オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 丹村司がカマシ一閃、勝負を決めてみせた!
ポイントとなった0ハン7車のスタート争いは、なんと大外から丹村司が内枠勢を全て包んで発進。結果的に丹村司がそのまま押し切る形になった。2番手に出た桝崎陽は終始、丹村司をマークして走り準優勝。試走一番時計で注目を集めた福岡は、スタートが決まらず5~6番手発進と厳しい展開になった。そこから松尾隆と田中正を交わして3番手に浮上したが、車が暴れ気味で、その前の2車を攻めることができなかった。
丹村司の勝因はなんといってもスタートだろう。厳しい枠から先行できたので、レース展開はかなり楽になった。試走タイムは30だったが、見た目にはそこまで悪そうではなかった。丹村司は昨年11月11日以来となる優勝。通算優勝回数は9となった。今年初出走となる開催で見事に優勝を果たし、最高の形で新年が始動した。
黒川京介が自身3度目の正月優勝&通算400勝
黒川京介が2019年・2025年に続いて通算3度目の川口お正月ウイナーとなった。
レースは発走直後にアクシデントが発生。黒川がダッシュして1周回1コーナー早くも0ハン2車の背後まで到達。その左斜め後ろに位置していた小林瑞季の態勢が乱れて大きく後退し、8番手発進の中山光は避けるために減速することを余儀なくされた。
前日の準決勝戦ではレース中盤に影山伸を差した早津康介が、この決勝戦は1周で影山を捌いて先頭に立った。黒川も早めに2番手へ上がると早津康を執拗にマークし、5周回1コーナーで内へ突っ込んで首位。中盤の周回で山田達也に競り勝った佐藤励が6周目に早津康を交わして2着。今節は4日制の2日目が天候の影響により開催中止となったが、黒川は佐藤励・小林瑞との全勝対決を制して2026年は無敗での船出となった。
文/鈴木
田中崇太 初優勝をパーフェクトVで飾る!
年明け1級車乗りが解禁になった37期勢。初日から3連勝と土付かずの田中崇太は優勝戦でも試走28と存在感を見せ付けた。同期の村田光希も37期新人王の肩書きにふさわしく田中崇に負けじと3連勝。ハンデ差はあれど全勝対決となった優勝戦は2連単1-2が1.5倍と圧倒的なオッズ。3連単は1-2-3、1-2-4、1-2-6が10倍を切っており、いずれも田中崇が人気の中心に。
発走。スタートのまぎれもなく田中崇に村田が付いて行く展開に。周回を重ねても一向に差は縮まらず、3番手には岡部聡が浮上する。道中、何もアクションがなく青旗を過ぎ、田中崇は1着ゴール。村田は追走一杯だった。驚くべきは上がりタイム3.352秒。3着の岡部は3.345秒と普通なら優勝してもおかしくない時計なのだが、ハンデ差の妙で敗れ去った。
いままで何度か2級車で優勝のチャンスを逃してきた田中崇太。1級車で念願の優勝を手にして2026年は飛躍の年になるのか。これからは捌きも勉強して、SGホルダー・田中茂を父に持つサラブレッドの進化を楽しみにしたい。
菅野仁翔が地元勢を振り切った
今年最も早いオートレースとして開幕した浜松デイレース正月開催は、元旦から4日間とも好天に恵まれた。
2025年の浜松正月開催を4戦4勝で制した栗原佳祐が、今年も初日から3戦3勝で決勝戦へ勝ち進んだが、試走3.2秒台を計時した20線の地元車たちを抑えて1番人気になったのは単騎0ハンの菅野仁翔だった。
試走3.37秒で菅野と数字の開きがあった10線の野本佳章はスタートも伸びていかず、菅野は1周目から後続との車間を拡げにかかる。20線は新井恵匠が先行するも、栗原佳は1周回3コーナーで内を突いて早くも3番手へ。ここまでは至ってスムーズにレース展開を運べた。ところがその後、栗原佳は野本佳へ仕掛けるには微妙に遠い距離までしか近づけないまま周回を重ねて、ようやくイン切り返して2番手へ上がれたのは5周回2コーナー。そのとき菅野は10メートル以上も離れた前方を独走しており、栗原佳が正月連覇を果たすには時すでに遅し。
菅野は今回が浜松での初優出で優勝。2024年11月ぶりとなる通算5度目のVで幸先のいい2026年の幕開けとなった。
文/鈴木
竹尾竜星が2級車対決を制してV!
0ハン両者のスタート争いは内枠の石橋啓が先に出たが、ゴールラインを越えたあたりで外枠の竹尾が伸び、1~2コーナーを回る頃には先頭に立った。10線は枠ナリ発進、30線は外枠の木山が先行し内枠の井村は最後方からの競争になった。
いきなり逃げに入った竹尾は自分のコースをしっかりと走っていた。追走していた石橋啓は仕掛けどころを探っていたが、ついに4周1コーナーで竹尾のインに車をねじ込んだ。しかし、竹尾は慌てることなく対処し、先頭の座を奪われることはなかった。そのまま周回を重ね、竹尾が先頭でゴールし石橋啓は準優勝。3着は大きく離されたものの藤川幸が粘り込んだ。最後方からの競争になった井村は必死に追い込んだが、4着止まりだった。
竹尾はこれで自身2度目の優勝。デビューしたのが2025年の1月だが、これまでに4回の優出中、2回の優勝。1年目にしては十分な成績を残せた。2級車で競争していると1級車よりもパワーが弱いため、スタートで後ろのハンデの選手に叩かれてしまうケースが少なくないが、竹尾はしっかりと残して出ることが多い。更に重走路もよくこなす。2級車での競争は後1年残っているが、この1年にも優勝回数は増えていきそうだ。