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2024年7月 アーカイブ

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今週の見どころ(7/13~7/15・7/14旭川記念)

2024年7月11日(木)

 7月14日(日)のメインには、古馬オープン重賞の第2弾・旭川記念が行われます。6月の北斗賞に続き、出走予定馬にメムロボブサップの名はなし。また、同じ開催に5歳オープン特別戦も組まれているため北斗賞には4頭いた5歳馬もいません。アオノブラック、インビクタ以外の馬にとっては古馬重賞初制覇がかかる一戦でもあります(※北斗賞馬クリスタルコルドと、センリョウボスが追加で出走となりました)。

★★ばんえいグランプリのファン投票受付中(7/15 21時まで)★★

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…2万1,700円
5重勝単勝式…なし

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【第7回開催4日目】
 7月13日(土)のメイン第11レースには、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前週に行われた瑞鳳賞は牡馬限定で、今週は牝馬限定。8月18日の準重賞・朱雀賞で5歳のナンバーワンを競います。
 ハンデ差は最大20キロ。A1級でトップハンデの2頭から◎ダイヤカツヒメに注目。この世代のばんえいオークス馬で、今年1月のヒロインズカップを制し、古馬牝馬の頂点に輝いています。試練の5歳シーズンで牝馬のA1格付は厳しい印象ですが、2勝を挙げオープン昇級も間近。成長と勢いを感じさせます。同じく20キロ差でトップハンデだった昨年11月の4歳牝馬重賞・クインカップは4着でしたが、今度は違う結果を求めたいです。
 ○ピュアリーナナセは、ヒロインズカップで2着。前走の自己条件戦でもダイヤカツヒメに敗れています(8着)がペースが合わなかったか。こちらは黒ユリ賞を勝っている2歳シーズンの女王で、引き続き10キロ差なら食い下がる場面も。
 ▲アローリキヒメは、クインカップを制している4歳シーズンの牝馬ナンバーワン。2月の重賞・チャンピオンカップでアオノブラックの4着に健闘したのは記憶に新しいところ。3戦連続3着と近況も悪くありません。
 女王対決に割って入るとしたら△シンエイアロイ。無冠ですが、ばんえいオークス4着、クインカップ2着と世代上位の実力があります。5月の重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)では、前述3頭に先着しての3着というのは強調できます。

【第7回開催5日目】
 7月14日(日)のメイン第11レースには、重賞・第55回旭川記念(20:00発走予定)が行われます(※アオノブラックが出走取消となりました)。

※出馬表はこちら

 北斗賞に続きハンデ差がつかず、全馬790キロでの争い。
 同3着◎アオノブラックの巻き返しに期待します。障害5番手からシャープに伸びたクリスタルコルドの勝ちっぷりは見事でしたが、こちらも障害3番手から一旦は先頭と見せ場はありました。今回、4歳マルホンリョウユウが回避し、5歳はクリスタルコルド1頭なら、北斗賞ほど流れは速くならないはず。障害でのわずかなロスが、2着インビクタとの1秒5差。こちらも今回はひと腰でまとめることができれば、逆転はたやすいはず。
 相手はその○インビクタ。ばんえい十勝オッズパーク杯(勝ち馬メムロボブサップ)では2着アオノブラックに突き放されての3着でしたが、北斗賞で逆転しました。引き続きメムロボブサップ不在だけにここも上位争い。
 ▲コウテイは、メムロボブサップがいたばんえい十勝オッズパーク杯はともかく、北斗賞でも流れに乗り切れませんでした。北斗賞から負担重量が20キロ増えて変わり身があるかも。
 △クリスタルコルドは、ブービー人気で北斗賞を勝利。降雨の影響がなさそうな今回も好勝負できれば、古馬路線の主役といっても過言ではありません。

【第7回開催6日目】

★7月15日の新馬情報★
第2レース]ホクセイボーイ 第6回能力検査3番時計(2:36.1)

 7月15日(祝・月)のメイン第11レースには、さざなみ特別(A1級・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前走がA1級-2組混合の6頭と、A1級-1組混合・天の川特別の2頭による8頭立て。前走平場戦とはいえ、オープン馬相手だったA1級-2組混合の上位馬に注目します。
 ◎ギンジは、使われるごとにレースぶりが良くなり、近3走では障害・末脚ともに切れ、A1級-2組混合で今季初勝利をマークしました。この馬を含めオープンからの降級馬がほとんどで楽な相手ではないものの、夏前からの上昇度を買います。
 ○ミノルシャープは、前回(5月27日)の同条件・旭岳特別の2着馬で、A1級-2組混合でも惜敗の4着。夏を迎えこちらも調子が出てきました。ひと押しで今季初勝利が期待できます。
 ▲カイセドクターは、旭岳特別ではブラックサファイアの、A1級-2組混合ではギンジの末脚に抵抗できず、各3、6着でした。しかし差はともに3秒台とわずかで、少しの展開利があれば巻き返しが狙えます。
 △ブラックサファイアは、天の川特別では1番人着で4着。人気先行タイプで今季の勝利は旭岳特別のみです。ここも人気に推されるかもしれませんが、2、3着候補が妥当でしょう。

7/7ばんえい大賞典回顧

2024年7月 8日(月)

ホクセイハリアーが3歳一冠目を制す

 7月7日(日)には重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、障害を先頭で越えた単勝4番人気ホクセイハリアーが、1番人気ミチシオとの一騎打ちを制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ミチシオ(670) 2.2
 2.スマイルカナ(650) 7.6
 3.ウルトラコタロウ(660) 18.3
 4.ライジンサン(680) 2.3
 5.アヤノダイマオー(660) 41.2
 6.ショータイム(660) 25.9
 7.グランドスターダム(660) 74.5
 8.フレイムファースト(660) 27.8
 9.ホクセイハリアー(660) 12.0

