ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2024年10月 | メイン | 2024年12月 »

2024年11月 アーカイブ

<<前へ 1234567

11/3ばんえい菊花賞回顧

2024年11月 5日(火)

牝馬スマイルカナが3歳二冠目制す

 11月3日(祝・日)には重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のスマイルカナが優勝。離れた障害3番手から一気に追い上げ、逃げ粘るホクセイハリアーをゴール前で差し切りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ミチシオ(710) 1.8
 2.ユーフォリア(690) 17.3
 3.ウルトラコタロウ(700) 23.4
 4.スマイルカナ(680) 4.6
 5.アヤノダイマオー(700) 17.1
 6.フレイムファースト(690) 58.4
 7.ライジンサン(710) 9.1
 8.ホクセイポルシェ(690) 95.2
 9.ホクセイハリアー(700) 5.4
 10.グランドスターダム(690) 96.5

 ミチシオは一冠目のばんえい大賞典は僅差2着でしたが、その後も大崩れなく、前走では古馬A2特別を勝利。トップハンデ710キロでもその充実ぶりから単勝1.8倍の断然人気。前哨戦の秋桜賞を勝利した紅一点のスマイルカナが4.6倍で2番人気。ばんえい大賞典を制したホクセイハリアーが5.4倍で3番人気。今季は7月が初戦と遅れたものの、イレネー記念など2歳シーズンの重賞3勝で今季出走は重賞2戦のみのライジンサンまでが単勝ひと桁台の人気となりました。

 ユーフォリアが第1障害を先頭で越えましたがひと息入れると、ホクセイハリアー、ウルトラコタロウの2頭が交わして先行。スマイルカナ、ホクセイポルシェらが続きます。馬場水分は0.9%で砂煙が舞うほどの重たい馬場のなか、前2頭が入れ替わりながら進むと、わずかにホクセイハリアーが先頭で第2障害下に到達。前半は64秒というペースで進みました。
 ホクセイハリアーはひと息入れるとすぐに仕掛け、後続が登坂を開始する前に天板に到達してそのままひと腰先頭でクリア。人気のミチシオとスマイルカナがやや離れた2、3番手で通過し、ライジンサン、グランドスターダムと続きます。
 ホクセイハリアーは軽快に逃げていましたが、後続が一気に差を詰めにかかります。その中でも脚色が目立ったスマイルカナがゴール前でわずかに差し切って勝利。ミチシオが3着に入り、人気3頭の決着となりました。

 スマイルカナはイレネー記念でも牡馬相手に2着に健闘。持ち前の決め手を発揮し、牝馬限定の黒ユリ賞以来、重賞2勝目としました。

成績はこちら
映像はこちら

西謙一騎手「(最後)届いてよかったです。(秋桜賞から)体調面でもいい感じに来ているのでこのレースに間に合うと思いました。(夏場は)砂があまり合っていない感じだったので、その辺を踏まえて障害だけは絶対に上がれるようにはしていました。(今日の馬場は)思った以上に息も入ったので、良い感じで歩けました。(第2障害を降りたときは)届くかな...という感じでした。ゴールの瞬間はきっちりと差したなという感じはしました。春から最大の目標は(ばんえい)オークスなので、そこも獲れたら嬉しいです」

ばんえい菊花賞 予想結果

2024年11月 4日(月)

赤見さんが3連単を大的中!

今年度の予想対決第13Rはばんえい菊花賞。障害を先頭で越え、軽快に逃げていた3番人気のホクセイハリアーを、離れた障害3番手から追い上げた2番人気のスマイルカナがゴール前で差し切って勝利。断然人気となったミチシオは3着でした。今週の予想対決は4名が的中しましたが、赤見さんが唯一のプラス収支。本命スマイルカナからの3連単を的中させ、2位以下を突き放す結果となりました。

赤見:3連単1000円的中! 収支+41,400円
矢野:ワイド800円ダブル的中! 収支-1,440円
目黒:3連複600円的中! 収支-2,880円
斎藤:3連複600円的中! 収支-2,880円

【集計】投資額 6,000円×13R=78,000円

 赤見  +67,400円
 荘司  +6,100円
 斎藤  +5,880円
 矢野  -21,300円
 目黒  -45,540円
 須田  -68,900円
---------------------------------------
 紅組  +27,960円
 白組  -84,320円

11/3ばんえい菊花賞予想 須田鷹雄

2024年11月 2日(土)

