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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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久々岩手の勝利なるか?ヒカルメイオーに賭ける!

 7日の日曜日、岩手でもいよいよ2歳新馬戦がスタートしました。7日に行われた2レースはいずれも芝。今年の新馬勝ち第一号はサッカーボーイ産駒のリュウノボーイ、鞍上は菅原勲騎手でした。
 実は菅原勲騎手は、昨年も新馬勝ち第一号を挙げたのですが、その時の馬が岩手の3歳ダート二冠馬マヨノエンゼル。昨年の第一号がここまで大出世したとなると、今年の第一号にも期待がかかりますね。
 そして、二つめの新馬戦を勝ったストリームがまた興味深いのです。父は九州産馬として活躍したユメノセテコウユー。今は青森で種牡馬生活を送っていりのですが毎年の産駒はわずかで、今年デビューの07年生まれの競走馬はストリーム号一頭しかいません。
 一方の母スプリームドリームはバリバリの社台血統で、ムッシュシェクルやシクレノンシェリフの半妹という良血馬。
 北海道の良血と九州の良血が青森で合わさった結晶がスプリーム。そんな想像をすると、この馬に肩入れしたくなってしまって仕方ありません。



 月曜のメインレースは岩手のA級とJRA1000万下の条件交流戦「東京カップけやき賞」。オーロパーク開場の年に新設されて今年で14回目になります。
 最初の3年は岩手の馬のみで行われ、JRA交流になったのは4回目以降なのですが、その10回中岩手の馬が勝ったのはわずかに一度。最近は岩手の馬は掲示板に食い込むのがやっとという結果で、他の交流戦と同様、ここも基本的にはJRA所属馬有利と見るべきなのでしょう。

 しかし今年は、岩手の馬を本命に推したいと思うのです。(8)ヒカルメイオーです。最近A級に上がってきたばかりですが、前走を見て分かるとおりオープンでも遜色ない力の持ち主。
 過去のこのレースの傾向では、オープンでそこそこ戦えるような馬なら勝てないまでも上位争いをしてきています。この馬ならその資格は十分あるとみていいでしょう

090608-op.jpg
ヒカルメイオー

 対抗はJRAの(9)メイスンファースト。前走では休み明け3戦目できっちり勝って昇級。ある程度前にも行けるし左回りも得意なのが魅力。例年のような、急上昇中の3・4歳馬がいない今年のメンバーなら、昇級直後でも差はないはず。

 同じくJRAの(12)ドリームリバイバルですが、左回りの成績があまり良くない点が気になって控えめの評価。ただ、キャリアは少ないものの1000万下で勝ち負けをしてきているのは他のJRA馬より優位ですしポン駆けも効くタイプ。嵌った時の切れはこの馬が一番でしょう。

 取捨に悩むのが昨年2着の(2)レントゲン。昨年ほどの勢いに欠けるのが不安点。一方、実質降級といっていいメンバー・盛岡コースとの相性がよさそうな点はプラス。菅原勲騎手を鞍上に配しているし、やはり軽視しきれないか。
 岩手勢の中では大将格の(6)サンシャインヘイロ。この馬自身が人気を背負う時よりは今回のような盲点になる時の方が走りやすいでしょう。適度に時計がかかる今の盛岡コースも合うのでは。

◆買い目
馬単(8)=(9)、(8)=(12)、(9)=(12)、(8)→(2)、(8)→(6)

◆お奨めこの一頭
11R:クリスティラビット
 距離延長は確かに課題だが、前走大圧勝の勢いでここも一気に。

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2009/06/08
レース展望
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短距離ロードがスタート。早池峰賞はトーホウライデンに注目

 7日(日)メイン11レース(発走:16時35分)はJNB協賛シリーズ、岩鷲賞トライアル「早池峰賞」(盛岡ダート1200m)。この早池峰賞を皮切りに7月5日、重賞・岩鷲賞(水沢1400m)、8月14日、Jpn?「第14回クラスターカップ」(盛岡ダート1200m)という流れで短距離ロードが進む。


(トーホウライデン 写真・佐藤到)

 主軸にトーホウライデンを指名する。シーズン開幕当初は馬体の張り、毛ヅヤひと息。レースでも精彩を欠いて凡走を繰り返すが、盛岡開催をきっかけに本調子を取り戻して快進撃を開始する。不思議なことにこれが毎年のパターン。どうやら盛岡へ輸送されると眠っていた闘志に火がつき、体調もグーンとアップするようだ。
 今シーズンもほぼ同じ足跡を歩み、水沢3戦を凡走。しかし盛岡コース替わった前走、A級戦で豪快な直線一気を決めて快勝。鮮やかな復活劇を演じた。


