
早川清太郎が鮮やかな速攻を決めた!
30線に3車並んだ大外に置かれた早川は、スタートこそ枠ナリ発進になったが、そこからの攻めが早かった。2周を回る頃には早くも先頭に踊り出た。そこからはハイペースで一人旅。後続を引き離して完全優勝を決めてみせた。野本は浅倉を叩いて好位置に付け、早川に抜かれた後も2番手を快走。伊藤正真が3番手に付けていたが、最終3コーナーで松本康がインに突っ込み3着入線を果たした。
早川は3月8日の伊勢崎以来、今年2度目の優勝となった。今年最初の優勝後は川口、浜松と遠征先で走っていたが、そこでは思うような成績を残せなかった。しかし、今回は地元に帰り、走りにキレを取り戻せていた。走り慣れた走路では無類の強さを発揮するタイプと言える。この次も地元で一般開催が待っている。その後は川口でSGオールスターオートレース。次節も優勝して、勢いを付けて川口に乗り込みたいところだ。