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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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冬至特別/堅実シャークに期待も波乱の要素ありか

★重賞・白嶺賞は降雪のため取り止めに
 12月17日の土曜日に行われる予定だった重賞「白嶺賞」は、降雪の影響で当日の水沢競馬が開催取り止めになり代替開催も行われないため、レースが実施されない事になりました。




 12月19日のメインレースはA級一組の特別戦『冬至特別』。今年の冬至は12月21日という事ですので競馬場ではひとあし早く冬至を迎える(?)形になりますね。寒さはこれからどんどん厳しくなっていくのでしょうが、昼間が徐々に長くなっていくところに春が近づいてくる気配を感じたいもの。

 さて本命は。ここは(6)シャークの堅実さに期待しましょう。今季のここまでの勝ち星は一つに留まっているものの掲示板を外したのは二度しかないという安定した戦いぶり。昨季あたりまでよりひとまわり強くなったメンバー相手にこれなら、たとえ勝ち星一つといえど評価は下げたくない所です。
 実際、直近も2着が続いてはいますが二走前で敗れたスフィンクスは昨季に重賞を勝った馬、3走前に敗れたアントニオピサは北上川大賞典2着でした。今回はそんな戦いの中で先着してきた馬たちが相手になりますから、勝機は十分にあると考えるのが妥当でしょう。

 相手はちょっと悩みましたが(5)メテオライトを。最近は難しさを出しているのか以前の堅実さが薄れた印象。ただ、本来の地力ではこのメンバーの中でも上位ですし、この馬も戦いやすくなっただろう相手関係で変化を期待したい所。
 三番手。これもやや悩みつつ(1)ビッグバンドジャズ。昨季同様の過程で岩手に移籍し転入初戦を迎えます。ここまでの戦績は"いわゆる格上"ですが、今季の北海道での成績は昨季のそれほどではない印象でもあり、また今週の馬場傾向が追い込みタイプに厳しいものになった事も含め、あくまでも底力期待で...になりそうです。

 とすると期待度を上げてみたいのが(2)リトルキング。2500mの前走はさすがに守備範囲を超えていたと言う他はないのでしょう。自己条件と言えるここなら変化あり。(7)スペクトルは徐々に良化しているのは間違いない所か。距離が、二走前・三走前に大敗しているだけに強気になりづらいですが、すんなり先行の希望が叶えば粘り込みも。

 いずれ今週の馬場は土曜日の大雪と日曜の気温上昇の影響で先週までとは様相が大きく異なりました。馬場状態の変化にも気を付けつつ最終決断を下す...という姿勢が必要になるでしょう。



●10Rの買い目
馬単(6)=(5)、(6)=(1)、(6)=(2)、(6)=(7)

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★オッズパークLOTO 5重勝/12月19日(対象7R~11R)

7R/評価A: 3番    評価B: 4番、 1番 穴:6番
8R/評価A: 8番    評価B: 4番
9R/評価A: 7番、 6番 評価B: 5番
10R/評価A: 6番、 5番 評価B: 2番    穴:7番
11R/評価A: 7番    評価B:11番、 9番 穴:5番





2016/12/19
レース展望
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18日メインはゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦。転入2戦目マッセが首位を奪取する

 先週11日、水沢1400mを舞台に行われた「第15回寒菊賞」は、圧倒的1番人気に応えてベンテンコゾウが4馬身差で圧勝した。これで5戦4勝2着1回。南部駒賞に続いて重賞2連勝を飾り、今シーズンは休養に入る。

菅原勲調教師「まだゲート難の課題を抱えていますが、走ることが改めて分かったので金杯は見送ります。当初から寒菊賞で終えようと思っていましたから予定どおり。金杯は僚馬メモリーダンスに任せ、ベンテンコゾウはテンコートレセンへ移動します」

寒菊賞を振り返ってみたい。逃げたヤコウレッシャ、2番手リュウノビーナスの3番手外をベンテンコゾウが追走。3コーナーからオールザベストが一気にまくる奇襲戦法に出たが、まったくあわてることなし。同時にスパートをかけ、直線でオールザベストをアッサリ突き放した。

テンコートレセンと言えば古くはメイセイオペラが。最近ではラブバレットが大きく成長したところ。ベンテンコゾウもさらに飛躍を期して坂路で鍛え直すという。

父がサウスヴィグラス、母父がスキャターザゴールド。今後、長い距離でどうかの不安点は正直あるが、同じサウスヴィグラス産駒ナムラタイタンは距離も柔軟にこなしている。鍛え方次第では2000mも十分対応できるに違いない。春の再開を楽しみにしている。

