Odds Park 競馬

新規会員登録

テシオブログ

テシオブログ トップ
松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

カテゴリ

  • その他 (168)
  • レース回顧 (190)
  • レース展望 (2325)

最新記事

  • 10日メインは夢・希望 未来へ前進。本線は4歳馬フェルサイトvsプリンセスナイト
    (2025/03/09)
  • いよいよ3月9日から岩手競馬が再開。3歳重賞・スプリングCはポマイカイが主役
    (2025/03/08)
  • 31日メインは岩手競馬グランプリ・桐花賞。噂のヒロシクンが重賞2連勝を飾る
    (2024/12/30)
  • 金杯/マツリダマスラオ 地元馬同士なら負けるわけにはいかない!
    (2024/12/30)
  • 29日メインはB1級一組・クレマチス賞。水沢1600m8勝サンエイブレーヴでもう一丁いける
    (2024/12/28)
  • 28日メイン、B1級スプリント「夢・希望 未来へ前進」はゴットゴーゴーの安定度を重視
    (2024/12/27)
  • 他地区から4名のジョッキーが助っ人で騎乗。陶騎手、ゴールデンヒーラーの引退式など
    (2024/12/26)
  • マリーゴールド賞/強気で押し切れタイキモンストル
    (2024/12/24)
  • 23日メインはC1級特別・田瀬湖賞。前回快勝で弾みついたセシボンでもう一丁いける
    (2024/12/22)
  • 22日メインはA級一組・冬至特別。展開も味方に、トーセンマッシモが2連勝を飾る
    (2024/12/21)

過去の記事

月別

  • 2025年3月 (2)
  • 2024年12月 (20)
  • 2024年11月 (17)
  • 2024年10月 (18)
  • 2024年9月 (17)
  • 2024年8月 (19)
  • 2024年7月 (18)
  • 2024年6月 (18)
  • 2024年5月 (17)
  • 2024年4月 (16)
  • 2024年3月 (14)
  • 2023年12月 (20)

年別

  • 2025年 (2)
  • 2024年 (174)
  • 2023年 (171)
  • 2022年 (130)
  • 2021年 (130)
  • 2020年 (128)
  • 2019年 (113)
  • 2018年 (117)
  • 2017年 (128)
  • 2016年 (123)
  • 2015年 (128)
  • 2014年 (129)
  • 2013年 (124)
  • 2012年 (91)
  • 2011年 (109)
  • 2010年 (131)
  • 2009年 (176)
  • 2008年 (203)
  • 2007年 (206)
  • 2006年 (191)

おすすめコンテンツ

  • 岩手競馬ホームページ
  • 週刊テシオ情報局
  • オッズパーク【Odds Park】
  • オッズパーク競馬
  • オッズパークLOTO
  • みんなの地方競馬
  • 盛岡競馬場攻略法
  • 水沢競馬場攻略法
  • 重賞レース&ダートグレード競走特設サイト
  • 地方競馬予想情報

カレンダー

  • ▸ オッズパーク競馬とは?
  • ▸ オッズパーク競馬利用ガイド
  • ▸ 競馬を知ろう
新規会員登録 (無料)
▸ 地方競馬ならオッズパーク
岩手競馬のレース・イベント情報 テシオブログ(オッズパーク) RSS
<<前へ 348|349|350|351|352|353|354|355|356|357|358 次へ>>
いよいよ2戦重特戦線がスタート!芝1600m・若鮎賞はシーグランディが制す!!

 7日(土)メインは2歳馬による盛岡芝1600m戦「若鮎賞」。この一戦から岩手の2歳重特戦線がスタートを切る。


 今年の岩手2歳馬は粒ぞろい―ともっぱらの評判。現時点でトップ評価を得ているのは7月31日、第4レースのフューチャー競走を9馬身差で圧勝したベストマイヒーロー。


 父がサクラプレジデントで今年5月、JRA札幌競馬場で行われた「トレーニングセール2010」で岩手県馬主会が団体購買した。今回は連闘だったため登録はなかったが、いずれ重特戦線に殴り込みをかける逸材だ。


 主軸に同じくトレーニングセールで購入したシーグランディを指名する。父は偉大なる種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒ジェニュイン。正直、SS系では成功種牡馬とは言い難かったが、ダート戦線で活躍したドンクール、オーストラリアGⅠを制したポンペイルーラー、そして現役では兵庫のベストタイザンが頑張っている。


