
片野利沙が自身2度目の優勝を決めた!
レースは0ハンの鈴木景がマイペースで逃げる展開だった。片野は今田を早めに交わし2番手に立つと、後は鈴木景を捕えるだけだったが、インに入れそうで入れない状況が続いていた。しかし、執念の走りでついに鈴木景を差し切ってみせた。後ろからは小原がプレッシャーを与え続けていたが、ゴールまで先頭を守り切ってレースを終えることができた。準優勝は小原。3着には道中で踏ん張りを見せた仲口が入線した。
2級車の鈴木景が良い走りをしていたので楽な勝利ではなかったが、片野は諦めないで走ることができた。優勝への執着が栄冠を手繰り寄せたと言えよう。デビューして12年が経過したが、まだまだオートレーサーとしての成長はありそう。次は山陽でG2若獅子杯争奪戦が待っている。そこでの飛躍にも期待したい。