18日メインはこの時期恒例の「ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦」(C1 水沢1400m)。全3戦の総合ポイントで争い、優勝騎手にはボーナス50万円が支給される。第1戦は好調馬がそろって実力伯仲。ジョッキーの駆け引きも加味され、激戦必至となった。

迷った末の主軸はマッセ=関本淳。中央4戦0勝、北海道2勝2着1回から転入。初戦は輸送の影響もあったのかマイナス11キロと体重減。スタートでも出遅れたが、タイム差なし2着。C1通用を証明した。

今度はひと叩きされて変わり身必至だろうし、小回り水沢2度目。北海道2勝が1200m戦から距離1400mも歓迎のはず。勝利をがっちりモノにする。

トーコーキズナ=高松亮は大井から転入して3勝2着1回。勢いに乗ったかと思ったが、その後は入着が精一杯。久しく鳴りを潜めていたが、4走前2着で再び上昇。ここ2戦も短距離戦で連続連対と好調サイクルをキープしている。通算3勝が1400m戦も強調材料となる。

カタオモイ=村上忍は前走、待望の初勝利をマーク。積極策が功を奏し、マッセとの叩き合いをクビ差制した。マイルがメインは番組の関係。大井2着1回が1200m戦なら1400mは望むところ。

クインズジュエリー=菅原俊吏は新潟芝1000m3、4着だが、転入後は芝1000m5着、水沢850m5着と忙しい競馬が合わない印象。前々走、1300m戦でマクリを決めて快勝なら、この舞台も合う。

テンツクテン=高橋悠里は10月のC1戦5着後、態勢を立て直して復帰。前走2着にまとめ、良化気配。切れを生かせるハイペースがベスト。

ダンストンスリル=山本政聡は850m戦0秒5差4着。叩かれながら本調子を取り戻しているのは見逃せない。

◎③マッセ
〇⑫トーコーキズナ
▲②カタオモイ
△⑥クインズジュエリー
△④テンツクテン
△⑤ダンストンスリル


<お奨めの1頭>
8R ヴェニット

北海道から転入初戦を9馬身差で逃げ切り圧勝。今度はマイルが舞台だが、1600m3着1回ならまったく問題ない

2016/12/17
レース展望
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17日メインはトウケイニセイ記念トライアル・白嶺賞。大物転入ナリタスーパーワンで主役断然

 17日メインは水沢1600m重賞「第26回白嶺賞」。トウケイニセイ記念トライアルだが、なぜか荒れるレースで定評がある。

昨年は1番人気ワットロンクンが逃げ切り、2着に5番人気エーシンシャラク、3着に4番人気スフィンクスが入り、馬単690円、3連単3140円。やや順当。

しかし一昨年は4番人気ライズラインが逃げ切り、2着に8番人気クロワッサン、3着に1番人気キモンレッド。馬単11240円、3連単33010円。

2年前(第23回)は順当に1番人気ドリームクラフト、2着に2番人気ランドオウジ、3着に5番人気スズヨシーズン。馬単450円、3連単1470円。

ここまでは比較的おとなしかった。ところが第22回は10番人気クレムリンエッグ1着、2着コパノマユチャン(2番人気)、3着シャイニーハリアー(1番人気)と入り、馬単12490円、3連単39630円。

さらに威力は増す。第21回は3連単761780円、第20回は443330円と超万馬券が飛び出した。

過去10年で1番人気が優勝したのは昨年(25回)ワットロンクン、一昨年(23回)のドリームクラフトの2頭のみ。ほかは1番人気が見事にコケている。1番人気1着は第12回(2002年)のハイフレンドピュアまでさかのぼらなければならず、とにかく荒れる。

また同じく10年で逃げ切り勝ちが5回、追い込みが4回。好位差しは1度のみと極端な脚質のタイプが優勝しているのも白嶺賞の特徴だ。果たして今年はどんな結末が待っているのか―。