 デビュー戦・芝1000mは、好ダッシュを決め2着に7馬身差をつけて圧勝。レースセンスの良さがひと際光っていた。


 今回はいきなり距離がマイルへ延長されたが、能力検査(水沢850m)で2番手に控える競馬を披露。逃げにこだわるタイプではなさそうで、マイルも難なく克服してくれるだろう。


 逆転筆頭はカミノヌヴォー。兄カミノフジ(父ダンスインザダーク)も岩手デビューで2連勝マーク。JRA新潟・マリーゴールド賞へ挑戦して6着。帰郷後は重賞・ジュニアグランプリへ駒を進め、北海道のエイブルインレースが3馬身差で完勝。カミノフジはハナ、ハナ差の惜しい4着に敗れた。

 カミノヌヴォーは父がカミノサイレンスへ代わり、カミノフジは430キロ台の牡馬だったが、こちらは500キロを超す大型牡馬。兄同様、完成度の高さを前面に無敗3連勝を飾っている。


 ネックは初の芝に尽きるが、兄も芝はまったく問題なかったし、大型馬ながら器用さを兼ね備えているタイプ。数少ないカミノサイレンス産駒を全国にアピールする絶好のチャンスと言える。


 アーサディールもSS系だが、こちらは北海道で能力検査を受け、デビュー戦を取り消して岩手へ転籍。仕上がりの良さを前面に、芝1000m59秒8の好タイムで新馬戦を勝ち上がった。


 そのデビュー戦は好位3番手追走から直線力強く抜け出して快勝。追えば追うほど伸びるような印象を与えた。上記2頭をまとめて逆転のシーンまで。


 サカノルベシベはアーサディールの出鼻を叩いて果敢に先行。直線を向くまでは圧勝の勢いもあったが、ラスト200mでガクンと減速。一瞬ヒヤッとさせたが、どうやら脚元は大丈夫。直線の上り坂に戸惑ったのかもしれない。コース2度目ならやはり怖い存在だ。


 叩かれながら良化一途をたどっているのがリュウノフラッシュ。デビュー戦・水沢850mは後方のまま8着に終わったが、2戦目2着。3戦目は道中、一旦後ろに下がりながらも直線鋭く伸びて快勝した。父がリンカーン、母父ジェネラスなら距離延長、芝も歓迎だろう。


◎(3)シーグランディ
○(5)カミノヌヴォー
▲(6)アーサディール
△(4)サカノルベシベ
△(7)リュウノフラッシュ


3連単は3、5、6の3頭ボックスが本線。あとは4、7も押さえ必要
馬複は 3-5、2-6、5-6、3-4、3-7


<お奨めの1頭>
1レース コイノユメカナウ

デビューこそ遅れたが、初戦3着、2戦目を2着。一戦ごとに気配アップは明白で今度は勝利の夢かなう

 

2010/08/05
レース展望
この記事へのトラックバック(0)

フレンドリーT・ガーネット賞は混戦模様。トラストイチゲキに期待するが、果たして・・・?

 今回はまずひまわり賞のお話しから。勝ったコンゴウプリンセスがいかに凄そうか?という事を過去データから検証しようという試みです。

 7月26日に行われたひまわり賞、コンゴウプリンセスは2分8秒1というタイムで優勝しました。2着馬に10馬身差、最後まで追っていれば2分8秒を切り差も「大差」になったでしょうがそれはさておき。
 このレースが盛岡2000mで行われるようになったのは昨年から。昨年の勝馬はアンダーゴールド、タイムは稍重で2分9秒7でした。

 これだけでは比較しようがないですね。では同じ3歳のレースではどうでしょうか。まずダイヤモンドC。07年から盛岡2000mで行われていますが、例えば今年のロックハンドスターが2分11秒3、昨年のマヨノエンゼルが2分13秒8。過去4回で2分11秒を切った事はありません。
 もう一つは不来方賞。OROで行われた12回で最高は99年マルケイゲインの2分8秒4。2位は06年オウシュウクラウンの2分9秒4。
 そしてダービーグランプリ。96年から07年まで、降雪で順延になった98年を除き盛岡で行われたG1レース(07年は馬インフルエンザの影響でノンタイトル)ですが、こちらはさすがにグッと速くなって過去最高が04年パーソナルラッシュの2分2秒8。2位が05年カネヒキリの2分3秒8。こちらは逆に2分8秒以上かかった事が11回中2度しかありません。

