
一瞬の隙を突いて山本翔が優勝を決めた!
0ハン単騎の田中崇はマイペースで逃げていた。20線外枠から先行した松尾隆は、高宗にインを何度も狙われていたが、なんとかしのいでいた。田中崇は後半2周あたりからペースが落ちてくる。そして、5周4コーナーで松尾隆が田中崇を交わして先頭を奪取。高宗もイン続いて2番手に立ったが、3番手に付けていた山本翔が最終3コーナーで強烈なイン突っ込みを見せる。これがうまく決まり先頭でゴール線を迎えた。
山本翔は昨年7月以来の優勝で、これが自身6度目のV。最近ではスタート力が増しており、同ハンから先行するケースが多くなっている。スピード面は元々高いモノを持っていたが、捌きの面も着実に成長を見せている。記念レースでの優勝や優出はまだないが近々、大舞台でも活躍するシーンが見られそうだ。