 果たして昨年、岩鷲賞を制した頃のパワーを保っているか微妙なところはあるが、その時マークした盛岡ダート1200m、1分12秒1のタイムは出色。短距離戦は調子よりも絶対スピードと良く言われるが、仮にトーホウライデンが7分の仕上がりでも距離適性がカバーすると見るのが妥当だろう。
 

 逆転筆頭はオウシュウクラウン。一昨年、丸1年の長期休養を余儀なくされ、昨年7月、岩鷲賞で戦列復帰。しかし、かつての迫力をなかなか取り戻せず自問自答の日々を送っていたが、昨シーズン終盤の白嶺賞、トウケイニセイ記念と連続2着でようやく復活の手応えを掴んだ。
 今季は順調に使われて赤松杯4着、シアンモア記念3着。このシアンモア記念では逃げから一転して控える競馬に戦法を変えて3着。岩手勢で最先着を果たした。
 

 盛岡ダート1200m戦は2歳時、ビギナーズカップ2着。そして昨年の岩鷲賞は11着だったが、これは長休明けのため度外視。本質的にスピードタイプだし、今回に限って言えば揉まれる心配のない大外枠も好材料となるだろう。


 オヤマハリケーンは岩手初戦3着、2戦目は6着。この結果だけを見ると強調できないが、中央4勝のうち3勝がダート1400m以下。短距離をメインに使われて準オープンまで駆け上った。さすがに準オープンでは完全に頭打ちだったが、岩手ならば話は別。東京ダートで2勝マークも心強く、アッサリのシーンまで考えたい。
 

 ダンディキングは長いサイクルで活躍。最近はズブさがプラスに作用して距離の融通性も備わり、安定感を増してきたが、本質的にはスプリンターだろう。父ダンディコマンドは最強スプリンターと言われたニホンピロウイナー。そして母はアラブの女傑ミスハクギン。その父トライバルセンプーと筋金入りのスプリンター血統。また一昨年の岩鷲賞で2着(1着はヤマニンエグザルト)に入って距離実績もある。
 

 リュウノツバサも見限れない。あすなろ賞は向正面で外に出した途端、掛かって脚を使ってしまった印象。それならば折り合いを気にしなくていい短距離で一変の可能性を秘めている。
 あとは中央時代、一度1700mを走った以外はすべてダート短距離戦を使われてきたフリーモアも怖い。ダート1200m以下は<2.3.3.10>。この実績が不気味だ。


◎ ?トーホウライデン
○ ?オウシュウクラウン
▲ ?オヤマハリケーン
△ ?ダンディキング
△ ?リュウノツバサ
△ ?フリーモア


3連単は5、10の1、2着折り返しから8、4を厚めに。あとは1、6押さえ
馬複は 5−10、5−8、4−5、1−5、5−6


<お奨めの1頭>
12レース モエレアンドロメダ

これまで後方からの競馬だったが、前回は中団につけて2着を確保。このレースができれば盛岡初勝利も近い
 

2009/06/06
レース展望
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盛岡芝はオレの天下だ!ボスアミーゴが貫禄の主役

 6日(土)メイン10レースは重賞・せきれい賞(7月19日)トライアル「かきつばた賞」(盛岡芝2400m)、11頭立て。


(ボスアミーゴ 写真・佐藤到)


 主軸はやはりボスアミーゴ。ご存知、盛岡芝の鬼で名を馳せ一昨年、昨年と最優秀ターフホースの座を獲得。これまで<9.3.0.1>と断然の適性を誇っている。
 唯一の敗戦は昨年10月、重賞・きんもくせい賞(芝2400m)の一度のみ。あの時は折からの激しい雨の影響で極端な不良馬場で、切れる脚を身上とするボスアミーゴには恨みの雨。逆にカネショウエリートには幸いし、早め先頭から2着に4馬身差。圧勝で初の重賞タイトルを手に入れた。


 今週半ばから盛岡周辺は天候が安定せず、時に激しい雨が降ったりしているが、芝の状態を変えるまでは至っていない。それならばボスアミーゴの持ち味を出せるはずで、かきつばた賞連覇の可能性は非常に高い。


 逆転筆頭はカネショウエリート。いかにきんもくせい賞が不良馬場だったとは言え、強さが際立っていた。その後、桐花賞も制して芝ダートの重賞制覇を果たし、最優秀古馬にも選出された。
 しかも笠松遠征帰りのあすなろ賞では超ハイペースの一角を形成しながら、0・1秒差2着。先行馬が総崩れの中、最後まで渋太く粘って復調確かなことを証明した。
 忙しい競馬向きではなく、ゆったりとした流れで最大能力を発揮し、それゆえ今回の芝2400m戦は大歓迎だろう。