 古馬戦も見てみましょう。盛岡2000mで行われたみちのく大賞典での過去最高タイムは98年メイセイオペラの2分3秒5。2位も同じくメイセイオペラで99年の2分5秒1。しかしこの2度とも不良馬場で、良馬場では05年トニージェントの2分5秒9が最高になります。
 マーキュリーCの最高は07年シャーベットトーンと09年マコトスパルビエロの2分4秒0。2位は03年ディーエスサンダーの2分04秒4ですが、この時は不良馬場でしたので今年のカネヒキリ・2分4秒8も挙げておきましょう。そしてJBCクラシック。02年に盛岡で行われた時のアドマイヤドンは2分5秒6で優勝しています。

 こうして並べていくと、コンゴウプリンセスのタイムはグレードレースとの比較ではさすがに厳しいですが、地元重賞でなら3歳限定戦はおろか、みちのく大賞典と比べても優秀なタイムなのに驚かされます。

 いっそのことなので過去に行われた盛岡2000mの重賞に出走した牝馬のタイムを調べてみました。牝馬だけの最高は03年マーキュリーCでのプリエミネンス、2分4秒7。先にも書きましたがこの年は不良馬場。良馬場に限れば08年マーキュリーCでのヤマトマリオン・2分6秒3が最高です。

 良馬場限定でいけばコンゴウプリンセスのタイムは牝馬歴代8位になりました。

1位 2:06.3(ヤマトマリオン/08マーキュリーC)
2位 2:06.7(プリエミネンス/02JBCクラシック)
3位 2:07.2(クインオブクイン/09マーキュリーC)
4位 2:07.4(グラッブユアハート/06マーキュリーC)
5位 2:07.5(レマーズガール/06マーキュリーC)
5位 2:07.5(サイレントエクセル/07マーキュリーC)
7位 2:08.0(サイレントエクセル/07みちのく大賞典)
8位 2:08.1(コンゴウプリンセス/10ひまわり賞)
9位 2:08.4(トラベラー/00マーキュリーC)
10位 2:08.8(エスエスレディ/03みちのく大賞典)
(盛岡ダ2000m・良馬場・牝馬の走破タイム)

 全盛期のサイレントエクセルが叩き出していた素晴らしいタイムに、コンゴウプリンセスは馬なりで流して迫った・・・と考えると、これは興奮してきますよね。
 長くなったので今回はここまでにしておきましょう。コンゴウプリンセスって、もしかしたら相当な女傑かもしれない、と想像しながら・・・。




 月曜メインのフレンドリートロフィー・ガーネット賞は3歳の交流戦、岩手2勝以下・JRA未勝利という条件で行われるお馴染みのレースです。今年は岩手勢も健闘している印象ですが、今回はどうなるでしょうか・・・。

 本命はJRAの(3)トラストイチゲキとしました。ここ2戦ではなかなかの先行力を見せており、東京コースの直線でもいいところまで粘るようになっています。今の盛岡はかなりの先行有利な状態。少々無理にでも前に行ってしまえば初勝利も夢では無さそう。
 一応不安点を挙げると、中山と東京で行きっぷりが違う点が心配。つまりスタート後が芝の東京ダートマイルではすんなり好位に進出できるけれど、ダートだけの中山では最初からもたついていた印象がある。まあ、さほど問題になる事はないでしょうが、念のため。

 対抗は(10)ヴァルガリス。恐らくは非常に気難しい馬で揉まれたら即アウトに近い、という戦績。地方の少頭数、外枠、それで力を出し切れるなら・・・が前提。加えて鞍上が交流戦に強い菅原勲騎手、それが一番の変身材料になりそうな分も含めて、注文は多そうだけど・・・と思いつつの対抗視。

 三番手はちょっと難しいですが、(11)スマイルウィンを押さえてみましょう。ここのところずっと地方の交流戦を使いつつも勝ちきれずにいる。それが現状の限界のようにも感じますが、さしあたってどんな距離でも先行策を採っている点を評価。すんなり行き切れれば残り目も。

