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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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13日メインはB2・ノベンバーカップ。ダート戦の信頼感抜群オンワードアコールが主軸一番手だ

 6日(日本時間7日朝)、世界ダートの最高峰「第27回ブリーダーズカップ・クラシック」(チャーチダウンズ競馬場 ダート2000m)が行われ、予定どおりエスポワールシチーが挑戦した。


 道中、エスポワールシチーは絶好の2、3番手外を追走し4角で一瞬先頭に立ったが、そこで一杯となって失速。どんどん馬群に飲み込まれ、12頭立て10着に沈んだ。南部杯はアメリカ遠征を意識して太め残りで出走。オーロマイスターのレコード劇走に屈したが、今回は腹回りがスッキリとした印象。アメリカは体重発表がないので実際はどうだったか分からなかったが、仕上がりは決して悪くなかったように思う。


 それでも優勝したブレイムから12馬身以上も離されての入線。改めて世界ダートの壁が厚かったことを実感させられた。ただ今回の遠征は厳しい条件がそろっていたことも事実。栗東で取材したとき、安達調教師が「何から何まで手探り状態。実勢に行ってみないことには分からないことばかり」と語っていたが、口蹄疫の影響で普段から食べ慣れた飼い葉の持ち込みが禁止され、スパイク蹄鉄着用も初めて。今回の結果はある程度、仕方ないとも言え、陣営には貴重な経験になったに違いない。


 ただ、一方でタイキブリザードが2度目のBCクラシック挑戦で6着に入ったとき、担当者の松田さんが話していたことを思い出す。「1回目はまったく周囲が見えない中での挑戦だったが、雲を超えてみたら頂上ははるか上にあった」と。


 13日メインはB2級「ノベンバーカップ」(水沢1800m)。同じB2で行われた「もみじ賞」優勝ブライティアピアは出走を自重したが、2着オンワードアコール、3着アドマイヤキャロルがそろってエントリー。他の馬は前走、オール1の数字が並び、それだけでも好メンバーが集まったのは一目瞭然だ。


 主軸にオンワードアコールを指名する。もみじ賞は惜しくもハナ差2着に敗れたが、レースを作ったのは間違いなくオンワードアコールだった。3コーナー手前から早めスパートをかけ、直線で先頭。そのまま押し切るかと思ったが、インでじっくり待機し、直線外に持ち出したブライティアピアにゴール寸前で交わされてしまった。


 これで3戦連続で2着。陣営もスッキリしないだろうが、自身はダート連対を11に伸ばし抜群の安定感。前走タイムも他に比べて明らかに上回っており、今度こそ首位奪回を期待したい。


 逆転筆頭はブランジェリーナ。父スマーティジョーンズはアメリカ2歳チャンピオンで母スティンガーは日本の2歳牝馬チャンピオン。期待の大きさも半端じゃなかったことは血統だけでも明らかだったが、新馬戦でクビ差2着に惜敗し、以降9、4着。


 岩手へトレードされたのは2勝マーク後、再びJRA入りするため。その期待に応えて初戦を好位キープからアッサリ抜け出して快勝。2勝目を狙ってノベンバーCに駒を進めてきた。タイムはオンワードアコールより1秒2劣るが、余裕たっぷりでゴール。確実に時計を詰めてくるに違いない。


 ヨイチクローンは岩手初戦こそブライティアピアの2着に敗れたが、2戦目を順当勝ちを収めた。距離1800m延長は中央ダート1700m2着2回の実績もあり、むしろ歓迎。待望の初勝利で弾みついたのも心強い。


 リザルトは盛岡3戦とも凡走したが、コース替わって完勝。まだまだ戦力になることをアピールした。しかも水沢1800mは前走も含めて4戦2勝2着1回と好実績を残している点も強調材料となる。


 アドマイヤキャロルも見限るのは早計だ。もみじ賞は馬群がごちゃつく展開となり、内に包まれて折り合いに苦労していた。それでも3着に盛り返し、力負けではないことはハッキリ。スンナリの流れに持ち込めれば首位も十分に可能だろう。


