24:30分の男 丸山智史が2節連続優勝
追加あっせんだった今回の丸山智史がSGホルダー岡部聡とのマッチレースを制するかに焦点集まった優勝戦。2連単人気は6-5、6-2、3連単は6-5-2、6-5-4。
単騎0ハン山下知秀の逃げで始まったが、ペース上がらず初優勝狙う松尾彩に交わされてしまう。丸山智がピタリと付け回りイン攻め、これで松尾彩の初Vの夢は断たれた。3番手に岡部聡の姿が見えたが時すでに遅し。丸山智は前節のオーバーミッドに続いての優勝で今年2度目のVは通算V12。
このあとは9月の伊勢崎G1ムーンライトチャンピオンカップに参戦予定。
三浦康平が乱戦を断ち切った
オッズが割れに割れたアフター5優勝戦。2連単の一番人気は6-5。そのあとに2-6、6-2、5-6。ところが3連単は4-5-6が人気だった。
フライングの赤ランプが点灯し掲示板には「4」の数字が出た。山田真弘である。2度目のスタートは野本佳章が出て行き山田真は下がって新井淳、三浦康平が続く。野本のペースは上がらず新井淳を差した三浦が野本を捕える。岩田行雄が3番手浮上も周回足りず終わった。
『初日、2日目はパッとしなかったが、準決前に整備してエンジン良くなった』三浦は今年5月以来の通算V12。
地元決戦を制した丸山智史 2年ぶりのV!
オール地元勢での優勝戦は完全良走路で試走タイムも3.30が出た丸山智史が人気の中心に。前節優勝してる番田隆弘の連続優勝にも期待かかったが、いかんせん相手が揃って苦しい戦いに。2連単は4-2、4-6、2-4 3連単は4-2-6、4-6-2が10倍を切る配当だった。
番田の逃げで始まった優勝戦は、20mから先行した丸山智が接近し簡単に抜き去ってしまう。これで番田の連続Vの夢は断たれ、先頭立った丸山智は試走タイム通りグングンとリードを拡げて安全圏へ。山本翔は松尾啓史に捌かれた。佐々木啓がゴール前で山本翔を捕え3連単4-6-5は中堅配当に。
丸山智は2022年5月以来の優勝で通算11度目のV。このあとはすぐ25日からのオーバーミッドに出場予定。
颯爽とゴール線突き抜けて中村颯斗が初優勝!
曇り空で走りやすくなったのか、一番試走を出した牧瀬嘉葵が3.32で断トツ人気を背負った優勝戦。3連単は6-4=7、2連単は6-4、6-7が人気を集めた。
今節300勝を飾って波に乗る水口寿治をこれまた好調な石川岳彦が差したが、中村颯斗のイン攻めが決まる。中野政則を強引に切り込んだ牧瀬嘉葵が2番手浮上から中村颯を追う展開。石川岳を辻大樹が差し3番手へ浮上も残り周回少なく、中村颯が振り切った。自身初めての優勝となり、35期のなかでは11人中8人目のVホルダーとなる。このあとは月末のデイレースに出走予定。
BANBAN逃げた番田隆弘 区切りの10V!
2節連続で行われる山陽ミッドナイトの初節は山本翔・人見ら優勝候補よりも試走が良く見えた番田隆弘。人気は割れ気味で3連単は6-5-2、6-2-5。2連単は5-6、5-2、6-5、2-5の順。
戸塚茂が逃げたが番田がマークから車をねじ込み先頭へ立つ。戸塚茂は後退し、番田のペースは徐々に上がり、離れて遠藤誠が2番手へ。青旗で落合巧が遠藤を差して山本翔と人見剛志は全くいいところなかった。
昨年1月に優勝してから間が空いたが、番田はこれで10度目の優勝。2節連続Vへ8月19日の初日は3Rに登場する。