 あとはJRA勢も含めどっこいどっこい。ただJRA勢を並べても面白くなさそうだし、ここは岩手勢から選んでみましょう。まず(9)サクラエルセダン、そして(8)オッフェンバック。盛岡のダートである程度前に行けて、少々時計が速い状況にも対応できる馬、という事でのこの2頭。◎や○に推したJRA勢にもつけいる隙がかなりありそうなので、なんとか一角崩しを・・・と期待したいところです。



★買い目
馬複 (3)=(10)、(3)=(11)、(10)=(11)、(3)=(9)、(3)=(8)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「週刊テシオ情報局」が「ウマウマ生活ステーション」に衣替えしました

2010/08/02
レース展望
この記事へのトラックバック(0)

オープン牝馬による争い・フェアリーカップ。マイネベリンダが格上のスピードを発揮する

 1日(日)メインは牝馬オープンによる「フェアリーカップ」(盛岡ダート1800m)。このレースから8月30日、水沢1900mを舞台に行われるグランダム・ジャパン2010シリーズ「第36回ビューチフル・ドリーマーカップ」への道が開かれる。


 昨年まで牝馬オープン戦線の常連だったサイレントエクセル、ジュリア、マツリダワルツ、ピンクゴールドらはそろって引退。4頭とも繁殖生活に入り、勢力図は大幅に変わってしまった。これが世の常とは言え、一抹の寂しさを感じるのは自分だけではないだろう。


 いずれ彼女たちの子供たちが来春、無事に2世を出産し岩手に戻ってくることを願ってやまない。


 さて本題。主軸はマイネベリンダ。今季からA級入りを果たしたが、厩舎サイドは無理をせずジックリ始動。シーズン当初は4、2着にとどまっていたが、3戦目からエンジン全開。自慢のスピードが冴え渡り、逃げ切り2連勝をマークした。


 前走は9着に沈んでしまったが、これは同型エイシンイッパツに出バナを叩かれたから。当のエイシンイッパツも3着に沈んだように前半が超ハイペース。マイネベリンダが直線失速したのも仕方なしだった。


 今回もマークがきつくなりそうだが、2番手までなら我慢ができるタイプ。なんたってA級で白星をあげ、2勝マークしているのはマイネベリンダ、ただ1頭のみなのだから。


 逆転筆頭はラビットサプライズ。昨年の快進撃は記憶に新しく10戦連続で連対を確保。夏から圧巻の5連勝を飾った。A級入り初戦で出走を取り消し、以降は本調子を欠いていたが、ここにきてようやく復調の兆しがはっきり。


 前走はハイペースの一角を形成しながら、1秒差5着。マイネベリンダに先着したのが何よりも収穫だった。どんな流れにも対応できる自在脚を武器に、待望のオープンタイトル奪取を狙う。


 ハッピートークは今シーズンの充実ぶりが目覚しく7戦6勝2着1回。ただ一度の2着は石桜杯でラストトレジャーの強襲に遭ったもので、わずかハナ差。走りながら成長続けているのがすばらしい。


 ただ、本質的にはマイラーで1800m戦で勝ってはいるが、気持ち長い印象。マイネベリンダ、ラビットサプライズ2頭が56キロのハンデに対し、54キロのアドバンテージを味方に逆転をもくろむ。


 モエレアンドロメダは昨シーズン活躍の反動が大きく、ずっと精彩を欠いていた。しかし、前走は積極策に転じてスウィープザボード以下を一蹴。ようやくスランプから脱出した。


 距離1800m延長を最も歓迎するのがモエレアンドロメダ。ハイペース模様になれば、さらに望むところ。自慢の決め手が爆発するか注目。


 昨年のひまわり賞を見事逃げ切ったアンダーゴールド。南関東から帰郷後は白星に手が届かないが、2着1回3着1回。インでジッと我慢して直線勝負に賭ける。


 サクラアーバンの評価が低くなってしまったが、岩手転入後7戦7勝とパーフェクト成績。まだB2の身分でいきなりオープン馬相手はきついが、中央1勝・名古屋A級なら格負けはまったくない。