以上を記すと本題に入りづらいが、主軸はナリタスーパーワン。絆カップ、北上川大賞典を連勝したナリタポセイドンに続く大物転入。

デビューは3歳7月までずれ込んだが、8戦連続で3着以上。3勝2着4回から一度6着に沈み、2着から連勝。4歳11月にはオープン入りを果たした。

その後、オープンで勝てず、6歳時には芝転向した時期もあったが、ダートに戻って一貫してひと桁着順をキープした。

転入前3戦は二ケタ着順に終わり、岩手へ新天地を求めてきた。とは言え、移籍直前の東京・霜月ステークス14着ながら1秒差。岩手なら十分戦力になる。

移籍初戦の舞台は水沢1600m。勝ち星5勝すべて1400mでマークしたが、小回りなら距離延長もまったく問題ない。新風を吹き込むか注目。

シークロムは南関東から再転入2戦目を逃げ切り、続く青藍賞ではラブバレットの追撃を封じ、古馬重賞を手にした。

南部杯は12着、JBCスプリント川崎11着は相手が大幅強化。自分の競馬をさせてもらえず仕方なしの結果。以降は白嶺賞1本に絞って調整を進めて態勢万全。

誤算はナリタスーパーワンの転入だろうが、絶好の1枠。逃げの手に出たいタイプゆえ、この枠順は強運だった。

アントニオピサは中央ダート4勝、南関東2勝。最終格付けはA2で初戦をアッサリ逃げ切り、2戦目の北上川大賞典はナリタポセイドンの2着。上々の滑り出しを切った。

今度は1600m戦。前走2500mから距離が一気に短縮されたが、折り合いを気にしなくていいのが強み。大井1600m2勝からも適性は十分。2頭がもたつけば首位まで十分。

ミラクルフラワーは南関東から里帰りし、4連勝。みちのく大賞典、フェアリーカップと重賞2連勝を飾った。

牝馬交流・ビューチフルドリーマーカップ8着後は3戦連続2着。綺麗な数字が並んでいる。しかもここ2戦はナリタポセイドン、コミュニティが相手。強力だったが、持ち前の粘りを発揮した。スンナリの流れになるのは確実で軽視できない。

スフィンクスは昨年の白嶺賞3着。ベストはハイペースの1400m戦だが、地力でも動けるのが武器。マークは欠かせない。

◎④ナリタスーパーワン
〇①シークロム
▲⑥アントニオピサ
△⑤ミラクルフラワー
△⑦スフィンクス
△②スマートレジェンド


<お奨めの1頭>
9R ブラウンヴィーヴォ

前走はC2一組の優秀戦でチェリーピッカーが相手。巡り合わせが悪すぎた。メンバーが大幅に緩和され、首位奪取は確実


2016/12/16
レース展望
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ディセンバーC/3歳馬の未知の魅力でスギノグローアップ

★重賞・寒菊賞/ベンテンコゾウが勝って重賞2勝目
 金杯トライアルとなる2歳重賞・寒菊賞は1番人気ベンテンコゾウが快勝。南部駒賞に続いて重賞2勝目を挙げました。


161211-640.jpg
 ベンテンコゾウが断然の1番人気、少し離れたオッズでビギナーズカップ優勝馬サンエイリシャールと北海道からの転入初戦を勝ったオールザベストが追う単勝オッズ。レースもその3頭の戦いになりましたが、オールザベストの3コーナー手前からの仕掛けに難無く対応したベンテンコゾウが逆に突き放して優勝。最後は流すくらいの余裕を見せてなお4馬身の差を付ける圧勝といっていい内容でした。
 オールザベストは2着、サンエイリシャールは3着。以下も4着に5番人気スティックセニョル、5着に4番人気ヤコウレッシャと、人気上位馬が掲示板を占める結果となりました。 なお、勝ったベンテンコゾウはこの後休養に入り、金杯には向かわない予定との事です。



 12月12日のメインレースはB2級1900mの特別戦『ディセンバーカップ』です。直近もB2級で勝ち負けしている馬が多く登場しているだけに、やはり1900mという距離がカギになりそうですね。


 その距離を経験した馬を高く評価する手もありますが、自分は敢えて本命(4)スギノグローアップとしました。JRA時代は芝をメインの戦場とし、岩手転入初戦も芝を選択していた馬。水沢のダート戦になって連続2着、やや勝ち切れなさを見せるのは本来芝馬ゆえなのかもしれませんが、芝戦より僅差の接戦を演じたあたりはダート適性もメドを立てたと言っていいでしょう。
 あるいは1800mという距離が合ったのかも。JRA時代の芝戦は主に2000m以上、距離が長いほど好走していました。転入初戦の芝1600mよりダート1800mが良かったというのなら、100mといえども距離が伸びるのはプラス材料になるのでは。日曜日に馬場傾向に変化が出てパワータイプ一辺倒ではなくなったのも幸運になるかもしれません。

 対抗は(2)サダルスード。着順の上下の幅が大きいのは先行馬ゆえ。二走前のようにハナを奪えれば少々競り込まれても粘り通すのが持ち味であり、そうであれば距離も苦にしないのが魅力の馬です。逃げ馬にやや辛い馬場傾向ですが距離適性でカバー。

 (10)イルポスティーノもまだ見限りたくない一頭です。距離は克服済み、大外枠もプラス。馬のスイッチが入るかどうか?がカギですから、この枠ならスイッチが入る方に賭けてみる手。