近走充実ミチシオから狙う

 ばんえい菊花賞は2016年にツルイテンリュウが4番人気で、17年にコウシュハサマーが7番人気で勝っているが、それ以降は1,2番人気馬のどちらかが勝っている。
 ただ全体が平穏かというとそうでもなく、すんなりだったのは2018年くらい。19年は8頭立て7番人気アオノゴッドが3着、20年は8番人気キタノボブサップが3着、21年も8番人気アバシリサクラが3着、23年は6番人気ジェイヒーローが3着と、3着馬で配当が伸びる形はけっこうある。3連単フォーメーションの1、2着部分をコンパクトにして3着を広く取りたい。

 そのために、1着は◎ミチシオで決め打つ。ばんえい大賞典では○ホクセイハリアーに敗れたが僅差だし、その後の内容がだいぶ違う。A2で馬券になる馬とB2で掲示板ではだいぶ差があるし、それでいて重量差は大賞典のときと同じ10キロ。ミチシオは大賞典時989キロから前走1036キロの47キロ増と充実、ホクセイハリアーも前走でぐっと増やしてきたが結果には繋がらなかった。
 2着候補は○のほか▲スマイルカナと、◎の隣で頑張って食い下がった場合の☆ユーフォリア。3着は「全」を100円ずつ流したうえで△までの馬を厚くする。

◎1 ミチシオ
○9 ホクセイハリアー
▲4 スマイルカナ
☆2 ユーフォリア
△3 ウルトラコタロウ
△5 アヤノダイマオー

3連単
1→2,4,9→2,3,4,5,6,7,8,9,10 各100円
1→2,4,9→2,3,4,5,9       各300円 計6000円

11/3ばんえい菊花賞予想 赤見千尋

軸馬難解も牝馬スマイルカナに注目

 この世代はかなりの混戦模様...。イレネー記念を勝ったライジンサンは長期休養明けの2戦がまだいまいち、ばんえい大賞典を勝ったホクセイハリアーはその後勝ち星なし、ということで軸選びが難しいところですが、秋桜賞を勝った牝馬スマイルカナに期待します。

 ばんえい菊花賞での牝馬の勝利は過去10年で3回。決して少なくはない数字です。スマイルカナは黒ユリ賞を圧勝して世代牝馬の頂点に立っただけではなく、イレネー記念で2着と牡馬に混じってもヒケを取らない実力を見せつけました。
 今シーズンは勝ち切れないレースが続いていましたが、秋桜賞でミチシオを負かしての久々勝利。今回はその時と同じくミチシオと30キロ差ですから期待が膨らみます。

 対抗はミチシオ。世代トップクラスの実力の持ち主ですが、未だ重賞勝ちはなし。今回もライジンサンと共に一番重い710キロを曳きます。それでも大崩れしないで上位争いに絡んできてくれるのでは。

 ホクセイハリアーは負けているとはいえここ3戦はそれほど大きな差はありません。ミチシオより10キロ軽い重量で挑めるのも強調材料です。

 ここに来て好調が続くアヤノダイマオー、ライジンサンの巻き返しまで。

◎4 スマイルカナ
○1 ミチシオ
▲9 ホクセイハリアー
△5 アヤノダイマオー
△7 ライジンサン

3連単
4→1,9→1,9,5,7 各1000円 計6000円

11/3ばんえい菊花賞予想 荘司典子

力を付けてきたアヤノダイマオーの躍進に期待

 3歳三冠二冠目のばんえい菊花賞。ホクセイハリアーが一冠目のばんえい大賞典を制しましたが、突出馬不在で未だに混戦模様の3歳世代。ならば今回はコツコツと力を付けてきたアヤノダイマオーから入ってみたいと思います。

 アヤノダイマオーは2歳のナナカマド賞でホクセイポルシェの2着に健闘。その後の重賞戦線では成績を出せずにいましたが、7走前の勝利をきっかけに常に掲示板を確保。特に近走は3着、2着、3着、1着と馬券圏内。コツコツと力を付けている印象で、今なら世代上位馬と互角に勝負できるのではないでしょうか。引き続き騎乗の阿部武臣騎手が今回も力を引き出してくれるはずです。

 印は5頭に打ちましたが、馬券はアヤノダイマオーの単勝と、相手をミチシオとスマイルカナに絞ってワイドで勝負します。

◎5 アヤノダイマオー
○1 ミチシオ
▲4 スマイルカナ
△2 ユーフォリア
△9 ホクセイハリアー

単勝
5 2000円
ワイド
5-1,4 各2000円 計6000円

<<前へ 1234567
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.