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2024年6月 アーカイブ

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今週の見どころ(6/29~7/1)

2024年6月27日(木)

 6月16日(日)に行われた重賞・北斗賞は、5歳馬クリスタルコルドが、アオノブラック、インビクタら人気の8歳馬をしりぞけ金星を挙げました。7月1日(月)のメインミントスポット杯では、賞金ハンデを課され目標にされる立場となりますが、好走できれば、現在実施中のばんえいグランプリの出走馬を決めるファン投票において大きなアピールとなるはずです(※クリスタルコルドは回避となりました)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…41万3,840円
5重勝単勝式…25万9,770円

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【第6回開催4日目】
 6月29日(土)のメイン第11レースには、渡島家畜商北斗大野輓馬大会(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 今季開幕週に実施された水晶特別以来となるB2級-1組の特別戦ですが、同レースに出走していた馬はいません。
 ◎サカノハマナカを中心視します。古馬の特別初挑戦か実績に乏しい馬が多いなか、昨季B1級の特別戦で馬券絡みがあるキャリアは信頼できます。B3からの昇級初戦でも勝ち負けできるはず。
 今季メンバー中で唯一、特別戦に出走しているのが○フェアリーマイ。5月20日のスーパートレーナー賞で7着でしたが、B2級馬として最先着で、前走の2組で今季初勝利を挙げています。A2からの降級馬でキャリア上位ですが、決め手勝負型でやや展開に左右されます。
 ▲ジェイホースは、古馬混合の特別戦初出走ですが、3月のクリスタル特別(4歳オープン)で2着があります。現在4歳馬の通算収得賞金順13番目。賞金が高い特別戦を勝って、9月の二冠目・銀河賞出走を目指したいところ。
 △レッドクイーンは、昨年12月に同条件で2着。3戦連続連対の好調さも魅力です。

【第6回開催5日目】

6月30日の新馬情報
第2レース]ヒナタクイーン 第5回能力検査3番時計(2:42.7)

 6月30日(日)のメイン第11レースには、天の川特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A1級7頭、A2級3頭のいずれも好調馬ですが、A1級から◎ブラックサファイアに注目します。勝った次走で大敗するなど成績にムラがありますが、2走前を勝つと、前走のシルバーカップ(オープン・A1級混合)でも末脚冴えて2着に入りました。当日の夜は天気が崩れる予報。馬場状態に影響を与えるほどの降雨があれば、スピードをいかしここも好走が期待できます。
 ○ジェイホースワンは、今季降級したA2級の特別戦で3、3、2着と障害巧者らしい安定したレースぶり。A1昇級初戦の前走シルバーカップも5着とはいえ障害はひと腰と悪くありません。前走(馬場水分2.3%)ほど時計勝負にならなければ反撃があるはず。
 ▲ダイヤカツヒメは、シルバーカップ4着ですが、今季A1級単独か、A2混合の特別戦では2戦2勝。ブラックサファイアと同様、軽めの馬場は悪くありませんが、あまり速い展開では障害でモロさが出てしまうかもしれません。
 △キョウエイリュウは、特別戦の重量では苦戦していますが、前走平場のA1級-2組を逃げ切って今季初勝利。なお同じ日の2歳戦で同厩舎・同馬主の半弟キョウエイエースも逃げ切っています。もともと実績上位だけに勝ち癖がついたなら無視できません。

【第6回開催6日目】

7月1日の新馬情報
第2レース]ミカン 第5回能力検査1番時計(2:27.4)
第3レース]セイナン 第4回能力検査10番時計(2:38.0)

 7月1日(月)のメイン第11レースには、ミントスポット杯(オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 次回の古馬オープン重賞は2週間後、7月14日の旭川記念。収得賞金上位馬では、今回、メムロボブサップ、アオノブラック、キングフェスタ、インビクタらの名前がありませんが、5月の牝馬重賞・カーネーションカップを制したサクラヒメが1カ月ぶりの出走となります。
 その◎サクラヒメは、今季3戦して2勝、2着1回。前走5月26日の大雪賞(オープン)では、インビクタにコンマ7秒振り切られましたが2着。昨年7月からの連続3着以内を12へ伸ばしています。前述のとおりここは恵まれたメンバー構成。相手探しといえます。
 ○ヘッチャラは、大雪賞4着、6月16日の重賞・北斗賞5着と安定。大雪賞はバテたツガルノヒロイモノを交わしているように、切れよりはしぶとさが持ち味です。
 ▲ツガルノヒロイモノは、北斗賞を回避したためレース間隔が空きますが、前走の大雪賞では直線一旦は先頭と見せ場を作って6着。開幕後しばらく苦戦していた障害に安定感が出ており、雨の影響がある馬場なら粘りが増すはず。
 △コウテイは、今季5戦して、北斗賞では7着も、大雪賞3着など特別戦ではすべて馬券絡み。こちらは馬場は軽くないほうが力を出せるでしょう。

6/23柏林賞回顧

2024年6月24日(月)

タカラキングダムがダービー馬の力を示す

 6月23日(日)には重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、障害2番手で越えたタカラキングダムが、逃げ粘るクリスタルゴーストを差し切り、4歳シーズン一冠目を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.クリスタルゴースト(690) 16.4
 2.キタノミネ(690) 69.4
 3.スーパーチヨコ(670) 24.8
 4.ジェイヒーロー(690) 46.3
 5.キョウエイプラス(700) 33.1
 6.タカラキングダム(710) 5.9
 7.ホクセイタイヨウ(710) 4.3
 8.アシュラダイマオー(690) 109.3
 9.サクラヤマト(690) 5.4
 10.マルホンリョウユウ(720) 2.0

