
仲田恵一朗が混戦を制して久々V!
まずは10線最内の横田が0ハンの北渡瀬を叩き、いきなり先頭を走る展開になった。1周を回る頃には大月が2番手に立ったが、仲田がまくって2番手に立つと、返す刀で先頭を走る横田まで差した。そこから仲田はペースを上げて走っていた。試走一番時計の早川は道中で田村の抵抗にあい、なかなか車を押し上げられないでいた。4周を回る頃にようやく同ハンとの競り合いに勝ち、青旗で大月を交わし2番手までいけた。最後はゴール前のチョイ差しを狙ったが、僅かに仲田が振り切って優勝を決めた。
仲田は2023年11月以来となる自身5度目のV。優勝からはやや遠ざかっていたが、今年に入ってからはエンジンが安定しており大きな着を取ることは少なかった。本人のポテンシャルは元々高いので、今のエンジン状態を持続できれば好成績でまとめられ続けるだろう。
雨の中を華麗に泳いでウミヘビ大木光がV獲る!
降り続く雨がナイターの光を乱反射させ全体的に霧がかかってるような優勝戦。試走3.62で佐藤励と人気を分けあったのが大木光。3連単4-7-6と4-6-7は同じオッズ。2連単は4-7、4-6、7-4と続く。
1周回る間に大木は30mから先行して先頭へ抜け出してしまった。対する佐藤励は永井大介の後ろで車を進められない。大木は内線をなぞるように安定したコース取りで後続に大差を付けてゴール。結局、佐藤励は永井に離されてしまい、山田達也がインから圧をかけてきたが微差で3着。
見事、人気に応えた大木は今年1月24日のナイトレースで優勝して以来(この時も濡れ走路)自身9度目となるV。このあとは18日からの川口デイレースを経て今月末の地元SG《第44回オールスター》へ出場する予定。
雨中決戦は田中哲に軍配!
試走時とレースでは走路状態が変わってしまった。試走時計の比較で松本康が一番人気となり、田中哲への2連単7-6は1.5倍、裏の6-7は3.7倍だった。3連単は7-6-5に人気集中し、6-7-5と7-6-1と続いた。
深沢悟を荒川哲也が追ったが田中哲は水しぶきを上げながらアウトコース伸びて行き、松本康も離れずマークする。松本康は何とか交わそうとするが、田中哲も譲らずマッチレースのままゴール。谷川一貴がイン戦で浮上し6-7-5と2連単、3連単とも2番人気で決着。田中哲は自身7度目の優勝となった。
無観客ゆえにファンの歓声は聞こえなかったが、画面越しに絶叫してた御仁は大勢いたはず。このあと伊勢崎オートは5月にかけてナイターとアフター5のオンパレード。本日のような熱い戦いに期待したい。
小林瑞季が通算10度目の優勝
0ハン2車は枠ナリに発進して藤川幸宏と川原剛による逃げ態勢。10線3車は小椋華恋が1周目に山際真介の差しを封じ込めて3番手を確保。初Vをめざしていた阿部仁志は発走時にタイヤが白煙を吐いて最後方へ後退。20線3車は真ん中の枠から小林瑞季が先制。
2周回3コーナーで藤川幸宏へ仕掛けきれなかった川原剛はその直後からコース取りが乱れ始めて、2番手へ上がった小椋華恋も藤川幸を攻めきれず、そこへ小林瑞が一気にイン攻め上がり、少し離れて山田達也も3番手へ。そのとき永井大介はいまいちリズムに乗れず6番手周辺のまま。
5周回1コーナー、小林瑞が満を持して藤川幸を捌き先頭。山田達は、5周回3~4コーナーでコース取りが大きくなった藤川幸の内へ入って2番手。人気を集めた永井はゴール間際に藤川幸のインから伸びての3着がやっとだった。
文/鈴木
早川清太郎が鮮やかな速攻を決めた!
30線に3車並んだ大外に置かれた早川は、スタートこそ枠ナリ発進になったが、そこからの攻めが早かった。2周を回る頃には早くも先頭に踊り出た。そこからはハイペースで一人旅。後続を引き離して完全優勝を決めてみせた。野本は浅倉を叩いて好位置に付け、早川に抜かれた後も2番手を快走。伊藤正真が3番手に付けていたが、最終3コーナーで松本康がインに突っ込み3着入線を果たした。
早川は3月8日の伊勢崎以来、今年2度目の優勝となった。今年最初の優勝後は川口、浜松と遠征先で走っていたが、そこでは思うような成績を残せなかった。しかし、今回は地元に帰り、走りにキレを取り戻せていた。走り慣れた走路では無類の強さを発揮するタイプと言える。この次も地元で一般開催が待っている。その後は川口でSGオールスターオートレース。次節も優勝して、勢いを付けて川口に乗り込みたいところだ。