5レース組まれている2歳産地別の特別戦は、先々週に釧路産駒特別、先週は南北海道産駒特別が行われ、ともに1番人気が3着以下に敗退。重賞・ヤングチャンピオンシップへの出走権を得ることができませんでした。今週実施されるのは北央産駒特別です。同地区産の種牡馬としてはカネサブラック(旭川市産)が代表格ですが、今年の新種牡馬ココー(稚内市産)の産駒3頭中デビュー済の2頭サウスキンカヒメ、ナナイロがともにここへ出走予定。タイトルとは無縁だった父の名を高める活躍に期待したいところです。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…なし
5重勝単勝式…なし
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【第16回開催4日目】
11月16日(土)のメイン第11レースには、夕刊フジ杯(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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前開催に1組の摩周湖特別、格上A2級との混合・アテナ診療所祝5周年記念を使われていた馬がほとんど。
アテナ診療所祝5周年記念で一騎打ちを繰り広げた◎ジェイホースと○サクラヤマトに注目です。2走前の1組平場戦ではサクラヤマトが障害4番手からあっさり抜け出し、ジェイホースは2着でしたが、特別戦の前走は、ジェイホースが逃げ切ってサクラヤマトの追撃をしりぞけています。ここは特別2連勝のジェイホースを上位とみます。
▲シルバーアロイは、B1級-2組、摩周湖特別と連勝。前走がB1級の特別戦初勝利と力をつけています。相手強化のここも上位争いできれば次も楽しみです。
△マツノタイガーは、アテナ診療所祝5周年記念では追い込んで3秒1差の3着。障害に甘さがあるため、基礎重量が増えるここは押さえ評価ですが、すんなりクリアできれば逆転もあります。
【第16回開催5日目】
11月17日(日)のメイン第11レースには、北海道競馬記者クラブ特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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前走がA2級-2組の十勝フードトラック協会記念、B1級混合のアテナ診療所祝5周年記念だった馬が10頭中8頭を占めています。
アテナ診療所祝5周年記念は、格下のB1級馬による上位独占でしたが、2番人気で6着◎ジェイライフに注目します。同レースがそうだったように先行馬同士の決着が多かった週で、一気に末脚を伸ばしたものの詰め寄ることはできませんでした。力負けではないと判断し巻き返しに期待します。
○ジェイヒーローは、十勝フードトラック協会記念を危なげなく逃げ切っています。1組のメンバーに入ってもヒケは取らないはず。
▲ジャパントップは、アテナ診療所祝5周年記念でメンバー最先着の4着に健闘。5走前の昇級初戦などA2級での今季2勝はともに平場戦でしたが、特別戦で先行して僅差の戦いに持ち込めたのは収獲といえます。
△ロングビユウテイ、△リュウセイペガサスは、アテナ診療所祝5周年記念での着順ほど力差はありません。
【第16回開催6日目】
11月18日(月)のメイン第11レースには、オータムカップ(オープン・20:00発走予定)が行われます。
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次開催に世代選抜重賞・ドリームエイジカップ(4、5、6、7、8歳以上の通算収得賞金順上位各2頭を選抜)が控えており、8歳以上の1、2番目メムロボブサップ、アオノブラックは不在。
ならば注目は◎インビクタ。前走の重賞・北見記念で今季はじめて崩れましたが、重量が一気に軽くなるここなら巻き返しが可能。少なくとも3着だった2開催前の同条件・狩勝賞くらいは走れるはず。
○オーシャンウィナーは、狩勝賞の2着馬。ただ6歳の通算収得賞金順2番目で、ドリームエイジカップには出走可能なだけに、ここで目いっぱいの競馬はないとみて対抗評価です。
逆に▲クリスタルコルドは、5歳の通算収得賞金順で3番目。狩勝賞は5着でしたが、ここを勝てればドリームエイジカップ出走圏内も考えられるだけに、仕掛けてくる可能性はあります。
5歳の通算収得賞金順4番目△ヘッチャラにも同じことがいえます。ただ今回は主戦の菊池一樹騎手がオーシャンウィナーに騎乗することで割引きが必要でしょう。