7月22日(月)のメインとかち桂冠賞は、クラスハンデに加え、今季1勝につき5キロを課される珍しい条件で争われる特別戦。20年が1回目で、22年こそシーズン3勝で15キロ増のメムロボブサップが勝ちましたが、その他の年はシーズン1~2勝のオープン馬が勝利しています。
なお今週からの第8回開催よりB級以上の特別戦の負担重量が、平場戦の規定重量プラス20キロから30キロに変更となっています。
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7重勝単勝式…11万8,580円
5重勝単勝式…なし
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【第8回開催1日目】
7月20日(土)のメイン第11レースには、ユリウス特別(B1級-2組・20:00発走予定)が行われます。
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今開催にはB1級の特別戦が、後半の29日にもサマーカップ(1組)が組まれています。直近のB1級の特別戦は、2開催前・6月22日の拓成湖特別ですが、勝ち馬ジェイライフをはじめ上位5頭はサマーカップに出走予定。
となれば注目は、拓成湖特別でメンバー最先着の6着だった◎ジェイファイター。B1昇級初戦だった3走前のムーンストーン特別でいきなり4着に逃げ粘っているように重量増を苦にしないタイプ。拓成湖特別では掲示板を外したとはいえ、残り10メートルまで2番手をキープと見せ場十分でした。
○ミヤビウルフは、拓成湖特別では逃げてジェイファイターとは2秒4差の7着。3走前のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)も5着とはいえ、先着されたのはのちの柏林賞2着馬や、格上馬など骨っぽい馬たち。そこでの1着からの着差2秒6は価値があります。
▲チャチャクイーンは、ここが今季B1級の特別戦初出走になりますが、4走前のB1級決勝戦、ゴールドトロフィーと続けてミヤビウルフに先着。障害巧者で重量660キロも苦にしないはず。
△コマサンタカラは、使われるごとに障害が良化し、近3走の平場戦が4、2、3着。現状なら特別戦の重量もこなせそうです。
【第8回開催2日目】
7月21日(日)のメイン第11レースには、ボートレース福岡杯(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。
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オープンの7頭にA1級の3頭が挑みます。
キングフェスタ、クリスタルコルドを除く5歳の上位馬が揃いました。なかでも注目は◎ツガルノヒロイモノでしょう。前開催の瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)が今季初勝利ですが、3走前の大雪賞(6着)、2走前のミントスポット杯(5着)と、オープンで先行して見せ場ある走り。同世代が多いここは主役を張れます。
○コマサンエースは、ミントスポット杯の3着馬で、前走の重賞・旭川記念でも離されたものの3着に健闘。6歳以上の大将格はこの馬です。
▲ヘッチャラは、ミントスポット杯6着、瑞鳳賞2着。ツガルノヒロイモノより先に障害を越えた大雪賞では4着と先着しており、前半どれだけ離されずに運べるかでしょう。
△ヤマカツエースは、ツガルノヒロイモノ、ヘッチャラと同じ近2走が4、3着。その2頭よりは決め手があり、展開次第で肉薄します。
【第8回開催3日目】
7月22日(月)のメイン第11レースには、とかち桂冠賞(3歳以上選抜・19:55発走予定)が行われます。
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『オープン690キロ。1重量格ごとに10キロ加減。本年度勝利数1につき5キロ加増する』という条件での一戦。オープン格で今季3勝の牡馬メムロボブサップがトップハンデ705キロ。A1級で今季1勝の牝馬シンエイアロイが最軽量の665キロで最大40キロ差つきます。
◎サクラヒメも、メムロボブサップと同様今季3勝のオープン馬で牝馬ながら685キロを課されます。ただ、前走のミントスポット杯(オープン)では唯一、賞金ハンデを課され5キロ増ながら1頭違う脚いろで突き抜けて、2着コウテイに7秒4差をつける完勝。これくらいの重量なら牝馬の切れ味がモノをいうはず。
○メムロボブサップは、今季間隔を空けて使われて3戦3勝。サクラヒメとの対戦は、昨年6月のミントスポット杯(オープン)以来で、そのときはこちらが圧勝しています。サクラヒメのほうが若く伸びしろが見込めることから、約1年経った今回は対抗ですが、再びしりぞける場面も十分。
▲キョウエイリュウは、A1級の今季2勝馬で690キロは、現役屈指の決め手があるブラックサファイアを振り切った前走と同じ重量。相手は強化されますが、好調ないまなら食い下がれそう。
△マルホンリョウユウは、4歳シーズンの今季【1-3-2-0】と崩れなし。しかもオープン昇級後のシルバーカップ(A1級-1組今後)を余裕の逃げ切り勝ち。一線級相手でも楽しみです。