
3歳以上の盛岡芝1000m戦がスタートしたのは08年、水無月賞、セプテンバーカップ(いずれもB2級で実施)から。それまで同条件で行われたのは2歳戦のみ。条件クラスの芝レースは1600m以上だったが、ファンの要望に応えて試験的にだが、実施に踏み切った。
普段は見ることができない1000m戦に加え、しかも盛岡芝が舞台。スピード満点のレースと意外な適性馬が勝ち上がり(水無月賞はタイキランデヴー、セプテンバーCはオンワードリリカ)、2戦とも高配当が飛び出し、ファンから熱烈な支持を得た。
それを受けて翌年、古馬による芝1000m戦を強化。B2・姫神賞。B1・FM岩手杯、ハーベストカップ。そしてオープン・きんもくせい賞と同条件レースを一気に充実させた。
このような背景から1頭の個性派が誕生した。ウメノレイメイである。08年末、中央1勝500万下から転入し、初戦こそ逃げ切りを決めたが、以降は距離の壁に泣いて入着するのが精一杯。次第に我々の視界から外れてしまったが、09年の立夏賞(B2)で見事によみがえった。
立夏賞はダート1000mが舞台だったが、超ハイペースをモノともせず楽々と2番手を追走し、4角先頭。そのままゴールまで押し切って単勝1310円の高配当を叩き出した。ウメノレイメイの勢いは止まらず、今度は芝1000mを舞台にFM岩手杯、姫神賞、ハーベストカップと連戦連勝。さすがにオープン・きんもくせい賞では相手が一気に強化されて7着に終わったが、1000mのスペシャリストぶりを存分に発揮した。
今季もFM岩手杯で貫禄勝ちを収め、芝1000m5戦4勝とし、今回のハーベストC連覇に勇躍登場。迷うことなく◎にするべきだろうが、気になるのが前走・白神賞の大敗。確かにメンバーも強く、自分の競馬ができなかったにしても9・2秒差しんがり11着はあまりにも負けすぎ。
心配になって千田知幸調教師に話を聞いてみたところ「夏負けがひどかった」とのこと。それで1ヶ月ほどレース間隔を開けたそうで、ちょっと安心したが、仮に回復できたとしてもFM岩手杯の迫力を取り戻せるかどうか。
以上のことから主軸をビュレットライナーとした。中央1勝から北海道B2を経て転入。ダート戦で4勝をマークしたが、芝1000mで新境地を切り開き、FM岩手杯はウメノレイメイの0・1秒差2着。自己の条件に戻った姫神賞を逃げ切って快勝。芝1000m適性を如何なく発揮している。今回は珍しく追い切りを消化したそうで、陣営は意欲満々。打倒ウメノレイメイに燃えている。
ウィンエヴリーは淡白なところがあり、白神賞、OROカップと連続10着に凡走。しかし先のFM岩手杯で3着、そして格下からの挑戦・桂樹杯(オープン芝1600m)でも3着に気を吐き、高配当の片棒を担いだ。すんなり好位追走できれば連対の可能性も十分ある。
一発ならヒドゥンアジェンダあたりか。ここ3戦とも着外に沈んでいるが、FM岩手杯で0・3秒差4着。この時は内枠3番に入り、ちょっと窮屈なレースを強いられた印象だった。むしろ大外11番枠の方が自分の競馬に徹することができ、前半で脚を貯めて直線一気を狙う。あとはメンバー中2番目の最高タイム58秒4を持っているタカノグラディウスも押さえが必要。
◎(7)ビュレットライナー
○(5)ウメノレイメイ
▲(4)ウィンエヴリー
△(11)ヒドゥンアジェンダ
△(10)タカノグラディウス
ここは3連単ではなく3連複。7、5、4、11の4頭ボックスがお奨め。あとは10を押さえ少々
馬複は 5-7、4-7、7-11、7-10
<お奨めの1頭>
5レース バトルドミナ