◎(7)マイネベリンダ
○(1)ラビットサプライズ
▲(5)ハッピートーク
△(4)モエレアンドロメダ
△(2)アンダーゴールド
△(10)サクラアーバン


3連単は7,1、5の3頭ボックスが本線、あとは4、2、10を3着押さえ

馬複は 1-7、5-7、4-7、2-7


<お奨めの1頭>
5レース マイネカラフル

岩手初戦は3番手キープから3着止まりだったが、相手が強すぎた。ここでは走破タイムが抜けている

 
 

2010/07/30
レース展望
この記事へのトラックバック(0)

31日は芝1600mが舞台「南昌山賞」(C1)。ダイショウローズの盛岡芝適性に期待する

 ジャパンダートダービー(JDD)で9着に敗れたロックハンドスターが、リベンジを胸に8月17日(火)、大井競馬場で行われる「黒潮盃」への参戦表明をした。


 JDDは確かに相手も強かったが、ロックハンドスターは初のナイターに戸惑ってほとんど能力を出せず終い。レース後の反動がほとんどなく、陣営はナイターへ再チャレンジすることを決定した次第。


 しかも今度は地方所属馬同士の戦いとなり、条件緩和は明白。はたしてロックハンドスターが、どんなレースができるのか。今から興味尽きない。


 31日(土)メインはC1級馬による芝1600m戦「南昌山賞」、10頭立て。目下5連勝中オンワードアコールか、盛岡芝の実績が高いダイショウローズを採るか、それとも初の盛岡芝を克服したスズノエイユウを採るか―。


 迷いに迷った末、ダイショウローズを主軸に決めた。現在休養中だが、盛岡ターフ王ボスアミーゴを筆頭に、アドマイヤボス産駒は盛岡芝が大好き。


 ダイショウローズもその典型で水沢戦は36戦して1勝もなし。盛岡ダートは2勝マークとソコソコの成績を収めているが、芝での安定感が抜群。前走を含めて2勝3着3回とすべて馬券対象となっている。


 その前走は3番手の積極策に出て直線で早め先頭。スズノエイユウの直線猛追をクビ差封じ、待望の今季初勝利を飾った。今回、スズノエイユウは盛岡芝2度目。さらに対応力が増すに違いないが、ダイショウローズは何が何でも勝ちたい一戦。その意欲に託してみたい。


 逆転筆頭はスズノエイユウ。中央未勝利から金沢で3勝(8戦)後、脚部不安が発生して1年の長期休養を経て転入。

 初戦はさすがに息が持たず5着に敗れたが、一度叩かれて気配アップ。2戦目を快勝し、前走は初の盛岡芝を難なくクリアーしてタイム差なし2着。ダイショウローズはいい意味で平行線だろうが、こちらは間違いなく上積みを計算でき、逆転首位も十分。


 オンワードアコールは岩手入り後、圧巻の5連勝をマーク。逃げて良し、差して良しの自在脚が冴え渡っている。芝(平地)もJRA時代に4度経験済みで問題ないと思うが、盛岡芝は1周1400mの小回りコース。


 元々、器用さには定評があるオンワードアコールだが、やはり初モノに不安残るのは否定できないところ。アッサリか、それとも凡走かの意味で▲評価が妥当だろう。


 ダイショウルシアンは前走・田瀬湖賞でオンワードアコールに1秒差3着と完敗を喫したが、盛岡芝は1勝2着2回。適性はすでに証明している。


 あとは再転入初戦をハイタイムで圧勝フレッシュゴールド、尻すぼみ気味の内容を芝で盛り返したい格上ダイワフォーチュンも押さえが必要だろう。


◎(9)ダイショウローズ
○(6)スズノエイユウ
▲(10)オンワードアコール
△(5)ダイショウルシアン
△(2)フレッシュゴールド
△(8)ダイワフォーチュン


3連単は9、6、10の3頭ボックスが本線。あとは5、2、8を3着押さえ
馬複は 6-9、9-10、5-9、2-9

<お奨めの1頭>
8レース ベルローラン

名古屋C級から転入し、初戦を抜群のタイムをマークして快勝。幸先の良いスタートを切り、もう一丁いける

 

2010/07/29
レース展望
この記事へのトラックバック(0)

3着→3着→2着→? スズモンスター今度こそ!

