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今週の見どころ(9/8~9/10)

 先週日曜に行われた4歳馬による重賞・銀河賞は、ツジノコウフクが重賞初制覇を飾りました。
 今週の競馬にもその銀河賞出走馬が何頭か参戦していますが、古馬混合戦に出走する3、4歳馬は、古馬との力量差を考慮し10キロの減量がなされます。さらに牝馬には世代を問わず20キロの減量(牝馬限定戦は除く)があることから、3、4歳の牝馬は30キロもの減量特典が得られることになります。
 わずか5キロの重量の加減で着順が大きく変わることもあるばんえい競馬でこの減量の恩恵は大きく、人気薄の軽量3、4歳馬が上位に食い込み波乱を演出することもあるので注意が必要です。

 9月8日(土)のメイン第11レース長月特別(混合700万円未満)は、ここ数開催の同条件戦とほぼ同じメンバー構成となりました。
 グレートサンデーは前々開催(8月13日)の勝毎花火大会記念特別では障害に苦戦し最下位も、前開催のじゃがいも特別ではカカリの良さが戻り3着に巻き返しました。8月4日のシーサイド特別で勝利しているように、これくらいは走って何ら不思議のない馬だけに、今回は勝利の期待が高まります。
 第2障害先頭から押し切る競馬で2連勝中なのがギャンブラークイン。ここ5戦連続して手綱を取っている西謙一騎手もすっかり手の内にいれたようで、3連勝の可能性もあるでしょう。しかし今回は前走からプラス5キロとなる705キロを課せられました。5キロの差とはいえ先行力に影響を及ぼさないかが心配です。
 600万円条件に昇級してからの2戦、勝毎花火大会記念特別、じゃがいも特別でそれぞれ4、3着と健闘しているハヤテショウリキも有力。トップハンデ720キロを課せられた前走銀河賞は6着だったホクショウダイヤも、今回は705キロに戻ることから見直しが必要でしょう。

 9月9日(日)のメイン第11レースは金杯(オープン)です。
 8月12日のばんえいグランプリで1、2着だったエビスオウジャと、フクイズミが出走します。そのばんえいグランプリは、早め障害クリアから粘るエビスオウジャに、末脚切れるフクイズミが迫る見ごたえのあるレースでした。
 ばんえいグランプリは不出走だったミサイルテンリュウもここに出走してきました。今季旭川記念、北斗賞と重賞を連勝して好調です。
 旭川記念でも2着だったフクイズミを含め3頭が揃い踏みするのは今季初のこと。ある意味、ナイター最後の古馬チャンピオン決定戦になりました。
 今回、エビスオウジャ、ミサイルテンリュウがトップハンデ740キロなのに対して牝馬のフクイズミは25キロ軽い715キロで三つ巴の混戦が予想されます。
 710キロで出走できる近走堅実な牝馬サダエリコトカチプリティーらも、前述3頭といずれも近走よりハンデ差がひらいており一発の可能性を秘めています。

 9月10日(月)のメイン第11レースは新涼特別(500万円未満)です。
 4歳牝馬のニシキユウは430万円条件で2連勝して臨んだ前走銀河賞は3着。前の2頭と離されたとはいえ先行して粘り込む自分の競馬はしており、相手が悪かったとしか言いようがありません。昇級初戦とはいえ基礎重量から30キロ軽い今回の670キロは断然有利で、注目の1頭です。
 銀河賞で最下位の8着に敗れたカネサテンリュウ。第1障害でヨレて後方に置かれ、7着馬がゴールインしたときはまだ第2障害と格闘中と、レースになりませんでした。しかしその前2走の混合500万円未満はともに2着と力はあります。立て直してくればここは勝ち負けでしょう
 ライジングサンは今季このクラス(混合戦含む)で11戦して複勝圏を外したのが4回だけと堅実だけに侮れません。また前走の混合500万円未満で5着のキョクシンオーも巻き返しを狙っています。

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