目下3連勝中と勢い止まらない。競りかける馬も不在ならアッサリ逃げ切りのシーン
岩手競馬最大のイベント「第23回マイルチャンピオンシップ南部杯」が、いよいよ次週11日に迫った。今年最大の注目馬はもちろん、エスポワールシチー。昨年以上に熱い視線を集めているのは、ダートで世界最高峰の「ブリーダーズカップ・クラシック」へ向けた最終調整レースに指名したからだ。
アメリカでエスポワールシチーの参考VTRで南部杯が放映されることを想像すると、今からワクワクドキドキ。向こうのファンが盛岡競馬場のダートコースを見て、どんな感想を持つのだろうか。しかも今年の開催場所は最も伝統あるチャーチルダウンズ競馬場だ。南部杯を見ずしてエスポワールシチーのことを語れなくなった。次週、その取材で栗東へお邪魔しようと思っている。再会が今から楽しみで仕方がない。
10月2日(土)メインは「二戸トリコロールフェスタレース」(B1 盛岡ダート1600m)。人気はスクリームイーグル、エムアイルシェルが分け合うが、主軸にスクリームイーグルを指名する。
中央ダート1勝500万下から今年6月に転入し、アッサリ2連勝マーク。3戦目の初盛岡戦は2着に敗れたが、ハナ差の惜敗。巻き返しに意欲満々だったが、猛暑のあおりを受けて2ヶ月近くの休養を余儀なくされた。
仕切り直しの前走も盛岡ダ1600m戦。まだ動きが重い印象もあったが、それでも果敢に逃げて2着。改めて底力を誇示した。もちろん、その一戦を叩かれて良化疑いなし。叔父がイギリス、アイルランドダービーを制し、ブリーダーズカップ・ターフを史上初めて2連覇したハイチャパラル。その血が開花するか、期待を込めて注目したい。
エムアイルシェルは今がまさに旬。セプテンバーCで3着に敗れ、連勝が3でストップしたが、55キロのハンデ増に加え、サクラカムイオーに早めに交わされたが、内で驚異の粘りを発揮。敗れてなお強しの一戦だった。今回は牝馬の定量53キロに戻り、逆転首位も十分ありえる。
以上のラインは非常に強力だが、以下の序列にちょっと迷った。3番人気になりそうなのはハルサンヒコだが、セプテンバーCの失速ぶりが不満。距離短縮もそれほど有利になると思えず、キングバッハを▲評価に採った。
水沢6勝に対し、盛岡は1勝のみであとは3着4回。成績的には水沢向きの印象だが、持ち味の末脚を生かせるのは間違いなく盛岡。好、凡走の落差が激しいのは追い込み馬の宿命だが、キングバッハの魅力はコンスタントに上がり38秒台の脚を使える点。前走と同様、3着に食い込む。
あとは小林騎手とのコンビで2勝バンドマスター、盛岡ダ1600mがベストの条件モエレアンドロメダを連下押さえ。
◎(8)スクリームイーグル
○(5)エムアイルシェル
▲(2)キングバッハ
△(9)バンドマスター
△(3)モエレアンドロメダ
3連単は8、5の1、2着折り返しから2、9、3へ3着流し
馬複は 5-8、2-8、8-9、3-8
11レース リュウノヒーロー
好レースを披露しながら勝ち星に恵まれなかったが、前走は同じ芝1700m戦を快勝。これで完全に吹っ切れた
日曜日に行われた重賞・岩手県知事杯OROカップは川崎所属コスモヴァシュランが制して終わりました。同馬は7月のせきれい賞も勝っており、これで今季行われる古馬芝重賞の2つを両方とも制した事になります。
さて、振り返ってみると今年は3歳のオパールカップを船橋リュウノボーイ、2歳のジュニアGPを北海道スクランブルエッグに勝たれており、各世代の芝重賞計4戦すべてを他地区勢に持っていかれた事になりました。