 (8)ブライティアスワンは水沢でなら少々の事では崩れない馬。距離はさほどの問題にはならないと判断するなら怖い存在。(6)コスモロングソードはB1でも通用しているし距離も問題ないでしょう。展開次第で最大の惑星馬になりそうです。



●10Rの買い目
馬単(4)=(2)、(4)=(10)、(4)→(8)、(4)→(6)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

★オッズパークLOTO 5重勝/12月12日(対象7R~11R)

7R/評価A: 6番    評価B: 1番、 5番、 3番
8R/評価A: 7番、 3番 評価B: 5番    穴:6番
9R/評価A: 3番、 6番 評価B: 5番    穴:10番
10R/評価A: 4番    評価B: 2番、10番 穴:6番
11R/評価A: 8番    評価B: 1番、12番 穴:4番





2016/12/11
レース展望
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11日は2歳重賞・寒菊賞。南部駒賞を圧勝したベンテンコゾウを追いかける手

 11日メインは金杯トライアル「第15回寒菊賞」(水沢1600m)。早いもので2歳戦線もこの寒菊賞と年明け1月2日の金杯を残すのみ。2歳馬の入厩緩和により例年以上に頭数がそろったし、思った以上に層が厚かった印象がある。

駆け足で今シーズンの2歳戦線を振り返ってみたい。今年の勝ち馬第1号はダズンフラワー。盛岡芝1000mを59秒7の好タイムで逃げ切った。

その後、順調さを欠いた時期もあったが、4戦目の芝交流・ジュニアグランプリを快勝。地区レベルから上位3番人気を北海道勢が独占したが、6番人気の低評価を覆した。

続いて福島2歳ステークス(芝1200m)へ挑戦。ペースも相手も違ったが、6着に善戦した。父はバトルプラン。400キロそこそこの小柄な牝馬だが、パワーアップすればさらに飛躍が期待できる。

前後するが、トライアル・若鮎賞を制したのはメドゥシアナ。後方待機策から直線一気を決めた。また牝馬交流・プリンセスカップでも2着を確保。浦和・スターインパルスが圧倒的な強さを見せたが、ダートでも切れる脚を披露した。

一方、ダート戦線はサンエイリシャールがリードした。距離延長とともに頭角を現し、ビギナーズカップ、若駒賞を連勝。ロングスパートが見事だった。

そしてベンテンコゾウ。デビュー前から注目の1頭だったが、期待どおりアッサリ2連勝。抜群のレースセンスを見せてくれた。

しかし好事魔多し。3戦目に若駒賞を選び、単勝1・5倍の圧倒的1番人気に支持されたが、枠内躁狂。ゲートだけが心配と語っていた菅原勲調教師の不安が現実のものになってしまった。結果も2着。

それゆえ南部駒賞はパドックから二人引き。万難を排して臨み、幸いスタートも抜群。北海道スカイロックゲートが徹底マークに出たが、それをモノともせず6馬身差で圧勝。

水沢1600mで1分39秒8は2009年、ロックハンドスターがマークした南部駒賞レコードタイ。ちなみに金杯でも1分40秒を切って優勝した馬は1頭もなし。2歳時点で水沢1600mを1分39秒台で走るのだから能力は推して知るべし。ゲート難を抱えてはいるが、ベンテンコゾウの動向に注目してほしい。

サンエイリシャールは南部駒賞5着。重賞2戦で見せたロングスパートが不発に終わったのは気がかりだが、高速決着も合わなかったか。当日の馬場次第だろう。

オールザベストは転入初戦を4馬身差で圧勝。レースぶりも文句なく、3角で早々と先頭。北海道2勝2着6回はダテではなかった。2番枠も望むところ。アッサリまで十分あり得る。

スティックセニョルの成長力も楽しみ。母は中央未勝利から岩手4勝のケイビイスペンサー。母系はスリードーター、チヨダマサコにさかのぼる一流血統。

一戦ごとに力をつけて若駒賞3着。前走で2勝目を飾り、上昇一途。母も好馬体だったが、その良さをスティックセニョルも受け継いだ。

ミスターシーバスは芝ダート兼用のタイプ。若駒賞こそ大敗を喫したが、その前後はすべて3着以上。まだ伸びしろもあり、目が離せない。

◎⑦ベンテンコゾウ
〇⑥サンエイリシャール
▲②オールザベスト
△⑧スティックセニョル
△⑩ミスターシーバス


<お奨めの1頭>
9R スクリーンハッピー

目立たないが、着実に成長を続け身上の粘りが強化。今度はマイルへ短縮され、メンバーも有利。首位をがっちりキープ

2016/12/10
レース展望
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