◎(9)オンワードアコール
○(3)ブランジェリーナ
▲(7)ヨイチクローン
△(8)リザルト
△(6)アドマイヤキャロル


3連単は9、3の1、2着折り返しから7、8、6へ3着流し
馬複は 3-9、7-9、8-9、6-9


<お奨めの1頭>
11レース サクラアーバン

前走は出遅れが痛かったが、それでも直線で盛り返して0・1秒差2着を確保。負けて強しの一戦だった。狙い改めて

2010/11/11
レース展望
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7日は岩手最長距離戦「北上川大賞典」。地元同士ならゴールドマインが主役だ

 北上川大賞典の創設は1978年。岩手の母なる川から命名され、岩手競馬の最長距離戦として行われてきた。第1回は盛岡2450mで行われ、第2回以降は2500mが舞台。基本的に旧盛岡、現在の盛岡競馬場をメイン舞台だったが、今年は水沢2500mで実施で一昨年以来、6度目となる。


 過去にボールドマックス、グレートホープが3連覇を果たし、スリーパレード、トウケイニセイ、モリユウプリンス、メイセイオペラ、グローバルゴットが2連覇。以上の歴代覇者を見ても分かるとおり、実力どおりに決着するケースが多い。やはり2500m戦は紛れが少ないことを裏付けている。全国の地方競馬に門戸を開放して以降は荒れムードが強かったが、今年は地元限定レース。しかも7頭立ての少頭数となり、順当戦と見るのが妥当だろう。


 主軸はゴールドマイン。今シーズン3勝の内訳は1600mで2勝。あとは1400m重賞「岩鷲賞」の1勝。この結果だけを見ると2500mの長丁場は合わないかの印象を受けるが、昨年、盛岡ダ2500mで行われた北上川大賞典で2着。1番人気マヨノエンゼルに0・5秒先着した。


 ゴールドマインの最大特長は、スローになっても折り合いがつくこと。逆にペースが速くなると追走に手こずるケースが多く、マイポジションを取れるゆったりとした流れで本領を発揮する。それゆえ地元同士の2500m戦なら理想ポジションを取れることは確実。前走・瑞穂賞は好位から退いて7着に終わったうっ憤を一気に晴らす。


 逆転首位を狙うのがコアレスレーサー。岩手転入後、10戦9勝の成績を引っさげ、今年5月にオープン入り。重特路線で台風の目になるか期待を集めたが、A級の壁に突き当たって足踏み。みちのく大賞典ではしんがり負けを喫し周囲を落胆させたが、マーキュリーカップで地方最先着4着に健闘。陣営も手応えを十二分につかんだ。


 その後は疲れを取るため2ヵ月半ほど休養。9月末に戦列復帰を果たして初戦3着から前走逃げ切り完勝。何よりも収穫は現時点でA級トップの実力と言われていたサクラマジェスティを軽く一蹴したこと。改めて実力の高さを証明した。昨年の桐花賞ではゴールドマインに完敗6着に敗れたが、今の勢いがあれば主役奪回も可能だろう。


 メイホウホップは東海、南関東で通算15勝。A2以下の特別を勝った直後に岩手転入。初戦は3着止まりに終わったが、上昇必至。また昨年の覇者リュウノキングダムと直接対決で昨年9月、クビ差2着。単純な実績比較でいくとゴールドマイン、マヨノエンゼルに先着できることになる。勝ち星の最長距離は1800mだが、タイプ的に2500mも苦にしないだろう。


 評価に迷うのがマヨノエンゼル。昨年の年度代表馬だが、今季は3着2回が最高。シャープな切れが影を潜めているのが気になるが、能力の高さは誰もが認めるところ。実は南部杯はブービー負けだったが、タイムは昨年の南部杯とまったく同じ。目立たないが、確実に復調しているかもしれない。あとは格下のイメージがあってもヒカルメイオーの大駆けにも注意が必要だ。


◎(1)ゴールドマイン
○(5)コアレスレーサー
▲(7)メイホウホップ
△(6)マヨノエンゼル
△(4)ヒカルメイオー


3連単は1、5の1、2着折り返しから7、6、4へ3着流し
馬複は 1-5、1-7、1-6、1-4


<お奨めの1頭>
8レース ミスターガッテン

連勝4でストップしたが、実績のない芝が舞台なら仕方なし。ダートに戻って反撃必至


 


 

2010/11/06
レース展望
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6日メインはA級二組「黒崎灯台レース」。このメンバーならモエレハナオーに勝機到来