実は昨年も同様の結果になっていて(せきれい賞:コスモヴァシュラン、オパールC:エイブルインレース、ジュニアGP:ボヘミアン、OROカップ:コスモバルク)、なんと丸2年間、盛岡の芝重賞で岩手の馬が勝っていない、という事になっております。
かつては「盛岡の芝は走り慣れた岩手の馬が強い」といわれ、独特のコース形態に戸惑うのか、他地区からの遠征馬がなかなか力を発揮できない事も多かったのですが、最近は他地区勢の活躍の報が目立ちますねえ・・・。
岩手としては「ポスト・ボスアミーゴ」を早く育てないとなりません。今回5着と健闘したボスアミーゴ(実績を考えると"健闘"なんて言っちゃいけませんが、状態を考えると・・・)ですが来季は7歳。そろそろキャリアも終盤です。
その期待をかけていたリュウノボーイは移籍してしまったし、マルブツコンバットあたりが成長してくれればいいのですが。ゲンパチオブラヴではまだちょっと小粒かな・・・。
さしあたりの問題は今季の「最優秀ターフホース」がどうなるか。昨季は「来季の活躍を期待する」ってな理由をつけつつボスアミーゴに与えられましたが、今年の現状ではそういう理由をつけられる馬すらいない。
オープンの芝戦はまだもう一つ残ってはおり、それをゲンパチオブラヴ、マルブツコンバットの世代オープン級の芝特別を勝った馬が制してくれればともかく、もしそうでなければ・・・。いよいよ「該当馬無し」も念頭に置かなくてはならないのでしょう。
月曜の盛岡メインレースはJRA交流「東京カップけやき賞」です。OROパーク開場を記念して設定されたレースで1999年からJRAとの交流競走になり、以来11回中10回をJRA勢が優勝。フレンドリー競走のように掲示板を独占される事は少ないとは言え、1・2着をJRA勢が占めるのはごく珍しくなく、基本JRA勢中心に考えなくてはならないレースです。
そして今年もJRA勢が強そうです。本命はJRA(7)ダンサーズブロンドを推しましょう。7月以降の3戦を2着-5着-1着、ローカル開催とはいえ手堅くまとめています。先行してうまく流れ込む走りが板について、前走などは逃げ馬を捉えて押し通すという悪くない勝ち方。ダート中距離・左回りにも苦手感無し、鞍上はウチパクこと内田博幸騎手。本命の期待をかけて良さそうです。
対抗は(10)シャーペンエッジでどうでしょうか。好結果が出ず苦しんでいるとはいえ舞台は中央場所の特別戦、それで大きく崩れているわけではないのですからそれなりの評価は必要。うまく流れを掴めれば先行・差しどちらの展開にも対応できるでしょう。課題があるとすれば直線に坂のあるコースとの相性か。そこがちょっと未知数かも。
(6)クリストフォルスも特別戦で逃げて粘っているのだから好調感は明らか。すんなり逃がしてしまえばうるさい存在になるのは間違いありません。
ただ、ちょっと脆い。逃げても競られたら止まる、ハナ奪えなかったらどこにもいない。典型的過ぎるほどの逃げ馬。あくまでも「すんなり単騎逃げ出来た時」の単穴まででしょう。
なんとか岩手勢の活躍も・・・という事で、レントゲンとか気になる馬はいますが以下は敢えて岩手勢から。
まず(8)マルブツワイルド。マイルもこなしつつありますが基本は1800m以上が合う馬。実際、今季一番強い勝ち方をしているのは盛岡の1800mです。
そして(11)アドマイヤサムライ。嵌った時の末脚のキレは自他共に認めるもの。ここのところコース状態等に恵まれずなかなかそんな脚を使えずにいますが、◎や▲のような先行馬がいるここはこの馬向きの流れを期待出来るのでは?