 暑い日が続きますね。盛岡も連日30度越えの蒸し暑さですが、南の方の34度とか36度とかに比べるとまだマシなのかなあと思って我慢しています。

 そんな夏の風物詩・内田利雄騎手が今年も岩手にやってきました。例年よりは少し遅く来た分、今年の滞在はいつもより少し長く、7月24日から10月11日までの実質3ヶ月間。岩手が一番盛り上がる時期にずっと滞在という事で、レースをさらに盛り上げてくれそうです。

100726-op.jpg

 この項を書いている時点ではまだ未勝利で、本人は「来る度に若手に騎乗テクニックを伝授していたらみんなうまくなっちゃって。本気で困ってるところです」と笑っております。
 そういえば5年前か。内田騎手が岩手で騎乗し始めた頃。若手騎手たちに「お前達はまだまだヘタだ。俺みたいな年寄りでもお前達に負ける気がしない」と口を酸っぱくして発破をかけていたのを思い出します。
 それが昨年あたりからか、「みんなうまくなってる」と感心するようになっていました。

 内田騎手って本当に若手に慕われているんですよ。騎乗法、心構え、そしてファンサービス。いろいろな事を教えてくれるし自ら現してもくれる。内田騎手自身も自らをそういう立場に、自分が得てきた物を若手に伝えるべく全国を回っている、そんな立ち位置に置いているようにも思えます。

 いや、もちろん本人自身もまだまだやる気満々ですよ。そろそろ後進に道を譲ってやろうか・・・なんて甘っちょろく考えてない。自分のカッコイイ姿を見せつける気満々の人ですから(笑)。期待しています、内田騎手。




 月曜メインのレインボーカップは(4)スズモンスターを本命視します。JRA-南関東-JRAと経て5月に岩手転入、3戦して勝ち星無しですが内容は上々のもの。
 例えば転入初戦で敗れたゼットファーストはその後A級でも好走していますし、2戦目で敗れたセンリグランピーも、先日の芝重賞・せきれい賞で4着に入っているように実力はオープン級。
 そして前走、僅差で敗れたハッピートークはこれまたA級でも通用するだろうといわれている実力馬。そうやって戦った相手を並べてみれば、敗れたといえど決して悲観する物ではないと分かります。
 今回の勝敗の行方を握るカギの一つ・距離ですが、過去の3勝いずれもがマイル以下という事で距離短縮は都合が良さそう。もうひとつのカギ・コース状態は、中団から差し気味に迫ってくるタイプの馬だけに日曜のような前残りになるとキツイかもしれませんが、前走などは早めに動けるようにもなっており、コース慣れしてきた今なら問題なしと見ます。

 対抗は(9)トーホウライデン。オープン挑戦の2戦はわずかに及びませんでしたが、その前のB1級特別4連戦の内容は上々。依然としてB1級トップクラス、いやコアレスレーサーらがA級に上がった今は間違いなくB1級最上位の馬です。
 年齢と共にコースの得意不得意の差をはっきりと見せるようになって、現状は盛岡でこその馬。水沢で負けた後という事は一切気にしなくていいでしょう。

 三番手は(8)バンドマスターで妥当か。こちらはB2級特別を3連勝しての昇級で、例えば対ハッピートーク戦の比較で(4)にやや劣るように、冷静に見て現状はまだ格下感が。
 とはいえB2級特別で3連続好走してきた勢いは侮れません。鞍上が内田騎手に替わる点も一発の魅力大。

 おおむねこの3頭が有力、以下(7)キングバッハ、(5)エアダーミあたりを押さえてみますがあくまでもヒモ穴。よほどコース状態が極端な方向に流れるか、意外な馬が先行争いに加わってハイペースにでもなるか、そんな紛れがあった時の伏兵という評価で。

★買い目
馬複 (4)=(9)、(4)=(8)、(8)=(9)、(4)=(7)、(4)=(5)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「週刊テシオ情報局」が「ウマウマ生活ステーション」に衣替えしました

2010/07/26
レース展望
この記事へのトラックバック(0)

<<前へ 348|349|350|351|352|353|354|355|356|357|358 次へ>>
  • 会社案内
  • サイトポリシー
  • 個人情報保護方針
  • 情報セキュリティ方針
  • 免責事項
  • リンク

Copyright © Odds Park Corp. All Rights Reserved.