 コンバットキックは中央、大井、川崎へ遠征して2ヶ月半ほど休養。赤松杯から始動したが、元々がスロースターターのせいか赤松杯、A級戦と連続10着。常識的には反撃を期待するのは酷なのだが、こちらも距離が長ければ長いほどいいタイプ。持ちタイムは明らかに劣っているが、距離適性を重視したい。


 エアムートンは転入初戦、水沢1800mを2着にまとめ上々の滑り出しを決めた。芝は船橋からJRA挑戦を試み、芝1200m、芝1600mでそれぞれ1勝。JRA入り後は4着が最高だったが、1000万下で通用した。
 ネックは初の2400m。芝ではマイル以下しか経験がなく距離が微妙だが、1周1400mの小回りなら道中で息を抜くことができるし、2400m戦は基本的に上がりの競馬。ラスト800mからの勝負になるケースが多く、それならば克服十分。


 コスモテンロウは500キロを雄に越える巨漢馬だが、芝で本領発揮。昨年10月、3歳芝重賞・ウイナーカップを快勝し、適性ぶりを存分に見せてくれた。その後はアッサリ休養に入り、今年4月に戦列復帰。ダートで精彩を欠いているが、一戦ごとに体が締まってこのレースに照準を合わせてきた。
 本線はボスアミーゴ、カネショウエリートで迷わなかったが、以下が混戦模様のかきつばた賞となった。


◎?ボスアミーゴ
○?カネショウエリート
▲?コンバットキック
△?エアムートン
△?コスモテンロウ


3連単は7、10を1、2着固定に8、5、6へ3着流し
馬複は7−10、7−8、5−7、6−7


<お奨めの1頭>
9レース ネクストスター

佐賀B1から転入し、アッサリ2連勝をマーク。今回からC1へ昇級したが、タイムが抜けている

2009/06/05
レース展望
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ここで3歳No.1が決まる! その馬の名はマヨノエンゼル!

 今回はダービーネタだけで行こうと思っていたらビッグニュースが。31日・日曜日の3レースでトレジャースマイルが初勝利を挙げたのです!

090601-op01.jpg

 額のハートマークが話題になって、デビュー前から注目を集めていたトレジャースマイルなのですが、レースでの結果はなかなか出せず、苦しい日々が続いていました。
 そんな辛さをいっぺんに吹き飛ばす様な7馬身差快勝。そして、今日も大きかったトレジャースマイルへの声援。ずっと応援してくれたファンの皆さんに感謝!ですね。



 さて、月曜メインはダービーウィーク第2戦にあたる『岩手ダービー ダイヤモンドカップ』。岩手3歳の頂点を争う戦いです。
 今年の注目点は何と言っても“牡牝トップの対決”。3歳牡馬の最初の一冠を制したマヨノエンゼルと、3歳牝馬の一冠を制したシルバーカテリーナ。牡馬No.1対牝馬No.1が激突すれば、ここでおのずと「本当のNo.1」が決まる事になります。3歳No.1の座を手にするのはこの2頭のどちらかなのか?それとも第三の馬が現れるのか・・・?

 そんな決戦の本命は(4)マヨノエンゼルです。前走で2着に敗れ連勝がストップしてしまいましたが、しかし57kgを背負ってあの差し馬に辛いコース状態で、それであそこまで追い上げてくるのだからやはり力のある馬。定量戦のここは雪辱の、そして二冠達成の舞台になるはずです。

090601-op02.jpg
マヨノエンゼル(阿久利黒賞優勝時)

 ひとつ気になるのは馬体重。マヨノエンゼルは牡馬ながら400kgそこそこしかなく、390kg台で走る事もあるのですが、過去、盛岡ダート2000mで行われた重賞で、これだけの軽量馬が上位に来た事は何度かあれど勝った事は一度もありません。このハードな距離を乗り切るにはそれなりのガサも必要だという事なのでしょう。
 マヨノエンゼルは、それでもへこたれない馬だとは思いますが、一応データからの傾向として念頭に置いておきましょう。

 牝馬No.1の(8)シルバーカテリーナは対抗としました。水沢マイルの走破タイムの差が現時点の牡牝の差と見て、また1600m→2000mの一気の延長の影響を考えての評価ですが、しかしこの馬の血統ならむしろ、距離が伸びていいタイプかもしれません。気性的にも距離が伸びて苦しむとは思えず、牡馬との差をひっくり返すシーンも十分あり得るのでは。

 (2)トキワノマツカゼは3番手までの評価。差し脚勝負で敗れてしまった前走が不満。距離が伸びていい要素もあまりなく、少なくとも対マヨノエンゼルとは勝負付けが済んだのではないでしょうか。