 3日、船橋競馬場で行われた「第10回JBC」を観戦してきた。まず目についたのはJR電車内の吊るしビラ。前日、名古屋から東京入りをしたのだが、中央線でJBCの吊るしビラがひと際目についた。話によるとギャンブル線・武蔵野線では大量に吊るしビラを掲げたのこと。


 当日は50年ぶりとなる早慶優勝決定戦が神宮球場、隣の国立競技場ではナビスコ杯決勝戦、そして千葉マリンスタジアムではロッテ、中日の日本シリーズがあったが、入場無料(これも吊るしビラで目立っていた)、快晴も後押しして3万人を超すファンが訪れた。これは船橋入場者の史上2番目。そして売り上げも従来の記録を4億円も上回り、一日の売り上げレコードを記録した。


 これがGⅠ2連発の威力。来年は大井開催が決定しているが、再来年こそ2度目の盛岡開催を願ってやまない。現在の体力を十分承知の上で是非、名乗りをあげて欲しい。クラシック、スプリントの舞台は全国でも屈指。芝の交流レースも実施すればファンも喜んでくれるに違いない。


 6日メインはA級二組馬による水沢1600m戦「黒崎灯台レース」、10頭立て。遠征帰りの疲れもまったく見せないモエレハナオーに絶好の勝機を迎えた。北海道2勝、岩手4勝。3歳重特路線で活躍し、その年の暮れに南関東へ移籍。1勝2着5回の成績を残したが、その後は頭打ちのレースを繰り返して今年5月、岩手へ再転入。

 
 当初は馬体の張り、気合いともひと息だったが、徐々に本来の迫力を取り戻して6戦目に久々の白星をマーク。特別・すずらん賞でも逃げて4着に粘り、続く水沢1600m戦を快勝し2勝目を飾った。


 OROカップは2年ぶりの芝に戸惑って7着、瑞穂賞は遠征に加えてメンバー強化され12着に終わったが、地元同士の戦いに戻れば話は別。しかも最も得意とする水沢マイル戦なら主軸は譲れない。


 相手筆頭はケイジーウォリア。昨シーズンは一貫してA級で走って2勝。今季はB1へ降格したが、状態が本物ではなく凡走の連続。しかし夏場を境に調子が上向いて2連勝マークでA級に復帰。1勝2着1回の成績を収めている。追い込み一辺倒の脚質のため、本質的には直線長い盛岡がベストだが、小回り水沢も十分こなせる。


 ▲にソノマンマを抜擢してみたい。昨年の勢いはないのだが、今季の1勝2着2回はすべて水沢マイル戦。盛岡3戦とも着外に終わったが、4走前に逃げてモエレハナオーにタイム差なし2着。モエレハナオーの評価を考えれば勝ち負けを演じて当然と見るべきだろう。


 アッサリか、はたまた大敗かの可能性があるのがコンゴウプリンセス。転入2戦目の3歳牝馬重賞・ひまわり賞を圧勝し、岩手版オークスを制した。ただ、その後の3戦とも大差負け。評価が微妙になってしまったが、これが典型的な逃げタイプの宿命。気分良く逃げることさえできれば首位も望めるに違いない。ヤマトスピリットは最後の詰めに課題を抱えているが、差し脚堅実。メンバーも手頃になった。あとは前走8着は流れに乗れなかったのが敗因オリオンザクロノスも見限れない。


◎(2)モエレハナオー
○(7)ケイジーウォリア
▲(6)ソノマンマ
△(3)コンゴウプリンセス
△(10)ヤマトスピリット
△(5)オリオンザクロノス


3連単は2、7の1、2着折り返しから6、3、10へ3着流し
馬複 2-7、2-6、2-3、2-10


<お奨めの1頭>
8レース テンバーリード
前走6着は実績の低い盛岡戦で仕方なしの結果。今度はすべて3着以上にまとめている水沢が舞台だ


 

2010/11/04
レース展望
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今のコースにピッタリ!オヤマハリケーンがライバルを蹴散らす!

