
小林瑞季が三宅真央の逃げを捕まえた
SGホルダー2名を含む全員グレード優勝経験のある6名が最重ハン40線に並んだが、1番人気に推されたのは今回が初優出で初V挑戦となる三宅真央。ところがその三宅が1度目の発走でフライングを犯してしまった。それでも2度目の発走をしっかり決めた三宅は、10線の高橋義徳を引き離して独走に持ち込んだ。
しかし、40線先行の吉原恭佑を1周回3コーナーで捌いた小林瑞季が追撃態勢に入ると、両者の車間は目に見えて縮まっていき、6周目のホームストレッチで三宅のインを突いて先頭へ。三宅の野望を打ち砕くウイニングショットとなった。そして最終回3コーナーでは佐藤励も三宅の内へ切り込んで2着へ浮上した。
文/鈴木