 あとはどの馬を選んでも穴目になるのですが、まずは(12)マイネルサーブル。まだ格下とはいえ4連勝の勢いは魅力です。距離も悪く無さそうだし、うまくすれば3強の一角を崩せるかも。
 (1)トーホクプリンスはやはり逃げてこその馬。有力どころが後方で牽制しあってくれたら希望の光がさしてきます。

◆買い目
馬単(4)=(8)、(4)=(2)、(8)=(2)、(4)→(12)、(4)→(1)

◆お奨めこの一頭
4R:ストームシグナル
 このメンバーなら楽に前で戦える。いくらか相手強化になったとはいえ、これくらいで退くような馬ではない。

岩手競馬の情報満載「週刊テシオ情報局」

2009/06/01
レース展望
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3歳芝・はまなす賞はひと皮むけたダンストンジールで中心不動。

 31日(日)メインは3歳馬による芝1600m戦「はまなす賞」。ダンストンジールがこのメンバーでは一枚も二枚も抜けた存在。中心不動。

(七時雨賞ゴール 1着・ダンストンジール 写真・佐藤到)


 今季はスプリングカップから始動し、マヨノエンゼルの0・4秒差3着。北海道から転入したトキワノマツカゼが2着に逃げ粘り、首差でダンストンジールが入った。
 続く重賞・阿久利黒賞では体重が10キロも減り、デビュー以来で最低の馬体重466キロ。案の定、レースでも冴えがなく、4コーナー手前で先頭に立ちながら直線で失速3着。マヨノエンゼル、トキワノマツカゼはアタマ差の接戦だったが、そこから3馬身離された3着確保が精一杯だった。
 

 この2戦からマヨノエンゼル、トキワノマツカゼの2頭から大きく水を開けられたが、七時雨賞で一念発起。3番手追走はいつもどおりだったが、4コーナーで逃げたフジフーフーに並び、早々と交わして先頭。これで負けたら仕方がないと判断した村上忍騎手の思い切ったプレーが功を奏して快勝。大外から伸びてきたマヨノエンゼルの猛追を1馬身半抑え、8ヵ月ぶりの勝利をモノにした。
 

 実は白星がなかったために目立たなかったが、ダンストンジールは着実に成長していた。それがスプリングC3着の粘りに現れていたし、阿久利黒賞で離された3着だったのは体調面に問題があったから。それでも大敗をせず、コンスタントにレースに集中するようになっていた。
 そして前走・七時雨賞ではプラス3キロの469キロまで回復。水沢からの輸送を考えれば本来の体重に戻っており、それで全能力を出し切るに至った。


 本音を言えば翌日のダイヤモンドカップへ駒を進めて欲しかったが、芝は3戦2勝。デビュー戦では昨年の芝1000m最高タイムをマークし、特別・若鮎賞(芝1600m)でも2着に0・4秒差で完勝。ダートも問題なしだが、芝では世代屈指の実力を誇っているので、はまなす賞選択も十分納得だ。


 相手筆頭はテンショウスズラン。デビュー2戦目の芝1000m戦59秒9の好タイムで快勝。その後も素質の片りんをうかがわせながら体重が減り続け、昨最終戦では407キロ。それでも勝ってしまうのだから能力の高さは推して知るべしだった。
 今シーズンの課題も馬体回復。骨格からすれば440キロ以上あっても太くないはずだが、410キロ台にとどまり、成績も平凡だった。しかし前走・日高賞では428キロまで増えて結果も3着。ようやくいい感じで仕上がってきた。
 今回もカギは体重増減に尽き、久々の盛岡輸送がどう影響するか。420キロを切らなければ大丈夫だろうし、仮に割っていたらちょっと割り引きが必要かもしれない。


 同様の意味がリリーミッションにも言える。あやめ賞2着で実力は証明済みだが、盛岡芝、輸送はすべて初体験。体重を減らしてきたら輸送の影響だろうし、こちらも当日の気配に注意を払いたい。


 相手候補2頭に不安点を抱え、そこに他の馬もつけ入る余地がある。ハイメリーは今シーズン大敗の連続だが、芝で黄菊賞1着、若鮎賞2着と適性上位。一転して好走の可能性を秘めている。またフェニックスクインも徐々に立ち直り気配だし、マイネルラヴ産駒は芝が合う。同じ父を持つマーチボーイも連下押さえが必要だろう。


◎ ?ダンストンジール
○ ?テンショウスズラン
▲ ?リリーミッション
△ ?ハイメリー
△ ?フェニックスクイン
△ ?マーチボーイ


3連単は2を1着固定に4、7の折り返し本線。あとは9、1を3着押さえ
馬複は 2−4、2−7、2−7、1−2


<お奨めの1頭>
8レース トーセンダズル

中央再トレードは不発に終わったが、岩手では強さが際立っている。あっさり2連勝飾る

2009/05/29
レース展望
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