この2頭、近走は着順ほどには状態は悪くないはず。そこに希望を繋ぎます。
★買い目
馬複 (7)=(10)、(6)=(7)、(6)=(10)、(7)=(8)、(7)=(11)
26日メインはシーズン最後の芝重賞「第12回岩手県知事杯OROカップ」(3歳以上・地方競馬全国交流 盛岡芝1700m)。
昨年、3年前とコスモバルクが優勝。ゴールの瞬間、ファンから拍手と歓声が沸きあがったのが今でも印象に残っている。特に3年前は全国に馬インフルエンザがまん延。交流自粛が相次ぎ、ダービーグランプリ(当時:JpnⅠ)も地元重賞での実施を余儀なくされた。そのような厳しい状況下にあって交流再開後、いの一番に名乗りを上げてくれたのが他でもない、コスモバルクだった。
コスモバルクは昨年優勝後、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念を使った後に引退。先日、札幌競馬場でお披露目会が行われ、600名のファンが集まったと聞いた。国内GⅠにこそ手が届かなかったが、シンガポールで待望のGⅠタイトルを獲得。
ラッキーにもその場に立ち会うことができたが、日本から訪れた関係者、ファンが大興奮。小生もその一人だったが、これも忘れられない思い出となった。
OROカップにコスモバルクの名前があること。それ自体が最高の誇りと言ってもいいだろう。
さて本題。本来なら3年連続で2着に敗れたボスアミーゴが主役を演じるはずだった。特に一昨年はクルセイズのハナ差負け。OROカップを制すると2歳・ジュニアグランプリ、3歳・オパールカップ、3歳以上・せきれい賞、きんもくせい賞(当時は重賞で実施)と盛岡芝を舞台に行われる芝重賞をすべて制覇。
前人未到のグランドスラム達成の夢がかかっているが、如何せん今シーズンは順調さを欠いて春の2戦後、3ヵ月半の休養を余儀なくされてしまった。そのため上半期の芝はすべて見送りし、前走・すずらん賞で復帰したが、苦手のダートでもあったため7着。この一戦を叩かれて変わり身は見込めるだろうが、臨戦過程を考えると大望は難しく△評価に落ち着く。
主軸はリュウノボーイ。岩手でデビューして2勝。若駒賞2着、ジュニアグランプリ3着、金杯3着などの成績を引っさげて南関東へ移籍。船橋で1勝をあげ、クラウンC3着、北海優駿3着。追い込み一辺倒の脚質のため、なかなか白星を積み重ねることができなかったが、盛岡3歳芝重賞・オパールカップを7馬身差で圧勝。重賞ウィナーの仲間入りを果たした。
リュウノボーイは父がサッカーボーイ。盛岡芝の適性に定評があり、リュウノボーイ自身もデビュー戦の芝1000mを快勝。オパールCでコンビを組んだ菅原勲騎手も「ダートもソコソコこなすが、芝でこそ持ち味が生きる」と適性を評価。走破タイム1分45秒2もレコードに0・7秒。持ちタイムはボスアミーゴに次ぐ2番目だが、先に記したようにボスアミーゴが順調さを欠く今回、重賞2勝目を飾る絶好のチャンス。55キロのハンデも勝利を後押しする。
逆転筆頭はキングスゾーン。昨年もOROカップへ参戦し、サウンドサンデーにクビ差先着を許して4着。この結果だけを考えると対抗は無理があるかもしれないが、あの時は大外12番枠から逃げの手。何が何でもハナに立とうとして脚を使ったため、末をなくしたとも解釈できた。しかし今回は絶好の1番枠。今年も健在であるのは今季成績が示すとおりだし、楽に先手を取って脅威の粘りを発揮する。
コスモヴァシュランは芝2400m重賞・せきれい賞を2連覇。前年が極端な不良馬場、今年は良馬場だったが、レースパターンはまったく同じ。3角マクリを決め、そのまま押し切って圧勝した。
OROカップにも2年連続で出走して7、5着。1700mの忙しい競馬はちょっと合わないかの印象だが、今年は一味違う。3走前の福島テレビ杯(オープン 芝1800m)で3角マクリに出て7着。JRAオープン馬相手にこの内容は収穫が大きかった。ベストはゆったりと流れる長距離戦だろうが、今なら1700mも十分克服できる。