 暦が変わって11月。いよいよ今季ラストの連続水沢開催に突入しました。あと2ヶ月くらいでシーズン終了なんですよね・・・。早いものだ・・・。

 さて、水沢競馬場では先の盛岡開催の間にコースの砂入替作業が行われ、前回9月上旬の開催時とはガラリと傾向が変わりました。
 まずレースの優勝タイム。1300mで1分26秒前後、1400mで1分33秒前後。前開催より2秒から3秒余計に要しているという印象。
 そして展開も、先行馬優勢で直線勝負の差し馬はちっとも届かない。直線の最後の一ハロンが15秒とか16秒とかになってみんな脚が上がっているから、結局上位3頭くらいがごちゃごちゃとなだれ込み、後ろはバテてしまって大きく離れて入線、みたいな結果が目立ちます。

 そして大型馬天国。パワータイプ優勢のせいか400kg台前半の小柄な馬は不利で、500kg近い大型馬が体重だけで(?)砂をかき分けてきます。土曜日なんかは「先行する大型馬」を狙っていればほとんど当たったんじゃないでしょうか?それくらい極端です。

 日曜は雨のせいでやや傾向が変わり、月曜はさらに変わる可能性が高いですが、基本的には切れ味勝負のタイプには合わないコース状態が続くと思われます。この辺、うまく狙いを定めて、こういう極端なコース状態の時にありがちな好配当を手に入れたいところですね。

 そんな水沢競馬場の砂入替作業の模様は岩手競馬の公式ホームページで見る事ができます。何年かに一度しか行わない珍しい作業です。ぜひご一読を。


 http://www.iwatekeiba.or.jp/hp/news/1010/101029i01.html





 月曜メインは復活した「もみじ賞」。昔とは条件が変わってB2級のマイル戦で行われます。ざっと見て分かるとおり前走優勝馬がずらりと揃った好メンバー、激戦必至の面白そうなレースですが、予想は難解です・・・。

 あまり悩んでもしょうがない。本命はズバッと絞りましょう。(4)オヤマハリケーンでどうでしょうか。
 9歳も後半となりましたが前走の盛岡の特別戦を圧勝して勢いに翳り無し。昨季A級の底力をいかんなく見せつけています。
 昨年はレース前にイレ込んだりしていざ本番で力を発揮しきれず、という事が多かったですが、今年は年齢のせいか適度に落ち着きがでて、それが好結果につながっているのでしょう。500kg前後の大型馬、そして先行馬。先も述べたような、今の水沢コースにバッチリとマッチしたタイプでもあり、人気でも軽視するわけにはいきません。
 心配があるとすれば、他に"どうしても行きたい"タイプの先行馬が多い事ですね。土・日の傾向だと、基本前残りとはいえあまりペースが速くなると脚があがるのが早くなりやすく、最後の競り合いで止まったりする例がありました。この辺、各馬すんなり折りあう事を期待するよりは、むしろ前走のように序盤から思い切って離してしまった方がいいのかもしれません。

101101-op.jpg
オヤマハリケーン


 対抗は(2)アドマイヤキャロル。B2上位の常連を破った前走は高く評価できるし、脚質的にもうまく立ち回れそうなポジション。先行馬の争いの中で置かれすぎなければチャンスも。
 三番手はちょっと条件辛いなと思いつつ(11)オンワードアコールを押さえましょう。大外枠の差し馬、現状あまりにも不利ですが、最近の勢いはメンバー中最上位レベルだし鞍上も今のコースを手の内に入れている感。そこに期待。

 以下はちょっとひねって(7)サイレントカイザー、(6)カミノマーチをピックアップ。単純な先行一手ではなく馬群の中で我慢できるタイプの先行馬を押さえておくのはどうでしょうか?◎が千切るにしても接戦になるにしても、2~3番手あたりの争いは数頭一団の混戦になりそう。そういう時にしぶとく突っ込んでこれる馬、という事で。


●10Rの買い目
馬単 (4)=(2)、(4)=(11)、(4)=(7)、(4)=(6)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「週刊テシオ情報局」が「ウマウマ生活ステーション」に衣替えしました

2010/11/01
レース展望
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今週から戦いの舞台は水沢。30日メイン、B1二組はスクリームイーグルが主役を演じる

