発走予定)
 前開催(12月22日)のサンタクロース特別(500万円未満・馬場水分6.5%)は、ペガサスプリティー、キョクシンオーと軽馬場巧者のワンツーでしたが、レースの流れをつくっていたのはコブラダイオー。トップハンデながら僅差3着に粘り込み底力を示しました。今回は、好位抜け出しを決め勝利した11月15日の七五三特別(混合500万円未満・馬場水分2.4%)のほぼ再戦。馬場水分は前走より落ち着きそうなだけに、巻き返しは必至でしょう。
 カネミセンショーは近5走の混合500万円未満、400万円未満特別で4連対と勢いに乗っているだけにここも好走は必至。七五三特別3着のイッスンボウシも上位進出が期待できそうです。

  1月4日(日)のメイン第11レースは重賞・第2回天馬賞(16:30発走予定)。このレースは別掲の天馬賞プレビューをご覧ください。

 1月5日(月)のメイン第11レースに迎春特別(300万円未満・16:25発走予定)が行われます。
 ここは、前走白馬賞(芦毛限定)でオープン馬を破って勢いに乗るロングトップに期待。人気薄での好走が目立ちますが、楽に逃がすとしぶとい脚を使います。
 近7走の300万円未満で5連対と好調なスギノディアス、強烈な決め手を誇り復活気配のホクショウドラゴン、テンが速いキタノイチオクらも差はありません。 

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