
僅差で先頭ゴールしたのは栗原佳祐
冬晴れで絶好のコンディションとなった優勝戦。試走3.30秒の栗原佳祐が圧倒的にオッズを支配した。好調な松山茂靖への2-4が一番人気で、3連単も2-4-1が7.5倍と唯一10倍を切っていた。
スタートは浅野浩幸が車格を生かして逃げ態勢に入る。栗原佳も必死に喰らい付き1度は浅野浩のインへ突っ込む。しかし、角度が悪く先頭の座を再び浅野浩に明け渡してしまう。その時、松山は前2車の競り合いを見つつ3番手から目を光らせてる様子だった。最終4コーナーで浅野浩は外へ流れてしまい、ここぞとばかりに栗原佳がインに車を向けて松山もグリップ全開でゴール前は僅差で栗原佳が前に出た。終わってみれば3連単も2連単も一番人気で決着。
昨年5月に優勝して以来、久々Vは3度目の栗原佳。このあとすぐ、21日からの開催で今年の走り納めとなる。
えっ、8年ぶり? 浜野淳パーフェクトV
ホームストレッチ側は乾いており、バックストレッチは濡れてるという見た目にも難しい走路コンディションで行われた山陽ミッドナイトの優勝戦。総合力で優る浜野淳が人気の中心だったが、0ハン西崎洋一郎からも売れており続いて永島潤太郎。2連単は6-4、6-1、1-6の順で3連単は6-4=1、1-6-4で人気分け10倍切る配当はなかった。
西崎の逃げに番田隆弘が続く序盤。番田が滑り始め永島がインに入り浜野も続く。永島が西崎を捕えて浜野を突き放しにかかるが、浜野もピタリと照準を合わせて最終3コーナーで突っ込み先頭を奪う。今年4つめの優勝狙った永島は悔しい準優勝。SGホルダーの浜野は勝って当たり前なのだが、優勝は2017年1月、飯塚以来のV36と久しぶり。(ちなみに西崎が勝てば25年ぶりだった)
今月18日からの山陽ミッドナイトに浜野淳は参戦予定。現在5連勝中で次節も1着並べて連続Vを狙う。
青山周平が11連勝で完全優勝も達成!
0ハンは浅野が好スタートを切ったが、レース序盤は牧野貴と競り合う形になった。ペースが上がる前に割り込んできたのは佐藤摩だったが、すぐ後ろに付けていた青山周が素早い仕掛けで先頭に立った。佐藤摩は付いて行きたいところだったが、徐々に差を付けられていく。更には後ろから黒川が迫っており、2着を守るのが精一杯だった。青山周は先頭に立ってからもペースを上げて快勝。
青山周はこの後、地元で1節を消化してから年末の川口でスーパースター王座トライアルが待っている。今回、川口で優勝できたことは年末へとつながりそう。それも、今回の優勝戦では佐藤摩と黒川を撃破している。どちらもスーパースター王座トライアルに出場するので、まずは先制攻撃、プレッシャーを与えることができたのではないだろうか。次の地元一般開催でも良い走りをして、年末の大一番で昨年に続き連覇を決めるべく万全の状態で臨んできそうだ。
新井日和が速攻で勝負を決めた!
0ハン3車のスタート争いは最内の田中進が先行したが、2番手発進の新井日が1周3コーナーでインに突っ込んだ。そこからは新井日の逃走劇。10線は最内の石本が先行も、その一つ外の新井恵がすばやく交わす。長田稚は中村杏に抑え込まれる形で最後方からのレースになった。逃げる新井日は、コースを外すことなくマイペースの走り。後ろでは新井恵が竹谷と田中進を交わし2番手に立っていた。更に後ろでは長田稚が中村杏を逆転。やがて長田稚が新井恵をさばき、新井日を追う形を作れた。そこから差を詰めにかかったが、新井日がなんとか振り切りゴール。
新井日はこれで自身2度目の優勝。初優勝の時は2級車だったので、1級車になってからは初めての優勝となる。今回はレース展開も良かったが、上がりタイムも十分な数字をマークしているし、スピードに関してはS級選手と同等のモノを持っている。これからは交わす車が多くなるレースがメインになるが、さばきの技量が磨かれた時、また一つ選手としての総合力が増してくるだろう。
止まらない超特急 佐藤励が3節連続完全優勝!
今節の2日目に表彰記録の10連勝を達成した佐藤励。だが、終わってみればただの通過点にすぎなかった。準決も1着と無キズで臨んだ優勝戦。大木光、中村雅人の28期コンビに試走25秒のタイムでプレッシャーを与えた。3連単の人気は6-7-5、6-7-1、6-7-2。2連単は6-5、6-7、6-1の順だった。
発走で赤旗が振られ1のランプが点灯し高石光将がフライング。再び、気を取り直してのスタート。10線2車を引き離して高石が逃げ態勢を作る。しかし、2周目で佐藤励は2番手へ上がり中村雅も3番手に浮上。佐藤励は3周バック線で高石のイン突き先頭。中村雅も続いたが立ち上がりで佐藤励に離される。少し詰めたが、無情にもゴール線が近づく。2連単6-7は1番人気。3連単6-7-1は2番人気。
都合12連勝となった佐藤励は飯塚ミッドを含めた3節連続パーフェクトVの離れ技。このあとは再び筑豊の地へ赴き、GI開設記念(ナイター開催)へ参戦予定。