 ばんえい3歳三冠の一冠目に9頭が出走。翔雲賞2着の実績で、前哨戦のとかちダービーを制するなど今季充実を見せたミチシオが単勝2.2倍で1番人気。昨季ヤングチャンピオンシップ、翔雲賞、イレネー記念と重賞3連勝のライジンサンは、ここが今季初戦でトップハンデながら2.3倍で、この2頭が人気を分け合いました。黒ユリ賞を制し、イレネー記念でも2着と健闘した牝馬スマイルカナが3番人気で、ここまでが単勝ひと桁台の人気になりました。

 グランドスターダム、フレイムファーストが先頭で第1障害を越えますが、すぐにスマイルカナが先行し、ウルトラコタロウとライジンサンも位置取りを上げてきます。ミチシオは最後方からとなりましたが、徐々に位置取りを上げ、第2障害の手前で9頭全馬がほとんど横一線。グランドスターダムとフレイムファーストがわずかに先頭で、前半は49秒というペースで流れました。
 第2障害では、最初に仕掛けたホクセイハリアーがすんなりとひと腰先頭でクリア。同時に仕掛けたウルトラコタロウもひと腰で続き、ミチシオが3番手で通過。そのあとはライジンサン、グランドスターダム、スマイルカナの順で障害を越えていきます。
 障害を降りた勢いでミチシオがホクセイハリアーに迫ると、残り30メートルからは2頭の一騎打ちになります。しかしホクセイハリアーがしぶとく粘り、最後まで先頭を譲らずに勝利。ミチシオは1秒3差で重賞2度目の2着。ウルトラコタロウがスマイルカナとの3着争いを制し、重賞では4戦連続の3着となりました。なお、2番人気ライジンサンは残り20メートル過ぎで一杯になり7着でした。

 勝ったホクセイハリアーは、重賞では翔雲賞4着、イレネー記念7着でしたが、3度目の挑戦で初制覇。馬場水分2.0%の軽馬場を生かしての見事な逃げ切りとなりました。世代実績上位のライジンサンとともに二冠目・ばんえい菊花賞でも楽しみな存在となりそうです。

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渡来心路騎手「2歳馬の時から能力はあるなと思っていたので、いつか重賞を勝ちたいなと思っていた1頭です。スタートが良くて、障害も良くて、降りてからは少し甘いところがありますが、今年になってからだいぶ力をつけてきてくれたので、これからもっと成長してくれるかなと思います。馬場も軽く、ハンデもあって、先行しようかなと思っていたので、上手くいって良かったです。(障害を降りた)あとはゴールまで保ってくれればと思い、一生懸命追いました。これからもまだまだ成長していくと思いますし、頑張って二冠目、三冠目も狙っていきたいと思います」

ばんえい大賞典 予想結果

今週も2名が的中!

今年度の予想対決第5Rはばんえい大賞典。第2障害を先頭で越えた単勝4番人気のホクセイハリアーが、1番人気のミチシオとの一騎打ちを制して重賞初制覇。ミチシオは2着で、5番人気のウルトラコタロウが3着に入りました。予想対決は斎藤さん、矢野さんの2名が的中という結果になりました。

斎藤:3連単100円的中! 収支+8,020円
矢野:ワイド1000円ダブル的中! 収支+400円

【集計】投資額 6,000円×5R=30,000円

 斎藤  +8,220円
 荘司  +1,900円
 矢野  -10,760円
 目黒  -19,950円
 赤見  -21,600円
 須田  -30,000円
---------------------------------------
 白組  -32,540円
 紅組  -39,650円

7/7ばんえい大賞典予想 赤見千尋

2024年7月 7日(日)

休み明けでもライジンサン

 この世代は一気に強くなったライジンサンが、昨年秋から5連勝でイレネー記念を制して頂点に立ちました。今回はそのライジンサンがイレネー記念以来の休み明けの上、他の馬たちよりも重い重量を曳く、というところがポイントですが、このくらいの重量差であれば、能力の高さでライジンサンが勝ち切ってくれるのではないかと考えます。
 休み明けだからこそ、いつもほど人気は集中しないでしょうし、どんな風に成長しているか馬体重も含め楽しみです。

 対抗はミチシオ。今シーズンも着実に力をつけていて、前走はA2混合で2着。とかちダービーは強いレースでしたし、大崩れなく頑張っている馬。ライジンサンが休み明けの今回は、初タイトルのチャンスでしょう。

 スマイルカナはイレネー記念2着で牡馬とも互角に戦えることを証明しました。この3連単ゲットで昨シーズンのわたしのマイナスを全部覆してプラスにしてもらったので、スマイルカナはずっと応援していきます!

 安定感のあるウルトラコタロウ、馬体がぐんぐん成長しているホクセイハリアーまで。

◎4 ライジンサン
◯1 ミチシオ
▲2 スマイルカナ
△3 ウルトラコタロウ
△9 ホクセイハリアー

3連単フォーメーション
4,1→4,1,2→4,1,2,3,9 各500円 計6000円

7/7ばんえい大賞典予想 斎藤修

2024年7月 6日(土)

連軸の狙いでウルトラコタロウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3ウルトラコタロウ
 ○1ミチシオ
 ▲4ライジンサン
 △2スマイルカナ
 △9ホクセイハリアー
 △6ショータイム

 3連単1頭軸マルチ
 3-1,2,4,6,9 100円 計6000円

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