 単勝1番人気に支持されたのは昨季の二冠馬マルホンリョウユウ。前走A1特別を快勝して4歳馬唯一のオープンに昇級しており、トップハンデながら2.0倍と高い支持を集めました。3歳三冠ですべて2着の実績があり、出走10頭全馬が対戦した前哨戦・ライラック賞を勝利したホクセイタイヨウが4.3倍で2番人気。今季7戦6勝、2着1回の上がり馬サクラヤマトが5.4倍で3番人気。ばんえいダービー馬タカラキングダムが5.9倍の4番人気で続きました。

 第1障害を先頭で越えたのはクリスタルゴーストで、その勢いで後続に差をつけましたが、ひと息入れたところでマルホンリョウユウ、サクラヤマト、ジェイヒーローが位置取りを上げてきます。中間点を過ぎてからはホクセイタイヨウも先行勢に加わりましたが、わずかにマルホンリョウユウが先頭で第2障害下に到達。ここまで43秒というペースで進みました。
 第2障害では、マルホンリョウユウが最初に仕掛けますが、登坂途中でひと息。これを見るように後続が仕掛けると、その中からクリスタルゴーストがひと腰先頭でクリア。じっくり溜めたタカラキングダムがすんなり2番手で通過し、差なくジェイヒーロー、立て直したマルホンリョウユウ、キタノミネと続きました。
 障害を降りた勢いのままタカラキングダムが追い上げると、残り20メートル過ぎでクリスタルゴーストを並ぶ間もなく交わし去って先頭でゴール。クリスタルゴーストもしっかりと歩いて2着。2頭から離れた3着には1番人気のマルホンリョウユウが入りました。

 勝ったタカラキングダムは、ナナカマド賞、ばんえいダービーに続いて世代最多となる重賞3勝目。ひとつ上の世代(現5歳世代)には、ここまで重賞8勝のキングフェスタという断然の存在がいますが、この世代は群雄割拠。今回の勝利でタカラキングダムが一歩リードしましたが、9月22日に行われる二冠目の銀河賞も別定重量で争われるだけに、ハンデ次第で再度混戦となりそうです。
 また管理する村上慎一調教師は柏林賞初制覇。手綱を取った金田利貴騎手は、自身の重賞初制覇となった21年ゴールドハンター以来となる2度目の柏林賞制覇となりました。

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金田利貴騎手「自己条件で騎乗できないことも多かったですが、それでもこのような舞台で乗せてくれた関係者の皆さまに感謝します。ここ最近の馬場の感じと、ぱらぱらと雨が降ってきて時計が早くなっていたので、チャンスだなと思いました。まずまずのスタートを切れて、道中は気難しいこともあるんですけど、今日は障害に近づくにつれて前向きになってくれたので良いなと思いました。重賞なので(降りてからの)切れはいつもよりはなかったですが頑張ってくれました。常に世代で上位争いをしてくれる馬なので(二冠目、三冠目も)頑張りたいと思います」

柏林賞 予想結果

今週は2名が的中!

(編集部より)7月8日11時50分ごろまで、集計が誤っておりました。申し訳ございません。現在は修正されています。

今年度の予想対決第4Rは柏林賞。第2障害を先頭で越えたのは単勝5番人気のクリスタルゴーストでしたが、2番手でクリアした4番人気のタカラキングダムが残り20メートル過ぎで交わして4歳シーズン一冠目を奪取しました。予想対決は荘司さん、矢野さんの2名が的中。特にクリスタルゴーストを本命に挙げた荘司さんは馬複を的中し、大幅なプラス収支となりました。

荘司:馬複1000円的中! 収支+25,900円
矢野:ワイド800円ダブル的中! 収支+1,040円

【集計】投資額 6,000円×4R=24,000円

 荘司  +7,900円
 斎藤  +200円
 矢野  -11,160円
 目黒  -13,950円
 赤見  -15,600円
 須田  -24,000円
---------------------------------------
 紅組  -21,650円
 白組  -34,960円

6/23柏林賞予想 荘司典子

2024年6月22日(土)

重賞初挑戦、クリスタルゴーストに期待

 ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞を制したマルホンリョウユウ。ヤングチャンピオンシップ、翔雲賞を制したキョウエイプラス。ナナカマド賞、ばんえいダービーを制したタカラキングダム。アシュラダイマオーはイレネー記念、スーパーチヨコは黒ユリ賞。と、重賞ウイナーたちが揃って争われる柏林賞。重賞で勝ち馬が目まぐるしく変わるこの世代はいまだに混戦模様とみて、重賞初挑戦の2頭に本命・対抗を打ってみました。

 クリスタルゴーストは2月から5連勝と飛躍。3月16日のオープン・クリスタル特別を勝ち、4月27日のすずらん賞ではマルホンリョウユウを下してオープン特別を2勝。その後、障害で手間取り失格のレースがありましたが、前走で立て直して3着。もちろん今回も障害が鍵となりますが、成長力に期待しての本命です。

 相手筆頭もコツコツと勝利を積み重ね、重賞初挑戦のサクラヤマト。以下は重賞ウイナーたちを中心に馬複とワイドで勝負します。

◎1 クリスタルゴースト
○9 サクラヤマト
▲10 マルホンリョウユウ
△6 タカラキングダム
△7 ホクセイタイヨウ
△3 スーパーチヨコ

馬複
1-6,7,9,10 各1000円
ワイド
1-9 1500円
1-3 500円 計6000円

6/23柏林賞予想 斎藤修

能力拮抗の混戦も急上昇サクラヤマト

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9サクラヤマト
 ○7ホクセイタイヨウ
 ▲10マルホンリョウユウ
 △6タカラキングダム
 △5キョウエイプラス
 △1クリスタルゴースト

 3連単1頭軸マルチ
 9-1,5,6,7,10 100円 計6000円

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