昨年、コスモヴァシュランに先着3着サウンドサンデー、トライアル・桂樹杯を快勝し、奥手がついに本格化したサッカーボーイ産駒マルブツコンバットも争覇圏内に位置。様々なファクターが入り混じり、非常におもしろい一戦となった。
◎(7)リュウノボーイ
○(1)キングスゾーン
▲(3)コスモヴァシュラン
△(4)サウンドサンデー
△(11)マルブツコンバット
△(9)ボスアミーゴ
3連単は7を1着固定に1、3、4の折り返しが本線。あとは11、9も3着に押さえたい
馬複 1-7、3-7、4-7、7-11
<お奨めの1頭>
2レース ミルクマン
父は史上初めてブリーダーズカップ・クラシック連覇を果たしたティズナウ。そして母父ストームキャットと世界の名血でデビュー戦圧勝も当然の結果
先週19日(日)、テシオ杯ジュニアグランプリは北海道代表・スクランブルエッグが優勝。岩手期待のベストマイヒーローは2着、シーグランディは3着に敗れた。これで北海道=社台ファームは3年連続で優勝。テシオ杯ジュニアグランプリは社台ファームのデータが完全に出来上がった。
当日、テシオ杯を記念して優勝馬当てクイズを実施。おかげさまで応募が200通を突破。応募用紙を追加コピーをしなければならなくなった。参加下さった皆さんに改めて感謝する次第です。
ちなみにスクランブルエッグを指名した方は計22名(ベストマイヒーローは百名)。抽選でドリームチケット5000円分を2名、妖怪セミナーin遠野の通し券ペア5組をプレゼント。そして隠し玉は優勝した村上忍騎手のサイン入りゴーグル。村上忍騎手には事前にではなく、その場で書いてもらいファンに直接手渡しをした。
同時に応募用紙には今後実施してほしいイベント、レース等の記入もお願いしたが、いずれ皆さんに公表したいと思っている。
25日(土)メイン10レースはC1級「十和田湖賞」(盛岡ダート1800m)。バラディー、ツルマルツイモツイのどちらを主軸視するか迷ったが、岩手では依然、底を見せていないバラディーを軸に採った。
バラディーは中央未勝利から昨年8月、岩手へ転籍し3勝2着4回3着1回。最下級C2へ編入し、メンバーにも恵まれて好成績を残して再び中央入り。しかし2戦9、13着に終わり、今年6月、再度岩手入りした。
初戦は2着に止まったが、2戦目を快勝。続く一戦は2着だったが、目下2連勝中。前走はラビットジーズニの逃げ切りにしてやられたと思ったが、驚異の根性を発揮して1着同着に持ち込んだ。
これまで岩手ではマイルが最高だが、脚質的に距離延長は苦にならないだろうし、何よりも勢いに乗っているのが最大の強み。前走より負担重量が1キロ増加も難なく克服する。
逆転筆頭はツルマルツイモツイ。名古屋で中央時代の交流2勝を含めて通算8勝。名古屋A級からC2へ格付けされ、5戦3勝2着1回。夏油賞でもオウシュウサンクスに続いて2番人気に支持されたが、伸びを欠いて4着。
この敗因は水沢と不良馬場。転入初戦で2着に敗れたのは、小回りコースに戸惑ったからだったし、重馬場は過去13回の経験があったが、3着すらなし。明らかに馬場に泣いた印象だった。
中間、雨がパラパラと降り、当日の馬場状態が気になるところだが、コース広い盛岡ならおそらく大丈夫。一気に突き抜けるシーンまで考えたい。
以下のグループも好調馬ぞろい。序列が難しいが、盛岡3戦3勝を素直に評価してベルローランが▲。4走前の盛岡ダ1400m1分26秒1は並みの馬が出せるタイムではなく、盛岡適性は非常に高い。
キングレオはひと頃、伸び悩んだ時期もあったが、夏を境にひと皮むけて前回快勝。弾みついたのが何よりも心強い。あとはレース巧者ぶりを発揮し、前回快勝タケデンエイブルも押さえが必要。
◎(5)バラディー
○(6)ツルマルツイモツイ
▲(2)ベルローラン
△(7)キングレオ
△(1)タケデンエイブル
3連単は5、6の1、2着折り返しから2、7、1へ3着流し
馬複は 5-6、2-5、5-7、1-5
<お奨めの1頭>
7レース カリズマトウショウ
転入2戦目からワンサイドで3連勝マーク。距離が1400mへ延長されたが、能力の違いでカバーする