 今シーズンの盛岡開催ラストを飾る3歳重賞「第42回不来方賞」はロックハンドスターが6馬身差で圧勝だけではなく、非常に実り多い一戦となった。「意図的ではなかった」と菅原勲騎手は語ったが、前3頭を壁にして4番手インを追走。3コーナー手前でちょっと手が動くシーンもあったが、直線を向いて馬群が開いた瞬間、菅原勲騎手がゴーサインを出すと矢のように反応。3コーナー過ぎに先頭に立ったイシノウォーニングの外から一気に抜け出しと、あとは後続を突き放す一方。2着マイネルリファインに6馬身差をつけて圧勝した。


 最大の収穫は馬群の中に入っても気力が衰えなかったこと。ジャパンダートダービー、黒潮盃で強豪に揉まれてきた経験を今回の不来方賞で生かせた。これまで地元同士の戦いではスピード、能力の違いで圧勝してきたが、控える競馬で終いの爆発力を発揮できたことによって今後の展望も非常に明るくなったのは言うまでもない。この勝利でダービーグランプリの道もかなり拓けたに違いない。


 今週から戦いの舞台は水沢。期せずして気温が一気に下がり、岩手山も完全に冬化粧。ウインターシーズンに突入した感さえある。30日(土)メインはB1級二組「北の漁場綱おこし体感レース」(水沢1600m)。上位3頭の実力伯仲だが、地元水沢に戻ってスクリームイーグルが反撃。岩手3勝目を飾る。


 スクリームイーグルは中央1勝500万下から今年6月に転入。水沢2勝をワンサイドで決め、サドラーズウェルズの直仔が素質開花をうかがわせるに十分の内容だった。ところが盛岡に替わって3戦連続で2着。2ヶ月近くの休養も余儀なくされた。理由は夏負け。ひとまず9月に戦列復帰を果たしたが、水沢で見せた強さは影を潜めていた。


 前走もエムアイルシェルに完敗2着。これは急成長をとげたエムアイルシェルだったのも敗因だったが、自身の体調も本物でなかったようだ。しかし今回は輸送のない水沢が舞台。確かに骨っぽいメンバーがそろったが、潜在能力の高さで勝利をモノにすると見た。


 逆転筆頭に迷ったが、タニノレジェンドを指名。昨年、佐賀から転入し連対パーフェクトでシーズン終了し、冬休み明け初戦も快勝。幸先のいいスタートを切り、今年も活躍を疑わなかったが、体重減が影響したのか好、凡走の落差が極端になっていた。


 それでも3走前の盛岡ダ1600mを快勝し、続いて芝1000m・ハーベストCへ名乗り。未知の芝で適性を掴みかねたが、ウメノレイメイのタイム差なし2着。秘めた適性を発揮し、JRA交流・シリウス賞も強気挑戦。結果は5着だったが、メンバー最速タイの上がりを披露した。懸念された体重減も前走で468キロまで回復した上、地元水沢なら体重維持できるのは確実。自慢の切れをさく裂させる。


 逃げ切り圧勝のシーンまで考えられるのがグラスバラード。レース間隔が開いたのはずっと盛岡開催をスキップしているから。転入初戦で7着に沈んで以降、一貫して水沢1本でローテーションを組んできた。シーズン入り当初は精彩を欠くレースを続けていたが、叩かれながら本来のシャープさを取り戻して前回快勝。その後も休まず乗り込まれてきた。しかもこのメンバーなら楽々と逃げの手に出ることができ、展開有利は明白。それでも▲評価としたのは大外がちょっと嫌だったから。先手を取るのに若干でも脚を使ったら、末が甘くなる可能性がある。


 以下、追い込み馬ながら水沢1600mがベストの舞台キングバッハ、前走2着で復調の兆しコスモクルトゥーラが続き、あとはモエレアンドロメダも見限れない。


◎(6)スクリームイーグル
○(3)タニノレジェンド
▲(10)グラスバラード
△(8)キングバッハ
△(4)コスモクルトゥーラ
△(1)モエレアンドロメダ


3連単は6、3、10のボックスが本線。あとは8、4、1を3着押さえ
馬複は 3-6、6-10、6-8、4-6


<お奨めの1頭>
11レース サクラアーバン

前走・オクトーバーC4着に敗れたが、初の盛岡芝なら仕方なし。それでも0・1秒差にまとめ、改めて底力を誇示した。ダートに戻れば主役は譲れない

 

2010/10/28
レース展望
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